サイトマップ > 世界の鉄道・フェリー乗り方リスト > ヘルシンキトラム

路線図

時刻表

きっぷの種類、買い方

乗り方



ヘルシンキ・トラムは、ヘルシンキ地域交通局(HSL/HRT=Helsinki Regional Transport, HSLはフィンランド語の略号)が運行するヘルシンキ市内の路面電車。ヘルシンキ市民のごく一般的な交通手段であり、観光客にも便利。
一部列車に「HKL/HST」のロゴが表記されているが、これはHSL/HRTの前身、ヘルシンキ市交通局のフィンランド語とスウェーデン語の略号。



路線図



上の画像はJPEG。PDFの路線図(1.1MB)は、トラムを運行しているHSL(ヘルシンキ地域交通局)公式サイト(英語)からダウンロードできる。





時刻表


HSL公式サイトに乗り換え案内機能がある。英語。それなりに使える。
でも、やっぱりGoogle Mapの乗り換え案内機能が便利。日本語で検索できるし。
ヘルシンキ市内なら1路線で10〜15分に1本くらいで来る。





きっぷの種類、買い方


1. Single Ticket(シングル・チケット=通常のきっぷ)

2. Day Ticket(デイ・チケット=乗り放題のきっぷ)

3. Helsinki Card(ヘルシンキ・カード=博物館の割引なども付いてる乗り放題のきっぷ)


1. Single Ticket(シングル・チケット=通常のきっぷ)

買い方によって、チケットの料金や有効時間が違う。有効時間内はトラムの乗り降り自由。往復もできる。乗車中に有効時間を過ぎても、次の降車までチケットは有効。

1-1. 券売機・売店でシングル・チケットを買う場合
料金は2.5ユーロ。有効期間は、購入してから60分。2018.4
チケットが買える券売機、売店、駐車券券売機は、HSL公式サイトのインタラクティブ・マップで検索できる。

トラム用の券売機が設置されている停留所は少ない。券売機で買うとレシートのような紙。有効時間は購入から60分。最初に液晶画面のイギリス国旗のマークにタッチ。すると英語表記に変わる。

コンビニ(R Kioski)、スーパー(S Martなど)でも買える。名刺のような、緑色の硬い紙のカード(トラベル・カード)。
レジで「ヘルシンキ・トラム、シングル・チケット」と言えば通じると思う。

駐車場(路上パーキングなど)の券売機でもシングル・チケットが買える。券売機の中では設置数がもっとも多く、市内のあちこちで見かける。ただし、支払いはクレジットカードのみ。また、英語表記があるかどうか不明。

注意) 以前はトラムの運転手から乗車時に紙のシングル・チケットを買うことができたが、2018年1月からはできなくなった。(バスの運転手からは買える)



1-2. モバイル・チケット(こちらが現在ではメイン)でシングル・チケットを買う場合
スマートフォン(かタブレットPC)、クレジットカード(VISAかMasterのみ)、事前にホテルなどでネットに接続できる環境、この3つが必要。
専用アプリをダウンロードし、そのアプリでチケットを買うと、スマートフォンがチケットになる。課金後は、乗車時にオフラインでもOK。

2.2ユーロ。2018.4
スマートフォンの専用アプリでチケットを有効化してから、80分間有効。

以下、モバイル・チケット・アプリのダウンロードから、チケット利用方法まで。
1 〜 7 の手順は日本でもできる。

1. 「hsl mobile」でアプリを検索。「HSL Mobiililippu」というアプリをダウンロード。


2. アプリを立ち上げると、最初に言語選択の画面になるので、「In English」を選択。
3. アプリ利用規約の同意画面。「I accept the Terms of use」のスイッチをスライドして、画面下の「CONTINUE」をタップ。


4. 支払い方法選択画面。「Card payment」を選択。右下の「CONTINUE」をタップ。


5. 電話番号と居住地域の入力画面。電話番号はスマートフォンの電源が乗車中に切れた場合などのため、らしい。「+81」=日本の国番号、それと11桁の電話番号を入れる。入れなくても先に進めるかもしれない。


