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サイトマップ > 神奈川県 江戸時代以前の文化財 > 旧石井家住宅

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石井家は後北條時代の地侍から発したと伝えられる旧家で、近世はこの地の名主を務めてきました。この住宅は桁行(建物の幅)13.5m、梁間(建物の奥行き)9mの規模を持った農家で、神奈川県内に多い「四方下家造り」の構造。平面は板敷きの「ひろま」と、その奥に畳敷きの「でい」「へや」が配される「三間取り」。ひろまの前面にしし窓を付け、でい、へや周りも土壁塗りで閉鎖的で、おそらく江戸中期、元禄年間(1688〜1704年)の建立と考えられます。
石井家住宅は、鎌倉から甲州に至る甲州街道筋である鎌倉市関谷にありましたが、近年に至り建物が老朽化し取り壊すことが検討されました。これを惜しんだ石井家の菩提寺、龍寶寺の住職が寺に寄贈を受け、境内に移築、保存を行い、現在に至っています。
昭和44年(1969年)、国の重要文化財に指定されました。

なお、「でい」は普段使うことがない客間、「へや」はでいの北側にある寝室です。各室の名前がひらがななのは、昔の農民のほとんどが文盲で、名称が文字になることなく口頭で伝承されていたためです。


旧石井家住宅 フォトギャラリー 48枚の画像



アクセス


旧石井家住宅は、上の地図、マーカー1。
スマートフォンはこちらのマップ


最寄りの駅から徒歩
JR および 湘南モノレール 大船駅西口から、徒歩約22分(1.5km)。


バス
JR および 湘南モノレール 大船駅西口 バスターミナル 2番乗り場(上の地図、マーカー2)から、神奈川中央交通バス(通称「神奈中バス」)藤沢駅北口行き 船33系統バスに乗車。乗車は中央部ドアから。整理券を取る。あるいは、全国共通交通系ICカードをドア側の機械にタッチ。
1時間に2本。乗車時間5分以内、運賃200円。運賃は降車直前に払う。現金を運転手横の運賃箱に入れるか、運賃箱のカードタッチ部にタッチ。両替できる紙幣は1,000円札のみ。時刻表は神奈川中央交通公式サイトへ。
「植木谷戸」(うえきやと)バス停(マーカー3)で下車。バス停から現地まで徒歩4分(300m)。


駐車場
施設付属無料駐車場あり。入口は上の地図、マーカー4。収容台数10台ほど。

駐車場入口。上の地図、マーカー4。
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見学のしかた


旧石井家住宅の隣に「玉縄ふるさと館」があり、そこが管理しているようです。開館時間は、玉縄ふるさと館の開館時間とリンクしていると思われます。

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2018.2
開館時間 9:30〜16:00
休館日 不明
入館料 100円。基本的には無人なので、入口の料金箱に入れる。

入口の料金箱。
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旧石井家住宅 フォトギャラリー 48枚の画像

文化財分布マップ

この記事は現地の案内看板を参照しています。

by h9w457y8i | 2019-01-19 17:50 | 神奈川 | Comments(0)

サイトマップ > 神奈川県 江戸時代以前の文化財 > 大塚・歳勝土遺跡

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大塚遺跡(環濠集落・かんごうしゅうらく)
今から約2千年前の弥生時代、この付近で稲作を行っていた人々のムラの跡です。外からの敵の侵入を防ぐために周囲には外周が600mに及ぶ、幅4m、深さ2mの濠、そして濠の側には土塁と木の柵が巡らされていました。発掘調査では約900m四方の土地から、85軒の竪穴式住居と10棟の高床式倉庫の跡が発見されました。そして半数の住居が火災にあっていることから、大きな争いがあったことがうかがえます。当時はこのムラに、100人くらいの人々が暮らしていたようです。遺跡内には、竪穴式住居7棟をはじめ、高床式倉庫、型取り遺構、木の橋などが復元してあります。

歳勝土(さいかちど)遺跡(方形周溝墓・ほうけいしゅうこうぼ)
大塚遺跡に住んだ人々のお墓で、方形周溝墓と呼ばれる形をしています。低い四角形の盛り土と、その四辺を溝で囲んだ形が特徴です。昭和47年(1972年)に発掘され、25基のお墓が確認されました。発掘当時の状態や木棺を復元し、埋葬の様子などが分かるようにしてあります。

