Château de Versailles

世界文化遺産  1979年、登録。2007年、修正登録。
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17世紀前半~19世紀中ごろにかけ、建設および増改築。*1


ヴェルサイユ宮殿と庭園のその他の記事
宮殿内部
庭園
大トリアノン、小トリアノン
王妃の村里


パリ市街の南西およそ20kmのところにある。バロック建築*3の代表的な建造物。
元々は、17世紀前半にフランス国王ルイ13世が建てた狩猟用の別荘だったが、”太陽王”ルイ14世により大幅に増改築され、その巨大さ、豪華絢爛さは、絶対王政の象徴となった。17世紀後半にはここに宮廷と政府が移され、宮殿はフランス王政の中心となった。
18世紀末のフランス革命により国王一家は宮殿を後にし、19世紀中ごろからは歴史博物館として更なる改装を受けた。*2
…ということで、近代建築物とは言えないが、せっかく訪れた世界遺産なので記事に。



b0212342_14202333.jpgEREのVersailles R.G.駅から歩いて数分も行くと、
通りの向こうに宮殿が見えてくる。



一番手前、左右の縦長の建物は、大臣庁舎。その奥に宮殿がある。
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中央格子門を抜け、大臣庁舎に挟まれた正面中庭に立つ。金色に光る門の向こうは、”王の中庭”と宮殿。
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b0212342_15213285.jpg正面中庭から、
宮殿とは反対方向に
振り向く。
この中庭は石畳でできている。




金色の門の奥。王の中庭。
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中庭の地面には、白と黒の大理石が敷き詰められている。
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b0212342_14462298.jpg見上げると、
中央棟上部には、
金ピカの大時計。
まさか300年以上前のものとは思えないが…。



宮殿中央の最深部。
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ここでふりかえると。
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宮殿北翼と、南翼。
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王室礼拝堂と、その屋根。
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南翼の中庭部分。
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南翼、中庭に面していない部分。今立っているところを通って、庭園に出る。
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王の中庭に面していない部分はいくぶん質素。         
屋根の金ピカ装飾もない。                       宮殿の出入り口付近には、レストランやカフェがある。
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宮殿西側の庭園から。こちらから見たほうが、宮殿の巨大さを実感できる。
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北翼。
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b0212342_15111615.jpg屋根の装飾。


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中央棟。
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南翼。
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b0212342_1515473.jpgチケットを買った後、
ここでセキュリティー・チェックを受けてから宮殿内へ。
王の中庭のすぐ外側にある。


b0212342_15143955.jpg世界的な観光地のため、
セキュリティー・ゲート前には数100mにもおよぶ行列。






見学メモ

アクセス
ヴェルサイユ宮殿公式サイト(日本語あり)参照。鉄道の時刻表リンクもあり。
<鉄道>
今回の行き方。エッフェル塔の近くから乗り換えなしの1本で行けるフランス国鉄SNCFのRER(「エル・ウー・エル」、高速郊外鉄道)のC5線に乗り、終点のVersailles-Rive Gauche駅(「ヴェルサイユ・リヴ・ゴーシュ」 宮殿に最も近い駅。Versailles R.G.と表記されることが多い)から、徒歩約8分。RERの乗り方についてはこちらの記事を参照。

<クルマ>
正面中庭の前に、数100台は停められそうな駐車場がある。平日午後1時頃は、ほぼ満車状態だった。他にも庭園側に駐車場があり、そちらはそれほど混雑していなかった。場所は、この記事冒頭にリンクを張った地図で、宮殿北側の池「バッサン・ド・ネプテューヌ」付近、および宮殿から北約1.3kmの「グラン・ラック」周辺。いずれも有料。


普段の見学
閉館日、開館時間、料金などは、ヴェルサイユ宮殿公式サイト参照。王の中庭以外なら、外観見学は庭園に入るのも含め、無料。王の中庭に入るには、入館チケットを購入して上記セキュリティー・ゲートを通過する必要がある。入館に関しては、ヴェルサイユ宮殿内部の記事参照。また、かなり長期間にわたる修復工事が進行中。かつては王の中庭に面した部分は工事用の布で覆われていたが、2011.5月現在、その部位の工事は北翼の一部を除き、ほぼ終了しているようだった。
なお、宮殿本体の外観とは関係ないものの、必見の庭園内”マリー・アントワネットの離宮”周辺は、ローシーズンは閉鎖される。詳細は"王妃の村里"の記事参照。


特別公開
情報は見つけられなかった。


問い合わせ
ヴェルサイユ宮殿美術館国有地公団へ。公式サイト参照。 …としたものの、日本語では通じないと思われる。日本のフランス大使館は観光に関する問い合わせには応じないとのこと。




