サイトマップ > 千葉県 江戸時代以前の文化財 > 西願寺阿弥陀堂

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西願寺(さいがんじ)の阿弥陀堂(あみだどう)は、室町時代中期の1495年、すぐそばにあった平蔵城(へいぞうじょう)の城主、土橋平蔵が仏門に入った時に鎌倉の職人に依頼して建てさせたお堂です。このお堂の特徴は屋根にあり、茅葺きで、ひさしの部分が長く、軒下が比較的大きく反っています。(と言っても他の茅葺きのお堂と比べないとわかりにくいですけど) 形式は禅宗様と言って中国の建築様式の流れをくむもので、千葉県内の仏堂の中では最も本格的な禅宗様式を持っているとされています。大正5年(1916年)に旧国宝に、そして戦後に改めて国の重要文化財に指定されました。また、堂内に安置されている厨子(ずし)も、堂と同じ頃に作られ、同じ様式を持っており、(つけたり)に指定されています。


西願寺阿弥陀堂 フォトギャラリー(16MB・33枚)




アクセス



西願寺阿弥陀堂は、赤4
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最寄りの駅から徒歩
徒歩圏内(3km以内)に最寄駅はありません。

敢えて言えば、小湊鉄道の高滝駅が一番近く、道のりで約7.1kmあります。



バス
小湊鉄道バスあみだ畑」バス停(地図・赤3)から、徒歩約3分(250m)。

小湊鉄道 上総牛久(かずさうしく)駅からだと、
駅前の1番のりば(牛久駅 バス停。地図・赤2)から、小湊鉄道バス「大多喜・市原鶴舞バスターミナル」行きバスに乗車。
 ↓
[乗車時間] 約25分
[運賃] 520円(全国共通交通系ICカード利用不可)
[運行頻度] 1〜3時間に1本
注)土曜日は1日2本のみ、日曜・祝日は運休
 ↓
あみだ畑 バス停下車。

小湊鉄道バス(正式には「小湊鐵道バス」)の時刻・料金検索は、小湊鉄道路線バス 公式サイトで。
各種乗り換え案内アプリ、Google Map ルート案内機能も対応しています。

でも......本数が少なくて、拝観にバスを使うのはあんまり現実的じゃないかもです。



タクシー
小湊鉄道 上総牛久駅前に、タクシー乗り場とタクシー会社の事務所があります。
約7km。



駐車場
拝観者用無料駐車場があります。

入口に門はなく、拝観者はいつでも利用できると思います。

駐車場入口。地図・赤1
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収容台数は10台程度かと思います。
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駐車場から阿弥陀堂を見たところ。
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見学のしかた


公道から阿弥陀堂まで門や塀はなく、いつでも拝観が可能だと思います。

お寺に声をかければ、お堂の中に入ることもできるかもしれません。
ただし、堂内は撮影禁止です。(現地張り紙)


正面。
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扉には拳ほどの穴が開けてあり、そこから中が見えるようになっていました。中にはに指定されている厨子が。ただし、堂内は撮影禁止です。
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角。
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正面軒下。
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屋根の角、軒下。
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扉には鍵がかかっており、中に入ることはできませんでした。
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別露出。
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横。
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裏手から。
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再び正面。梅雨の合間の晴れでした。
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阿弥陀堂から境内。
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阿弥陀堂のすぐ横。これは...墓石ではないと思いますが。
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重要文化財の看板。
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境内では紫陽花が美しく咲いていました。
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現地案内看板。
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西願寺阿弥陀堂 フォトギャラリー(16MB・33枚)

文化財分布マップ
(全国の国宝、重要文化財建造物の詳細位置をプロットしています)

このページは
千葉県 公式サイト
文化庁 国指定文化財等データベース
現地案内看板
などの記述を参照しています。

by h9w457y8i | 2019-07-05 08:22 | 千葉 | Comments(0)

サイトマップ > 兵庫県 江戸時代以前の文化財 > 円教寺 > 建造物解説・訪問記

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灯篭の奥に、食堂(じきどう)

円教寺(えんぎょうじ・圓教寺とも)への詳しい行き方、拝観のしかたは、前回の投稿ページを参照してください。


円教寺は赤マーカー 1〜8
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円教寺 フォトギャラリー(141枚)


円教寺のある書写山(しょしゃざん)の上に上がる、書写山ロープウェイ、山頂駅。
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その近くに、境内への入口(志納所)があります。
そこで、入山料500円を払います。
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ここから本堂の摩尼殿(まにでん)まで、登りくだりが結構ある道を1kmくらい歩きます。
それがキツイかも、という方は、入山料と合わせて1,000円で、摩尼殿までのシャトルバスに乗ることができます。

自分は今回、歩いて境内を散策することにしました。

境内を歩くときの地図は、入口でもらえるパンフレットのものがわかりやすいと思います。
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志納所を出るとすぐに、ソコソコ急な登り坂となります。
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運動不足なので、息が切れます...。

坂の途中、道の両側には観音様が点々と立っていました。
あまり古さは感じられません。
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坂の途中から、姫路市街。暑くもなく寒くもなく、とても気持ち良かったです。
訪れたのは3月で、菜の花畑が遠くに見えました。
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仁王門をくぐります。
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参道の両側には、寄進された方の石碑がズラッと並んでいました。
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↓ 塔頭(たっちゅう)、寿量院(じゅりょういん)。地図・赤1。平安時代、円教寺の創建とほぼ同時期に建立されました。客殿、庫裏、棟門が国の重要文化財に指定されています。
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この寿量院、普段は非公開ですが、この中で精進料理をいただくことができます。
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なかなか評判は良いみたいですが、4〜11月のみ、5名以上、3日前までに要予約、などの制限があります。
予約など詳細は、食べログなどのグルメサイトを参照してください。