大塚遺跡と歳勝土遺跡は、ムラと墓が一体として分かる貴重な遺跡として、昭和61年(1986年)、国の史跡に指定されました。


大塚・歳勝土遺跡 フォトギャラリー 78枚の画像



アクセス


スマートフォンの方はこちらのマップ


遺跡は公園の中にあります。

最寄りの駅から徒歩
横浜市営地下鉄 ブルーライン センター北駅 出口1(上の地図の4番マーカー)から、横浜市歴史博物館(遺跡からの出土品展示あり)の館内を抜け、歩道橋(マーカー7)経由で徒歩8分。
横浜市歴史博物館入口は、上の地図、マーカー2。

博物館が休館の場合は、センター北駅 出口2(上の地図、マーカー5)より、噴水広場(マーカー6)、歩道橋(マーカー8)を経由し、公園の北側にある入口(マーカー9)へ。


駐車場
遺跡公園の付属駐車場はありません。
横浜市歴史博物館付属の駐車場が使える。入口は地図の3番マーカー。
駐車可能時間 博物館の開館時間と同じ。
駐車料金 1時間200円、その後30分ごとに100円。


横浜市歴史博物館 正面玄関
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見学のしかた


横浜市歴史博物館を経由して遺跡公園に行く場合。博物館の正面玄関から中に入ります。博物館を見学するには入館料が必要ですが、遺跡公園への通路入口は、博物館の玄関と入館料を払う受付の間にあります。遺跡公園へ向かうだけなら無料です。

博物館の開館時間、休館日は横浜市歴史博物館HPを参照。

2018.1
開館時間 9:00〜17:00
休館日 月曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始(12/29〜1/4)

遺跡公園は、弥生時代のムラを再現した大塚遺跡と、墓地を再現した歳勝土遺跡に分かれています。
大塚遺跡部分以外は一般の公園であり、常に見学可能。
大塚遺跡の入り口には門があり、開門時間は歴史博物館の開館時間とリンクしています。

↓ 大塚遺跡 入口
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↓ 歴史博物館の館内には、遺跡から出土した土器や遺跡の模型などが展示されています。展示物の画像はフォトギャラリーへ。
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↓ ムラの周囲に再現された濠と柵。
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↓ 方形周溝墓。1辺は5mくらいでしょうか。
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大塚・歳勝土遺跡 フォトギャラリー 78枚の画像

文化財分布マップ

この記事は横浜市歴史博物館公式サイト、現地案内看板を参照しています。

by h9w457y8i | 2019-01-10 09:11 | 神奈川 | Comments(0)

サイトマップ > 神奈川県 江戸時代以前の文化財 > 鎌倉大仏殿跡



鎌倉大仏(銅造阿弥陀如来座像)と大仏殿は、鎌倉時代に幕府の全面的な支援で造営されました。大仏は1252年に鋳造が開始され、1264年までには完成していました。大仏殿も同じ頃に建てられたと考えられています。大仏殿はその後、災害による倒壊と再建を繰り返しましたが、1,400年頃からは再建されず、大仏はそれ以降雨ざらしの状態になりました。大仏も江戸時代に入ってから大地震で倒壊しましたが、その後修理され、江戸末期には横浜の外国人居留地から多くの欧米人が観光で大仏を訪れたそうです。
平成に入ってからの詳しい調査で、大仏は築造当時から位置も向きも変わっていないこと、当時は大仏殿の東と南には広い湿地帯が広がっていたこと、13世紀末にその湿地帯が埋め立てられて参道が作られたことがわかりました。また、大仏の周りには瓦の欠片が残されていないことから、大仏殿は茅葺き、もしくは檜皮葺(ひわだぶき)だったと推定されています。
鎌倉大仏殿跡は、関東地方を鎮護するために鎌倉幕府が造営した大仏の鋳造過程を示す遺構と、大仏殿の建物跡の遺構などが良好に残されており、それを保護するため、平成16年(2004年)に北側の山も含めて国の史跡に指定されました。また大仏は国宝に指定されています。
文化庁国指定文化財等データベース


