2019年 04月 21日 ( 1 )

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大原幽学 旧宅

大原幽学(おおはら ゆうがく)は、江戸時代後期に現在の千葉県旭市で農村改革運動を指導した人物です。道徳と経済の調和を基本とした「性学(せいがく)」を説き、世界初の農業協同組合である「先祖株組合(せんぞかぶくみあい)」を立ち上げ、農民たちが協力し合って自活できるように各種の改革を行なっていきました。しかしこの活動が江戸幕府から反体制の疑いを受けることとなり、有罪の判決を受けた幽学は、失意の中、1858年に自害しました。
昭和27年(1952年)、幽学の旧宅、自害した地に建てられた墓、そして宅地・耕地の地割が、学術産業に関する遺跡の好例として評価され、国の史跡に指定されました。


大原幽学遺跡 フォトギャラリー(51枚)




アクセス(行き方)



大原幽学遺跡 旧宅はマーカー8
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公共交通機関でのアクセスの便はあまり良くないので、JR旭駅かJR小見川駅からタクシーか、クルマでのアクセスをオススメします。

最寄りの駅から徒歩
徒歩圏内(道のりで3km以内)に最寄り駅はありません。
敢えて言えば、JR総武本線 旭駅が一番近く、徒歩約1時間45分(8km)。


バス
現地から1.8kmのところにバス停はありますが、平日は1〜2時間に1本、週末は2〜3時間に1本しかなく、これを利用してのアクセスもあんまり現実的ではないでしょう。
一応、利用する場合の情報を書いておきます。

JR 総武本線 旭駅から、千葉交通 小見川(おみがわ)駅行きバスに乗車。
運航頻度 2時間に1本程度。乗車時間 約15分。
運賃 350円。全国共通交通系ICカードが利用できるかどうかは不明。2019.2
「中和(ちゅうわ)」バス停(上の地図、マーカー3)で下車。
バス停から現地まで、徒歩約25分。

このエリアの千葉交通 路線バスの時刻・料金検索は、NAVITIMEなどの一部の乗り換え案内アプリが対応しています。
Google Map ルート案内機能は対応していません。2019.2


駐車場
二つの施設付属無料駐車場があります。

1つめ。遺跡公園に近く、収容台数は10台程度。
入口は上の地図、マーカー1。

2つめ。こちらは遺跡公園からやや離れていますが、舗装された大掛かりな駐車場で、耕地地割のすぐ近くです。
入口は上の地図、マーカー2。

2つ目の駐車場。
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大きい方の駐車場のすぐそばにある、遺跡公園への入口。
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この道を入っていきます。左側は史跡の一部、「耕地地割」です。
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すると、遺跡公園の入口に着きます。上の地図、マーカー5。
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一方、大原幽学の墓所(上の地図、マーカー6)は、遺跡公園からは離れたところにあり、駐車場 1からは徒歩約13分(900m)、駐車場 2からは徒歩約14分(1km)です。

墓所の駐車場ではありませんが、墓所への入口の道端が広くなっており、そこに車を停めることができると思います。周辺に駐車禁止の標識はありません。

下の画像の坂を上がっていくと、墓所に通じます。上の地図、マーカー4。
駐車禁止標識は見当たらなかったので、画像に写っている太い道路に路上駐車しても、問題ないと思われます。
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見学のしかた



「大原幽学遺跡」の周辺は史跡公園として整備され、記念館や国の史跡に指定されている「旧宅」があります。
公園の開園時間、休園日についての最新情報は、大原幽学記念館公式サイトを参照してください。

2019.2
開園時間 9:00〜16:30
入園料 無料(記念館の入館料は300円)
休演日 月曜日、祝日の翌日、年末年始。

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旧宅

幽学が設計した教導所でしたが、その後この場所に移築され、幽学が住居として使用しました。
元々は茅葺きの屋根でしたが、大正時代に現在の銅板葺きに改修されました。
全ての用材に6つずつ節のあるものが使われていること、便所が立派なのが特徴だそうです。

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訪れたのは平日の昼で、建物の周りや中には人はいませんでした。
「建物内、立ち入り禁止」の看板が掲げられていました。

旧宅周辺はこのように塹壕のように通路が掘られていました。
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こちらは耕地地割。上の地図、マーカー7
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大小の田んぼが急斜面に点在する耕地を、幽学の指導で現在とほぼ同じ区画に整理したものです。これで格段に作業効率が上がり、水害にも強くなったと言います。

そしてこちらは大原幽学の墓所。62歳で失意のうちに割腹自殺した場所です。一般の墓地の中にあります。上の地図、マーカー6。
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上の地図、マーカー4から墓所までの道。
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国の史跡には指定されていませんが、史跡公園内にある、旧林家住宅。かなり立派な古民家です。
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公園内にある大原幽学記念館。今回は立ち寄りませんでした。
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大原幽学遺跡 フォトギャラリー(51枚)

文化財分布マップ

この記事は、現地案内看板
旭市公式サイト
などを参照しています。

by h9w457y8i | 2019-04-21 07:09 | 千葉 | Comments(0)
だけでなく、世界各地の世界遺産見学のしかた、海外鉄道の乗り方、各地を訪れた時の街角スナップも。