しばらく行くと、別の塔頭があります。
十妙院(じゅうみょういん)。地図・赤2。こちらは江戸時代前期、1691年の建立。客殿、庫裏、唐門が国指定重要文化財です。
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非公開ですが、秋のもみじまつりの時期、11月中旬の3日間のみ、特別公開されます。
もみじまつりについては円教寺公式サイトを参照してください。

そして急な坂を下ると、目の前に大きなお堂が見えてきます。
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摩尼殿(まにでん)。とても立派なお堂ですが、大正時代に焼けてしまい、現在のものは昭和に入ってから再建されました。国指定ではなく、姫路市の指定文化財になっています。

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摩尼殿から、さらに境内の奥に進みます。

たくさんのお地蔵様
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道標?に光
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瑞光院。
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上り坂の途中から、振り返る。
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そして、三つの大きな建物に囲まれた広場に出ました。
円教寺、修行道場の中心部だった場所です。
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左手、南にあるのが常行堂(じょうぎょうどう)。地図・赤5。室町時代前期の1453年の建立です。舞台が前面に突き出しているのが特徴です。国指定重要文化財です。
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常行堂の裏側。
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中央奥、広場の西にあるのが食堂(じきどう)です。地図・赤6。室町時代中期、1465年前後に再建されたものと言われています。かつては修行僧の寝食に使う寮でした。幅は40mもあり、江戸時代以前の総二階建て仏堂としては他に例がないそうです。国指定重要文化財です。
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食堂の中は資料館や写経ができる場所となっており、一般公開されています。
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食堂の二階。
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奥に見えるのは大講堂です。
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広場右手、北にあるのが大講堂(だいこうどう)です。地図・赤7。室町時代中期、1440年から1490年頃にかけて建造されました。修行道場としての中心的存在で、円教寺の本堂に当たります。こちらも国の重要文化財に指定されています。
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食堂の裏手を少し左に進むと、鐘楼があります。地図・赤3。鎌倉時代末期、1332年に再建されたものです。国指定重要文化財。
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鐘楼の更に奥には、金剛堂(こんごうどう)があります。地図・赤4。元は普賢院という塔頭のお堂でした。室町時代後期、1544年の建立。国指定重要文化財。
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食堂の裏に戻って、急な坂を下っていくと。
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円教寺の最奥部、奥之院が見えてきます。地図・
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↓ 奥之院の左手にある、御法堂拝殿(ごほうどう はいでん)。地図・赤8。安土桃山時代、1589年の建立。国指定重要文化財。
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拝殿に対する本殿は広場を挟んで向かい側にある二つの御法堂で、通常の神社では本殿のすぐ近くに配置される拝殿が、本殿とこんなに離れて建っているのは珍しいそうです。弁慶が子供の頃、ここで修行したとされ、弁慶の学問所とも呼ばれます。その時の勉強机が食堂に展示されていました。

御法堂拝殿の裏手。
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↓ 奥之院中央の、開山堂。地図・赤9。江戸時代前期の1671年に再建されたものです。国指定重要文化財。円教寺を開山した性空を祀ったお堂で、堂内にある等身大の木像内部に、上人の遺骨が納められています。
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開山堂の提灯
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開山堂の板
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天井の彫刻
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↓ 開山堂の軒下の四隅には、左甚五郎が彫ったとされる力士の彫刻があります。このうちの一つは、屋根の重さに耐えかねて逃げ出した、という伝説があります。
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伝説にある北西隅がどうなっているかは、見ずに終わってしまいました。

↓ そして奥之院の本殿である御法堂。広場の右手にあります。二つに分かれており、右が乙天社(地図・赤10)、左が若天社(地図・赤11)です。室町時代末期の建築。どちらも国指定重要文化財。円教寺を創建した性空上人がこの山で修行中、常にそばで仕えていた童子を祀ったもので、山の守護神とされています。
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国指定文化財建造物の更に詳しい解説などは、円教寺公式サイト、あるいはこちらのフォトギャラリー(141枚)にある現地案内看板を参照してください。

円教寺への行き方、参拝のしかたの詳細は、前回の投稿記事へ。

by h9w457y8i | 2019-07-03 06:13 | 兵庫 | Comments(0)

サイトマップ > 兵庫県 江戸時代以前の文化財 > 円教寺

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右から、常行堂、食堂、大講堂

円教寺(えんぎょうじ・圓教寺とも)は姫路市中心部から北に6kmほど離れた標高370mの山、書写山(しょしゃざん・書寫山とも)の上にある天台宗のお寺です。創建は平安時代半ばの966年。西の比叡山と呼ばれるほど大規模で格の高いお寺で、かつては天台宗三大道場の一つとも言われていました。
鬱蒼とした森が広がる広い境内には多くの重要文化財建造物が建ち並んでいます。鎌倉時代の末期から室町時代中期、1330年頃〜1490年にかけて建てられたもので、大規模なものもいくつかあり、中でも、幅40mの食堂(じきどう)は江戸時代以前に建てられた総二階の仏教建造物の中では最大で、他に例がありません。また境内は国の史跡にも指定されています。
紅葉の名所としても有名で、秋にはライトアップもされ、多くの参拝者・観光客で賑わうそうです。

