サイトマップ > ロシアの世界遺産 > コローメンスコエの主の昇天教会

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英語名:Church of the Ascension, Kolomenskoye

モスクワ郊外、モスクワ川ほとりの高台にあるコローメンスコエは、かつて歴代ロシア大公の宮殿があった場所でした。1532年、大公だったヴァシリー3世は、のちにロシア初代皇帝・イワン雷帝となる子供の誕生を祝い、その敷地内に高い塔状の教会を建てました。これが主の昇天教会です。ロシア正教会の教会堂としては最初期のもので、ロシアに現存する石造建造物では最古だということです。ロシア正教会の教会堂は、「クーポラ」と呼ばれる玉ねぎ型の屋根を持つのが特徴ですが、この建物は8角形の尖った屋根を持っています。
1925年以降、コローメンスコエは野外文化財博物館となり、教会もその展示館の一つとして一般公開されています。そして1994年には、世界文化遺産に登録されました。


コローメンスコエの主の昇天教会 フォトギャラリー(16MB・96枚)




アクセス



主の昇天教会は、赤1
スマートフォンはこちらのマップ


最寄りの駅から徒歩
モスクワ地下鉄(モスクワ・メトロ) 2号線、コロメンスカヤ(Коло́менская)駅地図・青1)から、野外文化財博物館入口(地図・青2)を経由して、教会まで徒歩約20分(1.4km)。

または、

モスクワ地下鉄 2号線 カシルスカヤ(Каширская)駅地図・青4)から、野外文化財博物館入口(地図・青3)経由で、教会まで徒歩約30分(2.3km)。

モスクワ市街地に近いのも教会から近いのもコロメンスカヤ駅ですが、野外文化財博物館は非常に広大で美しい公園となっており、それを満喫するならカシルスカヤ駅で降りて公園内を散策するのもオススメです。

モスクワ地下鉄の乗り方は、モスクワ・メトロ紹介ページを参照してください。

それぞれの駅から教会までの行程など詳細は、コローメンスコエ訪問記編(編集中)を参照してください。

上のGoogle Mapをオンラインでスマートフォンなどで見ておけば、オフラインになってもGPSにより現在位置が表示されるので便利です。


コロメンスカヤ駅の出口。
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カシルスカヤ駅舎。
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↓ 博物館公園の中には、英語表記付きの標識もあります。
主の昇天教会は「Church of the Ascension」です。
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見学のしかた


主の昇天教会は、野外文化財博物館の敷地内にあります。

野外文化財博物館のHPを探しましたが、わかりませんでした。
なので、開園時間、入館料、休園日などの最新情報は、ロシアのホテルのコンシェルジュなどに、ネットの地図などを指し示して聞いてみるとよいでしょう。


2019.7
[教会の開館時間]
月・金曜日以外 9:45〜17:30
金曜日 10:45〜18:30
博物館公園の開園時間は、
5/1〜9/30 7:00〜24:00
10/1〜4/30 8:00〜21:00

[教会の入館料]
1F, 2F合わせて250ルーブル。
博物館公園への入園料は無料。

[教会の休館日]
月曜日。
博物館公園は年中無休。


基本的にロシアでは、モスクワの高級店やホテルなど一部の店を除いて、英語が日本よりも通じません。
自分の場合、スマートフォンのGoogle翻訳アプリが大活躍です。
オフラインでも、スマホのカメラを看板やメニューなどの文字に向けるとロシア語→英語の翻訳をしてくれますし、
アプリに英語の文字を入力すると、ロシア語に変換してくれます。
更に現地の3Gか4G電波を受診してオンラインにすれば、日本語での文字・音声の翻訳もしてくれます。


