【重要文化財|西大寺 本堂】 行き方、見学のしかた(奈良県 奈良市)
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国指定重要文化財 西大寺本堂
1 アクセス詳細情報
1-1 アクセスマップ
1-2 公共交通機関
1-3 駐車場
2 見学のしかた (拝観時間、本堂内部見学可否など)
3 訪れた時の様子 (写真)
4 西大寺の説明
5 問い合わせ
1 【アクセス詳細情報】
1-1 アクセスマップ
西大寺本堂は、赤マーカー1
34.69363, 135.77947
地図の右側が見にくい場合は、画面を横向きに。
1-2 公共交通機関
近鉄 大和西大寺(やまとさいだいじ)駅、南口から、徒歩3分。
1-3 駐車場
参拝者用の有料駐車場があります。
入口は、地図・黒1。
営業時間、料金などの最新情報は、西大寺公式サイトを参照してください。
2024.8
[料金] 最初の1時間 300円、それ以降1時間ごとに200円
[営業時間] 24時間
2 【見学のしかた】
西大寺の境内には、東門(地図・黒2)から、いつでも自由に入ることができます。
国の重要文化財に指定されている本堂の外観も、自由に見学できます。
境内の散策、および本堂の外観のみの見学は、無料です。
本堂の内部は、以下の時間、拝観料で見学可能です。(2024.8)
[拝観時間] 8:30〜16:30
[拝観料] 400円
本堂内部の写真撮影は不可です。(現地受付で確認済み)
御朱印を受けるには、拝観料の支払いが必要です。
国宝の絵画などが納められている聚宝館は、年に3回、それぞれ20日間ほどに限って、一般公開されます。
3 【訪れた時の様子】
1 西大寺境内の東側にやってきました。
2 西大寺の入口、東門。地図・黒2
3 東門を抜けた境内。
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6 入ってすぐ、巨大な境内案内看板がありました。
7 しばらく進むと、右側に四王堂。こちらは重要文化財ではありませんが、江戸時代中期の建築です。
8 更に奥に進むと、本堂が見えてきました。
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10 丸い瓦は、本瓦と言います。現代の家屋に使われている平らな瓦は、桟瓦(さんかわら)。
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19 右に見える石の基礎は、かつての東塔のものです。
20 東塔は、奈良時代に八角の塔として計画されたため、基礎の外側には八角の敷石がありますが、その後の緊縮財政で、実際には四角の基礎を持つ五重塔が建設されました。しかし、室町時代の戦火により、東塔、西塔ともに焼失しています。現在残っている、四角の基礎とその外側の八角の敷石は、いずれも奈良時代の建造当初のものです。
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24 本堂の西側に建っている、藍染堂。江戸時代中期、1767年に建築されました。(国指定重要文化財ではありません)
25 こちらは南門。地図・黒3。現在は通り抜けできません。
4 【西大寺の説明】
西大寺(さいだいじ)は、奈良市街西部、平城京跡歴史公園の西側に位置する、真言律宗総本山のお寺です。創建は奈良時代の764年。当時の天皇が国の安泰と平和祈願のために仏像の造営を命じたことに始まります。奈良時代は実に100以上のお堂がある大寺院で、正に「東の東大寺、西の西大寺」と呼ばれるほどでしたが、その後の災害などで、平安時代には一旦は衰退しました。しかし鎌倉時代に入り、叡尊(えいそん)により、真言律宗の根本道場として復興。室町時代には戦火により再び多くのお堂を失いつつも、今に至るまで叡尊の戒律を重んじる姿勢は連綿と維持され、寺宝や宗教行事にその寺格、由緒を偲ぶことができるそうです。
平成10年(1998年)に国の重要文化財に指定された本堂は、西大寺の中心となる仏殿です。江戸時代中期、1752年の建築。土壁を用いず板壁のみで構成される特異な様式となっています。内部は内陣と外陣に分かれており、内陣には、本尊であり国指定重要文化財の釈迦如来立像、同じく重要文化財の弥勒菩薩坐像、文殊菩薩騎獅像が安置されています。また内陣中央の逗子は、本堂の附(つけたり)に指定されています。他にも西大寺には国宝の絵画や経典などがあり、その一部は境内の聚宝館で、期間限定で公開展示されています。
また、境内は、東塔跡などに奈良時代の造営の模様を見ることができ、更なる発掘調査も必要ということで、昭和40年(1965年)、保護のために国の史跡に指定されています。
5 【問い合わせ】
西大寺へ。
電話番号 0742-45-4700
このページは、以下の記載などを参照しています。
西大寺公式HP
文化庁 国指定文化財等データベース
現地案内看板
現地配布パンフレット
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by h9w457y8i
| 2024-08-26 10:41
| 奈良
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