重要文化財建造物の簡単な説明や訪問記は、こちらのページへ。


円教寺 フォトギャラリー(16MB・141枚)




アクセス



円教寺は赤マーカー
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円教寺は書写山の山の上にあり、そこへは山の麓から歩いても行けますが、書写山ロープウェイを使って山を登るのが一般的でしょう。
以下は、ロープウェイ山麓駅までの行き方です。

最寄りの駅から徒歩
徒歩圏(道のり3km以内)に最寄駅はありません。
バスかタクシー、自家用車利用が無難かと。

JR余部(よべ)駅から徒歩約57分(4.1km)なので、ちょっと頑張れば歩けない距離ではありませんが、ロープウェイで山の上に上がってからも結構歩くので、片道だけ歩くにしても結構キツイかと。


バス
姫路駅北口バスターミナル 10番のりば(地図・紫1。紫2付近)から、
神姫(しんき)バス 8系統 書写山(しょしゃざん)ロープウェイ 行きバスに乗車。
 ↓
[乗車時間] 約30分
[運賃] 270円 全国共通交通系ICカード利用可能
[運行頻度] 1時間に2本程度
 ↓
終点 書写山ロープウェイ バス停(紫4。紫6付近)下車。

神姫バスの時刻・料金検索は、各種乗り換え案内アプリ、Google Map ルート検索機能が対応しています。
ただし、Yahoo路線ではなぜか「書写山ロープウェイ」バス停は検索結果に反映されませんでした。
8系統の時刻表は神姫バス公式サイトでも検索できます。


このバスとロープウェイの乗車券がセットになった割引チケットがあります。
1,400円。便利ですし、140円お得です。
神姫バス 姫路駅前案内所(10番のりばから歩いて1分。紫マーカー3)で販売しています。

↓ JR姫路駅北口を出てすぐ、左を向いたところ。
10番バスのりばへは、目の前にエスカレーターがあるので、これで上の歩道に上がります。
紫マーカー2。
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↓ 書写山ロープウェイ バス停。紫マーカー4。(6付近)
姫路駅へ帰る時もここからバスに乗車します。
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駐車場
書写山ロープウェイ利用者用の無料駐車場があります。地図・紫6

収容台数は270台。(臨時駐車場を含めます)

円教寺公式サイトのアクセス案内ページにはカーナビを使うときの注意として、
「円教寺」「書写山」で目的地を設定せず、
「書写の里・美術工芸館」
079-267-0301
で設定するように書かれています。
ただし、それだと工芸館専用の駐車場に向かってしまいます。
円教寺参拝者用駐車場の入口からは150mほど離れているので、注意が必要です。
上の地図、紫マーカー6の参拝者用駐車場入口はピンポイントで場所を示しています。誤差はほぼありません。

駐車場入口。地図・紫6。
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駐車場。
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書写山ロープウェイの営業時間、料金、時刻表などの最新情報は、書写山ロープウェイ公式サイトを参照してください。

2019.7
[始発] 8:30
[終発] 上り・下り、季節、曜日によってまちまち。もっとも早いのは、16:45が最終。
[料金] 往復1,000円
[運行頻度] 15分に1本
[定休日] なし。ただし2月に定期点検のため臨時休業あり。要問い合わせ。


ロープウェイきっぷ売り場。紫マーカー5(6付近)。
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↓ ロープウェイからは姫路市とその向こうに瀬戸内海が一望できます。
山麓から山頂まで約4分。
ゴンドラ内ではガイドの方がわかりやすい解説をしてくださいます。
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山頂駅
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拝観のしかた



円教寺の拝観時間、入山料、各種イベントなどは、円教寺公式サイトを参照してください。

2019.4
[拝観時間] 特に制限なし。
[入山料] 500円


↓ ロープウェイ山頂駅近くにある、境内入口。
ここで入山料を払います。
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ロープウェイ山頂駅から本堂の摩尼殿(まにでん)までは、登り下りが結構ある約1kmの道を歩きますが、有料のシャトルバスを利用することもできます。
往復 500円。運行頻度 1時間に3本。


円教寺境内の案内図は、境内入口でもらえるパンフレットのものが一番わかりやすいです。
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かつてはGoogle Mapも使えましたが、2019.3のゼンリン契約解除により、境内の表示がかなり簡略化され、使いにくくなってしまいました。


円教寺の境内には、塔頭の寿量院(じゅりょういん。壽量院とも)があり、客殿、庫裏、棟門が国の重要文化財に指定されています。これらは通常は非公開ですが。

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そこで精進料理をいただくことができます。

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要予約。
原則5名以上。
営業は4〜11月で、12〜3月は休業。

評判はかなり良いようです。

予約や料理などの詳細は、食べログなどのグルメサイトを参照してください。


また、もう一つの塔頭、十妙院も通常非公開ですが、こちらは毎年11月下旬の3日間、書写山もみじまつりが開催される時期に合わせ、特別公開されます。

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もみじまつりの詳細は、円教寺公式サイト、あるいは姫路市公式サイトを参照してください。
昨年(2018年)は、11月16日(金)〜11月18日(日)の3日間に特別公開されました。

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奥之院

重要文化財建造物の簡単な説明や訪問記は、こちらのページへ。


円教寺 フォトギャラリー(16MB・141枚)

