サイトマップ > 広島県 近代文化遺産 > 呉市入船山記念館

呉市の入船山(いりふねやま)記念館は、旧帝国海軍呉鎮守府の司令長官官舎が置かれた小高い丘の一帯からなっています。「鎮守府(ちんじゅふ)」とは、海軍主要基地の警備や防御に関することを司った機関のことです。現在は呉市が管理・運営しており、敷地内には、中心施設となる国の重要文化財「旧呉鎮守府司令長官官舎」、資料館、そしてここでご紹介する国の登録有形文化財、旧高烏砲台火薬庫と休憩所(旧東郷家住宅離れ)があります。(記念館という建物が文化財指定されている、というわけではありません)

↓ 休憩所となっている旧東郷家住宅離れは、帝国海軍軍人であり、日露戦争では連合艦隊司令長官だった東郷平八郎が、呉に在任していた明治23年(1890年)ごろに住んでいた邸宅の離れ座敷です。その後移築されましたが放置され、荒れ放題だったところ、昭和55年(1980年)に市によってこの場所に移築、復元されたものです。平成9年(1997年)に国の登録有形文化財となりました。
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↓ そして旧高烏(たかがらす)砲台火薬庫は、呉軍港に近い休山(やすみやま)に建設した高烏砲台に置かれていた倉庫です。堅牢な石造りを基本としトラス架構で瓦葺きの屋根を支えるという珍しい建築様式となっています。昭和42年(1967年)に現在の場所に移築・復元されました。こちらは平成23年(2011年)に国の登録有形文化財となりました。
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呉市入船山記念館 休憩所、旧高烏砲台火薬庫 フォトギャラリー(16MB・22枚)




アクセス



旧高烏砲台火薬庫は赤6、休憩所は赤7
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入船山記念館への行き方は、記念館敷地内にある国の重要文化財、旧呉鎮守府司令長官官舎のページを参照してください。






見学のしかた


呉市入船山記念館の開館時間、入館料、休館日などの最新情報は、記念館公式HPを参照してください。

2019.7
[開館時間] 9:00〜17:00
[入館料] 大人 250円
[休館日] 火曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始


休憩所(旧東郷家住宅離れ)は門の外にあるため、24時間、いつでも外観を見学できます。
また記念館の開館時間内であれば、内部も見学ができます。

休憩所なので、入館は無料です。
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一方、旧高烏砲台火薬庫は門の中にあるため、記念館の開館時間にのみ、外観と内部を見学できます。

入船山記念館の正門。
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正門の奥に火薬庫が見えます。
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門の上を見上げると、レトロな電球が。これは鎮守府時代からのもの?
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門を入ってまっすぐ進むと、火薬庫が右手にあります。
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火薬庫、正面。外壁は花崗岩です。
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火薬庫の入口。「一号館」の看板は、記念館がつけた名称です。
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入口の脇に、小さな石碑が複数。なんの碑でしょうか。
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内部。かなり重厚な造りです。
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内部、電球。
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火薬庫の隣には、高角砲の砲身。呉軍港跡地の地中から発見されたものだそうです。
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火薬庫、現地案内看板
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記念館敷地内の案内図。
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記念館のすぐ前の道路。綺麗に整備され、いい雰囲気です。
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呉市入船山記念館 休憩所、旧高烏砲台火薬庫 フォトギャラリー(16MB・22枚)

文化財分布マップ
(全国の国宝、重要文化財建造物の詳細位置をプロットしています)

このページは
呉市入船山記念館 公式HP
文化庁 国指定文化財等データベース
現地案内看板
などの記述を参照しています。

by h9w457y8i | 2019-08-17 20:45 | 広島 | Comments(0)

