王立グリニッジ天文台

クイーンズ・ハウス



グリニッジといえばグリニッジ天文台が有名だが、天文台の近くにあるこの旧王立海軍大学の敷地も、世界遺産に登録されている。

旧王立海軍大学は、英国のバロック様式の公共建築物の中ではもっとも大規模なものに属する。メアリ2世の希望で、戦闘で負傷したり体が不自由になった兵士たちのために建設された。*2

すべての画像はクリックで拡大表示されます。

↓ DLR(見学メモ参照)のCutty Sark for Maritime Greenwich駅から徒歩数分の場所。敷地の西門。誰でも自由に出入りできる。
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↓ 西門を入ってすぐのところ。左手の建物はビジター・センター=観光案内所。
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↓ 西門の手前には、やはり世界遺産に登録されているカティー・サーク号(Cutty Sark)。1869年に建造された帆船で、インドからイギリスまで紅茶を運ぶ役割を担った。当時は世界一の速度を誇った。*1  2012年2月現在は、残念ながら補修工事中で非公開だった。
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↓ 右がペインテッド・ホール。左がキング・チャールズ・コート(King Charles Court)。後者はトリニティ音楽院が現在使用している。*2
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敷地内の建物の配置と名称は、現地配布のパンフレットgoogle map参照。


クイーン・アン・コート(Queen Anne Court)。現在はグリニッジ大学が使っている。*2
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クイーン・メアリー・コート(Queen Mary Court)。現在はグリニッジ大学が使っている。*2
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クイーン・メアリー・コート、教会の内部。
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1789年、サミュエル・グリーンによって造られたパイプオルガン。現在でもトリニティ音楽院の研究者によって毎日演奏されている。日曜礼拝のときにも演奏される。*3
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キング・ウィリアム・コート(King William Court)。内部にペインテッド・ホール(Painted Hall)がある。
1690年代にクリストファー・レン(Christopher Wren)によって設計された。
ここもペインテッド・ホール以外はグリニッジ大学が使用している。*2
こちらの時計の文字盤は、数字ではなく方角になっている。
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ペインテッド・ホール内部。
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キング・ウィリアム・コートの柱列。
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キング・ウィリアム・コートとクイーン・アン・コートの間の庭。
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門の向こうに見えるのは、クイーンズ・ハウス。
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テムズ川に面した「水の門」 Water Gate.
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グリニッジ天文台のある丘から北方向、グリニッジ公園を臨む。
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世界遺産指定区域。ユネスコ公式サイトより。
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見学メモ
google map

アクセス
<鉄道>
DLR(ドックランズ・ライト・レールウェイ)の「Cutty Sark for Maritime Greenwich」駅から記事冒頭の西門まで、徒歩約2分。ロンドン市街から行く場合はこのDLRが便利。

<クルマ>
現地配布パンフレットに記載された駐車場は2箇所。クイーン・メアリー・コートの東側の道路、Park Row(google map参照)の路上駐車場と、帆船カティーサークの隣のCutty Sark Gardensの駐車場(google map参照)。また、グリニッジ天文台近くのBlackheath ave.にも路上駐車場がある。
路上駐車場はpay-and-display、つまり自動券売機で駐車チケットを買ってそれをクルマの窓に貼り付ける方式。駐車時間は最大2時間。Park Rowは土日のみ。*4
またCutty Sarkが補修工事中は、現地で見たところCutty Sark Gardensの駐車場は閉鎖されているようだった(未確認)。

普段の見学*5
開館時間。ビジターセンター、ペインテッド・ホールは10:00~17:00. クイーン・メアリー・コートの教会は、日曜日以外は10:00~17:00. 日曜日は礼拝の後12:30から。
休館日。12月24日~12月26日。
入館料は無料。
ペインテッド・ホールと教会以外の、キング・ウィリアム・コート、クイーン・メアリー・コート、クイーン・アン・コートはいずれもグリニッジ大学の校舎として使用されており、内部は非公開。キング・チャールズ・コートもトリニティ音楽院の校舎として使用されており、同様に内部は非公開。

特別公開
情報は見つけられなかった。

問い合わせ
不明。王立グリニッジ博物館の問い合わせ先に問い合わせてみるとよいかも。英語での対応となる。



*1 メインとなる4つの建物は、18世紀初頭から中頃にかけて建てられた。ユネスコ公式サイト内、maritime greenwich案内ページ(英語)より
*2 ペインテッド・ホールの現地設置案内ガイドブック(日本語)より
*3 教会の現地案内ガイドブック(日本語)より
*4 王立グリニッジ博物館公式サイト内、アクセス案内ページ(日本語)より
*5 現地配布ガイドブック(英語)より
by h9w457y8i | 2012-04-04 14:37 | イギリス | Comments(0)

サイトマップ > イギリスの世界遺産 > 海事都市グリニッジ



アクセス(行き方)