文化財分布マップ

このページは、
圓教寺公式サイト
姫路市公式サイト
文化庁国指定文化財等データベース
神姫バス公式サイト
現地案内看板
などを参照しています。

by h9w457y8i | 2019-07-01 20:58 | 兵庫 | Comments(0)

サイトマップ > 茨城県 江戸時代以前の文化財 > 笠間稲荷神社本殿

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笠間稲荷神社(かさまいなりじんじゃ)は、古事記によると飛鳥時代の651年、広い原野の中にあった大きなクルミの木の下に建てられたのが始まりと言われています。(なぜクルミなのかはわかりません) 日本神話に登場する神、宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)を祀り、日本三大稲荷(どの神社が該当するのかについては諸説あります)の一つにも数えられ、年間300万人の参拝客があるという大きな神社です。この本殿は江戸時代末期の1860年に再建・竣工したもので、全ての部材にヒノキ材を用いた権現造(ごんげんづくり)となっており、柱や壁など至る所に当時の名工による精巧な彫刻が施されています。
昭和63年(1988年)、国の重要文化財に指定されました。


笠間稲荷神社本殿 フォトギャラリー(43枚)




アクセス



笠間稲荷神社本殿は赤4


最寄りの駅から徒歩
JR笠間駅から、徒歩約20分(1.5km)。



バス
JR友部駅 北口からかさま観光周遊バス
または
JR笠間駅から茨城交通の路線バスを利用することになります。

運行頻度は午前中のみだったり、数時間に1本と少ないのですが、乗り継げば1時間に1本程度で使えると思います。

茨城交通公式サイトの時刻・料金検索を使うと、周遊バスと路線バスの乗り継ぎも検索対象となり、便利です。

検索の際は、ランドマークに出発地名(駅名など)、「笠間稲荷神社」と入力するのがいいと思います。
バス停の位置は、検索結果からわかるようになっています。



駐車場
神社付属の参拝者用無料駐車場が二つあります。
境内駐車場 25台
地蔵前駐車場 90台

↓ 境内駐車場の入口。地図1
「社有地につき駐車禁止」という看板がありますが、その左側の道を突き当たり(白いバンが見えているところ)まで進み、右に曲がったところにある駐車場は、参拝者用です。神社社務所に確認済み。
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神社入り口から300mほど離れたところにある、地蔵前駐車場。地図2
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見学のしかた


神社境内への参拝可能時間の記述は公式HPには見当たりませんでした。
境内へ入り、本殿外観を見学するのは常に可能だと思います。

神社前の商店街。土産物店、飲食店などで、そこそこ活気があります。
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神社への参道沿いにある、仲見世。いろんな和スイーツに惹かれました。
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楼門。
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拝殿。こちらは鉄筋コンクリートでした。
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拝殿の右側から裏に回ると、本殿に接近できます。

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本殿正面を斜めから。本殿正面は拝殿に接続されているため、本殿を真正面から見ることはできません。
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正面のひさし(向拝と言います)周辺には、細かい彫刻がびっしりです。
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屋根裏かど
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裏側遠景
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裏側。
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裏側の彫刻。キンキラな色が着いていないところが、いいです。塗料が剥げてしまったのではなく、最初から色が着けられていません。江戸時代後期の特徴だそうです。
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大切な彫刻を守るための金網が厳重に張られているので、よく見えなかったりしますが...。
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生き生きとした彫刻には、目を見張ります。
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現地案内看板
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裏側にはなぜかお稲荷さんが固まっていました。
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境内には巨大な藤棚があり、ゴールデン・ウィーク頃には薄紫の花が一斉に咲き乱れるそうです。ちょっと遅かった...。
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笠間稲荷神社本殿 フォトギャラリー(43枚)

文化財分布マップ

このページは、笠間稲荷神社 公式HP
笠間市 公式サイト
現地案内看板
などの記述を参照しています。

by h9w457y8i | 2019-05-27 16:28 | 茨城 | Comments(0)

サイトマップ > 茨城県 江戸時代以前の文化財 > 楞厳寺山門

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楞厳寺(りょうごんじ)は臨済宗妙心寺派に属するお寺で、鎌倉時代以前に宋から来日した千岩という僧によって創建されたと伝えられています。室町時代になって、笠間城を築いた笠間時朝(かさま ときとも)によって保護され、それ以来笠間氏の菩提寺となりました。
山門(さんもん)は本堂から東に400mほど離れた、田んぼに囲まれた参道にポツンと建っています。室町時代中頃(15世紀前半)に建造されたものとみられ、宋の影響を強く受ける禅宗様という建築様式となっています。全体的には簡素な作りですが、細かい部分の意匠に優れているということです。


楞厳寺山門 フォトギャラリー(41枚)




アクセス



楞厳寺山門は赤3


最寄りの駅から徒歩
徒歩圏内(3km以内)に鉄道の駅はありません。
敢えて言えば、JR笠間駅がもっとも近く、徒歩の道のりで約5.8km離れています。



バス
徒歩圏内にバス停もありません。
敢えて言えば、茨城交通の石井神社前 バス停(上の地図、赤2)が3.6kmのところにありますが、平日のみの運行で、1日に5本しかなく、バスを使ってのアクセスは現実的ではないと思います。