サイトマップ > 広島県 近代文化遺産 > 原爆ドーム

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この建物は、広島県の特産品を展示するための広島県物産陳列館(のちに広島県産業奨励館に改称)として、大正6年(1915年)に建てられました。鉄骨レンガ造、三階建の洋風建築で、当時木造二階建ての建物がほとんどだった広島市街において、広島名所の一つに数えられました。
昭和20年(1945年)8月6日、この建物の南東およそ100m地点の上空600mで、アメリカ合衆国の爆撃機が投下した一発の原子爆弾が炸裂しました。それにより、半径約2kmの範囲が一瞬にして廃墟と化し、20万人を超える人々が死亡しました。
戦後、建物の残骸は、ドーム部分を形作っていた鉄骨の形から、いつしか市民から原爆ドームと呼ばれるようになりました。建物を保存するか、悲惨な体験を思い出さないように取り壊すか、戦後長い間議論されてきましたが、昭和41年(1966年)、広島市議会は原爆ドームを核兵器廃絶と平和希求の象徴として保存する決議を採択し、被爆後初めて保存のための工事が行われました。平成4年(1992年)に日本が世界遺産条約に加盟すると、アウシュヴィッツ強制収容所などと同様に、いわゆる「負の遺産」として世界遺産に登録させようとする声が上がり始めました。広島市は登録を推薦するよう国に求めましたが、当時国は、登録するには文化財(史跡)指定が必要で、それには歴史が浅い、として難色を示していました。その陰には、アメリカ合衆国や中国、韓国との関係悪化を懸念する政治的配慮が働いたのではないかという見方もあります。しかしこれが結果的には登録に向けての全国的な署名運動のきっかけとなり、165万名に及ぶ署名が国会で採択されるに至り、文部省は史跡の指定基準を改正し、平成7年(1995年)に原爆ドームを史跡に指定しました。そして同年中に日本政府は世界遺産委員会に原爆ドームを登録するよう推薦。翌平成8年(1996年)、"Hiroshima Peace Memorial(Genbaku Dome)"という名称で世界文化遺産に登録されました。適用された登録基準は以下の通りです。
「(vi) 顕著で普遍的な価値をもつ出来事、生きた伝統、思想、信仰、芸術的作品、あるいは文学的作品と直接または明白な関連があること(ただし、この基準は他の基準とあわせて用いられることが望ましい)」
原爆ドームは他の負の遺産と同様、例外的に、基準 vi が単独で用いられています。

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原爆ドーム フォトギャラリー(16MP・42枚)




アクセス


原爆ドームは、黄色3
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最寄りの駅から徒歩
広島電鉄(路面電車) 原爆ドーム前 停留所から、徒歩1分。

広島電鉄では全国共通交通系ICカード利用可能。
乗り方・運賃の払い方は普通の路線バスと同じで、後ろ乗り、前降り。



バス
各社 原爆ドーム前 バス停地図・黄1)から、徒歩1分。

複数のバス会社の路線がこのバス停を経由していますが、意外と運行頻度は多くなく、1時間に1〜2本です。
時刻・料金・路線検索は、各種乗り換え案内アプリやGoogle Map ルート案内機能が使えます。



駐車場
施設付属の見学者用駐車場はありません。
(観光バス用はあります)

半径300m以内に、多数の時間貸駐車場があります。
NAVITIME 駐車場検索ページにて、「原爆ドーム」で検索してください。


手前の川は、元安川(もとやすがわ)。
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見学のしかた


原爆ドームの周辺は、建物の保存や危険防止のために柵で囲まれ、建物に触れられるほど接近したり、中に入ることはできません。

柵の外からなら、いつでも見学できます。

夜間はほのかにライトアップされているようですが、時間などの詳細情報は見つけられませんでした。


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訪れたのは、桜が散り始めた頃でした。
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破壊された時の状態を維持するように、保存されています。
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原爆ドーム周辺は、日本人よりも外国人観光客の方が多かった印象です。
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原爆ドームと、原子爆弾投下の目標となった相生橋(あいおいばし)。上から見るとT字の形をしているのが特徴です。
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広島市による石碑。
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世界遺産登録の記念碑。
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元安川を挟んだ原爆ドームの対岸にある平和記念公園も、外国人の方が多数いました。
原爆の子。
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原爆ドーム フォトギャラリー(16MP・42枚)

