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サイトマップ > 広島県 近代文化遺産 > 原爆ドーム

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この建物は、広島県の特産品を展示するための広島県物産陳列館(のちに広島県産業奨励館に改称)として、大正6年(1915年)に建てられました。鉄骨レンガ造、三階建の洋風建築で、当時木造二階建ての建物がほとんどだった広島市街において、広島名所の一つに数えられました。
昭和20年(1945年)8月6日、この建物の南東およそ100m地点の上空600mで、アメリカ合衆国の爆撃機が投下した一発の原子爆弾が炸裂しました。それにより、半径約2kmの範囲が一瞬にして廃墟と化し、20万人を超える人々が死亡しました。
戦後、建物の残骸は、ドーム部分を形作っていた鉄骨の形から、いつしか市民から原爆ドームと呼ばれるようになりました。建物を保存するか、悲惨な体験を思い出さないように取り壊すか、戦後長い間議論されてきましたが、昭和41年(1966年)、広島市議会は原爆ドームを核兵器廃絶と平和希求の象徴として保存する決議を採択し、被爆後初めて保存のための工事が行われました。平成4年(1992年)に日本が世界遺産条約に加盟すると、アウシュヴィッツ強制収容所などと同様に、いわゆる「負の遺産」として世界遺産に登録させようとする声が上がり始めました。広島市は登録を推薦するよう国に求めましたが、当時国は、登録するには文化財(史跡)指定が必要で、それには歴史が浅い、として難色を示していました。その陰には、アメリカ合衆国や中国、韓国との関係悪化を懸念する政治的配慮が働いたのではないかという見方もあります。しかしこれが結果的には登録に向けての全国的な署名運動のきっかけとなり、165万名に及ぶ署名が国会で採択されるに至り、文部省は史跡の指定基準を改正し、平成7年(1995年)に原爆ドームを史跡に指定しました。そして同年中に日本政府は世界遺産委員会に原爆ドームを登録するよう推薦。翌平成8年(1996年)、"Hiroshima Peace Memorial(Genbaku Dome)"という名称で世界文化遺産に登録されました。適用された登録基準は以下の通りです。
「(vi) 顕著で普遍的な価値をもつ出来事、生きた伝統、思想、信仰、芸術的作品、あるいは文学的作品と直接または明白な関連があること(ただし、この基準は他の基準とあわせて用いられることが望ましい)」
原爆ドームは他の負の遺産と同様、例外的に、基準 vi が単独で用いられています。

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原爆ドーム フォトギャラリー(16MP・42枚)




アクセス


原爆ドームは、黄色3
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最寄りの駅から徒歩
広島電鉄(路面電車) 原爆ドーム前 停留所から、徒歩1分。

広島電鉄では全国共通交通系ICカード利用可能。
乗り方・運賃の払い方は普通の路線バスと同じで、後ろ乗り、前降り。



バス
各社 原爆ドーム前 バス停地図・黄1)から、徒歩1分。

複数のバス会社の路線がこのバス停を経由していますが、意外と運行頻度は多くなく、1時間に1〜2本です。
時刻・料金・路線検索は、各種乗り換え案内アプリやGoogle Map ルート案内機能が使えます。



駐車場
施設付属の見学者用駐車場はありません。
(観光バス用はあります)

半径300m以内に、多数の時間貸駐車場があります。
NAVITIME 駐車場検索ページにて、「原爆ドーム」で検索してください。


手前の川は、元安川(もとやすがわ)。
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見学のしかた


原爆ドームの周辺は、建物の保存や危険防止のために柵で囲まれ、建物に触れられるほど接近したり、中に入ることはできません。

柵の外からなら、いつでも見学できます。

夜間はほのかにライトアップされているようですが、時間などの詳細情報は見つけられませんでした。


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訪れたのは、桜が散り始めた頃でした。
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破壊された時の状態を維持するように、保存されています。
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原爆ドーム周辺は、日本人よりも外国人観光客の方が多かった印象です。
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原爆ドームと、原子爆弾投下の目標となった相生橋(あいおいばし)。上から見るとT字の形をしているのが特徴です。
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広島市による石碑。
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世界遺産登録の記念碑。
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元安川を挟んだ原爆ドームの対岸にある平和記念公園も、外国人の方が多数いました。
原爆の子。
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原爆ドーム フォトギャラリー(16MP・42枚)

文化財分布マップ
(全国の国宝、重要文化財建造物の詳細位置をプロットしています)

このページは
ユネスコ公式サイト(長い英語の説明文は、そのほとんどが建物の保存についての記述であり、原子爆弾投下やその被害などについては一切書かれていません)
広島市公式サイト
日本ユネスコ協会連盟
文化庁 国指定文化財等データベース
などの記述を参照しています。

by h9w457y8i | 2019-07-30 10:57 | 広島 | Comments(0)

サイトマップ > ロシアの世界遺産 > コローメンスコエの主の昇天教会 > 訪問記

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コローメンスコエの主の昇天教会への行き方、見学のしかたは、こちらのページを参照してください。


主の昇天教会は、赤1
スマートフォンはこちらのマップ


モスクワの中心部からモスクワ・メトロ 2号線で約15分。

「コローメンスコエの主の昇天教会」の最寄駅、コロメンスカヤ駅(地図・青1)で下車しました。
「M」のマークが地下鉄の入口であることを示します。
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上のGoogle Mapをあらかじめホテルでスマートフォンに表示させ、グリグリ見ておくと、自動的にスマホにダウンロードされます。

地下鉄の駅を出てからGoogle Map アプリを立ち上げると、オフラインでも、ダウンロードされた地図と、GPSにより自分の位置も表示されるので。

Mapを頼りに、マンション群の横を通り過ぎて、あらかじめ地図にプロットしておいた公園の入口、地図・青2のマーカーに向かって歩きます。

すると、公園(コローメンスコエ野外文化財博物館)の入口が見えてきました。
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↓ 一応こんな門はあるものの、入園は無料。
誰もおらずゲートも開きっぱなしなので、そのまま入ります。
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ゲートにあった案内看板。英語で、公園は年中無休って書いてあります。
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入ってすぐのところにあった公園の地図。
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地図・赤1の教会に向かって、更に南に進みます。
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↓ ところどころの歩道の交差点には、こんな道しるべが立っています。
主の昇天教会は、Church of the Ascension です。
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途中で、こんなスタンドを見かけました。
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よく見ると英語表記もある。でも、店員さんがいない。朝の10時だから早かったかな。
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公園の敷地内にはこんな歴史的な建物が保存されています。ロシアの各地から移築されたものもあります。
↓ 地図・青11
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↓ 地図・青12
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コロメンスカヤ駅から歩いて20分ほどすると、建物(地図・青9)の中に開けられたゲートをくぐり、教会の前に出ます。
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高さは62m。堂々としています。
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地図・青9の建物。観光案内所と博物館を兼ねているようです。今回は立ち寄りませんでした。
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↓ 教会堂の屋根の先端。
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世界遺産であることを示す看板。
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教会堂の近くのチケット売り場。地図・青8
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↓ チケット売り場の料金表。ロシア語のみ。うーん、全然わかりません。
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中にいたおばさんに教会の写真を指差したら、紙に「250」って書いてくれました。
100ルーブル(=170円)と150ルーブル(=260円)のチケットを受け取り、教会へ。

