【重要文化財|旧日本銀行京都支店】(京都文化博物館) 見学のしかた
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京都の歴史と文化をわかりやすく紹介する総合的な文化施設、京都文化博物館。その別館は、実は100年以上前の明治39年(1906年)に建てられた、国の重要文化財です。
日本銀行京都支店として建てられた赤レンガの建物は、銀行店舗だった時代の外観、内装が程度よく保存されており、当時のレトロな雰囲気を味わうことができます。
1 アクセス情報
1-1 アクセスマップ
1-2 駐車場
2 見学情報
2-1 開館時間など
2-2 飲食店
2-3 館内での写真撮影
3 訪れた時の様子(写真)
4 旧日本銀行京都支店の説明
5 問い合わせ
1【アクセス詳細情報】
1-1 アクセスマップ
スマートフォンで地図の右側が見にくい場合は、画面を横向きに
アクセスに関しては、京都文化博物館の公式サイトに詳しく書かれています。
1-2 駐車場
京都文化博物館付属の有料駐車場があります。
1時間400円。
収容台数 30台。
2022.4 現在、駐車場は一時的に利用不可。
詳細は博物館に問い合わせ。
2【見学情報】
2-1 開館時間など
[開館時間] 10:00〜19:30
[入館料] 無料 (本館は別料金)
[休館日] 月曜日、その他あり
最新の情報は、京都文化博物館公式サイトで確認してください。
2-2 飲食店
博物館の中には、有名な日本料理店の支店やそば店、カフェ、伝統工芸雑貨店などが入っています。
(この規模の博物館では珍しいと思います)
ちょっと覗いてみるのも、楽しいかもしれません。
お店についての詳細は、博物館公式サイトへ。
2-3 館内での写真撮影
別館管内での写真撮影は、基本的に自由に行えます。
ただ、三脚などの大型の撮影機材の使用や、ホールで催し物がある場合の撮影については、係の方に確認した方がいいでしょう。
3【訪れた時の様子】
正面玄関。

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ブロンズ(青銅)を使った屋根の装飾は、明治・大正時代の建物にしばしば見られます。

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銀行の名残で、カウンターが残っています。

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建物の中庭。

玄関にあった案内看板。

4【旧日本銀行京都支店の説明】
旧日本銀行京都支店は、明治39年(1906年)年に竣工しました。設計は、明治建築界の帝王と言われ、東京駅などを設計した辰野金吾(たつの きんご)と、その弟子で各地の銀行建築を手がけた長野宇平治です。左右対称の建物で、赤レンガに白い花崗岩を装飾的に使っていますが、このデザインは19世紀後半にイギリスの建築でよく使われた様式です。1Fの旧営業室は大きな吹き抜けとなっており、カウンターの仕切り格子や壁画の装飾、天井などは明治時代の雰囲気をよく表しています。背後の別棟には、文化財の附(つけたり)に指定されている金庫が残っています。
建物が出来てから約60年間は日銀京都支店として活躍していましたが、時代が進むにつれ、職員の増加で建物が手狭になってきました。また、周囲の道路が狭く、自動車の増加で現金輸送車の出入りに障害が出かねない、ということで、昭和40年(1965年)に銀行は現在地に移転。その後は所有者を幾度か変え、現在に至っています。
昭和44年(1969年)には、国の重要文化財に指定されました。
5【問い合わせ】
旧日本銀行京都支店の見学についての問い合わせは、京都文化博物館へ。
電話番号 075-222-0888
No.180818
by h9w457y8i
| 2022-04-20 08:15
| 京都
|
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