タクシー
JR笠間駅前にタクシー乗り場があります。



レンタサイクル
JR笠間駅前に笠間市営の観光案内所があり、その中にレンタサイクルの事務所があります。

[貸し出し時間] 8:30〜17:00(冬は16:00まで)
[料金] 1日 300〜500円
[休業日] 年末



駐車場
山門のすぐ裏手に、乗用車が2台ほど停められるスペースがあります。
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↓ また、山門から300mほど寺の境内方向に向かったところに、参拝者用無料駐車場(地図・赤1)があります。
画像にはありませんが、「参拝者以外駐車禁止」と書かれた看板があったので、山門見学の際には駐車して良いと思われます。
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カーナビを使われる場合は、楞厳寺の電話番号を入力するとよいでしょう。
0296-72-4733

なお、山門に至る車道はクルマ1台がやっと通れるほどの幅(3mほど?)しかないので、注意が必要です。






見学のしかた


山門は、楞厳寺境内から400mほど離れた田んぼの中に、ポツンと一棟だけ建っています。
公道に面していますので、いつでも見学できます。

ただ、門の周囲には柵が巡らされていますので、門をくぐることはできません。

クルマ1台がやっと通れる道を進むと、門が見えてきました。
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門の表側。
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門の正面。柵があって、門はくぐれません。
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門の裏手、西側。
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茅葺きの屋根は心がホッコリするので、好きです。
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屋根裏の部分。装飾を見ると、数十年以内に改修されているような感じです。
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屋根裏、破風部分。
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額には「竟堅門」と書かれています。
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門の裏手。
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重要文化財であることを示す看板。ですが、文化財の説明文はありません。
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門の案内看板かと思いきや、なぜか寺にある重要文化財の仏像に関する説明でした。
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きた道とは別の道から。のどかな田園風景、いいですね〜。
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境内方面から。
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門から、境内方向。
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お寺の説明文が駐車場前にありました。
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駐車場前から、境内へ登る階段。
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本堂は立派でした。
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楞厳寺山門 フォトギャラリー(41枚)

文化財分布マップ

このページは、笠間市公式サイト
現地案内看板
などの記述を参照しています。

by h9w457y8i | 2019-05-26 08:27 | 茨城 | Comments(0)

サイトマップ > 東京都 江戸時代以前の文化財 > 増上寺 三解脱門

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増上寺の三解脱門(さんげだつもん )は、江戸時代の始め、1611年に徳川家康の助成により、江戸幕府大工頭・中井大和守正清によって建立されました。現在の門は、その11年後、1922年に再建されたものです。増上寺で唯一の江戸時代初期の面影を残す建造物で、大正4年(1915年)、国の重要文化財に指定されています。
三解脱門は別名「三門」と呼ばれ、三つの煩悩「貪欲(とんよく=むさぼり)、瞋恚(しんに=怒り)、愚痴(ぐち=おろかさ)」の三悪を解脱する悟りの境地を表しています。
建築様式は三戸楼門、入母屋造、朱漆塗(しゅうるしぬり)。唐様(中国の昔の様式)を中心とした建物に、和様の勾欄などが加味され、見事な美しさを見せています。大きさは、間口約19m、奥行き約9m、高さ約21mの二重建て構造。更に左右には幅5.4mの山廊を有しています。上層部(楼上)内部には、中央に釈迦三尊像、脇壇に十六羅漢像が安置されています。


増上寺 三解脱門 フォトギャラリー(35枚)




アクセス



増上寺 三解脱門は、赤1


駐車場
お寺付属の一般参拝者用駐車場はありません。

お寺周辺には有料時間貸駐車場が多数あります。
NAVITIME 駐車場検索ページにて、「芝増上寺」で検索。






見学のしかた



三解脱門は公道に面しており、外観はいつでも見学できます。

参拝時間についても公式HPには特に記載がなく、いつでも境内に入ることができると思います。

ただ、三解脱門 二階部分内部は非公開です。
かつては特別公開したことがありましたが、2019.5現在では公開情報は見つけられませんでした。

二階部分の特別公開など、問い合わせ先は、増上寺 公式HPを参照してください。


門正面をちょっと遠くから。撮影したのは平日でしたが、外国人観光客を含め、たくさんの方が常に通行している交差点に面しています。
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正面至近から。
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南側から。門の前は交通量の多い交差点になっています。
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北側から。
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正面の横断歩道 モノクロ
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屋根 破風
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楼上部分。
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軒下を見上げる。
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軒下、角。鳩が止まるのを防ぐため?の網が、過剰なような気が...。
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両側にある山廊。
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門、正面、入口
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入口、斜め。
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この装飾は何の意味があるのでしょうか。
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門、1F 内部。
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山廊から楼上に上がる階段。金属で補強されていました。
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境内から門。
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境内側の門1F
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門から本堂を見たところ。東京タワーはすぐ近くです。
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門の前から、浜松町方面を見たところ。
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現地案内看板
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増上寺 三解脱門 フォトギャラリー(35枚)

文化財分布マップ
(全国の国宝、国指定重要文化財建造物の詳細位置をプロットしています)

このページは、増上寺 公式HP
現地案内看板
などの記述を参照しています。

by h9w457y8i | 2019-05-23 08:46 | 東京 | Comments(0)