↓ コロメンスカヤ駅側の公園入口。地図・青2
セキュリティ検査用の機械がありますが、壊れているのか、みんな素通りです。
公園に入るには無料なので、お金も払いません。
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↓ こちらはカシルスカヤ駅側の公園入口。地図・青3
ここも素通りです。
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博物館公園入口の案内看板。
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博物館公園の地図看板。英語表記もあります。
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↓ チケット売り場。地図・青8
英語は通じませんが、売り場に置いてあったパンフレットの教会の写真を指差すと、250、と紙に書いてくれました。
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↓ チケット売り場に掲げられていた料金表。英語はありません。
クレジット・カードが使えます。
あとで知ったのですが、各種ツアーや催しの案内もあったようです。主に週末のものでした。
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150ルーブルと100ルーブルの、2枚のチケットを渡されました。

↓ 教会の近くにある博物館の案内所。どうせ英語は通じないと思って中には入りませんでした。
あとで知ったのですが、ここでオーディオガイドの貸し出しをしているようでした。
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教会は、塔状の建物の周りを回廊が取り囲んでいるような、変わった構造をしています。
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教会の展示室は1Fと2Fに別れています。
2階展示室に向かうには、廊下の階段を登ります。
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階段は3か所ありましたが、登れるのは1か所だけです。

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2F展示室の入口。ここで150ルーブルのチケットを椅子に座っていたおばさんに見せます。
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2F展示室内。こちらがメインの部屋と思われます。
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レンガと石で造られた壁は恐ろしく分厚く(3〜4m)、中は意外と狭かったです。
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その一方で天井はとても高く、床から41mあるそうです。
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1F展示室の入口。かなり小さいです。100ルーブル。
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1F展示室内。二つの部屋に別れていて、こちらは前室です。
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こちらが1Fのメインの部屋。当時のレンガや彫刻などが展示されています。
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建物の高さは、地面からてっぺんまで62m。
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一方こちらは、7年前の冬に行った時の画像です。
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屋根はなんか白く粉がふいたような感じになってますが、よく見るとレンガの上に白い石が貼り付けてあるのがわかります。石灰石による装飾です。
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こちらも冬の画像。回廊の下の柱は、かなりぶっといです。
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公園内では、オーディオガイド付きの観光列車?が運行されているようです。
自分が行った時は見かけませんでしたけど...。
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園内には、こんな感じのお店がところどころに建っていました。
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メニューには英語表記もありましたが。朝の10時過ぎに訪れた時は、まだお店は閉まっていました。
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トイレは、教会のそばにある観光案内所?(地図・青9)と、カシルスカヤ駅側にある展示館?(地図・青10)にありました。
他にも歩道沿いに、臨時?のトイレが設置されていました。冬は凍りそうなので、ないかもしれません。

カシルスカヤ側の展示館。
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教会から見たモスクワ川。
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公園内は市民の憩いの場にもなっているようでした。
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コローメンスコエの主の昇天教会 フォトギャラリー(16MB・96枚)

文化財分布マップ
(全国の国宝、重要文化財建造物の詳細位置をプロットしています。世界遺産は訪問済みが中心です)

このページは
ユネスコ公式サイト
現地案内看板
などの記述を参照しています。

by h9w457y8i | 2019-07-22 06:27 | ロシア | Comments(0)


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by h9w457y8i | 2017-10-31 07:23 | ロシア | Comments(0)

ロシアの世界遺産 > モスクワのクレムリンと赤の広場 トップページ


世界文化遺産
モスクワのクレムリンと赤の広場
Московский Кремль и Красная Площадь
Kremlin and Red Square, Moscow


赤の広場
クレムリン(壁、塔、宮殿)
クレムリン(宗教施設)
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by h9w457y8i | 2014-06-07 13:10 | ロシア | Comments(0)

ロシアの世界遺産リスト

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世界文化遺産

世界自然遺産

訪問済みの世界遺産・文化財分布マップ

世界遺産分布マップ(ユネスコ公式)


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クレムリンと赤の広場



文化遺産


ウラジーミルとスーズダリの白い建造物群

カザン・クレムリンの歴史遺産群と建築物群

キジ島の木造教会

クルシュー砂州



b0212342_13064152.jpgコローメンスコエの主の昇天教会
16世紀に建てられた。ロシア正教では珍しい、建物全体が尖塔状になっている教会。
モスクワ郊外の野外文化財公園の中に移築されている。外部は公園の開園時間中は見学自由だが、内部は期間、時刻が限られている。
map 55.66727, 37.67077