見学のしかた

クイーンズ・ハウス

旧王立海軍大学

イギリスの世界遺産リスト


グリニッジ天文台(正式名称は「王立天文台グリニッジ」)*2 は、航海技術の改善と航海中の経度計測を主目的として、1675年、チャールズ2世により設立された。1714年、英国議会は、経度の謎を解き明かした者に賞金を与えることを宣言。その60年後、元は大工だった時計技師、ジョン・ハリスンが受賞者となった。ハリスンが発明した航海用時計タイムキーパーH4は、航海学を大きく変えることに貢献した。
また王立天文台は、グリニッジ標準時と東経0度 00分 00秒の本初子午線でも有名。世界中のあらゆる場所が、この線を基準とした経度で表すことができる。19世紀後半までは、世界のほぼありとあらゆる町はその土地独自の時を持っていた。しかし、1850~60年代に鉄道網や通信網が急速に発達し、国際標準時間を設けることが必要となった。1884年に開催された国際子午線会議において、グリニッジの子午線を東経0度とし、世界の本初子午線として定めることが同意されたのである。*3

天文台としての機能は、1945年から1958年にかけてグレートブリテン島南端のハーストモンソーに移転。1990年にはさらにケンブリッジに移転し、1998年、天文台としての活動を終了。現在は王立海事博物館の一施設として一般公開されている。*4

グリニッジ天文台とかつての航海術発展の関連については、NHK公式サイトの世界遺産ライブラリーでの解説がわかりやすい。


クイーンズ・ハウスの前より、天文台のある丘を臨む。
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グリニッジ公園内、天文台のある丘に向かう道。
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丘の上に天文台の建物が見える。
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丘を登る。
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シェファード(Shepherd)の24時間時計。天文台入口の壁に埋め込まれている。電機で動く時計としてはもっとも初期のものの一つで、1852年に作られた。24時間表示。0.5秒単位で秒針が動く。*7
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時計の裏側。フラムスティード・ハウス(Flamsteed House)にあるマスター時計からの電気信号で同調されていた。現在は天文台の別の場所にある高精度のクオーツ時計によって制御されている。*8
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旧グリニッジ天文台。
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天文台の屋根のてっぺん、「時の球」。毎日午後1時丁度になると、1~2秒ほどかけて下まで降りてくる。
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旧天文台の建物は、現在では博物館となっている。内部の写真撮影はほとんど禁止。なので内部画像は下の1枚だけ。これは博物館内の、おそらくかつてのスタッフの居室を再現したもの。
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天文台敷地内に引かれた本初子午線=東経、西経0度の線。
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旧天文台のすぐ脇にある、子午線および望遠鏡に関する建物(Meridian Building and Telescopes Gallery)。
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建物の中にまで、本初子午線が引かれている。
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館内に展示された望遠鏡。
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建物の外にも巨大な望遠鏡が。1781年、ウィリアム・ハーシェル(William Herschel)の注文により作られた、12mの反射望遠鏡。当時は世界最大だった。*9
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28インチ望遠鏡が設置されているドーム。Meridian Building and Telescopes Galleryのすぐ横にある。
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28インチ望遠鏡への通路。建物の外階段や細い通路を通ってドームへ。
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レンズ径28インチ(約72cm)の、英国最大、そして世界では7番目に大きい、従来型の屈折型望遠鏡。1893年に設置。*10
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ドームは元々は鉄製で、紙粘土の一種であるパピエマシエによって覆われていた。現在はグラスファイバー製に置き換わっている。*10
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旧天文台のある丘から、北に広がるグリニッジ公園と、クイーンズ・ハウス、旧王立海軍大学を見下ろす。
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見晴台にある世界遺産登録の案内板。登録地区には、クイーンズ・ハウスを中心とし、王立グリニッジ公園、王立海事博物館を含む旧王立海軍大学、カティ・サーク号、グリニッジ旧市街が含まれる、と書いてある。
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ユネスコ公式サイトからダウンロードした世界遺産登録地域の地図。オレンジ色の囲いが登録地域。緑色が緩衝地帯。
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グリニッジ公園。
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旧天文台のすぐそばにある、ピーター・ハリソン・プラネタリウム(Peter Harrison Planetarium)。改装工事のため、2012年4月6日まで閉館。詳しくはこちら(英語)
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見学メモ
google map