文化財分布マップ
(全国の国宝、重要文化財建造物の詳細位置をプロットしています)

このページは
ユネスコ公式サイト(長い英語の説明文は、そのほとんどが建物の保存についての記述であり、原子爆弾投下やその被害などについては一切書かれていません)
広島市公式サイト
日本ユネスコ協会連盟
文化庁 国指定文化財等データベース
などの記述を参照しています。

by h9w457y8i | 2019-07-30 10:57 | 広島 | Comments(0)

サイトマップ > 広島県 近代文化遺産 > 旧呉鎮守府司令長官官舎

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この建物は、旧日本海軍・呉鎮守府の司令長官公邸として、明治38年(1905年)に建てられました。「鎮守府(ちんじゅふ)」とは、海軍主要基地の警備や防御に関することを司った機関のことで、呉の他、横須賀、舞鶴、佐世保の4か所に置かれていました。設計は呉鎮守府建築科長の櫻井小太郎。和風の居住区と洋風の執務・応接区が結合しているのが特徴です。戦後はイギリス占領軍が使用。昭和41年(1966年)からは大蔵省から呉市に無償貸与され、入船山記念館として一般公開されています。平成10年(1998年)に国の重要文化財に指定されました。


旧呉鎮守府司令長官官舎 フォトギャラリー(16MB・84枚)




アクセス


旧呉鎮守府司令長官官舎は、赤8
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旧呉鎮守府 司令長官官舎は、呉港のそば、入船山(いりふねやま)公園の中にあります。

↓ 公園入口。地図・赤2。
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最寄りの駅から徒歩
JR呉駅から、徒歩約18分(1.2km)。



バス
広島電鉄バス 入船山公園(いりふねやまこうえん)バス停地図・赤1)から、官舎のある入船山公園入口まで、徒歩1分。

広島電鉄バスの時刻・料金検索は、各種乗り換え案内アプリ、Google Map ルート案内機能が対応しています。

JR呉駅からは、4番バスのりばで乗車。
1時間に1本、乗車時間4分、160円。
運賃の支払いには、全国共通交通系ICカードが利用できます。



駐車場
入船山公園のすぐ近くに、呉市営の有料駐車場があります。

駐車場の営業時間、料金などの最新情報は、呉市公式サイトを確認してください。

以下、2019.6

↓ 駐車場の入口。地図・赤3。
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収容台数 122台。1時間100円。24時間営業。
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見学のしかた