サンクト・ペテルブルグ歴史地区と関連建造物群

シュトゥルーヴェの三角点アーチ観測地点群

セルギエフ・ポサドのトロイツェ・セルギー大修道院の建造物群

ソロヴェツキー諸島の文化と歴史遺産群

デルベントのシタデル、古代都市、要塞建築物群



b0212342_14503280.jpgノヴォデヴィチ女子修道院群
16世紀から17世紀に建造された。ロシアの政治・宗教の中心であるクレムリンに近く、皇帝一族と深く結びついてきた。一般公開されているが、メインの修道院は2022年まで工事中。



ノヴゴロドの文化財とその周辺地区

ブルガールの歴史的考古学的遺跡群

フェラポントフ修道院群

ヤロスラヴル市街の歴史地区

b0212342_13063757.jpgモスクワのクレムリンと赤の広場
かつてのソ連、現在のロシアの政治の中枢であり、古くからロシアの宗教の中心でもあった。12世紀に建造が始まり、19世紀にほぼ現在の形になった。一般公開。モスクワを代表する観光地となっている。クレムリン内部の見学は月曜日定休。



Assumption Cathedral and Monastery of the town-island of Sviyazhsk





自然遺産


アルタイのゴールデン・マウンテン

オヴス・ヌール盆地

カムチャツカ火山群

コミ原生林

Landscapes of Dauria

中央シホテ-アリン

西コーカサス山脈

バイカル湖

プトラナ高原

ランゲル島保護区の自然生態系

レナ川の石柱自然公園


by h9w457y8i | 2012-03-10 06:24 | ロシア | Comments(0)

Кремль (クレムリ)

各聖堂の竣工時期は下記記事参照。
世界文化遺産 1990年登録



クレムリンの概要については、クレムリン(壁、塔、宮殿など)の記事を参照。

ソ連時代の秘密主義を象徴するかのようにも見える巨大な城壁に囲まれたクレムリン。その内部は、現ロシア政府・議会の中枢部と、ロシア正教の中枢部とに別れる。この記事では、後者の宗教施設の外観画像をご紹介。

クレムリンの建物配置図
赤の広場の記事





聖堂広場
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帝政時代からロシア正教の数々の行事や皇帝の戴冠式なども行われ、外国からの使節を招く場所でもあった。現在もしばしば行司や祭典が行われる。





パトリアーシェ宮殿および十二使途教会
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ロシア正教の総主教の宮殿。竣工時期不詳。5つの丸屋根を持つ十二使途教会は1656年の竣工。現在は17世紀ロシアの工芸博物館として使われ、祭服や聖具、銀器など精緻な品々が数多く展示されている。*1






ウスペンスキー大聖堂
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かつてロシア帝国の国教大聖堂とされ、ロシア皇帝が戴冠式に臨み、モスクワ総主教が葬儀に付された場所。地震で倒壊した初代大聖堂に代わり、イタリアの名匠アリストーテリ・フィオラバンティの設計で1479年に再建。古都ウラジーミルのウスペンスキー大聖堂を模して作られたといわれている。*1






イワン大帝の鐘楼
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イワン雷帝(イワン4世)の頃、モスクワにこれ以上高い建物はなかった。それは誰もこの建物より高い建築物を建てる権利がなかったから。1505年~1543年にかけて工事が行われた。ナポレオンがモスクワから撤退する際に鐘楼の爆破を命じたが、18個の鐘は残った。1992年の復活祭を機に、教会としての機能を再開。鐘楼の高さは81mで内部は非公開。*1







