【国宝・重要文化財|神魂神社】 行き方、見学のしかた (島根県 松江市)
サイトマップ > 島根県 国宝・重要文化財 > 神魂神社

1 アクセス詳細案内
1-1 アクセスマップ
1-2 公共交通機関
1-3 タクシー
1-4 駐車場
2 見学のしかた (拝観時間など)
3 訪れた時の様子 (写真)
3-1 本殿 (国宝)
3-2 末社貴布祢稲荷両神社本殿 (国指定重要文化財)
4 神魂神社の説明
5 問い合わせ
1 【アクセス詳細情報】
1-1 アクセスマップ
神魂神社の国指定文化財は、赤マーカー。
スマートフォンで地図の右側が見にくい場合は、画面を横向きに。
1-2 公共交通機関
松江市営バス かんべの里 バス停(上の地図・黒2)から、250m。
運行頻度 2時間に1本。
一畑バス、または松江市営バス 風土記の丘入口 バス停(上の地図・黒3)から、800m。
運行頻度 1時間に2〜3本。
いずれのバスも、時刻、料金検索は各種乗換案内アプリ、またはGoogle Map ルート案内機能が対応しています。
1-3 タクシー
JR松江駅南口 タクシー乗り場から、6.2km。
2,500円前後だと思われます。
1-4 駐車場
参拝者用の無料駐車場があります。
常時駐車可能です。
駐車場の位置は、上の地図・黒1

2 【参拝・見学のしかた】
神魂神社には門や柵はなく、普段は無人で、常時自由に参拝、見学ができます。
拝観料は無料です。
境内にある国宝の本殿、国指定重要文化財の末社 貴布祢(きふね)稲荷両神社 本殿ともに、外観は間近で参拝、見学できます。
本殿内部は色鮮やかな壁画や天井画で彩られていますが、内部の公開情報はありません。(国宝神社本殿内部は、公開されないのが普通です)
3 【訪れた時の様子】
1 島根県東部、松江市にある神魂(かもす)神社にやってきました。

2 一段一段がかなり高く、上るのも下るのも、手すりに捕まった方がいいですね。ただ、階段はそれほど長くないです。

3
4 拝殿正面。

5 拝殿前から。社務所の横には、いくつかの摂社、末社が見えます。

3-1 国宝・本殿
6 左が拝殿、右が本殿。拝殿は国指定文化財ではありません。

7 建築様式は、出雲大社と同じ大社造(たいしゃづくり)。→ 神魂神社の説明

8

9 正面真ん中の太い柱は、宇豆柱(うずばしら)と言います。これが社殿の規模に比べて極端に太く、壁から飛び出しているのが、大社造りの特徴なんだそうです。

10

11 拝殿の背面と本殿の正面は、階段で繋がっています。

12

3-2 国指定重要文化財・末社 貴布祢稲荷両神社本殿
13 本殿に向かってすぐ左にあります。貴布祢=「きふね」。
14 国の重要文化財に指定されています。建てられたのは、本殿と同じ安土桃山時代、1583年です。
15 ちょっとわかりにくいですが、床下にはいくつかの稲荷像が置かれています。
16

17 貴布祢稲荷両神社前の稲荷像。

18 貴布祢稲荷両神社のさらに左側にも、いくつかの末社がありました。

19 神秘的な雰囲気が漂っています。

20
4 【神魂神社の説明】
神魂(かもす)神社のある大庭(おおば)という土地は、古くは出雲国造(いずものくにみやつこ。出雲地方の地域国家を支配していた一族)の住んだところでした。8世紀の始め(奈良時代)、出雲国造はここから杵築(現在の大分県東部)に居を移しましたが、大庭に別邸を残し、明治維新まで存在していました。出雲大社の社家(神職を世襲する家)である国造家は、世代交代のとき「火継(ひつぎ)」という神火相続の儀式を神魂神社で行う慣行を古くから伝えているので、神魂神社の創立は、こうした国造家の儀礼と関係があると考えられ、平安時代中期、9〜10世紀ごろではないかとされています。神魂神社には、日本神話に登場する伊弉諾神(いざなぎのかみ)、伊弉冉神(いざなみのかみ)の二神が祀られています。
本殿および末社 貴布祢(きふね)稲荷 両神社 本殿は、安土桃山時代、1583年の再建で、出雲国(島根県東半部)にのみ分布する大社造のなかの最古の建物です。出雲大社本殿によく似ていますが、規模はこちらの方が小さくなっています。柱が太く、また床高が床上の壁の高さよりもやや高いのは、出雲大社本殿とは逆の比例を示しており、大社造の古い形式を伝えるものです。また正面と背面の中央柱(宇豆柱 うずばしら)が、壁からかなり外に出て立っているのが目立ちます。この柱は棟持柱であって、古くは伊勢神宮と同様に壁から離れていた可能性のあることをうかがわせます。階段は出雲大社本殿と同様、正面に向かって中央から右にずれていますが、中心柱の脇の板壁および内殿の位置と向きは、出雲大社とは逆の関係にあります。
神魂神社本殿は、国内最古の大社造建造物として貴重であり、国宝に指定されています。

5 【問い合わせ】
神魂神社へ。
(公式HPはありません。2025.1)
電話番号 0852-21-6379(ただし、普段は無人です)
このページは、以下の記載などを参照しています。
島根観光ナビ
文化庁国指定文化財等データベース
現地案内看板
by h9w457y8i
| 2025-01-28 10:03
| 島根
|
Comments(0)