旧呉鎮守府 司令長官官舎は、呉市が管理・運営し、内部も含め一般公開されています。

開館時間、入館料、休館日、イベントなどの最新情報は、入船山公園 公式HPを参照してください。

2019.6
[開館時間] 9:00〜17:00
[入館料] 250円
[休館日] 毎週火曜日。祝日の場合は翌日。年末年始。

入館料は、こちらの資料館の入口で支払います。地図・赤5
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資料館の受付辺りから。
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公園入口のすぐ近くには、国の登録有形文化財である旧東郷家住宅離れがあります。
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そしてなだらかな坂を登っていくと、こちらも登録有形文化財の、旧高烏砲台火薬庫があります。
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ハーフティンバーとは、飾りの柱などがこのように外に出ている様式を言います。
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洋館部の屋根は、鱗型の天然スレートで葺かれています。
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スレートのレプリカ。要は、薄い石ですね。
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スレート屋根の案内看板。
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正面玄関。見学用の入口はここではありません。
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洋館部の裏に、和館部が接続されています。
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和館部の縁側。
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入口は和館部にあります。
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居住部の内部。広々としていて、いいですね。冬は寒そうだけど。
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和館部から洋館部への通路。
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こちらは洋館部。
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洋館部の壁紙には、「金唐紙(きんからがみ)」という、和紙に金属箔を張り凹凸を付けた特殊な物を使っています。
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金唐紙の解説。
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案内看板。
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すぐ隣には、たかーい避雷針が建っていました。
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文化財とは全く関係ありませんが、公園の向かいに呉市立美術館の別館があり。
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その中にカフェがありましたので、そこに寄ってみました。「カフェ・ザ・ブリック(Cafe the Brick)」。地図・赤4
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呉、広島産の無農薬野菜を使っている、ワンプレートランチ。1150円。サラダはシャキシャキ、スープは手作り感たっぷり、ソーセージはプリプリ、パンはふわふわ、もっちり。とっても、かなり、美味しかったです!
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座った席の目の前。こんなところにもこだわりが。なんか、すごくいい時間を過ごさせてもらえました。
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旧呉鎮守府司令長官官舎 フォトギャラリー(16MB・84枚)

文化財分布マップ
(全国の国宝、重要文化財建造物の詳細位置をプロットしています)

このページは
入船山記念館 公式HP
現地案内看板
などの記述を参照しています。

by h9w457y8i | 2019-07-28 18:24 | 広島 | Comments(0)

本庄ダム 本庄水源池

サイトマップ > 広島県 近代文化遺産 > 本庄水源地堰堤水道施設 > 施設解説・訪問記



本庄水源地堰堤水道施設への行き方・見学案内は、前回のページを参照してください。


広島県呉市にある、国指定重要文化財のこの水道施設。
大正7年(1918年)に完成した立派なダムをはじめとする土木遺産であると同時に、現役の上水道施設でもあります。

前から行ってみたかったのですが、普段の見学は要予約、平日のみ、水道学習の機会として、ということなので(詳しい見学のしかたは前回のページを参照)、二の足を踏んでいたのですが。

桜の開花時期には予約なしで見学できる特別公開を実施しているというので、先日、行ってきました。


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県道31号線、呉市街側から、上の地図、青マーカー2の場所。郵便ポストがある横道を右に曲がります。ポストのすぐ横には、「水源池前」バス停があります。
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水源地、ダム下広場へのゲート。普段は閉まっています。近くに立っていた誘導員の方の案内に従って、このゲートの中にクルマを乗り入れます。
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ダムが見えるところまでクルマを進めれば、あとはどこにクルマを停めてもいいような感じでした。
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↓ ダムの上からみたところ。アスファルトが敷かれているところにクルマを停めました。
画像の下部分に写っている階段は、文化財の構成要素。
一方、右側の赤丸も、文化財を構成する「丸井戸」。結構デカイです。
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国の重要文化財に指定されているのは、堰堤(ダム)、丸井戸、第一量水井、階段の4つです。

堰堤(えんてい)=ダム。上の地図、赤マーカー4。高さは25m、ダム上辺の長さは97mあります。
ダム正面
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壁面拡大。柵があり、これ以上は近づけません。
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壁面下部
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ダムの上から。
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↓ 丸井戸。上の地図、赤マーカー2。ダム下の広場にあり、直径は約10m。ダム湖の水ではなく、隣を流れる二河川(にこうがわ)から直接取り入れた水の石や砂をここで沈殿させてから、第一量水井に送っていました。
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第一量水井(だいいちりょうすいせい)。ダム下広場にあります。赤マーカー3。長さ約15m。ダムの取水塔と丸井戸から来た水をここに集め、取水場に送ります。
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拡大
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ダムの上から。
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堰堤の横に付けられた階段。上の地図、赤マーカー1。堰堤の下からてっぺんまで登るためのものです。
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堰堤の横に付いています。
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重要文化財 現地案内看板
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丸井戸と二河川の間の歩道から、ダムの上に上がることができます。
上の地図、青ライン。
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ダムの上の広場。左奥は呉市上下水道局の建物。文化財ではございません。
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ダム上辺。柵があってこれ以上ダムには近づけません。
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ダム湖。
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ダム湖の真ん中には水神様が。ダム湖百選にも選ばれています。
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広島市内では満開は過ぎていましたが、ここは標高200mで山奥であるせいか、満開をちょっと過ぎた感じ。
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ダム上の広場には30分ほどいましたが、ずっと自分一人でした。お天気も良く、穏やかで静かなお花見を満喫できました。
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本庄水源地堰堤水道施設 フォトギャラリー(52枚)