アルハンゲルスキー聖堂
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軍の守護聖人、大天使アルハンゲル・ミハイルを祀って建てられた教会。現在の建物は、イワン大帝が死の直前に下した命により、ヴェネツィアのイタリア人アレヴィズ・ジュニアの設計で1505年から1508年にかけて建設された。もともと建物は16世紀のロシア建築を踏襲したものだが、設計者がイタリア人だったこともあり、どことなくルネッサンス様式の面影もたたえている。外壁上部の貝殻模様は、この教会にエキゾチックな雰囲気をもたらしている。14世紀からこの教会には、歴代のモスクワ公、後にロシア皇帝の遺体安置所となっていて、ピョートル大帝が首都をサンクト・ペテルブルグに移すまでの間の皇族たち、全部で48の棺が堂内に所狭しと並べられている。*1
堂内は見学可能だが写真撮影は不可。







ブラゴヴェシチェンスキー聖堂
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イワン大帝の命により、1484年~1489年にモスクワとプスコーフの名匠たちによって建てられた。グラノヴィータヤ宮殿に隣接し、皇帝自身の礼拝に使われた。この教会は、イタリア人の手によるクレムリンのほかの教会に比べ、純ロシア的な色合いが強いとされる。1547年に火災に見舞われたが、イワン雷帝によって修復されている。このとき拡張された部分が元の教会を取り巻くポーチで、イワン雷帝のポーチと呼ばれている。*1 
2番目の画像に写っているのがそのポーチ、かな?








見学メモ

アクセス
地図
赤の広場の記事、見学メモ参照。

普段の見学
クレムリンへの入場に関しては、クレムリンの塀、塔、宮殿などに関する記事の見学メモを参照。
訪れたのは2011年7月。このときはアルハンゲルスキー聖堂のみ内部に入れた。他の聖堂の内部に他の日であれば入れるのかどうかは不明。

特別公開
情報は見つけられなかった。



*1 ダイアモンド・ビッグ社「地球の歩き方 ロシア 2006~2007年版」
by h9w457y8i | 2011-09-27 08:31 | Comments(0)

Кремль (クレムリ)

15世紀末、レンガ造りの壁と塔が竣工。
寺院は15世紀末から16世紀初めにかけ、竣工。
大宮殿、武器庫などは19世紀中ごろ、竣工。
世界文化遺産 1990年登録。




クレムリンはもともとロシア語で「城」を意味し、正しくは「クレムリ」と発音する。一般的にはモスクワの中心地、モスクワ川そばの小高い丘の上にある、レンガ造りの巨大な壁に囲まれた宮殿や寺院などの一連の施設をさす。言わずと知れた旧ソ連、そして現ロシア連邦の政治、宗教の中心である。
1156年にユーリー・ドルゴルーキーがモスクワ川の左岸の小高い丘に砦(とりで)を築いたのがクレムリンの始まりといわれる。1367年、ドミトリー・ドンスコイがモンゴル軍の襲来に備えて白い石で壁と塔を建てた。さらに、1480年にモンゴルからの独立を達成したイワン3世が、1485年から95年にかけて壁と塔をれんが造にかえ、ウスペンスキー寺院(1475~79)、ブラゴベシチェンスキー寺院(1484~89)、グラナビータヤ宮殿(1487~91)、アルハンゲリスキー寺院(1505~08)、イワン大帝鐘楼(しょうろう)(1505~08)などの建設を始め、この時代に今日のクレムリンの景観がほぼできあがった。18世紀初めにピョートル大帝がペテルブルグ(ソ連時代のレニングラード)をつくり、首都を同地に移したので、皇居としての機能はなくなったが、歴代皇帝の戴冠(たいかん)式はウスペンスキー寺院で行われた。遷都後も元老院の建物(1776~87)、クレムリン大宮殿(1839~49)、武器庫(1844~51)などが建てられた。
1917年11月(露暦では10月)の革命後、モスクワがふたたび首都となり、クレムリンがソ連政治の中心となった。旧元老院の建物に人民委員会議が置かれ、レーニンがそこに住みながら同議長として活躍した。1959年から61年にかけて大会宮殿が建設され、劇、バレエ、音楽会などの会場として利用されている。*1