居住地域は、画面を下にスクロールすると、一番下に「I live abroad(外国に居住)」があるので、そこにチェックを入れる。そして右下の「CONTINUE」をタップ。


6. クレジットカード番号、有効期限、CVC(3桁のセキュリティ・コード)を入力。右下の「SAVE」をタップ。


7. アプリで子供のチケットを買うこともできますよ、という説明画面。「OK」をタップ。以上で、アプリの事前設定は終了。


8. すると、チケット購入画面になる。ここから先は、トラムに乗車する時刻が決まってから。次にアプリを立ち上げると、この画面から始まる。

トラムに乗車する前に、オンラインの状態で有効時間開始時刻を入力してチケットを買えば、そのあとはオフラインでもアプリはモバイル・チケットとして機能する。

8. の画面になっていなければ、左上のメニュー呼び出しアイコンをタップして、一番上、「Purchase ticket」を選ぶ。

8. の画面で、シングル・チケットかデイ・チケット(乗り放題チケット)を選ぶ。


次に 8 . の画面でトラベル・ゾーンを選ぶ。トラムの料金はゾーン制。ヘルシンキの中心地のみの乗車なら、プルダウンから「Helsinki」を選ぶ。


9. トラベル・ゾーンを選んだら、有効時間開始をいつにするか、の画面になる。この画面が表示されてから、24時間以内に有効時間開始を設定できる。「immediately」(今すぐ)か、「later」(あとで)を選ぶ。


10. 「later」を選んだ場合、有効開始時刻を選択。「OK」をタップ。


11. 8の画面に必要事項を入れたら、料金が右下に表示される。大人80分間で2.2ユーロ。「CUSTOMER GROUP」で「children」を選ぶと、7〜16歳の子供料金となる。7歳未満は無料。チケット有効開始時刻=「STARTS」の時刻(NOWなら、課金するとすぐに有効になる)を確認して、右下、「Pay」をタップ。


12. カード情報確認画面。問題なければ、右下の「Pay」をタップ。これで課金される。


13. 「これでチケットを手に入れました、乗車時に運転手にアプリの画面を見せてください」という説明画面。「Continue」をタップ。


14. シングル・チケットがアプリに表示された。有効時間終了時刻、有効期限まであと何分あるかが表示され、その下の模様がクルクル回っている。アプリを完全終了させる(iOSなら、ホームボタン2回押し & アプリを上にスライド)か、アプリを削除するか、スマートフォンの電源を切らない限り、別のアプリを立ち上げた後に再びモバイル・チケット・アプリを立ち上げても、この画面になる。
この画面になった後にオフラインの状態になっても、再びアプリを立ち上げるとこの画面が表示される。

ちなみに、シングル・チケットの画面をスクリーン・ショットしてそれをドライバーに見せるのは不可。スクリーンショットの画面は静止画なのに対して、有効なシングル・チケットの画面は、一部動画となっており、クルクル回る模様が表示されているから。
オフラインでも模様は回り続けるのでチケットとして有効。


15. トラムの車内では検札が行われることがある。この検札で有効なチケットを持っていないと、罰金80ユーロが課される。検札係員がチケットを見せろ、と言ってきたら、14. の画面の下、「Ticket inspection」をタップ。すると下の画面になる。このQRコードを係員が持っている機械にかざす。14. の画面に戻るには、下の「Back」をタップ。


16. チケットの有効期限まで30分を切ると、下の画面のように、クルクル回る模様部分の右側が、オレンジ色に変わる。


17. 有効期限が過ぎた画面。「有効期限を過ぎました。下車するまでチケットは有効ですが、乗り換えはもうできません」という注意書きが表示されている。



2. Day Ticket(デイ・チケット=乗り放題のきっぷ)

トラムだけでなく、バス、地下鉄、世界遺産「スオメンリンナ」へのフェリーが乗り放題。
トラベル・カード、レシート状のチケット、モバイル・チケットの三種類がある。いずれも、1〜7日間の期間を選べる。
1日(24時間)9.0ユーロ、2日(48時間)13.5ユーロ。(2018.4)