アクセス

スマートフォンはこちらのマップ

<鉄道>
DLR(ドックランズ・ライト・レールウェイ)の「Cutty Sark for Maritime Greenwich」駅(google mapでの駅名表示は単に「Cutty Sark」)から、徒歩約17分。
DLR「Greenwich」駅から、徒歩約17分。
ロンドン市街から向かう場合は、このDLRの利用が便利。DLRの路線図、料金、乗り方などについての詳細は、DLRの乗り方解説記事を参照。
ネットワーク・レール・サービス(Network Rail Services)の「Greenwich」駅(DRLのgreenwich駅とほぼ同じ場所)から、徒歩約17分。ネットワーク・レール・サービスはナショナル・レールとほぼ同じ意味と考えてよい。ナショナル・レールの乗り方についての記事はこちら
グリニッジ公園の入口。
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<クルマ>
グリニッジ公園内、天文台からすぐ南に伸びるブラックヒース・アベニュー(Blackheath ave)が、実質駐車場になっている。下の画像がそれ。google map参照。約250台収容。料金はPay and display方式。つまり、日本の路上パーキングと同じで、券売機で駐車券を買い、それをクルマの窓に表示しておくシステム。*6 料金、営業時間、有効時間は不明。
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普段の見学

開館時間、入場料、閉館日などについては、王立グリニッジ博物館公式サイト、開館時間および入場料案内ページ(日本語)を参照。季節によって時間が異なるので注意。

旧天文台のすぐ南にある天文学センター(Astronomy Centre)。ギフトショップ、カフェがあり、軽い食事もできる。開店時間は10:00~16:00. *11
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特別公開

情報は見つけられなかった。


問い合わせ

王立グリニッジ博物館公式サイト内に、問い合わせに関するページあり。電話番号、E mailアドレスが記載されている。日本語での問い合わせについては何も書かれていない。




*1 世界遺産登録名「Maritime Greenwich」の日本語訳について。グリニッジがテムズ川に面した街であることから、「河港都市」と訳すものもあるが、グリニッジはかつて大英帝国の外洋航海術発展に大きな役割を担ってきたこと、世界遺産に登録されている諸施設の内部では、外洋航海に関する資料が数多く展示されていることから、「海事都市」とするのが適切と思われる。なお、NHK世界遺産ライブラリーでも「海事都市」と訳している。
*2 グリニッジ天文台の日本語での正式名称。王立グリニッジ博物館公式サイトより。なお、これは単に直訳しただけであり、「王立グリニッジ天文台」でもいいような気がする。
*3 王立グリニッジ博物館公式サイト内、施設の歴史解説ページ(日本語)より
*4 コトバンク「グリニッジ天文台」より
*5 王立グリニッジ博物館公式サイト内、見学案内ページ(日本語)より
*6 王立グリニッジ博物館公式サイト内、アクセス案内ページ(日本語)より
*7 現地案内看板より
*8 現地案内看板より
*9 現地案内看板より
*10 現地案内看板より
*11 王立グリニッジ博物館公式サイト内、食事案内ページ(日本語)より

by h9w457y8i | 2012-03-25 16:17 | イギリス | Comments(0)

ロンドン DLRの乗り方

DLRとは、ドックランズ・ライト・レイルウェイ(Docklands Light Railway) の略。
ロンドン東部を走る鉄道で、ロンドン市のロンドン交通局が管理している。特徴は以下の通り。

コンピューター制御による無人自動運転。
改札口のない信用乗車制度。下に詳述。
基本的に駅には駅員がいない。
全駅がバリアフリー化されている (地下鉄は逆にバリアフリー化されている駅のほうが少ない)。


DLRのシンボルマーク。DLRの駅に行くときは、このマークを追いかける。
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路線図こちら。地下鉄の路線図と一体になったもの。図の右側、青の二重線の部分がDLRの路線。DLRだけの路線図もあるが、前者のほうが使い勝手がいいと思う。
図を見ると、地下鉄の駅と直結している、つまり乗り換えのときは地下鉄の改札口を出なくてもいいような描き方がされているが、実際は別の鉄道の駅が隣接しているだけ、というイメージで、一旦地下鉄の改札を出てから、DLRの乗り場に行く。


各駅の時刻表こちら。始発と最終列車の時刻が記載されている。4~10分に1本。



運賃はゾーン制。ロンドン地下鉄=UNDERGROUNDと共通の路線図を見ると、それぞれの駅がどのzoneに属しているかが描かれている。ロンドン市街地中心部がzone 1、そこから同心円状にzone 2, zone 3となり、一番外側がzone 9だが、DLRはzone 1~4を走る。
運賃表はこちら。たとえば、ロンドン塔近くの「Tower Gateway」駅から、グリニッジ天文台最寄り駅の「Cutty Sark for Maritime Greenwich」駅までの運賃は、zone 1からzone 2となるので、現金で切符を買った場合4.3ポンド、オイスターカードで乗った場合、off peak時間帯で2ポンド、peak時間帯で2.7ポンド。オイスターカードを使っての乗り方はのちに詳述。peak, off-peakについては、オイスターカードの記事を参照。



この自動販売機できっぷを買う。自分はいつもオイスター・カードを使うので、具体的な買い方は不明。でも、そんなに難しくはないと思う。
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自動販売機を使うときの注意点は、
紙幣=NOTE が使えない機械がある。使える場合も、20ポンド紙幣しか使えない機械がある。
クレジットカードでの支払いも可能。