鎌倉大仏殿跡、阿弥陀如来像 Photo Gallery



アクセス


鎌倉大仏は黄色マーカー2
スマートフォンはこちらのマップ


最寄りの駅から徒歩
江ノ島電鉄 長谷(はせ)駅から、徒歩約7分(500m)。


バス
JRおよび江ノ島電鉄 鎌倉駅 東口バスターミナル 6番乗り場(上の地図、赤マーカー7)から、
京浜急行バス 鎌2、鎌3、鎌4、鎌5、鎌6、船7、船8、船9 いずれかの系統に乗車。
 ↓
5〜10分に1本。乗車時間9分。200円。全国共通交通系ICカード利用可能。
Google Mapおよび各種乗り換え案内アプリに対応。
 ↓
「大仏前」バス停(上の地図、黄色マーカー1)下車。
鎌倉大仏入口(高徳院入口)まで徒歩1分。


駐車場
施設付属駐車場は障がい者用のみ。
有料駐車場が周辺にいくつかあるが、クルマの収容可能台数はあまり多くない。
駐車場に関してはNAVITIME駐車場検索ページにて、「鎌倉大仏」で検索。

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見学のしかた


鎌倉大仏の参拝については、高徳院公式HPを参照。

2018.12
拝観時間 4〜9月 8:00〜17:30、10〜3月 8:00〜17:00
拝観料 200円。大仏内部の拝観料は別途20円。
年中無休。

国宝、鎌倉大仏(阿弥陀如来・あみだにょらい)内部の拝観も可能。

胎内(内部)拝観の受け付け。


胎内への入り口。



鎌倉大仏殿跡、阿弥陀如来像 Photo Gallery

文化財分布マップ
by h9w457y8i | 2018-12-23 08:03 | 神奈川 | Comments(0)

サイトマップ > 神奈川県 近代文化遺産 > 日本丸

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「日本丸」(にっぽんまる)という名前の船はいくつか存在しますが、これは昭和5年(1930年)に建造された民間船員養成用の練習帆船です。主に文部省の航海訓練所に所属し、11,500人もの実習生を育ててきましたが、昭和59年(1984年)にその役割を2代目日本丸に引き継ぎ、それ以降は横浜・みなとみらいの旧横浜船渠第一号ドックに係留され、動態保存の状態で一般公開されています。
帆船日本丸は、数多くの船員を養成してきたこと、建造当初の鋼鉄が70%以上残っていること、現在ではほとんど残っていないリベット構造の船であること、国産初の大型ディーゼル機関が長期間使用されていたこと、そしてほぼ全ての航海日誌が残されていること、などの特徴が評価され、平成29年(2017年)に国の重要文化財(歴史資料)に指定されました。
ちなみに、日本丸と同時期に建造され、サイズ、外観ともほぼ同じの姉妹船「海王丸」は、富山県射水市に係留され、一般公開されています。

日本丸 Photo Gallery
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アクセス



日本丸は赤マーカー11
スマートフォンはこちらのマップ


最寄りの駅から徒歩
JR桜木町駅 南改札 東口から、徒歩約5分(400m)。

横浜市営地下鉄 桜木町駅 北3口から、徒歩約6分(450m)。

みなとみらい線 みなとみらい駅 クイーンズスクエア方面改札口から、徒歩約9分(500m)。


駐車場
原則として、施設付属駐車場は使用できません。
車椅子で来場する場合は、事前相談で利用できる場合があります。
詳しくは日本丸メモリアルパーク、アクセス案内ページへ。

日本丸から半径400m以内に、多数の時間貸駐車場があります。NAVITIME 駐車場検索ページにて、「日本丸メモリアルパーク」で検索。

みなとみらい地区は横浜を代表する観光スポットです。特に連休中は周辺がものすごく渋滞したり、ほとんどの駐車場が満車になったりするので、要注意です。

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見学のしかた


みなとみらいのシンボルとも言える日本丸は、外観ならいつでも間近で見学できます。

乗船して内部を見学する場合の、開場時間、入場料、休館日などの最新情報は、日本丸メモリアルパーク公式HPを参照してください。

保存修理工事のため、日本丸は2019年3月31日まで閉館となります。






管理人のおすすめポイント


まずは、もし可能なら、年に12回行われる総帆展帆(そうはんてんぱん)を見ることをオススメします。
全ての帆が展開された姿は、日本丸が4本のマストを持つ世界でも有数の大型帆船であることを改めて思い起こさせます。
「海の貴婦人」「太平洋の白鳥」というかつての呼び名にふさわしい、美しくも大変迫力のある姿です。

