【重要文化財|松平秀康および同母 霊屋】 行き方、見学のしかた 完全ガイド (和歌山県 高野町)
場所 どこ 高野山 結城秀康 お万の方
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1 アクセス詳細情報
1-1 アクセスマップ
1-2 公共交通機関
1-3 駐車場
1-4 レンタサイクル
2 見学のしかた (見学の可否など)
3 訪れた時の様子 (写真)
4 松平秀康および同母霊屋の説明
5 問い合わせ
1 【アクセス詳細情報】
1-1 アクセスマップ
松平秀康および同母霊屋は、黄色マーカー14
大きな地図で見る
霊屋(たまや)は森の中にありますが、スマートフォンのGPS位置測定が使えます。上の地図で、ピンポイントで場所が特定できます。
1-2 公共交通機関
南海・極楽橋駅
↓
↓ ケーブルカー
↓
高野山駅
↓
↓ バス
↓
奥の院口 バス停(上の地図・黒3)
↓
↓ 徒歩18分(1.3km)
↓
現地(上の地図・黄14)
南海電鉄、ケーブルカー、バス、全ての時刻表、料金検索は、Google Mapや各種乗換案内アプリが対応しています。
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1-3 駐車場
こちらの駐車場マップで、高野山エリアの多数の有料駐車場が案内されています。
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1-4 レンタサイクル
高野山内には「うぐいすレンタサイクル」があり、電動アシスト付きを含めた様々なタイプの自転車を貸し出しています。
2025.5
[営業時間] 8:00〜19:00
[料金] 3時間〜で1,500円から。
[休業日] 不定休
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2 【見学のしかた】
松平秀康および同母霊屋は、金剛峯寺・奥の院への参道の途中に数多くある墓所の一つです。
杉巨木の森の中にありますが、スマートフォンでGPS位置測定信号が受信可能です。マップアプリと上の地図で、ピンポイントで場所が特定できます。
奥の院参道入口には門はなく、いつでも自由に入ることができ、霊屋も外観は自由に見学できます。
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3 【訪れた時の様子】
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1 秋の高野山にやってきました。画像は国指定重要文化財の、金剛峯寺・大門。地図・黄1
2 奥の院、参道入口。地図・黒4。ここから、墓所が広がる参道に入ります。
3 参道は、巨大な杉の林の底を、縫うように続きます。
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6 こんな感じの古く立派なお墓が、参道沿いにずっと続いています。
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自分で作った上の地図をじっと見ながら、参道を歩いて。奥の院に近づいた頃、道の左側(西側)に、苔むした案内道標を見つけました。
11 上杉謙信霊屋 や 佐竹義重霊屋と異なり、参道に面していました。二つの石造りの霊屋が並んでいます。
12 向かって右側が、松平秀康の霊屋です。
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15 向かって左側は、松平秀康の母君の霊屋です。こちらの方が、やや簡素です。
16 奥の院は、ほとんどが針葉樹の巨木に囲まれていましたが、ちらほらと落葉樹があって、綺麗に色づいていました。

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4 【松平秀康および同母霊屋の説明】
松平(結城)秀康(まつだいら ひでやす)は徳川家康の次男で、家康の側室、お万の方の子です。二人は家康の冷遇にあったとされ、秀康(於義丸)が11歳の時、お万ともども豊臣秀吉の事実上の人質としてその養子となり、秀吉は秀康と名付けて可愛がったといいます。しかし、豊臣家が家康の実子に家督を継がせることになるのを懸念してか、後に越前(現在の福井県)の結城家の養子となりました。二代将軍となった秀忠は、兄の秀康に対して「松平」の姓を名乗ることを許したそうですが、秀康自身は最後まで拒み、「結城」姓を名乗ったとも言われています。1607年に病没し、秀康の息子により、同年、この霊屋が建てられました。また秀康霊屋の左側(南側)には、母親のお万の方の霊屋があります。こちらは秀康霊屋よりも3年前の1604年に、秀康により建てられました。
双方ともに越前特産の笏谷石(しゃくだにいし)で作られています。石造の霊屋でこのように規模が大きく、様式手法の優れたものは珍しいとされ、また石製の横架材を樋状に繰り抜いて木芯を入れ補強しているのも他に例がないそうです。秀康霊屋の内部には、附(つけたり)指定の宝篋印塔(ほうきょういんとう)5基が、母霊屋内部には宝篋印塔2基と五輪塔(ごりんとう)1基が収められています。
これら二つの霊屋は、昭和40年(1965年)、国の重要文化財に指定されています。
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5 【問い合わせ】
和歌山県教育庁 生涯学習局 文化遺産課
問い合わせフォーム
高野山文化財保護会
電話番号 0736-56-2029
このページは、以下の記載などを参照しています。
高野山霊宝館
和歌山県教育庁 生涯学習局 文化遺産課 公式サイト
文化庁 国指定文化財等データベース
by h9w457y8i
| 2025-06-12 06:06
| 和歌山
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