【重要文化財|喜光寺 本堂】 行き方、見学のしかた (奈良県 奈良市)
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1 アクセス詳細案内
1-1 アクセスマップ
1-2 公共交通機関
1-3 駐車場
2 見学のしかた (拝観時間など)
3 訪れた時の様子 (写真)
4 喜光寺本堂の説明
5 問い合わせ
1 【アクセス詳細案内】
1-1 アクセスマップ
喜光寺本堂は、赤マーカー1
スマートフォンで地図の右側が見にくい場合は、画面を横向きに
1-2 公共交通機関
近鉄 尼ヶ辻(あまがつじ)駅から、徒歩11分(700m)。
菅原東 バス停(上の地図・黒2)から、徒歩400m。
宝来三丁目 バス停(上の地図・黒3)から、徒歩400m。
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1-3 駐車場
境内入口、楼門の前に、参拝者用無料駐車場があります。地図・黒1

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2 【見学のしかた】
喜光寺(きこうじ)の境内、および本堂の内部は、一般公開されています。
最新の参拝時間、拝観料は、喜光寺のHPを参照してください。
2025.3
[拝観時間] 9:00〜16:30 (7月の土・日・祝日は7:00〜)
[拝観料] 500円
[拝観休止日] 特になし。
境内には鉢植えのハスが250株あり、7月の朝には美しい花を見ることができます。

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3 【訪れた時の様子】
1 楼門。境内の入口です。

楼門の下に、拝観受付がありますので、そこで拝観料 500円を支払います。
2 楼門をくぐると、目の前に本堂があります。

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8 扁額には、「菅原寺」と書かれています。元々は菅原寺と称していましたが、参詣した聖武天皇(8世紀前半)が、本尊に差した光明を見たということで、喜光寺と名付けられたそうです。

9-2000 建物の正面は庇が深くなっています。これは南庇(なんぴ)と言って、直射日光から建物を守る奈良時代の建築手法なのだそうです。

10 正面の入口から、本堂内に入ってみます。

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11 本尊は、国指定重要文化財の阿弥陀如来像です。平安時代の作だそうです。

珍しく、堂内の写真撮影が禁止されていませんでした。
12 高い天井の近くの壁には、風と光を取り込む連子窓(れんじまど)が設けられています。

13 本堂の背面。
14 本堂の裏手にある、弁天堂。
15 本堂に向かって左側に、たくさんの蓮の鉢が並べられていました。訪れたのは7月中旬。朝行けば、たくさんの美しい花を見られたのでしょう。

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18 楼門の近くにある、仏舎利殿。これは新しい建物ですね。

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20 敷地の外から、本堂。

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4 【喜光寺本堂の説明】
喜光寺(きこうじ)は、奈良時代の721年に、僧・行基(ぎょうき)によって開かれたお寺です。行基は当時、関西地方に多くのお寺を開いた僧で、身分を問わず多くの人に仏教を説き、また開墾や橋造りなどの社会基盤整備に携わりました。そして晩年には、東大寺の大仏造営の責任者となっていますが、行基はこの時、喜光寺本堂を、東大寺大仏殿の参考にした、と伝えられています。また、創建当初は本堂の扁額にあるように「菅原寺」(すがはらでら)と呼ばれていましたが、聖武天皇(724-749)が参詣した際、本尊から不思議な光明が放たれ、そのことを喜んだ天皇から「喜光寺」という寺号を受けたそうです。
創建時に建てられた本堂は室町時代に焼失し、その後、室町時代後期の1544年に再建されたのが、現在ある本堂です。当初の本堂からはやや小さく作られたそうですが、それでも高さは17mと、堂々とした風格があります。また南側の庇を一間深くした「南庇」(なんぴ)など、奈良時代の建築手法の復古を見ることができます。
喜光寺本堂は、明治34年(1901年)に当時の国宝に、そして戦後は法改正により、改めて国の重要文化財に指定されました。
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5【問い合わせ】
喜光寺へ。
電話番号 0742-45-4630
このページは、以下の記載などを参照しています。
喜光寺HP
文化庁 国指定文化財等データベース
現地案内看板
現地配布パンフレット
by h9w457y8i
| 2025-03-07 10:47
| 奈良
|
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