DLRには改札口がないし、駅には基本的に駅員もいないので、買ったきっぷは機械に通したり係員に見せる必要は、基本的にはない。=信用乗車方式。 ただし、列車内での検札がしばしば行われており、そこで不正乗車が判明すると、80ポンドのペナルティー料金が科されたり、場合によっては起訴される可能性がある。*1





オイスターカード(Oyster Card)での乗り方。
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オイスターカードは、日本のSuica、PASMO、ICOCAと同様のタッチ式プリペイド・カード。オイスターカードの入手、チャージなどの使い方については、こちらの記事を参照。

駅のホームの周辺には、こういう一見小さなゴミ箱みたいな機械がいくつか立っている。この上面の黄色い丸い部分に、乗車する前と、降車した後にタッチする。そうすると、降車時のタッチのときに運賃が差し引かれる。
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改札口がないので、上の機械にタッチしなくても乗り降りはできなくはない。しかし車内検札がしばしば行われており、何度か当たったことがある。このときに不正乗車が明らかになると、80ポンドの罰金か、場合によっては起訴される可能性もある。*1
検札係員がテレビのリモコンのような機械を差し出してくるので、それにオイスターカードをかざす。

不正乗車をするつもりはなく、乗るときか降りるとき、どちらかうっかりタッチするのを忘れると、検札に引っかからなくても、次にタッチしたときに、8ポンドほど差し引かれたような記憶がある。





列車への乗り降りの際、ドアが開くのは自動ではなく、自分で行う。
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ドアの真ん中にこのようなボタンがあり、開けられるドアは、ボタンの周辺が白く光るので、ボタンを押すとドアが開く。
列車から降りるときも同じ。ドアの車内側にも同様のボタンがある。
開けたドアは、発車時に自動で閉まる。



記事中のリンク先はロンドン交通局(Transport for London)公式サイトのページ。もしもURLが変更になりリンク先にジャンプできないときは、ロンドン交通局ホームページへ。英語のみだが、それほど分かりにくくはない。



イギリスの鉄道 乗り方リスト



*1 ロンドン交通局公式サイト内、ペナルティーに関する案内ページより
by h9w457y8i | 2012-02-28 09:52 | イギリス | Comments(0)

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ロンドン地下鉄=UNDERGROUNDだけでなく、DLR、バス、地上を走る鉄道overground、トラムリンク、テムズ川の水上バスといったロンドン交通局が管理する全ての交通機関、およびほとんどのナショナル・レール(National Rail. 旧イギリス国鉄)の駅で使えるプリペイド方式のタッチ式ICカード。*1 日本のsuica、PASMO、ICOCAと似ている。違うのは、日本のカードは乗車料金のみならず駅売店などでの買い物にも利用できる電子マネー機能がついているが、オイスター・カードは今のところ乗車料金の支払いにしか使えない。


このカードの最大のメリットは、使用する時間帯や路線により、現金よりも15~75%オフの大幅な割引料金が適用されること。そして、一日に何度も乗り降りする場合、一定金額以上は課金されない(=price cap)こと。つまり、一日乗り放題券を兼ねている。

料金表を見ると、「Oyster pay as you go (プリペイド方式のオイスターカードを使った場合)」の欄の料金は、総じてcash=現金よりも安い。具体的に言うと、ヒースロー空港のあるzone 6からロンドン市街中心部のzone 1までoff peak時間帯に往復する場合、現金だと10.6ポンドかかるが、オイスター・カードだと5.8ポンドですむ。45%引き。更にzone 6からzone 2のoff-peak時間帯では、なんと75%引き。

料金表にあるpeak時間とは、月曜日から金曜日(祝日を除く)の06:30~09:30と16:00~19:00. つまり、それ以外の時間帯がoff-peakとなる。ただし、zone 1を平日の16:00~19:00に通った場合はoff-peak料金となる。ここで言う時刻は、駅に入るために改札を通った時刻。

price capとは、一日に何回改札口を通っても、この金額以上は課金されない、ということ。*2 price capは自動で行われるので別途の手続きは不要。何回乗ればでそれ以上の料金が課金されないかは、利用する時間帯、乗車区間で異なるが、おおむね2~4回よりも多く乗れば元が取れる。料金表参照。


入手方法
underground利用の場合、駅のきっぷ販売窓口で入手できる。
「I 'd like to have a Oyster Card, please」(オイスターカードください)と言うと、「How much top up?」(いくらチャージするんだ?)みたいなことを聞かれるので、5~100ポンドのキリのいい金額を言う。
カードの入手には、チャージする金額に加え、5ポンドのデポジット(保証金)が必要。これはカードを使わなくなったとき、駅のきっぷ販売窓口でカードと引き換えに返却される。なので、チャージする金額+5ポンドを渡すと、チャージされたカードを、ビニール製のホルダーといっしょにくれる。ホルダーはただのサービスで、それに入れないとカードが機能しないというわけではない。
オイスター・カードを買える自販機が大きな駅には設置されているらしいが、自分は使ったことがない。


