【国指定重要文化財|大山家住宅】 行き方、見学のしかた (秋田県 三種町)
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サイトマップ > 秋田県の重要文化財 > 大山家住宅

1 アクセス詳細案内
1-1 アクセスマップ
1-2 公共交通機関
1-3 タクシー
1-4 駐車場
2 見学のしかた (見学可能時間、内部見学の可否など)
3 訪れた時の様子 (写真)
4 大山家住宅の説明
5 問い合わせ
1 【アクセス詳細案内】
1-1 アクセスマップ
大山家住宅は、赤マーカー1
大きな地図で見る
1-2 公共交通機関
大山家住宅から徒歩3km以内に、実質的に利用可能なバス停、鉄道駅はありません。
強いて言えば、三種町(みたねちょう)のふれあいバス(町営コミュニティバス)のバス停が徒歩600m以内に複数ありますが、1日の運行本数がかなり限られ、往復の利用はほぼ不可能。また、駅からの乗り継ぎが複雑であったり、曜日が限られていたりで、利用は現実的ではないでしょう。
最も近い鉄道駅である、JR「北金岡」(きたかなおか)駅から、徒歩4.1km。
▲ 目次へ
1-3 タクシー
JR「能代」駅周辺に、多数のタクシー会社があります。
能代駅から大山家住宅まで、12km前後。
料金は、5,000円程度と思われます。
大山家住宅から5.1km離れたJR「森岳」(もりたけ)駅前に、タクシー乗り場がありますが、小さな駅であり、タクシーは常駐はしていないと思われます。
1-4 駐車場
敷地内に車を乗り入れ可能。数台分の駐車スペースあり。
敷地入口。ここから乗り入れます。

▲ 目次へ
2 【見学のしかた】
入口に門はありますが、門扉は撤去されており敷地内にはいつでも入れる状態。なので、外観は常時自由に見学が可能です。
建物そのものはきちんと整備されているようで、茅葺の屋根はきれいに切りそろえた跡が見受けられ、雑草も生えていませんでした。戸や窓には障子が張られ、それほど痛んでいない感じ。
しかし見学者のための設備は古びた案内看板以外は何もなく、非常にうら寂しい雰囲気。おそらく、見学者はほとんどいないのでしょう。
<<内部見学>>
内部見学は要予約。
予約は問い合わせ先まで。
何日前までに、何人まで、という記述は見当たりませんでした。
2025.6現在、危険防止のため、案内は玄関から中を見るだけになっているそうです。
▲ 目次へ
3 【訪れた時の様子】
全ての画像はクリックまたはタップで拡大できます。
画像表示から記事に戻るには、画像をクリックするか、ブラウザバックしてください。
2 秋田県北部、日本海に面した町、三種町(みたねちょう)の、田んぼに囲まれた小さな集落にやってきました。

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3 玄関。

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5 馬屋の先端部分が出入り口になっています。このような住宅を、中門造り、というそうです。

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7 妻の部分も、独特な形になっています。

20 敷地内の他の建物は、かなり荒れていました。

▲ 目次へ
4 【大山家住宅の説明】
鵜川地域の北東部、飯塚集落には代々村役(村長)を務めた大山家の住宅が残されています。江戸時代末期、19世紀の中ごろに建てられました。
主屋から馬屋を突出させたL字型の曲屋(まがりや)で、労働力として家族同様に大切にされた馬と人が同じ建物に住んでいました。こうした建物は秋田県内ではよく見られる「中門づくり」と呼ばれています。中門づくりは、曲がり家の一種で、馬家の部分(突き出した部分)に出入口があるのが中門づくりと言われています。広い馬屋と土間は、冬が長い地域の農家が様々な作業や貯蔵を行うために必要とされた空間でした。
大山家は、桁から軒先まで腕木を伸ばして屋根を支える「せがい」という工法を用いています。当時、一般の住宅には禁じられていた工法で、藩から上層階級にのみ許されていました。茅葺屋根には野芝を生やして耐久性を図っています。窓には町家風の出格子(外から出窓のように見える格子)が取り付けられています。
家の内部は装飾が少なく、簡素ですっきりとした美しさを持っています。保存状態が良く、中門づくりの典型例として、昭和48年(1973年)に国指定の重要文化財となっています。

▲ 目次へ
5【問い合わせ】
三種町八竜公民館へ。
電話番号 0185-85-2177
三種町 教育委員会 生涯学習係
電話番号 0185-87-2113
(大山家住宅の公式HPはありません。2025.6)
このページは、以下の記載などを参照しています。
三種町観光協会 公式サイト
三種町公式サイト
文化庁 国指定文化財等データベース
現地案内看板
アクセス 駐車場
サイトマップ > 秋田県の重要文化財 > 大山家住宅