2-1. トラベルカードのデイ・チケット
ヘルシンキ市内とその周辺のR Kioski(コンビニ。街のあちこちにある)やS Martなどのスーパーで購入できる。売店の場所は、HSL公式サイトのインタラクティブ・マップ(英語)を参照。
緑色のクレジットカードくらいの硬い紙で、購入時に有効期間が電子的にインプットされる。有効時間は購入から開始される。有効期間を確認するには、トラムの中に設置されているカードリーダーにタッチする。
購入時に、有効期間を1〜7日間のどれにするかを選べる。「1日」の意味は、24時間。

購入するときは売店のレジへ。ヘルシンキ市内、1日券の場合、「ヘルシンキ、ワン・デイ・チケット」で通じる。
使い方は、下の乗り方を参照。


2-2. レシート状のデイ・チケット
青色の券売機、あるいはバスの運転手から購入できる。
バスの運転手から買えるデイ・チケットは、24時間有効のものだけ。有効時間は購入時に開始され、チケット面に期限の日にちと時刻が印刷されている。
バス乗車時に「ワン・デイ・チケット、ヘルシンキ」と言えば通じる。

券売機の設置場所は少ない。HSL公式サイトのインタラクティブ・マップ(英語)を参照。最初に液晶画面のイギリス国旗のマークにタッチ。すると英語表記に変わる。


2-3. モバイル・チケットのデイ・チケット
スマートフォン(かタブレットPC)、クレジットカード、事前のネット接続環境が必要。
スマートフォンにトラムを運行しているHSLの公式アプリをダウンロード。クレジットカード情報をアプリに入力すると、デイ・チケットをアプリで購入できる。トラムに乗るときは、乗車時にアプリの画面を運転手に見せるだけ。
アプリでチケットを購入した後は、乗車時にオフラインでもOK。
ダウンロード、登録のしかた、使い方は、シングル・チケットの場合と同じ。8. の画面で「Day Ticket」を選ぶ。それ以外は、使い方も含め、シングル・チケットと同じ。



3. Helsinki Card(ヘルシンキ・カード。博物館や観光ツアーの料金込み、または割引なども付いている乗り放題のきっぷ)

使ったことがないのでここでは省きます。詳細はヘルシンキ・カード公式サイト(英語)へ。






トラムの乗り方


トラムの停留所。
屋根の掲示板、左側、「0305」は停留所番号。右側の「「3」「6」「6T」「9」がこの停留所を通る路線の番号。
画像では分かりにくいが、電光掲示板がある場合、そこにはあと何分でトラムが到着するかが、路線ごとに表示される。


トラムの路線番号は、列車の先頭に表示されている。これは9番線のトラム。
自分が乗りたい路線のトラムが近づいてきたら、手を挙げて運転手に合図。そうしないと通り過ぎてしまうこともある。


モバイル・チケットの場合は、乗車時に一番前のドアから乗って、運転手にクルクル回る模様のアプリ画面を見せるだけ。


トラベル・カードのシングル・チケット、またはデイ・チケットの場合。
トラムの外側、ドアのそばには、下の画像のようなボタンがある。これはトラムの外にいるお客さんが押す「開く」ボタン。開けていいボタンの周りはこんなふうにグリーンに光る。ボタンの周りが光っているドアなら、どのドアから乗ってもいい。
ランプが点灯しているボタンを押すと、ドアが開く。


乗車したら、ドアのそばにあるカードリーダーにカードをタッチ。黄緑色の十字の中央部分に軽くタッチする。すると、機械のグリーンのランプが点灯し、液晶窓に有効期限が表示される。


天井に電光掲示板が設置されていて、次の停留所名と行き先が交互に表示される。


降りたい停留所が近づいてきたら、車内にある赤いボタンを押す。


降りたい停留所に停まったら、周りがグリーンに光る赤いボタンをおす。するとドアが開く。どのドアからでも降車可能。
青いボタンの用途は不明。赤ちゃんバギー?のイラストがボタンに描いてあった。


by h9w457y8i | 2018-04-24 08:52 | フィンランド | Comments(0)

サイトマップフィンランド 世界遺産リスト

世界遺産分布マップ(ユネスコ公式サイト)