公園(野外文化財博物館)の開園時間、主の昇天教会の開館時間などの詳細は、行き方・見学のしかた案内ページを参照してください。

建物の周りはこんなふうに屋根付きの回廊に囲まれています。
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上と下に入口があって、それぞれが展示室に通じています。
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3か所ある階段の一つだけが開いていたので、そこから上に上がってみました。
↓ この階段は登れません。よく見ると、門がしまっています。
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↓ 階段を上がると入口が。
椅子に座ったおばさんにチケット2枚を見せると、150ルーブルのチケットをもぎって、「中に入れ」とニコリともしないで身振りで示します。
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入る前に、「フォトグラフ?」と言って首から下げたカメラを指差すと、頷いて見せたので、撮影OKと理解して中に入りました。

中に入ると、正面にどどーんと巨大なイコンの障壁画が。
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かなり綺麗で、古さを全く感じません。修復したばかりなのかな。
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障壁画の中央にはなんだか立派な金属?の装飾が。
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天井。かなり高いです。西側諸国の教会堂に比べるといたって簡素です。
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中にあった英文の説明。えーと、ちゃんと読まなかったので...。
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2F展示室を出た後、建物の周りを取り巻く回廊を歩いてみました。
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↓ さっき入ったのとは別の入口。でも閉じられています。
ラフなように見せかけて、実はすごく精密なのか、それとも単にテキトーなのか...。
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回廊から見たモスクワ川。爽やかな天候で、本当に気持ちよかったです。
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回廊から降りてきて、その下をぐるりと歩いてみました。
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すると、1階の入口が。2階のに比べると、かなり小さいです。
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1Fは部屋が二つに分かれています。これは前室。
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二番目の部屋の中は、こんな感じで彫刻などが展示されていました。
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教会の周りでは、地元の子供達?がわいわい元気に遊んでいました。
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小高い丘の上にある教会堂から、モスクワ川の方に坂を下ってみます。
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公園のすぐ横を流れるモスクワ川。
明らかにジモティーな人たちが、ジョギングしたり散歩したり、ベンチでのんびりくつろいだりしてました。
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モスクワ川から再び丘の上に上がり、今度はカシルスカヤ駅側の出入り口に向かってみます。

途中で見つけた飲み物スタンド。ここには店員さんがいました。
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遠くからでも、教会堂の塔を見ることができます。
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↓ 途中で小さな谷があり、階段で底に降りると小川が流れていました。地図・青14
そんなに清流ではなかったです。
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別の教会堂みたいな建物が。地図・青13
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↓ 果樹園らしき林に差し掛かりました。地図・青6
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何か、木に成ってるぞ?
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よく見ると、りんごだ〜。
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公園は市民の憩いの場でもあるんですね。
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更に南に行くと、展示館(地図・青10)が見えてきます。
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もうカシルスカヤ駅側の出入り口(地図・青3)はすぐそこです。
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カシルスカヤ駅側の出入り口。地図・青3
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ここから入るときも、ただ通り抜けるだけです。

ゲートの前にあるこんな隧道を抜けると。
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目の前に、カシルスカヤ駅舎(地図・青4)が見えてきます。
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カシルスカヤ駅の出口(地図・青4)から上の隧道方向を見たところ。右側がバスターミナル(地図・青5)になっています。
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コロメンスカヤ駅から教会堂の見学を経て、カシルスカヤ駅までおよそ3時間。7月の、気持ちのいい散歩となりました。出かけてよかった〜


by h9w457y8i | 2019-07-24 10:33 | ロシア | Comments(0)

サイトマップ > ロシアの世界遺産 > コローメンスコエの主の昇天教会

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英語名:Church of the Ascension, Kolomenskoye

モスクワ郊外、モスクワ川ほとりの高台にあるコローメンスコエは、かつて歴代ロシア大公の宮殿があった場所でした。1532年、大公だったヴァシリー3世は、のちにロシア初代皇帝・イワン雷帝となる子供の誕生を祝い、その敷地内に高い塔状の教会を建てました。これが主の昇天教会です。ロシア正教会の教会堂としては最初期のもので、ロシアに現存する石造建造物では最古だということです。ロシア正教会の教会堂は、「クーポラ」と呼ばれる玉ねぎ型の屋根を持つのが特徴ですが、この建物は8角形の尖った屋根を持っています。
1925年以降、コローメンスコエは野外文化財博物館となり、教会もその展示館の一つとして一般公開されています。そして1994年には、世界文化遺産に登録されました。


コローメンスコエの主の昇天教会 フォトギャラリー(16MB・96枚)




アクセス



主の昇天教会は、赤1
スマートフォンはこちらのマップ


最寄りの駅から徒歩
モスクワ地下鉄(モスクワ・メトロ) 2号線、コロメンスカヤ(Коло́менская)駅地図・青1)から、野外文化財博物館入口(地図・青2)を経由して、教会まで徒歩約20分(1.4km)。

または、

モスクワ地下鉄 2号線 カシルスカヤ(Каширская)駅地図・青4)から、野外文化財博物館入口(地図・青3)経由で、教会まで徒歩約30分(2.3km)。

モスクワ市街地に近いのも教会から近いのもコロメンスカヤ駅ですが、野外文化財博物館は非常に広大で美しい公園となっており、それを満喫するならカシルスカヤ駅で降りて公園内を散策するのもオススメです。

モスクワ地下鉄の乗り方は、モスクワ・メトロ紹介ページを参照してください。

それぞれの駅から教会までの行程など詳細は、コローメンスコエ訪問記編を参照してください。

上のGoogle Mapをオンラインでスマートフォンなどで見ておけば、オフラインになってもGPSにより現在位置が表示されるので便利です。


コロメンスカヤ駅の出口。
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カシルスカヤ駅舎。
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↓ 博物館公園の中には、英語表記付きの標識もあります。
主の昇天教会は「Church of the Ascension」です。
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見学のしかた


主の昇天教会は、野外文化財博物館の敷地内にあります。

野外文化財博物館のHPを探しましたが、わかりませんでした。
なので、開園時間、入館料、休園日などの最新情報は、ロシアのホテルのコンシェルジュなどに、ネットの地図などを指し示して聞いてみるとよいでしょう。


2019.7
[教会の開館時間]
月・金曜日以外 9:45〜17:30
金曜日 10:45〜18:30
博物館公園の開園時間は、
5/1〜9/30 7:00〜24:00
10/1〜4/30 8:00〜21:00