このページは、
呉市公式サイト
文化庁国指定文化財等データベース
現地案内看板
などの記述を参照しています。

by h9w457y8i | 2019-04-17 09:13 | 広島 | Comments(0)

サイトマップ > 広島県 近代文化遺産 > 本庄水源地堰堤水道施設
本庄ダム 本庄水源池

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本庄水源地 堰堤水道施設(ほんじょうすいげんち えんていすいどうしせつ)は、旧日本海軍・呉鎮守府(ちんじゅふ)専用の上水道供給源として、大正7年(1918年)に竣工した施設です。設計は呉海軍経理部建築科が手がけました。一方、もともと沼や沢を埋め立てた土地が多かった呉市では、井戸水の質がとても悪く、疫病がしばしば流行していました。そこで施設の完成後、呉市は海軍から水の供給を受けることとなりました。
堰堤は重力式コンクリートダムで、美しい石張りで装飾されています。旧海軍土木技術の粋を集めた施工精度はとても高く、また当時の施設がそのまま残り、現在も呉市の主な上水道施設となっている点も高い価値があります。これらのことから、平成11年(1999年)、施設を構成する堰堤(ダム)、丸井戸、第一量水井(だいいちりょうすいせい)、階段が国の重要文化財に指定されました。また、ダム湖は「本庄貯水池」としてダム湖百選に選ばれています。


本庄水源地堰堤水道施設 フォトギャラリー(52枚)




アクセス



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最寄りの駅から徒歩
徒歩圏内(道のりで3km以内)に鉄道の駅はありません。

あえて言うなら、道のりで6.4kmのところにJR天応(てんのう)駅があります。
ただし駅から現地までは標高差で200mの登りとなっていて、結構キツいと思います。


バス
広島電鉄バス(広島バスとは別です) 水源池前 バス停(上の地図、青マーカー1。2付近)から現地まで、徒歩約4分(300m)。

広島電鉄バスの時刻、料金検索は、各種乗り換え案内アプリやGoogle Map ルート案内機能が対応しています。

全国共通交通系ICカード利用可能。

JR呉駅からだと、
呉駅前 1番バスのりば(上の地図、青マーカー4)から、
21-1系統 熊野営業所 行きバスに乗車。
 ↓
[運賃] 360円
[運行頻度] 1時間に2〜4本
[乗車時間] 約30分
 ↓
水源池前 バス停下車。


駐車場
春の特別公開時は、水道局敷地内、堰堤(ダム)下の広場が無料の臨時駐車スペースになります。

県道31号線沿い、臨時駐車スペースへの入口。青マーカー2
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水源地の入口。普段はこのゲートは閉まっています。ここからクルマを乗り入れます。
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↓ 堰堤(ダム)の上から見た敷地。特に駐車するスペースは決まっていないので、適当に停めます。
なお、右側の赤く囲った部分は「丸井戸」です。
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見学のしかた


本庄水源地堰堤水道施設は、呉市上下水道局が管理する現役の上水道施設です。
重要文化財に指定された施設はやや奥まったところにあるので、すぐ隣を通る県道31号線からも、見ることはできません。

呉市上下水道局の公式サイトによると、普段は安全管理のために一般市民の立ち入りは禁止ですが、水道学習のための施設見学なら、平日に要予約で見学を受け付けています。

また毎年、桜の開花時期には堰堤周辺が特別公開され、敷地内でお花見を楽しむことができます。
重要文化財に指定された各施設を見学することもできます。
予約は不要です。

