サイトマップ > 山梨県 近代文化遺産 > 旧睦沢学校校舎

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旧睦沢学校校舎(きゅう むつざわがっこう こうしゃ)は、明治8年(1875年)、巨摩郡(こまぐん)睦沢村(今の甲斐市)に建てられた小学校の校舎でした。
この建物は、当時の県令(現在でいう県知事)・藤村紫朗(ふじむらしろう)が積極的に奨励した擬洋風建築で、明治前期には甲府市内の多くの官公舎、学校、商家などがこの様式で建てられました。明治10年(1877年)に甲府を訪れたイギリス公使のアーネスト・サトウは、街中に西洋式の建築が立ち並ぶ様子に驚き、その数は街の規模からして日本一だと日記に書き残しています。
建物は、正面中央の玄関前に車が停められるようなスペースとそのための屋根、2階ベランダ、出入り口や窓の黒塗りのアーチ型の枠、両開きのガラス戸と鎧戸の二重扉など、西洋風のデザインが見て取れます。外壁は漆喰塗りの日本壁で、建物の四隅は黒漆喰で石積みのようにし、屋根は桟瓦葺で、中央に太鼓楼と呼ばれる塔屋をのせています。
昭和41年(1966年)には武田氏館跡(甲府市内、武田神社付近)に移築、藤村紫朗にちなみ「藤村記念館」と名付けられ、歴史や民俗の教育資料館として一般公開されました。昭和42年(1967年)には国の重要文化財に指定。甲府駅周辺の再開発に伴い、歴史景観の再生、市民や観光客の交流ガイダンス施設として活用することを目的に、平成22年(2010年)、現在の甲府駅北口に再び移築・復元されました。
文化庁国指定文化財等データベース甲府市公式サイトなど

旧睦沢学校校舎 フォトギャラリー



アクセス


旧睦沢学校校舎は赤マーカー1
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JR甲府駅 北口から、徒歩1分。

施設付属の駐車場はない。
半径200m以内に多数の有料駐車場がある。
NAVITIME 駐車場案内ページにて、「甲府駅」で検索。






見学のしかた



開館時間、休館日などの見学情報は、甲府市公式サイト、または山梨県観光ネット公式サイトを参照。

2018.1
開館時間 9:00〜17:00(入館は16:30まで)
休館日 月曜日(祝日の場合は翌日)、12/29〜1/3
入館料 無料

館内での写真撮影は自由。





管理人のおすすめポイント



再開発できれいに整備され、広々とした甲府駅北口。付近には近代的な雰囲気のコンクリート建築が建ち並んでいます。そこに、ポツンと建つ和洋折衷の建物。正直、ちょっと唐突感を覚えました。駅前の風情作りに一役買っている、という感じではないでしょう。それはさておき。現在の山梨県では数少ない明治時代の建物で、それだけで貴重と言えます。擬洋風建築としても典型的な例で、外観はかなり美しく保たれています。一般公開されていて、内部を気軽に見学できるのもいいですね。ただ、内部は資料館として新しく改装されており、あまり趣は感じられませんでした。資料館として使うのも悪くないと思いますが、地の利を生かして、カフェとかレストランとして利用する、というのはどうかなと思いました。


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旧睦沢学校校舎 フォトギャラリー

文化財分布マップ

by h9w457y8i | 2018-09-05 13:17 | 山梨 | Comments(0)
だけでなく、世界各地の世界遺産見学のしかた、海外鉄道の乗り方、各地を訪れた時の街角スナップも。
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