[教会の入館料]
1F, 2F合わせて250ルーブル。
博物館公園への入園料は無料。

[教会の休館日]
月曜日。
博物館公園は年中無休。


基本的にロシアでは、モスクワの高級店やホテルなど一部の店を除いて、英語が日本よりも通じません。
自分の場合、スマートフォンのGoogle翻訳アプリが大活躍です。
オフラインでも、スマホのカメラを看板やメニューなどの文字に向けるとロシア語→英語の翻訳をしてくれますし、
アプリに英語の文字を入力すると、ロシア語に変換してくれます。
更に現地の3Gか4G電波を受診してオンラインにすれば、日本語での文字・音声の翻訳もしてくれます。


↓ コロメンスカヤ駅側の公園入口。地図・青2
セキュリティ検査用の機械がありますが、壊れているのか、みんな素通りです。
公園に入るには無料なので、お金も払いません。
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↓ こちらはカシルスカヤ駅側の公園入口。地図・青3
ここも素通りです。
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博物館公園入口の案内看板。
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博物館公園の地図看板。英語表記もあります。
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↓ チケット売り場。地図・青8
英語は通じませんが、売り場に置いてあったパンフレットの教会の写真を指差すと、250、と紙に書いてくれました。
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↓ チケット売り場に掲げられていた料金表。英語はありません。
クレジット・カードが使えます。
あとで知ったのですが、各種ツアーや催しの案内もあったようです。主に週末のものでした。
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150ルーブルと100ルーブルの、2枚のチケットを渡されました。

↓ 教会の近くにある博物館の案内所。どうせ英語は通じないと思って中には入りませんでした。
あとで知ったのですが、ここでオーディオガイドの貸し出しをしているようでした。
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教会は、塔状の建物の周りを回廊が取り囲んでいるような、変わった構造をしています。
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教会の展示室は1Fと2Fに別れています。
2階展示室に向かうには、廊下の階段を登ります。
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階段は3か所ありましたが、登れるのは1か所だけです。

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2F展示室の入口。ここで150ルーブルのチケットを椅子に座っていたおばさんに見せます。
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2F展示室内。こちらがメインの部屋と思われます。
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レンガと石で造られた壁は恐ろしく分厚く(3〜4m)、中は意外と狭かったです。
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その一方で天井はとても高く、床から41mあるそうです。
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1F展示室の入口。かなり小さいです。100ルーブル。
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1F展示室内。二つの部屋に別れていて、こちらは前室です。
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こちらが1Fのメインの部屋。当時のレンガや彫刻などが展示されています。
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建物の高さは、地面からてっぺんまで62m。
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一方こちらは、7年前の冬に行った時の画像です。
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屋根はなんか白く粉がふいたような感じになってますが、よく見るとレンガの上に白い石が貼り付けてあるのがわかります。石灰石による装飾です。
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こちらも冬の画像。回廊の下の柱は、かなりぶっといです。
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公園内では、オーディオガイド付きの観光列車?が運行されているようです。
自分が行った時は見かけませんでしたけど...。
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園内には、こんな感じのお店がところどころに建っていました。
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メニューには英語表記もありましたが。朝の10時過ぎに訪れた時は、まだお店は閉まっていました。
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トイレは、教会のそばにある観光案内所?(地図・青9)と、カシルスカヤ駅側にある展示館?(地図・青10)にありました。
他にも歩道沿いに、臨時?のトイレが設置されていました。冬は凍りそうなので、ないかもしれません。

カシルスカヤ側の展示館。
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教会から見たモスクワ川。
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公園内は市民の憩いの場にもなっているようでした。
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コローメンスコエの主の昇天教会 2019.7 訪問記編

コローメンスコエの主の昇天教会 フォトギャラリー(16MB・96枚)

文化財分布マップ
(全国の国宝、重要文化財建造物の詳細位置をプロットしています。世界遺産は訪問済みが中心です)

このページは
ユネスコ公式サイト
現地案内看板
などの記述を参照しています。

by h9w457y8i | 2019-07-22 06:27 | ロシア | Comments(0)

サイトマップ > フィンランドの世界遺産 > スオメンリンナの要塞群 > ブルールートの歩き方



スオメンリンナへの行き方、見学のしかたは、こちらのページを参照してください。


スオメンリンナの要塞 フォトギャラリー(16MB・149枚)



スマートフォンはこちらのマップ


ヘルシンキのマーケット・スクエア(フィンランド語では Kauppatori 地図・赤4)から、HSL スオメンリンナ・フェリーが出ています。
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警官たちがリラックスして乗ってました。
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ヘルシンキ港は豪華客船の寄港地みたいで、こんなでっかい客船が何隻も停泊してました。いいですね〜乗ってみたいですね。
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スオメンリンナが近づきます。
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15分の乗船で、スオメンリンナのHSLフェリー桟橋に着きました。地図・赤1
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ここから、スオメンリンナ公式サイトオススメの観光ルート、ブルールート に沿って歩いてみましょう。

島のあちこちにこんな標識が立っていて、青い標識に従うと、ブルールートを辿れるようになっています。
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こんな感じの地図も立っていて、安心して歩けます。
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フェリーを降りると、目の前に桟橋兵舎地図・青1)が建っています。フィンランド独立前に、ロシア軍によって造られ、250人の兵士の居住区と士官の執務区に別れていました。懲罰房などもあったようです。
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中には高級レストランやカフェ、観光案内所が入っています。
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桟橋兵舎の建物をくぐってしばらく行くと、左側に立派な教会が見えてきました。スオメンリンナ教会地図・青2)です。
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ロシア占領時代、ロシア正教の駐屯地教会として1854年に建設され、フィンランド独立後は福音ルター派の教会となりました。尖塔にある航空・海上交通用の灯台は、現在も稼働しています。
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教会を過ぎ、ブルールートに沿ってビジターセンター(地図・赤6)の方向に向かいます。
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なんか、廃墟のはずなのに、いちいちオシャレな気がします。
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ビジターセンター(観光案内所。地図・赤6)に着きました。またの名をスオメンリンナ・センター。島の中央部にあります。お土産を買えたり、無料Wi-Fiを使えたりします。日本語パンフレットもここに置いてあります。
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ビジターセンターのすぐ横には桟橋があって、ルシンキの港から出たJT-Lineの水上バスがここに到着します。地図・赤2
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ブルールートから横道に入り、乾ドックに立ち寄りました。地図・青3
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現在使用されているドックの中では世界最古級と言われています。
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2013年に訪れた時は、こんな風に水が溜まっていました。
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乾ドックからブルールートに戻って、先に進みます。