文化遺産


ヴェルラ砕木・板紙工場
フィンランド南部に位置する、19世紀末から20世紀半ば頃にかけ稼働した工場跡。当時スカンジナビア半島やロシア北部の松林で多く見られた工場の一つ。現在でもほぼ完全な形で残る唯一の施設として貴重。一般公開だが、ガイドツアーでのみ見学が可能。フィンランド語では毎日、英語は予約制。ヘルシンキから鉄道でコウボラ(Kouvola)へ、そこから現地まで約35km。公共交通機関なし。コウボラ駅前にBudgetレンタカーあり。施設英語版公式サイト

サンマルラハデンマキの青銅器時代の石塚墳

シュトゥルーベの三角点アーチ観測地点群

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スオメンリンナの要塞群
首都ヘルシンキ沖、島の一群に築かれた要塞の遺構。公園として一般公開。ヘルシンキの港からフェリーで15分ほど。真冬でもvisitor center(観光案内所)はオープン。

ペタヤヴェシの古い教会

ラウマ旧市街




自然遺産


ハイ・コースト / クヴァルケン群島



by h9w457y8i | 2015-12-16 05:09 | フィンランド | Comments(0)

フィンランドの文化遺産スオメンリンナの要塞群 > 見学要領・問い合わせ


普段の見学       特別公開       問い合わせ

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島内案内地図(JPEG画像)。クリックで拡大できます。
スオメンリンナ公式サイトからダウンロードできる日本語版パンフレットより。


普段の見学

以下の情報はスオメンリンナ公式サイト(英語)より。

観光シーズンは夏だが、真冬でも訪れることができる。
開場時間:  常時(ヘルシンキから島へのフェリーは午前6時から夜中の2時まで、通年運行されている)
入場料:  無料(往復のフェリー料金は必要)
閉場日:  なし

観光案内所(Visitor Center/ビジター・センター)
開館時刻: 5月2日〜9月31日(夏期)10:00〜18:00   10月1日〜4月30日(冬期)10:30〜16:30
休館日:  1月1日、Good Friday(聖金曜日 2014年は4月18日)、5月1日、12月6・24・25日
ビジター・センター内では、Wi-Fiが無料で使える。

島内の見学ルート
b0212342_18123936.jpg上の地図の青い線に沿って徒歩で回ると、主な観光スポットを全て回ることができる。

←島のあちこちに、このような案内表示が立っている。一番上の青い表示は、青のルートを示す。

車いす用のルートマップこちらからダウンロードできる。

徒歩でのガイドツアー
夏期(6〜8月) 英語、フィンランド語、スウェーデン語、ロシア語で毎日催行。
それ以外(9〜5月) 英語、ロシア語で週末のみ。
ビジター・センターから出発し、所要時間60〜90分。有料。ビジター・センターで申し込む。出発時刻など詳細は、こちらのサイト(英語)を参照。

博物館
島内には、スオメンリンナやフィンランドの歴史等を紹介する博物館が複数ある。場所、開館時間等の詳細は、スオメンリンナ公式サイトでダウンロードできる日本語版パンフレットを参照。

レストラン
本格的なディナーを楽しめるWalhalla Restaurantをはじめとした4つのレストラン、そして6つのカフェがある。詳細は日本語版パンフレットを参照。
レストランカフェ、Chapman(上の地図、27)に入って昼食をとってみた。ビュッフェスタイルで、大皿に盛られたフィンランドの郷土料理?がいくつか。

宿泊施設
「ホステル・スオメンリンナ」がある。ホステルなので、消灯・起床時刻が決められ、トイレ、シャワールームは共用。2〜3人用の部屋と、6人以上のグループ用の部屋がある。相部屋は一人25ユーロ、ツインは一部屋64ユーロ。予約はネットで可能。詳細はホステル・スオメンリンナ公式サイト(英語)へ。