カードの裏面には細かい字でいろいろ書かれている。オイスター・カードはロンドン交通局の管理下にある、だとか、ロンドン交通局以外の交通機関で使う場合は当該交通機関管理組織の定める規定が適用される、だとか、普段の実用にはあまり関係のないことなので、気にしなくていいと思う。
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UNDERGROUNDでの使い方
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改札口を入るときと出るときに、自動改札機の黄色い丸い部分にカードをタッチするだけ。日本のICカードの場合と同じ。
なお、日本の自動改札に比べて、タッチしてから改札機の扉が開くまでのタイムラグが長い。1秒もないけど、改札機内で立ち止まることもしばしば。
また、日本のICカードの場合、出口の自動改札機にチャージ残高が表示されるが、undergroundの場合、表示されない改札機もある。


DLRでの使い方については、DLRについての記事を参照。


バス、リンクトラムでの使い方
underground, DLRの場合と異なり、乗車時のみにタッチする。
バスの場合、前方の乗車口から乗り、運転手の横の黄色い丸い部分にタッチする。降車は中央の降車口から行うのが原則だが、乗る人がいなければ前方の乗車口から降りる人も多い。


チャージ、残高確認
チャージ=top upは、きっぷ自動販売機、あるいは駅のきっぷ販売窓口で行う。
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残高確認を自販機で行う場合、液晶画面には触らずに、黄色い丸い部分にカードをタッチすると、チャージ残高が液晶画面に表示される。

チャージするには、チャージ残高が表示されたときの画面の指示に従えばよい。残高表示画面下の他言語バーをタッチ → 言語選択画面で「日本語」を選択。あとは日本の自販機でのチャージと要領は同じである。プリペイド方式=pay as you go、チャージ=top up さえ覚えておけばカンタン。
チャージは現金、クレジット・カード(自販機では日本語で「銀行カード」と表示されるが、クレジットカードのこと)でできる。自販機によっては紙幣=NOTEは不可の場合や、使えても20ポンド紙幣しか使えない場合がある。上の画像の自販機には「20ポンド紙幣のみ」の注意書きがある。



イギリスの公共交通機関の乗り方関連の記事



*1 ロンドン交通局公式サイト内、オイスター・カード案内ページより
by h9w457y8i | 2012-02-20 12:02 | Comments(0)

UNDERGROUNDとは、ロンドン交通局(Transport for London)が管理する地下鉄のこと。「Tube」と呼ばれることもあるが、街中の案内看板の表示は、もっぱら「UNDERGROUND」である。世界の他の地下鉄のように、Subway, Metroと表示されることはない。
11の路線、270近い駅を持ち、世界有数の規模を誇ると同時に、世界最古の地下鉄でもある。1863年の開業当時のトンネルを今でも使い続けている場所もある。*1 他の地下鉄に比べ、トンネルが狭く、それに合わせた列車の車内も狭いのが特徴。


トンネルの形に合わせ、屋根が丸くなっている。
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undergroundのシンボルマーク。ロンドン市内のいたるところで見られる。
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路線図こちら(PDF)。

日本からの直行便が到着するヒースロー空港にも、ピカデリー線(Piccadilly Line)の駅が3つある。「Terminal 1-3」駅(terminal 1, 2, 3の中心付近にある)、「Terminal 5」駅、「Terminal 4」駅。いずれの駅からも市街中心部にPiccadilly Line 1本で行ける。ハイド・パークそばのGreen Park駅まで所要時間約50分。現金で5.3ポンド、オイスター・カードを使いoff peakの時間帯に乗ると2.9ポンド。*2 運行頻度は5~7分に1本。
先に述べたように車内はかなり狭いが、各車両に6~8箇所あるドアのそばには座席がないところがあり、大きなスーツケースでも1~2個は楽に置けるスペースが、車両ごとに5~6か所程度ある。(車内の画像は後日up予定)
空港の到着ロビーからピカデリー線のきっぷ売り場までは、「UNDERGROUND」 あるいは「Train」の表示に従って進む。
ただし、航空会社にロンドン市内までの鉄道での移動方法を尋ねると、undergroundのピカデリー線ではなく、undergroundとはまったく別路線のヒースロー・エクスプレス(Heathrow Express)かヒースロー・コネクト(Heathrow Connect)の利用を案内されることが多い。ヒースロー空港発、パディントン(Paddington)駅行き。所要時間は、Expressが直行で約15分、途中停車するConnectが約26分。料金はExppressが19ポンド(First Classは28ポンド)、Connectが8.5ポンド。運行頻度は、Expressが15分に1本、Connectは30分に1本。オイスター・カードは使えない。*3*4 