*1 現地配布パンフレット
*2 ヴェルサイユ宮殿公式サイト
*3 用語解説参照

ヴェルサイユ宮殿と庭園の記事リスト
# by h9w457y8i | 2011-05-07 17:09 | フランス | Comments(0)

どうししゃ(きゅうえいがっこう、しんがっこうおよびはりすりかがっこう) ハリスりかがくかん

国指定重要文化財 (内装の指定は階段のみ *1)
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明治23年(1890年)、竣工。
煉瓦造、建築面積587.0㎡、東北隅実験室付、桟瓦葺(さんかわらぶき)




京都御所のすぐ北、今出川通を挟んで、同志社大学今出川キャンパスがある。
キャンパス内には国の重要文化財に指定されたレンガ造りの建物が5棟、登録有形文化財の建物が3塔。貴重な明治時代の洋風建築がひしめいている。
大学の入口でイラストつきのキャンパス・マップをもらえる。
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b0212342_1271777.jpg玄関ポーチ上部の
プレート。


b0212342_1281034.jpg屋根は、
一般の住宅に使われているのと同じ、
桟瓦葺き。


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同志社教員のラーネッド(D.W.Learned)の知人であるアメリカ、コネティカット州ニューロンドン市の実業家、ハリス(J.N.Harris)が「自然科学教育のために」と寄付した基金(10万ドル)の中から建てられ、イギリス人の建築家、ハンセル(A.N.Hansell)が設計した。この校舎で開校した「ハリス理化学校」は1896年に廃止されたが、1949年に発足した現在の工学部の全身に当たる。建築当時は屋上に天文台が設置されていた。1976年に耐震補強などの改修工事が行われた際、内部は模様替えが行われたが、階段は建築当初のままである。新島襄の葬式が隣の礼拝堂の前で行われた際、ハリス理化学校は建設工事中であったが、学生たちは新島の棺を若王子山頂に担ぎ上げるのにその資材の一部を利用したと伝えられている。現在の階段の手すりがそれであるという。1979年、国の重要文化財に指定された。*2



見学メモ
アクセス
彰栄館の見学メモ参照。
普段の見学
外観、および階段と2階のNeesima Roomの展示などが見学可。*3 
大学構内への立ち入りについては彰栄館の見学メモ参照。
特別公開
定期キャンパス・ツアーに参加すると、学生ボランティアによる解説付きで見学できる。2010年は5回開催された。
問い合わせ
同志社大学広報課へ。同志社大学公式サイト参照。



*1 文化庁文化財等データベース
*2 現地案内看板
*3 同志社大学見学案内ページ



同志社大学の文化財リスト
全国の近代文化遺産リスト
# by h9w457y8i | 2011-05-05 12:23 | 京都 | Comments(0)

どうししゃ(きゅうえいがっこう、しんがっこうおよびはりすりかがっこう) れいはいどう

国指定重要文化財
明治19年(1886年)、竣工。
煉瓦造、建築面積316.0㎡、一階建、一部中二階及び地下室付、鉄板葺



京都御所のすぐ北、今出川通を挟んで、同志社大学今出川キャンパスがある。
キャンパス内には国の重要文化財に指定されたレンガ造りの建物が5棟、登録有形文化財の建物が3塔。貴重な明治時代の洋風建築がひしめいている。
大学の入口でイラストつきのキャンパス・マップをもらえる。
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アメリカン・ゴシック調のこの建物は、プロテスタント教会の煉瓦造りの礼拝堂としては、現存する中では最古のものである。同志社の礼拝堂としては、二代目(初代は木造)。資金は彰栄館や有終館と同様にアメリカン・ボード(会衆派教会系のミッション)からの寄付で、設計も同志社教員(アメリカン・ボード宣教師)のグリーン(D.C.Green)である。施工は有終館をも請け負った京都の棟梁、三上吉兵衛。同志社創立者の新島襄が、「礼拝堂は同志社の精神」と言うように、「良心教育」を目指す同志社のシンボルでもある。徳富蘆花が同志社時代を題材にした小説「黒い目と茶色の目」で「五色の光線」が降る、と形容したステンドグラスを通して堂内に差し込む光がやさしい。
1963年に国の重要文化財に指定され、1987年から1990年まで半解体修理工事が行われた。*1



見学メモ
アクセス
彰栄館の見学メモ参照。

普段の見学
外観のみ見学自由。大学構内への立ち入りについては彰栄館の見学メモ参照。

特別公開
定期キャンパス・ツアーに参加すると、内部を見学できる。2010年は5回開催された。

問い合わせ
同志社大学広報課へ。同志社大学公式サイト参照。



*1 現地案内看板、および同志社大学公式サイト内建物案内ページ



同志社大学の文化財リスト
全国の近代文化遺産リスト
# by h9w457y8i | 2011-05-04 11:26 | Comments(0)