特別公開

情報は見つけられなかったが、時期限定で様々な催しが開催されている。詳細はスオメンリンナ公式サイト内、イベント・カレンダーを参照。




問い合わせ

スオメンリンナ公式サイト内、問い合わせ先ページに、電話番号とEメール・アドレスが記載されている。
ビジター・センターをはじめ、島内ではほぼ英語が通じる。

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by h9w457y8i | 2013-12-22 04:55 | フィンランド | Comments(0)

フィンランドの世界遺産スオメンリンナの要塞群 > アクセス

スオメンリンナの要塞群は、ヘルシンキの沖合およそ2.6kmの、複数の島の上にある。そのため、アクセスは船に限られる。

スオメンリンナ・フェリー

ヘルシンキのマーケットスクエア(フィンランド語で「Kauppatori(カウッパトリ)」)から、ヘルシンキ市営のスオメンリンナ行フェリーに乗船。
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時刻表    料金    チケットの買い方    乗り方


HKL/HSTHSL/HRT
ヘルシンキとその周辺のバス、トラム(路面電車)、地下鉄、そしてフェリーといった公共交通機関の運営事業者について、一部の日本語サイトでは「ヘルシンキ交通局=HKL/HST」と紹介されている。その一方で、時刻表検索、料金検索、乗り方案内などのサイトはHSL/HRT(直訳すると「ヘルシンキ地域交通公社」)が担当している。交通機関の車両を動かしたり整備したりしているのがHKL/HSTであり、公共交通の計画立案と業務委託、旅客への広報、検札業務などを行っているのがHSL/HRT。*5 我々旅行者にとっては、ほぼ同義と考えて問題ない。


時刻表
HSL/HRTの公式サイト内、フェリー時刻表を参照。夏期と冬期で運行時刻が異なる。

リンクが切れている場合はこちらのJourney Plannerへ。「from」に「kauppatori」、「to」に「suomenlinna」を入れて検索。



料金
12時間有効のフェリー・チケットが5ユーロ。何回でも乗船可能。*2 自動券売機がマーケットスクエアに設置されている。

スオメンリンナ行フェリーを含め、HSL/HRTの全ての交通機関が乗り放題になるday ticketもある。1日〜7日の間で有効期間を選べる。移動する範囲によって料金が異なり、ヘルシンキ市内のみの1日有効チケットは、8ユーロ。それ以外のday ticket料金はこちら

小児割引(7〜16歳) フェリーチケット、デイ・チケットともに、大人料金の半額。7歳未満は無料。*3



チケットの買い方
マーケットスクエアに置いてあるチケットの自動販売機。2種類ある。

b0212342_04264747.jpgコイン、クレジットカード、紙幣で支払いができる。
液晶画面のイギリス国旗マークの黒ボタンを押すと、英語表示になる。

クレジットカードで支払う場合、PIN NUMBERを聞いてくる。カードの暗証番号のこと。

チケットは紙のレシートのようなかんじ。チケットに印字された購入時刻から12時間有効。

デイ・チケットも販売。

b0212342_04264334.jpgこちらのタイプはコインのみ。

フェリー・チケットだけの販売はしていない。

HSL/HRTの他の交通機関(バス、トラム、地下鉄)用の60〜80分有効きっぷや、フェリーを含めた公共交通機関が乗り放題のデイ・チケットが買える。

Day ticketの買い方
1. レシート状の紙のDay ticket
スオメンリンナ・フェリーの乗り場や、バスの終点、鉄道や駅に設置された自動販売機で買える。
上の画像のタイプは使ったことがないので省略。英語表示に従えば問題なく買えるだろう。
下の画像の自販機の場合、24時間有効のデイ・チケットを買える。ヘルシンキ市内でのみ有効なデイ・チケットを買うには、「Zone 1」の「Day ticket 1 day adult」の緑のボタン(赤いのも含めて上から4番目)を押し、小さい液晶画面に料金が表示されるのでコインを入れる。
自販機で買った場合、有効期間の開始は購入時刻。紙のチケットに印字されている。

2. カード式のDay ticket
紙のデイ・チケットの他に、名刺大のカード式デイ・チケットもある。
空港のインフォメーション、駅や街のそこかしこにある「R」というでっかいロゴの「R-Kioski」、スーパーなどで売っている。
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乗り方
フェリー乗り場があるマーケット・スクエアの位置は、こちらのgoogle mapへ。

b0212342_08021719.jpgチケットの改札口はなく、チケットを係員に見せたり機械に読み込ませたりする必要はない。(ヨーロッパではよくある、信用乗車(船)制度を採っている)

