【重要文化財|日本銀行 本店本館】 内部見学に行ってみた(見学のしかた) (東京都 中央区)
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1 アクセスマップ
2 見学のしかた
2-1 建物外観の見学
2-2 中庭、建物内部の見学
2-2-1 予約方法、注意事項
2-2-2 見学可能日
2-2-3 予約混雑状況
2-2-4 英語解説の日
2-2-5 見学中の撮影
3 訪れた時の様子 (写真)
4 日本銀行本店本館の説明 (現地配布パンフレット)
5 問い合わせ
1 【アクセスマップ】
日本銀行本店本館は、赤く囲った部分
35.68618, 139.77154
地図の右側が見にくい場合は、画面を横向きに
2 【見学のしかた】
2-1 外観の見学
日本銀行本店本館の外観は、敷地外からいつでも自由に見学できます。
(建物の周囲をかなりウロウロしつつ写真を撮っても、警備員さんに止められることはありませんでした)
2-2 中庭、建物内部の見学
以下、2024.9時点の情報
中庭や建物内の一部も一般公開されていますが、ガイド付きの見学ツアーに参加する必要があり、インターネットでの事前予約が必要です。
参加は無料。見学ツアーの時間は、ビデオによる解説の視聴を含め、約1時間です。
見学については、様々な注意点や禁止事項があります。最新の見学情報は、本店見学案内ページを参照してください。
見学までの流れ
インターネットで予約
↓
見学者ID番号が含まれるメールを受信。
↓
公的機関が発行した身分証明書(詳細は上記見学案内ページを参照)と、メールで送られてきたID番号を持参し、日銀本店の集合場所(地図・黒1)へ。
2-2-1 予約方法
本店見学希望者用のページから、予約します。
(リンクが切れている場合は、「日本銀行本店 見学」で検索)
2-2-2 見学可能日
見学ツアーは、土・日・祝日を除いた平日に、時間を3〜4回に分けて実施されています。
予約は3ヶ月前から、5日営業日前まで受け付けています
2-2-3 予約混雑状況
3ヶ月後の日を含め、全ての日、時間が満員となっていることがほとんどです。
3ヶ月後まで全ての日が満員だったら、キャンセルで空きが出ないか、マメにチェックするしかありません。
(キャンセル待ちのシステムはありません)
2-2-4 英語案内の日
月に一度の英語案内の回は、比較的空きとなっていることが多いです。
私も、他に空きがなかったので、その日に参加しました。
私が参加した日は、日本語と英語の両方を流暢に話すスタッフの方が、英語で案内・解説していました。
ツアーに先立って、英語がわからない方に向けて、ということで、日本語で見学中の注意点、禁止事項を付け加えられていました。
見学ツアー中の案内は基本的には英語ですが、ところどころ、重要なトピックは、日本語で案内されていました。
2-2-5 見学中の撮影
中庭、地下金庫室(鋼鉄製の厚さ1m、重さ10トンの金庫扉は撮影禁止)、旧ロビーでのみ、写真撮影が可能です。
動画撮影、録音は常時禁止です。
3 【訪れた時の様子】
1 日本橋にある日銀の本店にやってきました。
2 本館の南側道路。
3 南側の道路は、 「江戸橋通り」と名付けられています。
4 本館、南面。
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7 本館には、南面に左右二つの正門があります。これはそのうちの一つ。
8 正門のキーストーンには、青銅製の装飾。二匹の獅子が、日銀のマークを抱えています。

9 本館南側の広い石畳は、一見歩道のように見えますが、立ち入り禁止です。普段は、これ以上は近づけません。
10 中央部のドーム。かつてはここから取り込まれた光が、ドーム下の「八角室」の灯りとなっていました。関東大震災でドームは消失し、その後の復旧工事などで、現在のものは採光が塞がれ、飾りの窓となっています。

11 本館西面。

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14 本館の北と、新館の境目。本館北面はこの隙間の奥なので、見ることができません。
15 本店の東面。こちらも重厚な建物ですが、重要文化財ではありません。国の重要文化財に指定されているのは本館のみで、上の地図の赤く囲った部分です。

16 東面は、「日銀通り」に面しています。

17 本館南面。左下が、見学者の集合場所。地図・黒1
18 見学者受付時間に、小さな門が開きました。
19 小さな門を、裏側から見たところ。この小さな受付で、身分証明書と参加者リストの照合がありました。

20 入ってすぐが、中庭。ここでは、自由に写真を撮って良い、と言われました。

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24 中庭に面した中央の正面玄関。

25 正面玄関のステンドグラス。日本のステンドグラスの創始者、宇野澤辰雄によるものです。
26 中央正面、2F部分。

27 柱頭には、ギリシャ風の装飾。

28 南面の扉の裏側。

29 中庭の北東角の小さな入口から、建物の中へ。ここで金属探知機による検査があります。
30 次に、見学者の控室。ここでは、見学の際の注意点などの説明がありました。この日は月に一度の英語ガイドの日で、説明は英語。重要な点は日本語でも説明がありました。パンフレットや土産物も、ここにありました。

その後、10分ほど別の部屋で、ビデオによる日銀の説明。英語でした。
それが終わると、ガイドツアーが始まります。日銀総裁専用のエレベーター、広い廊下に飾られた、歴代総裁の立派な肖像画(最近の総裁は、小さな写真でしたが)、建物を地震から守る強固な地下構造、更にそれを守る免震構造などの展示と説明。どれも、非常に興味深かったです。(いずれの場所も撮影は禁止)
地下金庫。厚さ1m、扉とドア枠の合計が25トンもある、巨大な鋼鉄製の金庫室入口扉を通り抜けて、金庫室に入りました。
撮影が許されなかったのは、残念です。
31 この画像に見えている扉は、その入口扉ではなく。金庫室を隔てる扉です。

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34 お札の束。の、ニセモノです。

記念撮影用の、「今、日銀に来ています!」というポップや、一億円の札束を体験できる紙束も置いてありました。
35 最後に、旧ロビー。

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38 天井は、採光のためにガラス張りになっていました。残念ながら1923年の関東大震災で壊れ、現在は人口の明かりが灯されています。

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40 見学が終わってから、日銀の隣のビルにあったオシャレな日本料理店で、一休み。

これで1,000円は、場所を考えたら、安い!と思いました。
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4 【日本銀行本店本館の説明】
日本銀行(にっぽんぎんこう)は、銀行のための銀行として、明治15年(1882年)に設立されました。本店本館は、着工から6年後の明治29年(1896年)に竣工。設計は、当時の代表的な洋風建築家、辰野金吾でした。様々な最新技術を取り入れ、また堅牢な構造であったため、その後の関東大震災や戦災にも耐えました。昭和49年(1974年)に、国の重要文化財に指定されています。
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5 【問い合わせ】
本店見学についての問い合わせは、日本銀行 情報サービス局 見学担当へ。
電話番号 03-3277-2815
それ以外の問い合わせは、日本銀行公式HP > 問い合わせページを参照。
このページは、以下の記載などを参照しています。
日本銀行公式HP
文化庁 国指定文化財等データベース
現地配布パンフレット
見学ガイドの方の説明
by h9w457y8i
| 2024-09-21 09:52
| 東京
|
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