【登録有形文化財|旧中村家住宅】 行き方、見学のしかた (神奈川県)
#相模原 #歴史 #古民家 #見どころ
サイトマップ > 神奈川県 > 登録有形文化財 > 中村家住宅主屋

1 アクセス 詳細情報
1-1 ピンポイントマップ
1-2 駅から徒歩
1-3 バス
1-4 駐車場
2 見学のしかた(開館時間など)
3 訪れた時の様子(画像)
4 建物の説明
5 問い合わせ
中村家は、神奈川県中部を流れる相模川近くで、江戸時代の後期に富豪だった家です。
この建物は、幕末期に建てられた「擬洋風建築」と呼ばれる型式の建物で、当時としては時代を先取りしたデザインでした。
現在は相模原市が管理し、一般公開されています。
1【アクセス詳細情報】
1-1 アクセスマップ
中村家住宅主屋は、赤マーカー4
スマートフォンで地図の右側が見にくい場合は、画面を横向きに
1-2 駅から徒歩
JR相模線 下溝駅(しもみぞえき)から、徒歩約23分(1.7km)。
JR相模線 相武台下駅(そうぶだいしたえき)から、徒歩約26分(2.0km)。
1-3 バス
小田急 小田原線 相武台前駅から、
神奈川中央バス 台14系統 原当麻駅(はらたいまえき)行きに乗車。
↓
↓ [運行頻度] 1時間に1本
↓ [運賃] 210円 全国共通交通系ICカード可
↓ [乗車時間] 8分
↓
勝坂入口(かちさかいりぐち)バス停(地図・赤3)下車。
↓
↓ 徒歩約6分(400m)
↓
現地
神奈川中央バスの時刻、料金検索は、各種乗り換え案内アプリ、または Google Map ルート案内機能が対応しています。
1-4 駐車場
旧中村家住宅付属の見学者用駐車場はありません。
建物を管理している相模原市の市役所に聞いたところ、近くにある勝坂遺跡公園の駐車場が使えます、ということでした。

勝坂遺跡公園の無料駐車場。
地図・青1
[利用可能時間] 8:30〜17:00
[収容台数] 30台
2【見学のしかた】
旧中村家住宅は相模原市が管理しており、内部を含め一般公開されています。
開館時間、閉館日などの最新情報は、相模原市公式サイトを確認するか、
あらかじめ相模原市文化財保護課(042-769-8371)に問い合わせてください。
2020.11
[開館時間] 9:30〜16:00
[入館料] 無料
[休館日] 月、火、水曜日(祝日の場合は開館)、年末年始(12/29〜1/7)。
休館日でも、年末年始以外は建物の外観のみなら見学可。
写真撮影は自由に可能です。
二階部分は非公開。
3【訪れた時の様子】
まずはクルマを、市役所に電話して教えられた通り、縄文時代の遺跡、勝坂遺跡公園の無料駐車場(地図・青1)に停めました。

駐車場から徒歩10分ほど。立派な長屋門と、中村歯科の看板。

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長屋門の裏側。

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当時は、建物は三階建て、一階の壁は朱色に塗られ、二階は白い海鼠(なまこ)壁、屋根は赤い瓦と、なんとも派手な外観だったそうです。
また、このような縦長のガラス窓は、江戸時代には非常に珍しがられました。

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家の裏には、古めかしい井戸が。

では、入口から中に入りましょう。

ここは、入ってすぐの土間。

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管理人の方のお話によると、土間から遠い "きゃくざしき" と "なんど" は、最近になって公開されることになったそうです。

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"なんど"の奥に、何やら巨大な箱。鉄のタンス?

と思ったら、なんと金庫でした。

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この壁の鮮やかな青色の色彩も、当時のものを再現したそう。

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4【中村家住宅主屋の説明】
中村家は、江戸時代後期以降、相模川の中流、勝坂地区の土地を広く所有し、「勝坂大尽」と呼ばれた豪農でした。
その6代目当主が幕末期に建てた住宅が、この建物です。
一階の造りや二階の海鼠壁(なまこかべ)などは和風ですが、二階には縦長の洋風ガラス窓がはまっており、和洋折衷の造り。
このように、幕末から明治初期に日本の大工が見よう見まねで洋風を取り入れた建物を「擬洋風建築」と呼びますが、実は、神奈川県で幕末期のものは、ここにしか残っていないそうです。
もちろん、外国人居留地があった横浜には、かつて擬洋風建築がたくさん建てられたはずです。
ただ、関東大震災や戦災、開発などで、徐々に失われてしまいました。
またこの建物は当初は三階建で、しかも一階部分は朱色、壁は群青色、屋根瓦は赤色、二階より上の外壁は黒と白の海鼠壁と、かなり派手な外観でした。
ご存知の通り、同じ神奈川県の横浜には現在も、瀟洒な洋館が数多く残っています。
その一方で、そういった本格的な洋館が建てられる前の、神奈川県内に残る唯一の過渡期の洋風建築として、この旧中村家住宅はとても貴重な存在と言えるでしょう。
これらのことが評価され、平成18年(2006年)、「国土の歴史的景観に寄与しているもの」として、この建物は国の登録有形文化財となりました。(文化財登録名は「中村家住宅主屋」)
5【問い合わせ】
相模原市 文化財保護課へ。
電話番号 042-769-8371
このページは、以下の記述などを参照しています。
相模原市 公式サイト
BS朝日 公式サイト
文化庁国指定文化財等データベース
現地配布パンフレット
現地案内看板
サイトマップ > 神奈川県 > 登録有形文化財 > 中村家住宅主屋