この辺りは、地図・青4の手前です。
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そしてこの建物の下に開けられたトンネルを抜けると、そこがコートヤードです。地図・青4
要塞の中央広場として機能しました。
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広場の中央には、要塞建造を指揮したアウグスティン・エーレンスヴァルドの墓があります。
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ブルールートをさらに先に進みます。
あちこちに廃墟となった頑丈そうな石の建物があります。
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ふと木の影の向こうを見ると、可愛らしい家がチラリと見えました。
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↑ カフェ・ピペル。地図・赤7
スープ、ペストリー、軽食が用意されているようです。5〜9月のみ営業。行ってみたい〜!と思いましたが、時間の関係で断念。


すると、こんな砲台が見えてきたので、ブルールートを外れて、右側、海の方に行ってみました。
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ここはクスターンミエッカ。地図・青5
スオメンリンナ建造当初からの星形防壁と、19世紀末にロシアによって構築された、土塁や大砲を備えた海上防衛線を見ることができます。

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それにしても、花が美しかったですねー。それも花壇ではなく、自然に生えている草花。とってもいい感じでした。

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海沿いの土塁の上の道を、爽やかな海風に吹かれないがら進んで、地図・青7の近くに来ました。

いかめしい石の要塞と、その上にはフィンランド国旗がはためいていました。
ザンダー要塞です。地図・青6

スオメンリンナの要塞施設の中では最古の建造物の一つ。上から見ると星型の防壁でできており、1918年、フィンランドがロシアから独立した翌年に、ここにフィンランド国旗が掲揚されました。現在は、5〜9月のハイシーズンに政府の公用旗が掲げられています。
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要塞の中には、夜のみ営業する高級レストラン、ヴァルハラや、ピザ店が入っています。
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あーここも行ってみたい〜。でも時間がないので、泣く泣くスルーしました。


そしていよいよ、ブルールートの最終点にやってきました。
キングス・ゲートです。地図・青7
18世紀半ば、要塞建造と同時期に、式典用の門として造られました。当初はスウェーデンがこの要塞を造っていたのですが、それを視察に来た国王を乗せた船をここに停泊させていたことで、その名が付けられました。
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ちなみに、島中に人なつこいカモ?がいて。
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近寄っても、ちっとも逃げようとしません。
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スオメンリンナの要塞 フォトギャラリー(16MB・149枚)


by h9w457y8i | 2019-07-16 23:17 | フィンランド | Comments(0)

サイトマップ > フィンランドの世界遺産 > スオメンリンナ



アクセス
HSL スオメンリンナ・フェリー
JT-Line 水上バス

見学のしかた
観光案内所
見どころ
ガイド付きツアー
博物館
レストラン・カフェ
トイレ


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「スオメンリンナ」とはフィンランド語で、「フィンランドの要塞」という意味です。18世紀の半ばごろ、フィンランドを統治していたスウェーデンは、強大化するロシア海軍に対抗するため、ヘルシンキの沖合約1.5kmの島の一群を要塞化することを決定。エーレンスヴァルド提督の指揮の下、要塞が建造されました。しかし19世紀に入るとその地域におけるスウェーデンの影響力は弱まり、難攻不落と言われた要塞も、ロシアに占領されます。ロシア軍は要塞の近代化を進め、さらに強固な海上要塞としました。1917年、ロシア革命に乗じてフィンランドがロシアから独立すると、要塞はスオメンリンナと呼ばれるようになります。その後も第二次世界大戦などでフィンランドの重要な軍事基地となってきましたが、1963年からは観光地と市民の憩いの場として解放されるようになりました。そして1991年、世界文化遺産として登録されました。


スオメンリンナの要塞 フォトギャラリー(16MB・149枚)




アクセス



スマートフォンはこちらのマップ


スオメンリンナへは、ヘルシンキの港から船に乗って行きます。

船には二種類あって、
ヘルシンキ市内のトラム(路面電車)、バスを運行しているHSL(ヘルシンキ地域交通局)が運行するスオメンリンナ・フェリーと、JT-Line社が運行する水上バスがあります。

どちらも、ヘルシンキのマーケット・プレイス(フィンランド語では Kauppatori)から出発します。地図・赤4, 5


HSLのスオメンリンナ・フェリー

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マーケット・プレイスから15分ほどで、スオメンリンナの北端の港(地図・赤1)に着きます。

HSLのスオメンリンナ・フェリーは年中無休です。

これって、実はすごいんです。
緯度で言うと、ヘルシンキって、北海道よりもずーーーーっと北にあって、冬は海が凍ります。

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それなのに、フェリーは運行してるんです。
砕氷船を使って航路を作ってるんでしょうかね。

HSLフェリーの時刻、料金、きっぷの買い方、乗り方などの情報は、スオメンリンナ・フェリーの乗り方 案内ページを参照してください。



JT-Lineの水上バス

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ビジター・センター(観光案内所)のあるスオメンリンナの中央部と、南端のキングス・ゲートに着きます。
地図・赤2および3

運行は、夏の5〜9月のみ。

料金は往復10ユーロで、HSLのフェリーの倍です。
しかも、ヘルシンキ市内のトラムやバスが乗り放題のデイ・チケットが使えません。
(HSLのフェリーでは使えます)

スオメンリンナには3回行きましたが、JT-Lineの水上バスは使ったことがありません。

水上バスの詳細は、JT-Line 公式HP(英語)を参照してください。






見学のしかた


公式サイトから、スオメンリンナの日本語版パンフレット(PDF 1.7MB)をダウンロードできます。
見学用の地図も載っています。



島への上陸は通年で可能です。

ハイシーズンは5〜9月で、その時期は島にいくつもある博物館とかレストランがみんなオープンしていますが、冬の時期は開いている施設が限られます。

日にちごとの施設の営業時間は、スオメンリンナ 公式サイト(英語)を確認してください。



観光案内所(ビジターセンター、スオメンリンナ・センター)

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要塞の中央部(地図・赤6)にあります。
日本語のパンフレットや地図が置いてあり、無料Wi-Fiも使用できます。

5〜9月 10:00〜18:00
10〜4月 10:00〜16:00
年中無休。



見どころ

効率よく観光したい人のために、スオメンリンナには「ブルールート」と呼ばれる徒歩の観光ルートがあります。
地図・青線
HSLフェリーが着く桟橋から南端のキングス・ゲートまで、約1.5kmあります。

島のあちこちに地図が表示されていますし、
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このような案内表示もそこここにあるので、迷うことはないと思います。青い矢印がブルールートです。
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このルート沿いに、見どころが点在しています。

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島の中は観光地のわざとらしさやキラキラ感が全然なく、過去の遺産と自然の調和をとても考えた保存・展示の仕方をしています。
島の歩道を歩いているだけでも、とても癒されます。

特に、緑が広がり花が咲く夏(6〜9月)がオススメです。
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要塞の見どころや島内の様子は、ブルールートの歩き方ページを参照してください。



ガイド付きツアー

ガイド付きのウォーキング・ツアーがあります。
6〜8月は毎日、それ以外の時期は英語で週末のみ。
残念ながら、日本語のツアーはありません。
オーディオ・ガイドもありません。