運賃はゾーン制。 たとえば、ロンドン市街中心部はzone 1、そこから同心円状に外側に向かってzone 2, 3…となり、ヒースロー空港はzone 6に属する。どの駅がどのzoneに属しているかは路線図参照。そして料金表を見ると、各zoneからzoneまでの料金が記載されている。cashは現金、その隣の "Oyster pay as you go" は、オイスター・カードでの運賃。



自動販売機でのきっぷの買い方
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この機械では、硬貨、紙幣(note)、クレジットカード(bank card)が使えるが、中には紙幣が使えない機械もある。

タッチパネルの黄色く囲った部分は対応言語の表示。この中に「日本語」がある。この部分をタッチし、あとは画面の指示に従えばきっぷが買える。
なお、画面に「銀行カード」という表示が出てくるが、これは「Bank Card」の直訳であり、クレジットカードのこと。
赤く囲った部分は、オイスター・カードをタッチする部分。
青く囲った部分を拡大したのが、下の画像。
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上から、紙幣の投入口(この部分がない機械もある)、クレジットカードの暗証番号入力用10キー、クレジットカード挿入口。クレジットカードは磁気記録面を下にし、カードに記載された→方向に、緑色のくぼんだ部分の真ん中あたりまでカードを差し込む。


自動改札機
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きっぷを緑の矢印の挿入口から入れると、機械上部の黄色い丸い部分=オイスター・カードのタッチ部分の向こう側から出てくる。そして縦長の扉が開く。なお改札口には、不正乗車が発覚した場合は、80ポンドの罰金か刑事訴追される旨の注意書き(画像の青色の四角いシール)がある。
きっぷを使って出口の改札機を通ったことがないので、出口できっぷを改札機に通す必要があるかどうかは不明。(日本ではきっぷを出口改札機に通すのが一般的だが、外国では通す必要がない場合が多い)


オイスター・カードを使っての乗り方は、オイスター・カードについての記事を参照。



UNDERGROUND利用時のその他の留意点
「出口」は、"EXIT" ではなく、このように "Way out” と表示される。
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"Mind the gap" という言葉があちこちに書かれていたり、車内放送でもドアが開くたびに流れる。このgapとは、列車とホームの「スキマ」というよりも、「段差 」のことを指している。ホームの高さが列車の床の高さよりも15cmくらい低いところもある。

"Stand Right" と書かれた表示板がエスカレーター周辺に見られる。関西地方流に、立ち止まって乗る人は右側、歩いて上る人は左側、という意味。

バリアフリーはあまり進んでいるとは言えない。路線図で車椅子マークの駅が、バリアフリー化されている。



イギリスの公共交通機関の乗り方についての記事 目次



*1 ロンドン交通局公式サイト内、歴史解説ページより
*2 ロンドン交通局公式サイト内、料金表より。2012年1月2日に改定された。
*3 Heathrow Express公式サイトより
*4 Heathrow Connect公式サイトより





  
by h9w457y8i | 2012-02-16 10:15 | イギリス | Comments(0)

Tower of London 
White Tower

1079年、竣工。*1


ロンドン塔への行き方、見学のしかたは、こちらのブログ記事参照。


「シティー」と呼ばれる金融街のすぐ東、テムズ川の北岸に面した古い城砦、ロンドン塔。
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現在は有名な観光地であり、世界中から観光客が引きも切らずに訪れる場所だが、かつては多くの王族や貴族、政治犯たちがここに幽閉され、拷問を受け、処刑されたという歴史を持つ。

そのロンドン塔の中心、小高い丘状になっている場所に立つのが、White Towerである。
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1075年から1079年にかけ、ウィリアム征服王によって建設されたこの塔は、ロンドン市民に畏怖の心を植えつけ、またテムズ川をさかのぼってロンドンに侵入しようとする者を阻止する強固な要塞の働きをした。当初は国王の住居や冠婚葬祭の儀式にも使われた。1240年、ヘンリー3世はこの塔を漆喰で白く塗った。*1


現地配布パンフレットに描かれた地図。クリックすると別ウィンドウで拡大表示。
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White Towerへの入り口。
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内部は大幅に改造され、兵器博物館になっている。
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観光客を飽きさせないという趣旨はわかるけど……。
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土産物店も入っている。
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建物の壁は古い文化財の趣がたっぷりで、ちょっとホッとした。
かつての暖炉の跡。高さは3mほどある。
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塔の向こう側に、テムズ川にかかるTower Bridge.
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見学メモ

アクセス、開館時間、入場料、休館日などについては、記事その1の見学メモ参照。


*1 ロンドン塔公式サイト内、「ホワイト・タワーの物語」より
by h9w457y8i | 2012-02-15 10:06 | イギリス | Comments(0)