クレムリンの建物の位置の地図は、こちら



兵器庫前の壁と塔。
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第二次世界大戦における無名戦士の墓。ここでは定時に衛兵の交代が行われ、観光名物となっている。
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クタフィア塔そばの、城壁の中に入るチケット売り場。このようにいつも行列ができているらしい。
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クタフィア塔。ここがクレムリン敷地内への入口のメイン。
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クタフィア塔と長い廊下?で繋がっている、トロイツカヤ塔。たくさんある望楼の中で最も高い。*2
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兵器庫。現在はクレムリン警備隊の兵舎として使われているらしい。観光客は立ち入り禁止。というか、この画像に写っている道路に一歩足を踏み入れただけで、そこここに立っている歩哨に「ピピーッ!」と笛を吹かれてしまう。
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ロシア連邦大統領府。1934年竣工。立ち入りはおろか、画像に写っている道路に立つこともできない。しかし逆に言うと、ここまで建物に接近できることは驚きであった。
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国立クレムリン宮殿。1961年竣工。ソ連時代は「クレムリン大会宮殿」と呼ばれ、共産党大会や国際会議場として使われた。現在は劇、バレエ、音楽会の会場などとして使用される。鉄筋コンクリートとガラスでできた外観はクレムリンの中ではかなり異彩を放っており、この建物だけは世界遺産の指定から外れてしまっている。
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大砲の皇帝。1586年完成。一度も発射されていない。*2
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モスクワ川。
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クレムリン大宮殿。1849年竣工。現在はロシア連邦の国会議場。
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武器庫。19世紀半ばに竣工。現在は歴史博物館となっている。
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ボロヴィツカヤ塔。もうひとつのクレムリンへの入口。
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ボロヴィツカヤ塔からクレムリン大宮殿方面。
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クレムリンの北西部分に広がるアレクサンドロフスキー庭園。
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見学メモ

アクセス
地図
赤の広場へのアクセスに関する記載を参照。

普段の見学
休場日 木曜日。
開場時刻 10:00~17:00(チケットは9:30から販売)
城壁の中に入るには、350ルーブル(記事掲載時、1ルーブル≒2.8円)
武器庫の歴史博物館見学料 700ルーブル(オーディオ・ガイドは別途200ルーブル)
かつての旅行ガイドには、この他に「場内で写真撮影を行う場合は50ルーブルでシールを買い、それを目立つところに貼り付ける必要アリ」という趣旨の記載が見られるが、現在はそれはなくなった。
チケット売り場は記事内、リンク地図に記載。夏の平日の午前11時で、約15分並んだ。
チケット売り場のすぐ隣、クタフィア塔がメインの入場口。ここでセキュリティー・チェックを受ける。大き目のバッグ、バックパックは持ち込み不可、とあるので、そういうものは入場口の地下の手荷物預かり所に荷物を預ける。ただ、今回A4程度の手提げバッグを持って行ったら持ち込み可能だった。一眼レフカメラも持ち込み可。
武器庫内部とmuseum cathedral(?)内部は撮影不可。
城内にはトイレはあるが、食べ物、飲み物の売店、レストラン、カフェはない。ペットボトルに入れた飲み物は持ち込み可能だった。
詳細はクレムリン公式サイト参照。(ロシア語および英語)

特別公開
記事掲載時は見つけられなかった。


*1 Yahoo!百科事典
*2 ダイヤモンド・ビッグ社「地球の歩き方 ロシア」2006~2007年版
by h9w457y8i | 2011-08-06 15:51 | ロシア | Comments(2)

Красная площадь (クラースナヤ・プローシシャチ)