ガイド付きツアーに関する詳細は、公式サイト(日本語)を参照してください。



博物館

スオメンリンナの歴史などを学べる博物館が、島内に6つあります。

それぞれの内容や営業時間は、公式サイト(英語)を参照してください。



レストラン、カフェ

スオメンリンナには12のカフェやレストランがあります。
高級レストランから素朴な雰囲気のカフェまで、色々です。

それぞれの内容や営業時間は、公式サイト(日本語)を参照してください。

↓ 島の入り口、桟橋兵舎(地図・青1)の中にある、Viaporin Deli & Cafe。
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↓ 田舎風の、Cafe Piper。地図・赤7
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↓ 夜のみ営業する、ヴァルハラ・レストラン。地図・赤8
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トイレ

島のあちこちにあります。

こういった公衆トイレもありますし。
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レストランや博物館で借りることもできます。

概ね清潔だと思います。


スオメンリンナ公式サイト オススメの観光ルート「ブルールート」の歩き方


スオメンリンナの要塞 フォトギャラリー(16MB・149枚)

文化財分布マップ
(日本全国の国宝、重要文化財建造物の詳細位置をプロットしています。世界遺産は訪問済みが主です)

このページは
スオメンリンナ公式HP
ユネスコ公式サイト
現地配布パンフレット
現地案内看板
などの記述を参照しています。

by h9w457y8i | 2019-07-14 08:47 | フィンランド | Comments(0)

サイトマップ > 世界の鉄道・フェリー 乗り方 > スオメンリンナ・フェリー



フェリーの種類と違い

時刻表

料金

フェリー乗り場

チケットの買い方

乗り方


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最新型HSLフェリー

フィンランドの首都、ヘルシンキの沖合1.5kmほどのところに、密集するいくつかの島を橋で繋いで、それを要塞化した遺跡があります。それがスオメンリンナです。18世紀の中頃から建設が始まったこの要塞島群は世界文化遺産に登録され、ヘルシンキ観光の目玉の一つになっています。

海に浮かぶ島、スオメンリンナに行くにはヘルシンキの港から船に乗ります。船には二種類あって、一つはヘルシンキ市内のトラム(路面電車)やバスと同じHSL(ヘルシンキ地域交通局)が運行するフェリー。もう一つは、民間のJT-Lineが運行する水上バスです。

↓ JT-Lineの水上バス。
直接観光案内所や要塞の南端に行きたい場合、または船の上で観光ガイドを聞きたい場合(詳細はわかりません)は、こちらを利用するのがいいかもしれません。
ただし、JT-Lineの運行は5〜9月のハイシーズンのみです。
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HSLフェリーもJT-Line水上バスも、ヘルシンキ側はほぼ同じ場所(地図・赤4, 5)から出ます。

HSLフェリーは島の北端に近い桟橋(地図・赤1)に着きますが、JT-Lineはそこには行かず、観光案内所がある要塞の中央部(地図・赤2)と、要塞の南端(地図・赤3)に着きます。

またJT-Lineは途中に他の島にも寄るため、時間がかかります。料金も若干高め(JT-Lineは往復10ユーロ、HSLフェリーは往復5ユーロ)となっています。

ここではHSLフェリーの乗り方を解説していきます。



スマートフォンはこちらのマップ




時刻表


Google Map を使い慣れている方は、そのルート案内機能を使うのが一番分かりやすいと思います。
これを使うと徒歩ルートもあるように表示されることがありますが、ヘルシンキの街から島まで歩いて行ける橋はなく、表示の誤りです。


フェリーを運行しているHSLの公式HPで検索することもできます。

HSL公式HP(英語版)、Journey Planner の、
Origin に  Kauppatori を入力、表示されるプルダウンから Kauppatori, Helsinki を選ぶ。

Destination に  Suomenlinnna を入力。

そして Get Direction をクリックすると、時刻が表示されます。
時刻表示の右端、↓をクリックすると、片道料金も表示されます。


時刻表ダウンロードは、HSL公式HPから
Timetables & Routes タブ
 ↓
Printable Timetable の Summer かWinter を選択。
 ↓
一番下に Ferries to Suomenlinna のリンクがあるので、そこをクリック。
すると、PDFの時刻表がダウンロードできます。

PDF時刻表はフィンランド語のものしかありません。
「Kauppatori」とある表は、Kauppatori = ヘルシンキ側のマーケット・スクエアを出発する時刻。
「Ma-Pe」 月曜日〜金曜日
「La ja Su」 土曜日、日曜日

↓ 2019年4月27日〜2019年9月22日の時刻表
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このフェリーがなにげにすごいのは、
夜中の2時まで運行している。
海が凍ってしまう真冬でも運行している。
(1時間に1〜2本)
というところ。
真冬はきっと、砕氷船が航路を確保してるんだと思います。

↓ 真冬のヘルシンキ港
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料金


HSL スオメンリンナ・フェリーのチケットには、次の3つの種類があります。(2019.7)

1. 片道のチケット = Single Ticket(シングル・チケット) 2.8ユーロ

2. 12時間有効のフェリー乗り放題チケット = Suomenlinna 12h Ticket 5ユーロ

3. フェリー、ヘルシンキ市内のトラム(路面電車)、バス、地下鉄に乗り放題のチケット = Day Ticket 24時間 8ユーロ。2日間、3日間なども選べます。

ヘルシンキ観光をするなら、デイ・チケットがオススメです。






フェリー乗り場


HSLのスオメンリンナ・フェリー乗り場は、ヘルシンキのマーケット・スクエア(フィンランド語では Kauppatori)にあります。地図・赤4。

↓ マーケット・スクエアのHSL フェリー乗り場。ちなみに、この画像では Sunlines という会社の船が停まっていますが、この桟橋に停まっている船=スオメンリンナ・フェリーなので、気にせずに乗りましょう。
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↓ スオメンリンナ側のHSL スオメンリンナ・フェリーの桟橋。地図・赤1。
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チケットの買い方


ヘルシンキ・トラムやバスに乗るために既にデイ・チケットを買った方は、それでフェリーも乗り放題なので、ここでチケットを改めて買う必要はありません。

自動販売機でチケットを買う

地図・赤4の場所に、自動販売機が設置されています。
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こちらはスオメンリンナ側の自動販売機。同じものです。
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↓ 液晶のデフォルト画面。In Englishにタッチします。
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↓ 英語のメニュー画面になりました。ここではシングル・チケットを買ってみましょう。Buy a single ticket にタッチ。
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↓ ゾーンを選ぶ画面になります。スオメンリンナを含むヘルシンキ市内のみなら「AB」なので、ABにタッチ。
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↓ 人数を入力。
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↓ 料金が表示されます。クレジットカードで支払う場合は Payment Card、現金の場合は Cash をタッチ。
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↓ Cash を選んだので、現金を入れてね、の画面です。一度に投入できるのは19.9ユーロまで。大人数のチケットを買うときは、何回かに分けて買うか、窓口で買います。
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管理人は紙のチケットを買ったことがないので、ここには紙チケットの画像はありません......。