残念ながらここには画像はありませんが...。

また、日本丸の隣にある横浜みなと博物館では、横浜港の歴史や開運の仕組みなどをわかりやすく学べる場所となっています。中でも操船シミュレーターは、子どものみならず、大人も十分楽しめると思いますので、こちらもオススメです。

日本丸が係留されている旧横浜船渠第一号ドックは、明治31年(1898年)に建造された石造りの修理用ドックです。当時は日本最大級でした。重要文化財に指定されています。
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日本丸は帆船として動態保存されており、帆を操るためのロープが、網の目と言うには生易しいほどの密度で張り巡らされています。こういうの、男子にはたまりませんよね。
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水面からマスト先端までの高さは、46mあります。
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船を動かすための装置もメカメカしくて、なんか海のロマンを感じます。
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練習船ではありましたが、海外の港では国際交流の場としても活躍。訪れた客人を船長がもてなすための部屋もありました。
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日本丸 Photo Gallery
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文化財分布マップ

この記事は、文化庁国指定文化財等データベース日本丸メモリアルパーク公式HPを参照しています。

by h9w457y8i | 2018-12-04 19:31 | 神奈川 | Comments(0)

サイトマップ > 神奈川県 近代文化遺産 > 金澤園

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金澤園(かなざわえん)は大正5年(1916年)に創業した旗亭(宿泊のできる料亭)。この建物は、昭和4年(1929年)に建てられました。木造、入母屋造り(いりもやづくり)の二階建てで、客室は各階に4室ずつ。銘木を用いた凝った造りの座敷飾りや建具,欄間によりそれぞれに趣向が凝らされており、かつては与謝野晶子や高浜虚子が利用した記録も残っています。「戦前の都市郊外行楽地における宿泊施設の好例を示すもの」として、平成16年(2004年)に国の登録有形文化財となっています。2016年には、旅館喜多屋としてリニューアルオープンしました。


金澤園 Photo Gallery
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アクセス



金澤園は青マーカー4
スマートフォンはこちらのマップ


最寄りの駅から徒歩
金沢シーサイドライン 海の公園柴口駅から、徒歩約6分(400m)。

京浜急行電鉄 京急本線 金沢文庫駅 東口から、徒歩約20分(1.4km)。


バス
京浜急行電鉄 京急本線 金沢文庫駅 東口 7番バス乗り場(上の地図、青マーカー1)から、
京浜急行バス(通称「京急バス」) 文13系統 柴町行きバスに乗車。
 ↓
乗車時間7分。200円。全国共通交通系ICカード利用可能。
1時間に1〜3本。時刻検索は各種乗り換え案内アプリ、Google Map ルート案内機能が対応しています。
 ↓
「金沢園」バス停(上の地図、青マーカー2)下車。
現地まで徒歩0分。


駐車場
施設付属無料駐車場あり。収容台数4台。
入口は上の地図、青マーカー3。

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見学のしかた



現役の旅館であり、広く一般公開はしていません。
ただ、旅館に併設されているカフェ & ダイニング「ぼたん」でランチをとったあと、宿のご主人に客室を見学させていただけないかお願いしてみたところ、快く承知してくださいました。のみならず、ご自身で案内もしていただきました。
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文化財の宿 & カフェというのを聞いてやって来る近隣の客も少なくなく、客室見学のリクエストがあれば、清掃、宿泊・利用客に迷惑にならない範囲で応じているとおっしゃっていました。
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カフェ & ダイニング「ぼたん」 
ランチ 11:00〜16:00、ディナー 18:00〜21:00
メニューなど詳細は旅館喜多屋公式サイトを参照。

同時に200人分の料理を用意できたというかつての広い厨房は、現在はレストランに。
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穴子の天ぷら定食。ここにケーキが付いて、1,500円。右側のピンク色の椀ものは、ビーツのスープだそう。天ぷらの出汁も含め、とても美味しかったです。
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金澤園 Photo Gallery
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この記事は文化庁国指定文化財等データベース旅館喜多屋公式サイトを参照しています。

文化財分布マップ

by h9w457y8i | 2018-11-27 09:08 | 神奈川 | Comments(0)