←こんな感じのゲートを通るが、チケットを読み込ませたり差し込んだりはしない。
ただし、フェリー内では抜き打ちの検札がしばしば行われ、無賃乗船や悪質な期限切れの場合、80ユーロの罰金が科せられる。*2

カード式Day ticketでの乗船のしかた

b0212342_08113452.jpg最初に乗り物に乗る前に、左画像のようなカードリーダーにカードを当てる(黄緑色の十字の真ん中辺りにタッチする)。するとそのときの時刻がカードに記録され、有効期間が始まる。

次回からは、カードリーダーにタッチする必要はない(ただしフェリーのみ。他の乗り物では乗るたびにタッチ)。
カードが有効かどうかを確かめるには、カードリーダーにタッチすれば、リーダーの上の緑色のランプが点灯する。期限を越えていると赤いランプが点灯。

検札時は、係員が持っているカード読み取り機にカードをかざす。*4


*1 HSL/HRT公式サイト内、事業者案内ページより。
*2 HSL/HRT公式サイト内、スオメンリンナ・フェリー・チケット案内ページより。
*3 HSL/HRT公式サイト内、小児料金案内ページより。
*4 HSL/HRT公式サイト内、Day ticket案内ページより。
*5 HKL/HST公式サイトより。

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by h9w457y8i | 2013-12-21 09:47 | フィンランド | Comments(0)

フィンランドの世界遺産スオメンリンナの要塞群 > 概要

スオメンリンナ公式サイト/日本語版パンフレット(PDF 2.2MB)にも解説あり。

スオメンリンナの概要

 軍事関連建造物の歴史において、フィンランドの要塞(スオメンリンナ)は、その時代における一般的な防衛施設の原則と特徴を代表する典型的な例と言える。

 1747年、フィンランドがスウェーデンの一部であった頃、首都ストックホルムの国会は、フィンランドに駐屯する軍隊のための要塞を建設することを決定した。ヘルシンキに隣接する島の一群が要塞の建設用地に選ばれ、建設が始まったのは1748年のことだった。要塞は「スウェーデンの要塞」という意味の「スヴェアボリ(Sveaborg)」と呼ばれた。その目的は、複数の島を連携して防衛することにより、都市周辺の湾への侵入を制御することだった。

 要塞建設は、1748年、30代半ばに砲術士官を経験したスウェーデンの提督、アウグスティ・エーレンスヴァルド(1710〜1772年)の指揮により始まった。彼は、ボーバン(Vauban)の理論をヘルシンキの非常に特徴的な地勢に適用させた。すなわち、ヘルシンキに隣接する島の一群を物理的に結んで防衛チェーンを築き、それらにより街を防備するというものだった。計画の第二段階は遂に実行されることはなかったものの、1772年のエーレンスヴァルド没までには、「スウェーデンの要塞」という意味の「スヴェアボリ(Sveaborg)」と呼ばれた防衛チェーンが構築され、ヘルシンキへの侵入防御の役割を果たした。そして18世紀末までには、建設工事は終了した。

 当時、ロシアはフィンランド湾にクロンシュタットという主要軍事基地を持っていた。そして、それをピョートル大帝から委託されたサンクトペテルブルク防衛に役立てようとし、またバルト海東部に制海権を持つスウェーデンを牽制するための、新しいロシア海軍の母港にしようとしていた。スヴェアボリ建設の目的の一つは、そういったロシアの野心に対抗する一助となることでもあった。