1 アクセス詳細案内
1-1 アクセスマップ
1-2 公共交通機関
1-3 タクシー
1-4 駐車場
2 見学のしかた (見学可能時間、内部見学の可否など)
3 訪れた時の様子 (写真)
4 大山家住宅の説明
5 問い合わせ
1 【アクセス詳細案内】
1-1 アクセスマップ
大山家住宅は、赤マーカー1
大きな地図で見る
1-2 公共交通機関
大山家住宅から徒歩3km以内に、実質的に利用可能なバス停、鉄道駅はありません。
強いて言えば、三種町(みたねちょう)のふれあいバス(町営コミュニティバス)のバス停が徒歩600m以内に複数ありますが、1日の運行本数がかなり限られ、往復の利用はほぼ不可能。また、駅からの乗り継ぎが複雑であったり、曜日が限られていたりで、利用は現実的ではないでしょう。
最も近い鉄道駅である、JR「北金岡」(きたかなおか)駅から、徒歩4.1km。
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1-3 タクシー
JR「能代」駅周辺に、多数のタクシー会社があります。
能代駅から大山家住宅まで、12km前後。
料金は、5,000円程度と思われます。
大山家住宅から5.1km離れたJR「森岳」(もりたけ)駅前に、タクシー乗り場がありますが、小さな駅であり、タクシーは常駐はしていないと思われます。
1-4 駐車場
敷地内に車を乗り入れ可能。数台分の駐車スペースあり。
敷地入口。ここから乗り入れます。

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2 【見学のしかた】
入口に門はありますが、門扉は撤去されており敷地内にはいつでも入れる状態。なので、外観は常時自由に見学が可能です。
建物そのものはきちんと整備されているようで、茅葺の屋根はきれいに切りそろえた跡が見受けられ、雑草も生えていませんでした。戸や窓には障子が張られ、それほど痛んでいない感じ。
しかし見学者のための設備は古びた案内看板以外は何もなく、非常にうら寂しい雰囲気。おそらく、見学者はほとんどいないのでしょう。
<<内部見学>>
内部見学は要予約。
予約は問い合わせ先まで。
何日前までに、何人まで、という記述は見当たりませんでした。
2025.6現在、危険防止のため、案内は玄関から中を見るだけになっているそうです。
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3 【訪れた時の様子】
全ての画像はクリックまたはタップで拡大できます。
画像表示から記事に戻るには、画像をクリックするか、ブラウザバックしてください。
2 秋田県北部、日本海に面した町、三種町(みたねちょう)の、田んぼに囲まれた小さな集落にやってきました。

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3 玄関。

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5 馬屋の先端部分が出入り口になっています。このような住宅を、中門造り、というそうです。

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7 妻の部分も、独特な形になっています。

20 敷地内の他の建物は、かなり荒れていました。

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4 【大山家住宅の説明】
鵜川地域の北東部、飯塚集落には代々村役(村長)を務めた大山家の住宅が残されています。江戸時代末期、19世紀の中ごろに建てられました。
主屋から馬屋を突出させたL字型の曲屋(まがりや)で、労働力として家族同様に大切にされた馬と人が同じ建物に住んでいました。こうした建物は秋田県内ではよく見られる「中門づくり」と呼ばれています。中門づくりは、曲がり家の一種で、馬家の部分(突き出した部分)に出入口があるのが中門づくりと言われています。広い馬屋と土間は、冬が長い地域の農家が様々な作業や貯蔵を行うために必要とされた空間でした。
大山家は、桁から軒先まで腕木を伸ばして屋根を支える「せがい」という工法を用いています。当時、一般の住宅には禁じられていた工法で、藩から上層階級にのみ許されていました。茅葺屋根には野芝を生やして耐久性を図っています。窓には町家風の出格子(外から出窓のように見える格子)が取り付けられています。
家の内部は装飾が少なく、簡素ですっきりとした美しさを持っています。保存状態が良く、中門づくりの典型例として、昭和48年(1973年)に国指定の重要文化財となっています。

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5【問い合わせ】
三種町八竜公民館へ。
電話番号 0185-85-2177
三種町 教育委員会 生涯学習係
電話番号 0185-87-2113
(大山家住宅の公式HPはありません。2025.6)
このページは、以下の記載などを参照しています。
三種町観光協会 公式サイト
三種町公式サイト
文化庁 国指定文化財等データベース
現地案内看板
by h9w457y8i
| 2025-06-21 09:25
| 秋田
|
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