サイトマップ > 大阪府 近代文化遺産 > 観心寺 恩賜講堂

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観心寺(かんしんじ)は、飛鳥時代後期の701年、修験道(しゅげんどう。山岳信仰と仏教・道教などが合わさってできた信仰)の開祖、役行者(えんのぎょうじゃ)により開かれたお寺です。真言密教の修行寺院、歴代天皇の祈願所、高野山と京都・奈良を結ぶ中宿として発展。楠木正成幼年時代の学問所でもあり、南朝ゆかりの寺としても有名です。
この恩賜講堂(おんし こうどう)は、境内の西の外れに建っています。恩賜とは天皇家から授かった、と言う意味で、昭和3年(1928年)に京都御所で行われた昭和天皇即位の大礼に祭して建てられた大饗宴(だいきょうえん)場の部材や内装を再利用する形で、昭和5年(1930年)に建てられました。再利用の場所に観心寺が選ばれたのは、楠木正成(くすのき まさしげ)ゆかりの寺だったから。鎌倉時代滅亡後、後醍醐天皇に付き従い、天皇自らが政治を執り行う建武の新政の立役者となった正成は、尊王思想が広がる明治時代以降、"忠臣の鑑"として崇められるようになっていたのです。
建物は、幅22m、奥行き24m、スレート葺の大規模なもので、由緒ある名刹の建造物らしく、外観は落ち着いた仏教寺院風の造りになっています。一方、内部はそれとは全く異なる様相を呈しています。床から6.5mの高さにある天井には、鮮やかな宝相華(ほうそうげ。唐草模様の一種で、日本では奈良・平安時代に流行した)文様の装飾で彩られ、3つの大型シャンデリアがきらびやかな光を放ちます。床は板張りで、写真を見るとまるで豪華な和風ダンスホールの様です。また建物には、芯材の周りに装飾用の板材を貼り合わせた建物正面用の柱など、短期間で効率的に建てるための様々な工夫もなされています。当時、恩賜講堂と同じように大饗宴場の部材を再利用して建てられた建物はお寺や学校など全国に数多くありましたが、そのほとんどが現存しておらず、この恩賜講堂は、日本近代の皇室建築の展開を理解することのできる貴重な建築とされています。このことから、平成29年(2017年)、国の重要文化財に指定されました。


観心寺恩賜講堂 フォトギャラリー(16MB)




アクセス



恩賜講堂は赤1


南海電鉄 三日市町駅からの徒歩、バス、駐車場など、観心寺へのアクセスは国宝・金堂のページを参照してください。






見学のしかた


観心寺の参拝時間、入山料などの最新情報は、観心寺 公式HPを参照してください。

2019.5
[拝観時間] 9:00〜17:00
[入山料] 300円
年中無休。

拝観の際の注意事項は、特にありません。


境内に入れれば、恩賜講堂の外観はいつでも見学できます。

一方、内部は普段非公開。
5月の少年剣道大会などの催し時、また過去には文化財保存関連NPOの講演会などで使用されたこともあり、それらの折は入ることができたらしいです。

恩賜講堂の内部見学についてなど、観心寺の問い合わせ先は観心寺 公式HPを参照。


山門から西に進むと、他のお寺の建物とは離れた位置に、恩賜講堂はポツンと建っています。
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正面左側から。
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この画像ではわかりにくいですが、屋根は瓦ではなく、スレート葺です。
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大きな樹に囲まれています。
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金属の板で補修したのでしょうか。それも随分と前のような感じです。
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正面に近づく。
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側面。
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正面の柱は、大きな芯材の周りに細い装飾板をたくさん貼り付けた構造になっています。工期を短縮するための工夫だそうです。
それにしても... 塗装がだいぶハゲてますね。
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正面、軒下。
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正面、廊下。
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正面、入口。半開きだったので、鍵はかかっていなかったのでしょうか。
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右側面。
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こんな洋風の電灯が付いているのが、近代文化遺産の証ですね。
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背面。
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それにしても。痛みが結構きてます。
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屋根の端は金属板で覆われていますが。錆に覆われています。
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建物の縁側に立てかけてありました。
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建物の周辺はこんな感じ。
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講堂前から山門方向。新緑が綺麗で、建物の荒れ具合とは対照的でした。
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国の重要文化財としては、ここまで荒れているのは珍しいと思います。屋根材も崩れかかっていて、外壁の塗装がハゲているのはまだしも、あの様子では雨漏りもしているでしょう。早急に修理しないと内装の痛みが心配ですね...。


観心寺恩賜講堂 フォトギャラリー(16MB)

観心寺 国宝・金堂のページ

観心寺 国指定重要文化財建造物(建掛塔、訶梨帝母天堂、書院)のページ

国指定史跡 観心寺境内のページ

文化財分布マップ
(全国の国宝、国指定重要文化財建造物の詳細位置をプロットしています)

この記事は、現地案内看板
現地配布パンフレット
大阪府 公式サイト
日本経済新聞 公式サイト
などの記述を参照しています。

by h9w457y8i | 2019-05-17 12:08 | 大阪 | Comments(0)

サイトマップ > 大阪府 江戸時代以前の文化財 > 観心寺(江戸時代以前の重要文化財)

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建掛塔

観心寺(かんしんじ)は、飛鳥時代後期の701年、修験道(しゅげんどう。山岳信仰と仏教・道教などが合わさってできた信仰)の開祖、役行者(えんのぎょうじゃ)により開かれた真言宗のお寺です。真言密教の修行寺院、歴代天皇の祈願所、高野山と京都・奈良を結ぶ中宿として発展。楠木正成幼年時代の学問所でもあり、南朝ゆかりの寺としても有名です。