 エーレンスヴァルドが没した時、スヴェアボリは既に要塞としての機能を持っていたが、その後も防衛力強化は続いた。スウェーデン王グスタフ3世(1746〜1792年)も要塞建設の重要性を認識し、要塞の強化は更に進み、名称も「Viapori」に変更された。だが、その地域でのスウェーデンの勢力はその後徐々に弱まり、1808年、難攻不落という評判にも関わらず、要塞は遂にロシア軍に屈することとなった。1855年のクリミア戦争では、英仏軍の砲撃によって要塞は甚大な被害を受けたが、その後も、ロシアは要塞の修復と増設を繰り返した。1918年のフィンランド独立後、名称は最終的に、「フィンランドの要塞」という意味の「スオメンリンナ」に変更された。そして、6kmに渡る防壁と、190に及ぶ建物が保存された。

ロシア軍が設置した大砲と土塁
b0212342_14072186.jpgb0212342_14021255.jpg
 ヘルシンキ沖の島々に建設されたスオメンリンナは、特徴的な歴史的記念碑であり、また世界最大の海防要塞の一つである。その歴史は、フィンランドとバルト海周辺の歴史と密接に絡み合っている。そしてまた、ヘルシンキの初期の成長と繁栄は、スオメンリンナによるところが少なくないとも言えるだろう。


スオメンリンナの歴史

 1747年、スウェーデンの国会は、東部国境の守備を固め、ヘルシンキ郊外の島に要塞を建造することを決定した。当時スウェーデンと同盟関係にあったフランスは、要塞建設が開始されてから10年間、多大な額の融資を行った。

 スヴェアボリ要塞の建設は、18世紀のスウェーデンで最大の建造プロジェクトだった。当時の技術の粋を集め、また最高の専門家が集い、アウグスティ・エーレンスヴァルド中佐の監督と指導の元、要塞は建造された。建設に従事したのは、スウェーデンとフィンランド全土から集められた6500人以上の兵士だった。1772年、エーレンスヴァルドが没したとき、要塞は実質的に使用できる状態になっていた。全体的な計画は、1774年に修正された。

 その後のヨーロッパの勢力関係によって、スヴェアボリの運命は左右されることになった。ナポレオンとアレキサンダー1世の間に取り交わされた条約により勃発した1808年から1809年の戦争で、ロシアはフィンランドを占領した。スヴェアボリはロシアに降伏し、その後110年間、ロシア軍の駐屯地となった。19世紀の中頃には、約4000人のロシア兵が駐屯していた。1855年のクリミア戦争で、英仏の海軍が要塞を砲撃するまで、要塞はスウェーデンの様式を留めていた。その後ロシアによって行われた要塞の修理と近代化によって、破壊された建物は取り壊され、また高さを低く抑えられた。そして土塁による新しい海岸防衛線が新たに建設された。

 第一次世界大戦(1914〜1918年)の前まで、貯蔵基地として使用されたスヴェアボリは、「ピョートル大帝の海防要塞」という防衛計画の一部をなした。このときのスヴェアボリの目的は、タリンと共に、フィンランド湾の入口を防衛し、当時ロシアの首都だったサンクトペテルブルクの安全を保障することだった。1917年、フィンランドがロシアから独立すると、スヴェアボリはフィンランド軍の駐屯地となり、「フィンランドの要塞」という意味の「スオメンリンナ」にその名を変えた。その後、1918年から1919年のフィンランド内戦では、収容所として用いられた。スオメンリンナが軍事施設として最後の役割を果たしたのは、第二次世界大戦中、ヘルシンキ航空監視センターとしてであった。その後、軍の駐屯は1972年まで続いたが、1963年からは、観光と市民の憩いの場としての機能を充実させていった。

(以上、ユネスコ公式サイト内スオメンリンナ解説ページを、管理人が和訳したもの。一部和訳が困難だったため、直訳的な部分がある。)


b0212342_15203746.jpg←スオメンリンナの世界遺産指定区域。(JPEG画像)

中央やや左寄りの赤い実線部分が、世界遺産に登録された島々。

その周囲に広がる赤い破線部分は、バッファーゾーン(緩衝地帯)と呼ばれる区域。

ユネスコ公式サイト内、スオメンリンナ案内ページにPDF版あり。

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by h9w457y8i | 2013-12-20 04:38 | フィンランド | Comments(0)
だけでなく、世界各地の世界遺産見学のしかた、海外鉄道の乗り方、各地を訪れた時の街角スナップも。