どうししゃ(きゅうえいがっこう、しんがっこうおよびはりすりかがっこう) しょうえいかん

附(つけたり)*4 : 時計機械1台

明治17年(1884年)、竣工。

煉瓦造、建築面積276.2㎡、二階建、桟瓦葺(さんかわらぶき)*4、東面塔屋(鉄板葺)、南面玄関ポーチ付

国指定重要文化財  1979年、指定。







京都市街のやや北寄り。京都御所のすぐ北、今出川通を挟んで、同志社大学今出川キャンパスがある。
敷地南東角の、正門。
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キャンパス内には国の重要文化財に指定されたレンガ造りの建物が5棟、登録有形文化財の建物が3塔。貴重な明治時代の洋風建築がひしめいている。
大学の入口でイラストつきのキャンパス・マップをもらえる。
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烏丸(からすま)通に面した西門から入ると、すぐ左手にあるのが彰栄館。
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「アメリカン・ゴシック調」という洋風建築ではあるが、屋根に注目すると、和風の瓦葺き。
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b0212342_98258.jpgレンガの積み方は、
イギリス積みと長手積みが混ざっている。


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アメリカン・ゴシック調の瓦葺きの煉瓦造り。京都市内に現存する煉瓦建築の中では最古のもの。アメリカン・ボードの寄付を受けて、同志社教員の宣教師D.C.グリーンが設計。*1
現在は同志社中学校の施設として使用されている。
附指定の時計塔の時計も、ちゃんと正しい時刻を指していた。




見学メモ

アクセス
<鉄道>
京都市営地下鉄烏丸(からすま)線「今出川(いまでがわ)」駅から、徒歩約2分。
京阪電鉄本線「出町柳(でまちやなぎ)」駅から、徒歩約13分(1.1km)。
<バス>
京都市街は市営バスと京都バスが網の目のように走っており、鉄道駅が最寄になくてもバスを駆使すれば、少なくとも京都市街地内の移動にはほとんど不都合なし。市バスの路線図 ・ 京都バスの路線図
(乗り放題パスはいろいろな種類がある。市営地下鉄、市バス、京都バスが全て使えるパスもある。詳しくは京都市交通局案内ページへ)
最寄の停留所は、市バス「同志社前」(京阪出町柳駅前から102,201,203系統)、「烏丸今出川」。あるいは京都バス「烏丸今出川」。時刻表、料金などは京都市交通局公式ホームページ、もしくは京都バス公式サイトへ。
<クルマ>
御所の敷地内、烏丸通に面した一角に公営駐車場(250台)がある。駐車場から大学まで徒歩約8分(600m)。コインパーキングは周辺には少ない。それ以外の民間駐車場は、自分が訪問したときには見つけられなかった。同志社大学周辺に限らず、京都の街中は他の大都市に比べると駐車場が少ない。


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普段の見学
針すり科学館一般公開

同志社大学の敷地内にあり、大学の門が開いていれば、自由に構内に立ち入って建物の外観を見学できる。*2  一方、内部は同志社中学校の施設として使用されているので、見学は不可。
門から大学構内に入る際の守衛所への立ち寄りは不要。年末年始、夏季休業中など、正門と西門が閉まっているときは構内立ち入り不可。学内トイレ・食堂は常時使用可。*2 
平日の団体ツアー(10~100名)も事前予約の上受け付けている。その際は上記に加え、昼食時間帯の学内食堂使用禁止など、いくつかの制限がつく。*3

特別公開
2011年は、6,7,10,11,12月土曜日の各月1日のみ、学生ボランティアによる解説付きのキャンパス・ツアーが開催される。その際、クラーク記念館や礼拝堂は内部の見学ができるが、彰栄館の内部見学の可否は不明。このキャンパス・ツアーは予約不要、無料。開催日時などは大学公式サイト案内ページ参照。
附指定の時計塔の時計については、塔に登って機械が見られるとか、そういう情報はネット上では見つけられなかった。

問い合わせ
同志社大学広報課へ。電話&FAX、メールアドレスは大学公式サイト参照。


*1 同志社大学公式サイト内建物案内ページ
*2 同志社大学公式サイト内見学案内ページ
*3 同志社大学公式サイト内団体見学案内ページ
*4 用語解説参照




同志社大学構内の文化財リスト
全国の近代文化遺産リスト
# by h9w457y8i | 2011-05-02 09:43 | Comments(0)
だけでなく、世界各地の世界遺産見学のしかた、海外鉄道の乗り方、各地を訪れた時の街角スナップも。