建掛塔(たてかけのとう)は、観心寺境内の中心部にあります。現在あるのは室町時代後期、1502年に再建されたもので、初代は南北朝時代(14世紀)に、観心寺と関係の深い楠木正成(くすのき まさしげ)の祈願により建設が開始されました。当初は三重塔として建設されていましたが、後に言う湊川の戦い(1336年)で正成が討死してしまったため、一層目だけを残してその上は建てられなかったとされています。建掛塔は観心寺の景観を特徴付ける貴重な遺構として、昭和47年(1972年)に国の重要文化財に指定されました。


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↑ 書院(しょいん)は、江戸時代前期、1647年に建てられました。幅14m、奥行き10m、銅板葺。普段は非公開ですが、予約制の精進料理「KURI」で食事をすると、内部を見学できるそうです。


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↑ 訶梨帝母(かりていも)はサンスクリット語の「ハーリティー」を音写したもので、鬼子母神とも言われます。訶梨帝母は他人の子供をさらって食べてしまう母親でしたが、釈迦により自らの子供を隠され、子を失う親の苦しみを知り、それ以来改心して、仏教を守護するようになったと言われています。この訶梨帝母天堂は、室町時代後期、1549年に再建されたものです。一間社春日造(いっけんしゃかすがづくり。正面から見たとき、柱が両脇に1本ずつしかなく、屋根は本を伏せたような山型になっている)、檜皮葺(ひわだぶき。ヒノキの皮を重ねてふいた屋根)です。


観心寺 建掛塔・訶梨帝母天堂・書院 フォトギャラリー(40枚)

国宝 観心寺金堂のページ




アクセス



建掛塔は赤4、訶梨帝母天堂は赤3、書院は赤2


最寄駅からの徒歩、バス、駐車場など、観心寺への行き方についての詳細は観心寺 金堂のページを参照してください。

観心寺 山門(入口)
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参拝のしかた


観心寺の参拝時間、入山料などの最新情報は、観心寺公式HPを参照してください。

2019.5
[拝観時間] 9:00〜17:00
(毎年 4/17, 4/18 本尊特別拝観時間 10:00〜16:00)

[入山料] 300円
(本尊特別拝観の際は700円)

年中無休。

拝観の際の注意事項は、特にありません。

建掛塔、訶梨帝母天堂の外観は、境内に入れればいつでも見学できます。
ただし、堂内に入ることはできません。


建掛塔(たてかけのとう)。
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複雑な組物。なんだかこういうのをみるとワクワクします。
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軒下には隙間があり、外から屋根裏が直接見える変わった構造になっています。
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軒下、角。内側の茅(かや)はキレイな黄土色です。
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正面。内部には入れません。特別公開の情報もありません。
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木陰から。
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訶梨帝母天堂。
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正面の彫刻。
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側面。
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向拝。
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木陰から。
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境内から山門方向。
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書院は外観も含め、普段は非公開です。

ただ、予約制の精進料理「KURI」で食事をすると、内部を見学できるそうです。
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書院の屋根、破風。
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訪れた時は菖蒲?があちこちに咲いていました。
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木の橋
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密教?の仏像。境内の所々にありました。不思議な雰囲気を醸し出しています。
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観心寺 観心寺 建掛塔・訶梨帝母天堂・書院 フォトギャラリー(40枚)

観心寺 金堂(国宝)のページ

近代文化遺産(重要文化財) 観心寺 恩賜講堂のページ

国指定史跡・観心寺境内のフォトギャラリー

文化財分布マップ
(全国の国宝、国指定重要文化財の詳細位置をプロットしています)

このページは、
観心寺 公式HP
河内長野市公式サイト
現地案内看板
現地配布パンフレット
などの記述を参照しています。

by h9w457y8i | 2019-05-14 06:53 | 大阪 | Comments(0)

サイトマップ > 大阪府 江戸時代以前の文化財 > 観心寺金堂

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観心寺(かんしんじ)は、飛鳥時代後期の701年、修験道(しゅげんどう。山岳信仰と仏教・道教などが合わさってできた信仰)の開祖、役行者(えんのぎょうじゃ)により開かれた真言宗のお寺です。真言密教の修行寺院、歴代天皇の祈願所、高野山と京都・奈良を結ぶ中宿として発展。楠木正成幼年時代の学問所でもあり、南朝ゆかりの寺としても有名です。
金堂(こんどう)は、室町時代の初め頃(1400年前後)に再建されたものです。この建物が建てられた室町時代には、それまでの伝統的な建築方法から発展した「和様」と呼ばれる建築様式、新しく中国から入ってきた「禅宗様」「大仏様」と呼ばれる建築様式があり、その後、それらの様式をあわせた「折衷様」と呼ばれる新しい様式が成立しました。この金堂は、全体的な形は和様で貫かれていますが、細部や構築方法に禅宗様を巧みに取り入れており、当時の折衷様を代表する建築物となっています。このようなことから昭和27年(1952年)に国宝に指定されました。金堂の中には観心寺の本尊で、国宝に指定されている如意輪観音(にょいりんかんのん)像が安置されています。毎年4月17・18日には本尊が特別公開されます。


観心寺金堂 フォトギャラリー(27枚)