15世紀末に広場として整備。*1
世界文化遺産 1990年登録。






「クラースナヤ」とはロシア語で「赤い」を意味するが、この広場の名前の由来は、社会主義体制の象徴的色、「赤」ではない。「クラースナヤ」には「美しい」という意味もあり、語源はここから来ているとされる。*2
ロシア連邦の首都モスクワの都心にある細長い広場。面積7万3000平方メートル。クレムリンの東にあり、17世紀に露天市(いち)を取り払って広場がつくられた。ロシア革命(1917)前は現在の面積の2分の1しかなかった。クレムリンの壁の前に、ロシア革命後の1920年代末、暗赤色の岩石でレーニン廟(びょう)がつくられて以後、この廟に詣(もう)でるロシア人や外国人の列が、クレムリンの西にあるアレクサンドル公園から、赤の広場の西端に立つ国立歴史博物館わきを通り、赤の広場へ延びる光景はソ連時代のモスクワの名物となっていた。現在では、かつてほどではないが、外国人や、土曜、日曜に地方から出てきた参拝者がみられる。クレムリンとともに1990年に世界遺産の文化遺産として登録された(世界文化遺産)。ソ連時代には5月1日のメーデー、11月7日の革命記念日には、この広場でパレードが行われたが、ソ連解体後は行われていない。*3





赤の広場、北西端の入口にある、ヴァスクレセンスキー門。17世紀に建てられたが、1931年、パレードの邪魔になるという理由で、スターリンの命により破壊された。現在あるのは1995年に再建されたもの。
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広場の北西端から、外に出たところ。手前右の建物が、国立歴史博物館。
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広場の北西端で、広場に背を向けた風景。
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広場の南東端にある、ポクロフスキー聖堂。1560年竣工。
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クレムリン城壁、赤の広場の北西端にある、ニコリスカヤ塔。
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広場の北西端に建つ、国立歴史博物館。
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広場の中央に建つ、レーニン廟。エンバーミング処理されたレーニンの遺体が永久保存されている。ソ連時代、閲兵式(軍事パレード)が行われる際には、この上にソ連の上層部の面々が並んだ。
訪れたのは金曜日で、あいにく閉館中だった。
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元老院(ロシア連邦大統領府)の屋根。この上に旗がはためいているときは、大統領がクレムリンにいる印。
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広場を挟んで、クレムリンとは反対方向にあるグム百貨店。1893年、工場として建てられ、その後1921年にレーニンが百貨店とした。ソ連時代は食料品、衣料品が販売されていたが、現在はその頃の面影はまったくなく、外資系高級ブランドが軒を並べるショッピング・モールに変身している。
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広場の南東端に建つ、クレムリン城壁の一部、スパスカヤ塔。
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スパスカヤ塔と、前述のニコリスカヤ塔の先端には、巨大な赤い星が輝いている。
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広場に面したクレムリンの城壁。
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見学メモ
google map

アクセス
<鉄道>
モスクワの地下鉄「モスクワメトロ」は、モスクワ市内をほぼ網羅する12の路線で構成されており、その路線網の中心部にクレムリンは位置する。東京メトロと皇居のような関係。よって、地下鉄のどの路線、どの駅からも、クレムリンや赤の広場へのアクセスは容易である。
路線図はこちら。(もしリンクが無効な場合は、モスクワメトロの公式サイト(ロシア語と英語)へ。)
1番線「Охотный ряд」駅から、徒歩約3分。
2番線「Театра́льная」駅から、徒歩約5分。
3番線「Пло́щадь Револю́ции」駅から、徒歩約2分。
4番線「Алекса́ндровский сад」駅から、徒歩約7分。
6番線および7番線「Китай-город」駅から、徒歩約7分。
9番線「Боровицкая」駅から、徒歩約7分。
モスクワ・メトロの乗り方については、こちらの記事に詳述。


普段の見学
赤の広場は常時見学可能。レーニン廟は、火、水、木、土、日曜の10:00 ~ 13:00 の間、一般公開されている。


特別公開
情報は見つけられなかった。



*1 コトバンク 
*2 ダイヤモンド・ビッグ社「地球の歩き方・ロシア 2006~2007年版」
*3 Yahoo百科事典
by h9w457y8i | 2011-07-25 18:02 | ロシア | Comments(0)
だけでなく、世界各地の世界遺産見学のしかた、海外鉄道の乗り方、各地を訪れた時の街角スナップも。