イギリスの世界遺産 > ロンドン塔




紀元前55年頃に現在の位置に砦が築かれたのが始まり。13世紀後半にほぼ現在の外形が整う。*2
1988年、世界文化遺産に登録。

ロンドン塔関連の記事
ロンドン塔  White Tower


イギリスのロンドン東部、シティ地区(ロンドン発祥の地で、金融・貿易の中心地。かつては政治・経済の中心地でもあった)の東端にある砦(とりで)。タワー・ヒルとよばれるテムズ川北岸の高台に建ち、中央のホワイト・タワーのほか、王室宝物館、武器展示館など数個の建物とそれらを囲む城壁があり、さらにその外側には濠(ほり)が巡らされている。その歴史はカエサルのブリタニア遠征(紀元前55年頃)の際の築城に始まるといわれ、古くから要塞(ようさい)として使われていたが、12世紀のノルマン王朝による再建を経て徐々に拡張され、13世紀後半にほぼ現在の外形が整った。17世紀前半までは王室の居城の一つであったが、歴史上はむしろ監獄として知られ、トマス・モア、アン・ブリン、ジェーン・グレイらが処刑され、また残虐な拷問も行われる*1 など、数多くの歴史的エピソードをもつ。ウェストミンスターではなくシティの内部に置かれたその立地が示すように、本来はシティの住民に対する国王権力の威圧の意が込められていたが、18世紀ごろから観光の名所として親しまれるようになり、現在に至っている。*2

1075年から1079年の間に建造が開始されたウィリアム征服王の石造の塔(White Towerのこと。*9)はきわめて印象的だったため、城は今でもロンドン塔(the Tower)と呼ばれている。ロンドン市民を支配し、侵略者を阻止するために、王は、古代ローマ時代のロンドン市の南東に位置するテムズ川河岸に要塞を築いた。*1

ロンドン塔の「塔」は、城砦の中心にあるWhite Towerにちなんで付けられている。*9 しかし「ロンドン塔」とはWhite Towerのみを指すのではなく、城(あるいは要塞)全体を指す。







テムズ川の南岸より。
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中央の4つの尖塔を持つ白い建物が、White Tower. ロンドン塔の中心に当たる。
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underground (ロンドン地下鉄)のTower Hill 駅から徒歩約1分。こちらはテムズ川とは反対側の、ロンドン塔の北~西側。
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ロンドン塔チケット売り場。
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入場券。寄付金を含めないようお願いしたので、通常よりちょっと安い18ポンド。詳細は記事末尾の見学メモ参照。
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現地配布パンフレットに掲載されている地図。以下の記事中、「地図15」とあるのは、この地図に記載されている建物の名称の番号。別ウィンドウで開きたい場合は、下のイラスト地図をクリック。
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入場ゲート。(地図23)
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ロンドン塔の出入り口、Middle Tower. (地図25)
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Middle Towerをくぐったところから、堀を望む。空堀で、底に生えているのは雑草ではなく、芝生を植えてあるようだ。
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堀を渡ったところにあるByward Tower. (地図8)
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落とし格子が、石の天井の間からチラリと見える。
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Byward Towerの裏側。
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Mint Street. (地図26) 少なくとも1300年から1812年まで、国の硬貨を鋳造する王立造幣局が置かれていた。*1 
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Water Lane. (地図39)
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St. Thomas Towerと、その内部にあるTraitor's Gate. (地図32および35)
反逆罪で捕らえられた多くの囚人たちは、トレイターズ・ゲートとして知られているセント・トーマス・タワーの門を通ってロンドン塔に投獄されたものと思われる。セント・トーマス・タワーは1275年から1279年にかけてエドワード1世が水門と王の住居として建造したもので、国王の平底船は大アーチの下の船着場に停泊したのだろう。*1
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Henry 3世の水門付近。(地図19)
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Bloody Tower. (地図3)「血塗られた塔」という意味。1220年ごろ、城へのテムズ川からの入城門として建設された。1483年、リチャード3世が、甥である二人の王子をこの塔に閉じ込め、窒息させて殺害した。その後、夜な夜な二人の男の子の幽霊が出るという噂が広まり、16世紀ごろからこの名前で呼ばれるようになった。*3
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Bloody Tower内、落とし格子のからくり。
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Bloody Towerに隣接している、Wakefield Tower. (地図36) この内部には、かつてロンドン塔で行われていた残虐な拷問に関する資料が置かれていた。
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王宮を守るためにヘンリー3世が築いた1230年代後期の見事な防備のうち、現存するのは、ゴールドハーバーゲートの基礎とこの防壁跡だけ。ゴールドハーバー・ゲートは後に牢獄として使用されたが、脱出不能と言うわけではなかった。海賊行為で捕らえられたアリス・タンカーヴィルは、恋に悩むロンドン塔の使用人の助けを借りて、1533年に脱獄に成功した。*1
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Waterloo Block. (地図40) この建物の内部は英国王室の宝物館になっており、巨大なダイヤモンドがちりばめられた数百年前の王冠を多数見ることができる。建物内部の写真撮影は不可。
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この不釣合いに巨大な時計にはどういう由来があるのか、いろいろ調べてみたが分からなかった。
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ワタリガラスはロンドン塔の名物。伝説によると、ロンドン塔からワタリガラスが姿を消すと、王国と要塞は崩壊してしまうとチャールズ2世の耳にささやかれたという。万が一のため、レイヴェン・マスター(鴉匠)がこの特徴あるワタリガラスを見守っている。*4
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宝物館前の、直立不動の衛兵。王室の王冠を守るため、イギリス軍から派遣されている。*1
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左が宝物館。右がWhite Tower.
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Scaffold Site(地図30)と、Tower Green(地図33)。
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テムズ川とロンドン塔の間の堤防を、しばらくぶらぶらする。
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ロンドン塔南部、団体専用出入り口となっているWharf. (地図42)
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ロンドン塔とテムズ川の間の堀。画面奥に見えるのは、WharfとSt Thomas's Tower(地図32)
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St Thomas's Tower (地図32)
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Lanthorn Tower. ( 地図20)
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Cradle Tower. (地図13)
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Queens House(地図28)とWater Lane(地図39)越しに、White Tower. (地図43)
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すぐ隣にあるタワー・ブリッジから。
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この方向の視線を少し左にずらすと、テムズ川対岸にロンドン塔が見える。
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見学メモ
アクセス
<鉄道>
underground=ロンドン地下鉄のDistrict Line、またはCircle LineのTower Hill駅からロンドン塔チケット売り場まで、徒歩約3分(約250m)。 改札を抜け、階段を上って地上に出ると、右手に道路の下をくぐる幅広の隧道がある。その隧道を抜けると、目の前にロンドン塔の濠が広がる。
DLR(Docklands Light Railways)のTower Gateway駅からチケット売り場まで、徒歩約5分(約350m)。