↓ こちらは窓口です。自動販売機のすぐ横にあります。
詳しくは分かりませんが、朝9時からだったような気がします。
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シングル・チケットとデイ・チケットは、市内のスーパーやスマートフォンのアプリで買うこともできます。
スーパーやスマートフォンでのチケットの買い方は、ヘルシンキ・トラムの乗り方案内ページを参照してください。

なお、スオメンリンナ 12h チケット(12時間有効のスオメンリンナ・フェリーだけ乗れるチケット)は、スマートフォンで買うことはできません。






フェリーの乗り方


日本の公共交通機関と大きく違うのは、信用乗船制度を採用しているところです。

つまり、検札に当たらない限り、一旦チケットを買ったら、それを係員に見せたり、機械に通したりタッチしたりして、正規料金を払ったことを証明する必要はありません。

その代わり、しばしば検札が船内で行われていて、万が一正規のチケットを持っていなかったら、80ユーロの罰金が課されます。

注意しなければいけないのは、スマートフォンでチケットを購入し乗船した後で、スマートフォンの電源が切れてしまうと、場合によってはこの罰金が課されることがある、ということです。
HSLアプリに関するFAQより)

ヘルシンキ・トラム(路面電車)でも同様の信用乗車制度が採られています。


↓ 自動販売機の先に、乗船ゲートがあります。
これは単に人数を確認するためのもので、この機械にチケットを通したりする必要はありません。バーを押して通り抜けます。
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上の画像をよく見ると、改札機の手前に小さい液晶画面が付いた青色の機械が立っていますが、これはHSLカードというプリペイドICカードを使って運賃を払う機械で、ここでは関係ありません。スルーです。

↓ 船内の様子。
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↓ デッキにも客席があります。そこから見たスオメンリンナ。
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↓ スオメンリンナ側の桟橋(地図・赤1)に着きました。乗船時間は15〜20分です。
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↓ こちらはマーケット・スクエア(ヘルシンキ側)に到着した様子。
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くどいようですが、船から降りるときも、チケットを係員に見せたり、機械に通したりする必要はありません。

スオメンリンナ側の桟橋のすぐそばにある桟橋兵舎。フィンランド独立前にロシアが建設した建物です。
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世界遺産「スオメンリンナの要塞群」の見学のしかたはこちら


by h9w457y8i | 2019-07-12 08:43 | フィンランド | Comments(0)

サイトマップ > 沖縄県 江戸時代以前の文化財 > 座喜味城跡

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14世紀以降、沖縄本島は南山、中山、北山の三つの国に別れ、勢力争いをしていました。座喜味城(ざきみじょう)は15世紀の初頭、護佐丸(ごさまる)が中山の領土内に築いた城(グスク)で、後に琉球を統一し王国を築く南山の尚氏の北山攻略に参戦した護佐丸の拠点となりました。城郭は標高120mの小高い丘の頂上にあり、石灰岩の切石積みで築かれています。琉球では中程度の規模だそうです。城郭の中では瓦の出土がないことから、建物は木造で、かつ板葺きか茅葺きだったとされています。琉球王国時代、そしてその後の明治・大正時代にどのように使われていたかはわかりませんが、第二次世界大戦中は旧日本軍の高射砲陣地が築かれ、戦後は米軍のレーダーサイトが設置されました。昭和47年(1972年)の沖縄返還に伴い、城跡も返還され、国の史跡に指定。平成12年(2000年)には、世界文化遺産「琉球王国のグスク及び関連遺産群」の構成資産の一つに登録されました。


座喜味城跡 フォトギャラリー(75枚・16MB)




アクセス



地図では城跡内は池のように描かれていますが、実施は芝生が植えられた土です。


バス
座喜味城跡の近くには見学に行くのに適したバス停がありません。

あえて言えば、琉球バスの「座喜味」バス停(地図・青1)が最寄りのバス停となり、バス停から座喜味城入口までは坂を登って徒歩約10分(600m)となりますが、見学に適した時間(9:00〜16:00)の運行は2本しかなく、バスを使っての見学は現実的ではないと思います。

念の為、沖縄バス・琉球バスの時刻・料金検索ページはこちら。



駐車場
施設付属の無料駐車場があります。

駐車場の入口は地図・青2。
収容台数 30台前後。
綺麗に舗装された駐車場です。
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なお、2019年4月から同年10月頃まで、城跡周辺の道路工事のため、迂回する必要があります。
つまり、カーナビが使えない可能性があります。
駐車場への迂回ルートなど詳しい情報は、読谷村公式サイトを参照してください。





見学のしかた


座喜味城跡は屋外の施設であり、24時間いつでも見学できます。

入場は無料、定休日もありません。


↓ 入口手前には、座喜味城や読谷村の歴史を詳しく知ることができる「世界遺産座喜味城跡ユンタンザミュージアム」があります。
今回の訪問では時間の関係でスルーしました。
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座喜味城跡入口。現地案内看板などがあります。
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入口から駐車場方向。
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よく整備された気持ちのいい松林を抜けると。
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城跡の「二の廓(くるわ)」の入口に出ます。
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二の廓、入口の門。石灰岩が緻密に積み上げられています。
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二の廓と、一の廓(本丸)に上がる階段。
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壁はうねうねと曲がりくねっています。
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この階段で、二の廓から一の廓に上がります。
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一の廓の建物跡。コンクリートで修復・補強されています。
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↓一の廓の中に、石の角柱がポツンと建っています。これは江戸時代末期の1843年に設置された座喜味親方の「寄進灯籠」。座喜味親方とは毛恒徳座喜味親方盛普のことで、毛氏は護佐丸の子孫です。座喜味親方が江戸への慶賀使として無事任務を果たしたお礼として城内の神に灯籠を寄進したと言われています。
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ん、たかーい壁の上に、人影が?
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一の廓の城郭には、その上に登れるよう階段が付いていました。登ってみます。
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それにしても、地面から4〜5mはありそうなんですけど。手すりなし。いいですね! 落ちた人いないのかな?
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一の廓、北側。
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管理人のおすすめポイント


小高い丘のてっぺんにあり、天気のいい時は遠くの島まで見渡せます。琉球王国以前の沖縄の歴史を体で感じることのできる、数少ない場所だと思います。オススメです! ただし、真夏は暑くてちょっとツライかも...。


座喜味城跡 フォトギャラリー(75枚・16MB)

文化財分布マップ
(全国の国宝、重要文化財の詳細位置をプロットしてあります)

このページは、
現地案内看板
読谷村 公式サイト
などの記述を参照しています。

by h9w457y8i | 2019-07-08 07:45 | 沖縄 | Comments(0)

