【重要文化財|八ツ沢発電所施設】 行き方、見学のしかた (山梨県 上野原市・大月市)
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第一号水路橋
行き方、見学のしかた、訪れた時の様子(画像)は、近接する文化財構成要素ごとにまとめてあります。
取水堰堤、取水口制水門、取水口沈砂池、第一号隧道
第一号開渠
第一号水路橋、第二号隧道、第三号隧道
第二号水路橋、第三号水路橋、第四号水路橋、第四号隧道、第五号隧道
第六号〜第十八号隧道
大野調整池堰堤、大野調整池制水門、大野調整池余水路
水槽、水槽余水路
【八ツ沢発電所施設の説明】
八ツ沢(やつさわ)発電所は、相模川水系の桂川の水を利用した、日本で初めての大規模な調整池式発電所で、東京電力の前身である東京電灯株式会社が建設したものです。明治45年(1912年)に竣工し、建設当時は、水力発電所として東洋一の規模を誇り、同年に営業運転を開始して以来、1世紀以上が経過した現在も、現役の水道施設として稼動しています。
この発電所は、川の上流に小さな堤(取水口)をつくって水を取り入れ、長い水路で落差が得られるところまで水を導き、そこから下流に落ちる力で発電する方法(水路式)を採用しています。取水口施設、隧道、水路橋(谷間などに水路を渡すための橋)、調整池をはじめとする合計20箇所の発電所関連施設の分布は東西約14kmの範囲におよび、わが国の重要文化財の中で最大規模となります。
八ツ沢発電所は、明治後期の水力発電所建設の黎明期における大規模な水力発電所関連施設が、現在も水系全体として残っていることに加え、当時の鉄筋コンクリート構造の水路橋としては国内最大級の径間(橋脚の間隔)を実現した第1号水路橋や、ダムの高さとしては国内最大であった大野調整池堰堤など、複数の構造物に高度な土木建設技術が発揮されていることなどが評価され、平成17年(2005年)に国の重要文化財に指定されました。
〜東京電力 プレスリリース(2005年)より
取水口制水門と、取水口沈砂池。
大野調整池堰堤
こちらは重要文化財の構成要素ではありませんが、水槽に接続する導水管と、発電所。導水管の下にはタービン建屋があります。
【問い合わせ】
見学に関しては、東京電力リニューアブルパワーへ。
文化財についての情報は、上野原市 教育委員会 社会教育課へ。
電話番号 0554-62-3409
このページは、以下の記載などを参照しています。
東京電力 プレスリリース(2005年)
文化庁 国指定文化財等データベース
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by h9w457y8i
| 2024-05-28 11:13
| 山梨
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