1 アクセス 詳細情報
1-1 ピンポイントマップ
1-2 駅から徒歩
1-3 バス
1-4 駐車場
2 見学のしかた(開館時間など)
3 訪れた時の様子(画像)
4 建物の説明
5 問い合わせ
中村家は、神奈川県中部を流れる相模川近くで、江戸時代の後期に富豪だった家です。
この建物は、幕末期に建てられた「擬洋風建築」と呼ばれる型式の建物で、当時としては時代を先取りしたデザインでした。
現在は相模原市が管理し、一般公開されています。
1【アクセス詳細情報】
1-1 アクセスマップ
中村家住宅主屋は、赤マーカー4
スマートフォンで地図の右側が見にくい場合は、画面を横向きに
1-2 駅から徒歩
JR相模線 下溝駅(しもみぞえき)から、徒歩約23分(1.7km)。
JR相模線 相武台下駅(そうぶだいしたえき)から、徒歩約26分(2.0km)。
1-3 バス
小田急 小田原線 相武台前駅から、
神奈川中央バス 台14系統 原当麻駅(はらたいまえき)行きに乗車。
↓
↓ [運行頻度] 1時間に1本
↓ [運賃] 210円 全国共通交通系ICカード可
↓ [乗車時間] 8分
↓
勝坂入口(かちさかいりぐち)バス停(地図・赤3)下車。
↓
↓ 徒歩約6分(400m)
↓
現地
神奈川中央バスの時刻、料金検索は、各種乗り換え案内アプリ、または Google Map ルート案内機能が対応しています。
1-4 駐車場
旧中村家住宅付属の見学者用駐車場はありません。
建物を管理している相模原市の市役所に聞いたところ、近くにある勝坂遺跡公園の駐車場が使えます、ということでした。

勝坂遺跡公園の無料駐車場。
地図・青1
[利用可能時間] 8:30〜17:00
[収容台数] 30台
2【見学のしかた】
旧中村家住宅は相模原市が管理しており、内部を含め一般公開されています。
開館時間、閉館日などの最新情報は、相模原市公式サイトを確認するか、
あらかじめ相模原市文化財保護課(042-769-8371)に問い合わせてください。
2020.11
[開館時間] 9:30〜16:00
[入館料] 無料
[休館日] 月、火、水曜日(祝日の場合は開館)、年末年始(12/29〜1/7)。
休館日でも、年末年始以外は建物の外観のみなら見学可。
写真撮影は自由に可能です。
二階部分は非公開。
3【訪れた時の様子】
まずはクルマを、市役所に電話して教えられた通り、縄文時代の遺跡、勝坂遺跡公園の無料駐車場(地図・青1)に停めました。

駐車場から徒歩10分ほど。立派な長屋門と、中村歯科の看板。

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長屋門の裏側。

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当時は、建物は三階建て、一階の壁は朱色に塗られ、二階は白い海鼠(なまこ)壁、屋根は赤い瓦と、なんとも派手な外観だったそうです。
また、このような縦長のガラス窓は、江戸時代には非常に珍しがられました。

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家の裏には、古めかしい井戸が。

では、入口から中に入りましょう。

ここは、入ってすぐの土間。

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管理人の方のお話によると、土間から遠い "きゃくざしき" と "なんど" は、最近になって公開されることになったそうです。

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"なんど"の奥に、何やら巨大な箱。鉄のタンス?

と思ったら、なんと金庫でした。

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この壁の鮮やかな青色の色彩も、当時のものを再現したそう。

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4【中村家住宅主屋の説明】
中村家は、江戸時代後期以降、相模川の中流、勝坂地区の土地を広く所有し、「勝坂大尽」と呼ばれた豪農でした。
その6代目当主が幕末期に建てた住宅が、この建物です。
一階の造りや二階の海鼠壁(なまこかべ)などは和風ですが、二階には縦長の洋風ガラス窓がはまっており、和洋折衷の造り。
このように、幕末から明治初期に日本の大工が見よう見まねで洋風を取り入れた建物を「擬洋風建築」と呼びますが、実は、神奈川県で幕末期のものは、ここにしか残っていないそうです。
もちろん、外国人居留地があった横浜には、かつて擬洋風建築がたくさん建てられたはずです。
ただ、関東大震災や戦災、開発などで、徐々に失われてしまいました。
またこの建物は当初は三階建で、しかも一階部分は朱色、壁は群青色、屋根瓦は赤色、二階より上の外壁は黒と白の海鼠壁と、かなり派手な外観でした。
ご存知の通り、同じ神奈川県の横浜には現在も、瀟洒な洋館が数多く残っています。
その一方で、そういった本格的な洋館が建てられる前の、神奈川県内に残る唯一の過渡期の洋風建築として、この旧中村家住宅はとても貴重な存在と言えるでしょう。
これらのことが評価され、平成18年(2006年)、「国土の歴史的景観に寄与しているもの」として、この建物は国の登録有形文化財となりました。(文化財登録名は「中村家住宅主屋」)
5【問い合わせ】
相模原市 文化財保護課へ。
電話番号 042-769-8371
このページは、以下の記述などを参照しています。
相模原市 公式サイト
BS朝日 公式サイト
文化庁国指定文化財等データベース
現地配布パンフレット
現地案内看板
No.201030
by h9w457y8i
| 2022-02-20 08:14
| 神奈川
|
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