サイトマップ > 神奈川県 江戸時代以前の文化財 > 旧相模川橋脚

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大正12年(1923年)の関東大震災と翌年に起きた余震による液状化現象で、相模川付近にあった水田から、突如太い木の柱のようなものが出現しました。当時の調査により、これらが鎌倉時代、相模川にかけられた橋の橋脚であることがわかりました。出現した柱は10本。これらの配置から、相模川は現在とは大きく異なり、この場所で東西方向に流れており、橋は南北方向にかけられていたことがわかりました。橋の大きさは、幅約9m、長さは40m以上ある、とても立派なものでした。鎌倉幕府により書かれた歴史書、吾妻鑑(あづまのかがみ)によると、この橋は源頼朝の家臣、稲毛重成(いなげしげなり)がかけたもので、頼朝が渡り初めをした、とあります。また、大正時代からは出現した橋脚を文化財として保存しようとした様子を示す遺構も見つかっています。
中世(鎌倉時代から安土桃山時代)の橋の遺構は全国でも例が少なく大変貴重であること、地震で地中の遺跡が出現した稀な例であること、大正時代からの文化財保護の様子がわかること。これらの特徴を持つ旧相模川橋脚は、大正15年(1926年)に国の史跡に指定されました。また、関東大震災の液状化現象の様子が残されている貴重な例として、平成25年(2013年)には国の天然記念物に指定されました。現在見ることができる橋脚は、地震で地表に出現した際の位置、角度、長さ、形を精巧に再現したコンクリート製のレプリカです。本物は保存措置を施され、レプリカの真下に埋まっています。


旧相模川橋脚 Photo Gallery 31枚の画像


旧相模川橋脚は、赤マーカー4
スマートフォンはこちらのマップ


最寄りの駅から徒歩
JR茅ヶ崎(ちがさき)駅 北口から、国道1号線経由で徒歩約30分(2.3km)。

国道1号線沿いの案内看板。
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バス
JR茅ヶ崎(ちがさき)駅 北口バスターミナルの3番のりば(上の地図、赤マーカー2)から、
神奈川中央交通バス(通称「かなちゅうバス」)茅06系統、平塚駅北口行きバス、
または、
5番のりば(上の地図、赤マーカー3)から、神奈川中央交通バス 茅41系統 小谷行きバスに乗車。
 ↓
運賃180円、乗車時間 6分。全国共通交通系ICカード利用可能。
中乗り、前降り。
時刻検索は各種乗り換え案内アプリ、Google Map ルート案内機能が対応しています。
 ↓
「今宿(いまじゅく)」バス停(上の地図、赤マーカー1)下車。
バス停から現地まで徒歩約4分(300m)。


駐車場
施設付属の駐車場はありません。
すぐ近くに「ニトリ」があり、その駐車場は店舗利用者に限り無料。

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↓ 保存措置を施されたホンモノの橋脚。このように地下に埋まっています。
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旧相模川橋脚 Photo Gallery 31枚の画像

文化財分布マップ

上記の記事内容は、現地案内看板、文化庁国指定文化財等データベースなどを参照しています。

by h9w457y8i | 2018-11-18 09:58 | 神奈川 | Comments(0)

サイトマップ > 都市別スナップリスト > 横浜 > 山手公園 2018..11.13

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横浜の観光地と言えば、みなとみらい、中華街、山下公園。そして多くの洋館が立ち並ぶ、旧外国人居留地の山手地区ですよね。その山手地区のメインストリートからちょっと外れた目立たない一角に、山手公園はあります。実は明治3年(1870年)に造られた日本初の公園。造成は居留する外国人たちが行い、初めは外国人専用の公園で、日本人は立ち入れませんでした。公園内にはテニスコートが設けられ、それが日本でのテニスの発祥とされています。昭和に入ると公園の半分が横浜市に無償で貸しつけられ、一般に開放されるようになりました。平成16年(2004年)に国の名勝に指定されています。

↓ 横浜山手テニス発祥記念館。
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↓ 外国人たちによって持ち込まれたヒマラヤ杉の並木。日本のヒマラヤ杉はここから広まりました。
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上の写真以外に、54枚のPhoto Gallery


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by h9w457y8i | 2018-11-14 07:55 | 神奈川 | Comments(0)
だけでなく、世界各地の世界遺産見学のしかた、海外鉄道の乗り方、各地を訪れた時の街角スナップも。