サイトマップ > 沖縄県 江戸時代以前の文化財 > 斎場御嶽 見学案内 > 訪問記

斎場御嶽へのアクセス・見学案内、概要説明は前回の記事へ。


スマートフォンはこちらのマップ

斎場御嶽付属の無料駐車場と、南城市の観光案内施設。この右側の建物に、斎場御嶽に入るためのチケットの自動販売機があります。
上の地図、青マーカー2。
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券売機。
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斎場御嶽入口へ、駐車場から徒歩で向かう途中で出会いました。
「琉球コーラ」??
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入口には「緑の館」(赤マーカー1)という建物があり。(画像はありません)
チケットを見せて、中に入ります。
最初に、御嶽見学での注意などを案内するビデオを見ます。

建物を出たところ。ガイドツアーもあります。
ガイドツアー(有料)の詳細は、斎場御嶽公式HPを参照してください。
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↓ 御門口(うじょうぐち)。赤マーカー2。御嶽参道の入口です。
ここから先は聖域であり、王室関係者しか入れませんでした。
画像右側に石の香炉が6つ積まれていますが、これらは御嶽内の拝所の分身とされています。
一般庶民はここで御嶽に向かって拝んだそうです。
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サンゴの石で舗装された参道を登っていきます。
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↓ 最初の拝所、大庫理(うふぐーい)。赤マーカー3。
何でしょう、このおどろおどろしい雰囲気...。
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広間では、聞得大君(きこえおおぎみ)就任時に神女たちがそれを祝福するとともに、王国の繁栄を祈ったと言います。
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更に薄暗い谷を進んでいきます。
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↓ 御嶽の奥にある拝所、寄満(ゆいんち)。赤マーカー4。
沖縄の言葉で「台所」という意味ですが、ここで調理をしたのではなく、豊穣に満ちた場所、という意味だそうです。
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張り出した岩から、鍾乳石が垂れ下がっているとか。
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御嶽の中でももっとも重要とされる場所、三庫理(さんぐーい)に通じる場所。
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ここでも張り出した岩から鍾乳石が垂れ下がっていました。
そしてその真下には、二つの壺が。
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この壺は聖なる水を受け止めるもの。この水で、王国の将来を占ったそうです。
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そして更に奥に行くと、巨大な岩に挟まれた三角形の空間。
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奥は行き止まりになっており、神の島、久高島(くだかじま)を拝む拝所がありました。
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上の画像を撮った場所、三庫理と思われるところに香炉が。
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岩のトンネルの付近には、3つの拝所が集まっている、と現地案内看板にありましたが、どれがどれだか、よくわかりませんでした。

御嶽に入る前に禊(みそぎ)をする泉、ウローカー。赤マーカー5。
とにかく薄暗くて不気味です。
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ウローカーの側には、旧日本陸軍が設置した砲台跡。
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野生のパイナップルにちょっと癒されました。
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斎場御嶽 フォトギャラリー(62枚)

文化財分布マップ

このページの記述は、
斎場御嶽公式サイト
東陽バス公式サイト
現地案内看板
などを参照しています。

by h9w457y8i | 2019-04-10 09:18 | 沖縄 | Comments(0)

サイトマップ > 沖縄県 江戸時代以前の文化財 > 斎場御嶽

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三庫理(さんぐーい)

「御嶽」は「うたき」と読み、沖縄地方特有の宗教施設で、南西諸島に広く分布している聖地の総称です。その中でも斎場(せーふぁ)御嶽は、かつて琉球王室と深い関わりがあった最高の聖地とされ、御嶽内部は男子禁制、王室関係者しか入れない、などの厳しい掟がありました。琉球王国とその国王を霊的に守護した国家の最高神職である神女、聞得大君(きこえおおぎみ)が斎場御嶽を管理し、その就任式も斎場御嶽で行われました。その伝統は15世紀半ばから明治初期の1875年までの400年以上に渡り、受け継がれました。
現代においても、斎場御嶽は東御廻り(あがりうまーい)と呼ばれる聖地巡礼の参拝地であり、多くの人々から崇拝されています。
昭和47年(1972年)に国の史跡に指定され、また平成12年(2000年)には「琉球王国のグスクおよび関連遺産群」の構成資産の一つとして、世界文化遺産に登録されました。

斎場御嶽 訪問記、御嶽内の画像付き解説などは、こちらのページを参照。


斎場御嶽 フォトギャラリー(62枚)




アクセス



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バス
東陽バス 38系統 志喜屋(しきや)線 斎場御嶽入口 バス停(上の地図、青マーカー3)から、斎場御嶽入場チケット売り場(青マーカー2)まで徒歩1分、斎場御嶽入口(赤マーカー1)まで徒歩約7分(500m)。

東陽バスの時刻・路線・料金検索は、一部の乗り換え案内アプリ(Yahoo路線など)が対応しています。
Google Map ルート案内機能は対応していません。2019.4

東陽バスの公式サイトで、路線・時刻・料金の検索ができます。

那覇市街地からだと、那覇バスターミナル(上の地図、青マーカー4)7番のりばから、
東陽バス 38系統 志喜屋線 志喜屋 行きバスに乗車。
 ↓
運賃 830円(全国共通交通系ICカード非対応。2019.4)
乗車時間 50分〜1時間
運行頻度 1時間に1本
 ↓
斎場御嶽入口(せーふぁうたき いりぐち)バス停 下車。


駐車場
施設付属の無料駐車場があります。
入口は上の地図、青マーカー1。

青マーカー3付近。この交差点を右に行くと、すぐに駐車場入口です。
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見学のしかた


開場時間、入場料、休場日などの最新情報は、斎場御嶽公式サイトを参照してください。

2019.4
[開場時間]
3〜10月 9:00〜18:00
11〜2月 9:00〜17:30
最終入場は閉場時刻の30分前。

[入場料] 300円

[休場日]
定休日はありませんが、聖地保全と儀式のため?に、
6月中旬(旧暦5月上旬)、10月下旬から11月上旬(旧暦10月上旬)が数日間休場となります。
2019年は、
6/3〜6/5、
10/28〜10/30


南城市地域物産館(上の地図、青マーカー2)でチケットを買ったら、知念郵便局の左側の道に入り、斎場御嶽に向かいます。

チケット売り場から斎場御嶽入口の「緑の館」(上の地図、赤マーカー1)まで、徒歩約7分(500m)。

緑の館では、事前予約と予約なしの定時で、有料ガイドツアーを受け付けています。
詳細は斎場御嶽公式サイトを参照してください。

斎場御嶽訪問の様子は次回の投稿にて。

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斎場御嶽 フォトギャラリー(62枚)

文化財分布マップ

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斎場御嶽公式サイト
東陽バス公式サイト
現地案内看板
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by h9w457y8i | 2019-04-08 08:20 | 沖縄 | Comments(0)

Canterbury Cathedral, St Augustine's Abbey, and St Martin's Churchサイトマップ > イギリスの世界遺産 > カンタベリー