<バス>
ロンドン市営バスの、15, 42, 78, 100, RV1の各系統*5の最寄バス停が、チケット売り場まで徒歩約3分(約200m)。 バスについての詳細は、ロンドン交通局公式サイト(英語)参照。実際に乗車していないので記事はない。

<クルマ>
施設付属の駐車場はない。*5  ロンドン塔チケット売り場まで徒歩数分のところに、ロンドン塔公式サイト内*5で紹介されている民営の駐車場がある。24時間営業、料金は1時間2.5ポンド。*6
駐車場入り口は、下記リンクgoogle map参照。

google map


普段の見学
<開場時間> 
季節と曜日によって異なる。9:00~17:30がもっとも長い場合。詳しくは、ロンドン塔公式サイト内、開場時間案内ページ(英語)参照。

<料金> 
現地で当日チケットを買う場合の他に、インターネット予約割引、家族割引、年齢割引、団体割引などがある。詳細はロンドン塔公式サイト内、料金案内ページ(英語)参照。
記事掲載時の概略は以下の通り。
大人19.8ポンド。ただしdonation=寄付が1.8ポンド含まれる。これは任意*7なので、チケットを買うときに「without donation, please」と言えば、18ポンドのチケットを売ってくれる。
インターネット割引後の料金は、寄付を含めなければ17ポンド。10営業日以前の申し込みなら、チケットが郵送される。それ以降の予約の場合、直接現地に行き、予約の際に使ったクレジットカードをチケット売り場で提示する。予約が終わるとE mailが送られてくるので、それをプリントアウトして持っていく必要があるようだ。
年齢割引。5歳未満は無料。5~15歳は10.45ポンド。
家族割引。大人2名、子供6名までなら、全員で55ポンド。

<閉館日> 
1月1日、および12月24~26日。*8

施設内には、土産物店、レストランがある。開店時刻、メニューは公式サイト、レストラン案内ページへ。メニューはそのページの下のほう、PDFファイルに記載。


特別公開
普段公開されていない部分が、ある時期特別公開される、という情報は見つけられなかったが、各種イベントが常時催されている。詳細は、公式サイト内、イベント情報ページ参照。


問い合わせ
英語での電話番号、E mail addressが、ロンドン塔公式サイト内、問い合わせページに記載されている。



*1 現地案内看板より
*2 Yahoo百科事典より
*3 ロンドン塔公式サイト、Bloody Tower案内ページより
*4 現地配布パンフレットより
*5 ロンドン塔公式サイト、アクセス案内ページより
*6 Apcoa公式サイト、Tower Hill駐車場案内ページより
*7 ロンドン塔公式サイト、料金案内ページ(英語)より
*8 ロンドン塔公式サイト、開場時間案内ページ(英語)
*9 ロンドン塔公式サイト内、「White Towerの物語」より

by h9w457y8i | 2012-02-07 12:34 | イギリス | Comments(0)
だけでなく、世界各地の世界遺産見学のしかた、海外鉄道の乗り方、各地を訪れた時の街角スナップも。