アクセス



金堂は赤5
スマートフォンはこちらのマップ


最寄りの駅から徒歩
南海電鉄 高野(こうや)線 三日市町(みっかいちちょう)駅 東口から、徒歩約40分(2.7km)。

アップ・ダウンはあるものの、歩きやすい広い歩道が駅からお寺まで続いています。
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途中には山里の風景。真夏・真冬でなければ、とても気持ちいいと思います。
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バス
南海電鉄高野線、近鉄長野線 河内長野(かわちながの)駅 西口 バスターミナル 3番バスのりば(地図・青4)から、
南海バス
・ 8 および 11番系統 「金剛山ロープウェイ前」行き
・ 9番系統 「石見川(いしみかわ)」行き
・ 10番系統 「小吹台(こぶきだい)」行き
のいずれかに乗車。
 ↓
[運行頻度] 1時間に2〜3本
[乗車時間] 約12分
[運賃] 310円。全国共通交通系ICカード利用可能。
[時刻表] 各種乗り換え案内アプリ対応。
NAVITIMEYahoo路線など。(Google Map ルート案内機能は非対応。2019.5)
 ↓
「観心寺」バス停(地図・青3)下車。
観心寺山門(地図・青1付近)まで、バス停から徒歩約3分。

河内長野駅西口バスターミナル、3番バスのりば。地図・青4
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駐車場
参拝者用無料駐車場があります。
収容台数約40台。
入口は地図・青1および青2。
本尊ご開帳の際は、これらの他に臨時駐車場がオープンします。

青1の駐車場。
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青2の駐車場。
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参拝のしかた



拝観時間その他の最新情報は、観心寺公式サイトへ。

2019.5
[拝観時間] 9:00〜17:00
[入山料] 300円(本尊特別拝観の際は700円)
年中無休

毎年 4/17, 4/18 本尊特別拝観時間 10:00〜16:00

拝観の際の注意事項などは、公式サイトでは書かれていないようでした。

山門。観心寺の入口です。
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山門を抜けてまっすぐ行くと、金堂が見えてきます。
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木の陰から
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真正面
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正面両脇には、雨樋を伝った水が溜まる巨大な水瓶がすえてありました。
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何に使うのでしょう?
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軒下先
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軒下赤
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側面。
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正面近接
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向拝を横から
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外陣を横から
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軒下
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堂内外陣。
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案内看板
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観心寺金堂 フォトギャラリー(27枚)

観心寺 建掛塔、訶梨帝母天堂、書院(国指定重要文化財)のページ

観心寺 恩師講堂(国指定重要文化財)のページ

国指定史跡 観心寺境内のページ

文化財分布マップ
(全国の国宝、重要文化財建造物の詳細位置が全てプロットしてあります)

このページは、
現地配布パンフレット
現地案内看板
河内長野市公式サイト
などの記述を参照しています。

by h9w457y8i | 2019-05-12 08:02 | 大阪 | Comments(0)

サイトマップ > 茨城県 江戸時代以前の文化財 > 竜禅寺三仏堂

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竜禅寺(りゅうぜんじ)は茨城県南部、利根川にほど近い場所にある天台宗の寺です。釈迦、弥陀、弥勒の三仏をまつっていることから「三仏堂」(さんぶつどう)の名が付くこのお堂は室町時代後期の建築であろうと言われ、堂内からは永禄12年(1569年)と記された木札が見つかっています。建造当時の部材が今でも良い状態で残されているということです。正面以外の屋根の下には、建物を取り囲むように細長い屋根付きの構造物がありますが、これを裳階(もこし)と言い、このように建物の三方にあるのは珍しいと言うことです。中国風の禅宗様と和様が混ざった様式、と言うことですが、どこにその特徴が見られるのかは、正直よくわかりません。
昭和51年(1976年)、国の重要文化財に指定されました。


竜禅寺三仏堂 フォトギャラリー(43枚)




アクセス



竜禅寺三仏堂は赤2


最寄りの駅から徒歩
関東鉄道 常総(じょうそう)線 稲戸井(いなとい)駅から、徒歩約10分(700m)。

稲戸井駅 駅舎。
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駐車場
参拝者用の無料駐車場があります。

↓ 入口は地図・赤1。
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見学のしかた


竜禅寺境内には、いつでも入れる状態です。
三仏堂の外観であれば、いつでも見学できます。

ただし、三仏堂の周囲には柵が設けられていて、縁側に上がったり、内部に入ったりすることはできません。
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事前にお寺に連絡すれば、内部を案内してくださるようです。
竜禅寺 電話番号 0297-78-8225

内部の写真撮影許可を得た、という非公式情報もあるようです。

正面。
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正面のアップ。あまり古い雰囲気はありません。建具は新しいものなのでしょうか。
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正面縁側と軒下。
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正面やや斜めから。
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こういう茅葺きのお堂は、どこかホンワリとした安心感を感じます。新緑が綺麗でした。
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軒下、角。
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軒下の組物。簡素な作りだと思います。
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南面はお墓に面しています。
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背面を本堂近くから。
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側面の裳階(もこし)。
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背面の裳階。
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三仏堂の裏に、本堂がありました。
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三仏堂のそばには、今は廃墟と化したナゾの店の跡が。かつての土産物店?
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周囲はいかにも田舎な風情です。
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現地案内看板。お堂のもの。
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現地案内看板。平将門伝説に関するもの。
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竜禅寺三仏堂 フォトギャラリー(43枚)

文化財分布マップ
(全国の国宝、重要文化財の詳細位置をプロットしています)

このページは、
現地案内看板
取手市公式サイト
茨城県公式サイト
などを参照しています。

by h9w457y8i | 2019-05-11 06:50 | 茨城 | Comments(0)
だけでなく、世界各地の世界遺産見学のしかた、海外鉄道の乗り方、各地を訪れた時の街角スナップも。