特別公開される日時については、呉市上下水道局に問い合わせてください。
2019年は3月23日(土)〜4月14日(日)に公開されていました。

下の画像は、2019年春、いずれも堰堤の上で撮ったものです。
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国の重要文化財に指定された施設の説明や訪問記


本庄水源地堰堤水道施設 フォトギャラリー(52枚)

文化財分布マップ

この記事は、
呉市公式サイト
文化庁国指定文化財等データベース
現地案内看板
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by h9w457y8i | 2019-04-15 09:38 | 広島 | Comments(0)

サイトマップ > 広島県 近代文化遺産



国指定重要文化財

国登録有形文化財

国指定史跡

文化財分布マップ


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国指定重要文化財 本庄水源地堰堤水道施設



国指定重要文化財



b0212342_13321853.jpg旧呉鎮守府司令長官官舎(呉市入船山記念館)
きゅう くれちんじゅふ しれいちょうかん かんしゃ
洋館、和館
明治38年(1905年)の竣工。洋館は来賓のため、和館は居住のための棟で、和館は洋館の背面に接続している。双方とも一般公開。保存状態は非常に良く、経年の趣も良い。詳細は入舟山記念館公式HPを参照。
map 34.24032, 132.56393



b0212342_13324864.jpg世界平和記念聖堂
せかい へいわきねん せいどう
昭和29年(1954年)竣工。原爆による犠牲者を追悼するために建てられたカトリック聖堂。地上3階、地下1階。現役の宗教施設。地下聖堂も含め内部見学可能。詳細は世界平和記念聖堂公式HP参照。
map 34.39565, 132.46781



b0212342_13410636.jpg広島平和記念資料館
ひろしま へいわきねんしりょうかん
昭和30年(1955年)竣工。原爆被害の実態を紹介する資料館。柱の断面やその配置などに特徴があり、建築物として国際的にも高い評価を受けている。2019年4月25日に改修工事が終了。詳細は広島市公式サイト内、広島平和記念資料館ホームページ参照。
map 34.39173, 132.45234



b0212342_13452464.jpg本庄水源地 堰堤水道施設
ほんじょうすいげんち えんてい すいどうしせつ
堰堤、丸井戸、第一量水井、階段
大正7年(1918年)竣工。旧日本海軍呉鎮守府への給水目的で建造され、現在は呉市上水道の主な供給源となっている。大型の重力式コンクリートダムを始めとする構造物には、石張りの装飾が施されている。見学可能。要予約。毎年3月中旬〜4月上旬に特別公開が実施され、事前予約は必要ない。
map 34.30689, 132.56153







国登録有形文化財

(一部)

b0212342_13484248.jpg呉市 入船山記念館
くれし いりふねやまきねんかん
休憩所(旧東郷家住宅離れ)、旧高烏(たかからす)砲台火薬庫(左画像)
火薬庫は明治35年(1902年)竣工。花崗岩を積み上げた重厚な倉庫。幅約8m。一般公開。詳細は入船山記念館公式HPを参照。
map 34.23987, 132.56468






国指定史跡

(一部)

b0212342_17200007.jpg原爆ドーム(旧広島県産業奨励館)
げんばくどーむ
昭和20年(1945年)8月6日、この建物の上空600mで原子爆弾が爆発。20万人余りが死亡し、半径2kmが廃墟と化した。その惨禍を後世に伝え、核兵器廃絶と恒久平和を求めるシンボルとして保存されている。平成8年(1996年)には世界文化遺産に登録された。元の建物は大正4年(1915年)に竣工。
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by h9w457y8i | 2019-04-14 09:02 | 広島 | Comments(0)
だけでなく、世界各地の世界遺産見学のしかた、海外鉄道の乗り方、各地を訪れた時の街角スナップも。