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聖カンタベリー大聖堂

ロンドンから東に約100km。カンタベリーは、597年にイギリスで初めてキリスト教の布教が行われた場所です。ローマ教皇から派遣された修道士により大聖堂の前身が創建され、11世紀にロマネスク様式で完成。その大聖堂の中で12世紀、時の王ヘンリ2世と対立したトマス・ベケット大司教が暗殺されてしまいます。その後トマス・ベケットは殉教の聖人として崇められるようになり、人々が祈りを捧げると、重い病や怪我が次々に治ったという伝説が生まれました。それ以来、大聖堂には多くの巡礼者が訪れるようになります。その後、大聖堂は火災で焼失。12〜16世紀にゴシック様式で再建されますが、さまざまな建築様式が混在し、入口のクライストチャーチゲートはバロック様式、地下にはロマネスク様式の古い聖堂が残されています。堂内から見上げることのできる数多くの美しいステンドグラスは、ベケットの生涯が描かれたもの。そして最奥部のトリニティ・チャペルは、巡礼者たちが最後に礼拝する神聖な場所です。1本のろうそくが床に立てられていますが、その床下にはベケットが埋葬されているそうです。

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16世紀、ヘンリ8世は離婚問題のこじれからローマ教会と決別し、国王を首長とする英国国教会を設立。カンタベリー大聖堂はその総本山となりました。
一方、大聖堂と同時期に同じ修道士により建てられた聖オーガスティン大修道院は、英国国教会設立と共に閉鎖され、今は廃墟になっています。大聖堂と修道院の変遷は、王権と教皇権の複雑にからみあった対立の歴史を象徴しています。
また、カンタベリーの街の外れにある聖マーティン教会は、現存するイギリス国内の教会の中でもっとも古いものとして知られています。教会はイギリスでのキリスト教布教が始まる前から、すでに私的な祈りの場として存在していたようで、建てられたのは4世紀半ばではないかと考えられています。
これら聖カンタベリー大聖堂、聖オーガスティン大修道院、聖マーティン教会とその敷地は、1988年、世界文化遺産に登録されました。


カンタベリーの世界遺産 フォトギャラリー (101枚)




アクセス



「カンタベリー大聖堂」は、赤マーカー1
「聖オーガスティン修道院跡」は、赤マーカー2
「聖マーティン教会」は、赤マーカー3
スマートフォンはこちらのマップ


ロンドン市街にあるセント・パンクラス国際駅(St. Pancras International 上の地図、青マーカー6)から、ナショナル・レールで、カンタベリー・ウエスト駅(青マーカー1)まで。

特急列車で約1時間〜1時間15分。1時間に2本。
片道14〜32ポンド(格安から正規料金まで、公式サイトで買うことができます。2,200〜4,900円)。

ちなみに、ナショナル・レールは同じ日に往復する場合、片道料金で往復できます。

ロンドン、パンクラス駅。マーゲイト行きの特急列車に乗りました。
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カンタベリー・ウエスト駅。上の地図、青マーカー1
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カンタベリー・ウエスト駅(上の地図、青マーカー1)から、カンタベリー大聖堂入口(青マーカー 3)まで、徒歩約12分(900m)。

大聖堂から聖オーガスティン大修道院跡入口(青マーカー 4)まで、徒歩約8分(600m)。

聖オーガスティン大修道院跡入口から聖マーティン教会入口(青マーカー 5)まで、徒歩約6分(400m)。

カンタベリー大聖堂の正面。
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見学のしかた


聖カンタベリー大聖堂
2019.3
開館時間 夏 9:00〜17:30、冬 9:00〜17:00、日曜日 12:30〜14:30 入館は閉館時間の30分前までに。
定休日 不明(おそらくクリスマスは見学不可)
拝観料 12.5 ユーロ 年齢により割引料金あり。

最新の情報は、カンタベリー大聖堂公式サイト(英語)を参照。

カンタベリー大聖堂入口。上の地図、青マーカー3。ここで入館料を払います。
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聖オーガスティン修道院跡
2019.3
開場時間 4〜9月 10:00〜18:00、10月 10:00〜17:00、11〜3月 土・日のみの開園で、10:00〜16:00。
入園料 6.9ポンド
休園日 4〜10月 なし。11〜3月 月〜金曜日。

最新の情報は、イングリッシュ・ヘリテッジ公式サイト(英語)を参照。

入口に掲載されていた入園案内。上の地図、青マーカー4
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3月下旬の平日に訪れたため、門は閉ざされていました。

園内には休憩所もあるようです。右側の建物。
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聖マーティン教会
開館時間 火・木・土曜日 11:00〜15:00、日曜日 9:45〜10:30
入館料 無料
休館日 月・水・金曜日
←現地案内看板

聖マーティン教会の入口。青マーカー 5
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管理人のおすすめポイント


ロンドンからわずか1時間の快適な特急列車の旅で行けるカンタベリー。そこは中世の雰囲気が色濃く漂う、数時間の散策にはぴったりのこじんまりとした街です。カンタベリー大聖堂は壮大で、かつ再建と増改築が重ねられたせいでとても複雑な形をしており、様々な教会様式を見て取ることができます。個人的には、地下の暗いロマネスク様式の聖堂、そして現代風?のちょっと写実的な美しいステンドグラスが印象的でした。聖オーガスティン大聖堂跡と聖マーティン教会には入場できず、外から様子をちらっと見る程度でしたが、近代的な修復のあとは全く見られず、数百年前の世界に迷い込んだような、古〜い建造物とその敷地の雰囲気を味わうことができると思います。また、カンタベリーの街の散策も楽しい。築数百年の民家を改装したおしゃれなレストランやパブ、土産物店などが、中心部の目抜き通り沿いに所狭しと立ち並び、片田舎の小さな街とは思えないほど活気があります。管理人が訪れたのは3月。観光シーズンではないにもかかわらず、街の中心部は観光客やヨーロッパ中から集まってきた修学旅行生で賑わっていました。11〜3月に訪れると寒いし、聖オーガスティン大修道院跡の見学が制限されてしまうため、4〜10月の訪問がオススメです。

聖カンタベリー大聖堂のステンドグラス。
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聖カンタベリー大聖堂の地下、ロマネスク様式の薄暗い聖堂。こういう雰囲気が好きです。
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カンタベリーの街の入口。上の地図、青マーカー2
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街は観光客で賑わっていました。
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カンタベリーの世界遺産 フォトギャラリー (101枚)

カンタベリーの街の様子は、こちらの街角スナップへ。

文化財分布マップ (世界遺産は訪問済みのみ)

この記事の記載は、
阪急交通社公式サイト
聖カンタベリー大聖堂公式サイト
ユニセフ公式サイト
現地案内看板などを参照しています。

by h9w457y8i | 2019-03-12 08:38 | イギリス | Comments(0)
だけでなく、世界各地の世界遺産見学のしかた、海外鉄道の乗り方、各地を訪れた時の街角スナップも。