【重要文化財|旧円覚寺 放生橋】 行き方、見学のしかた (沖縄県)
#観光 #首里城 #見どころ #歴史
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旧円覚寺放生橋(きゅう えんがくじ ほうじょうばし)は、沖縄県那覇市、首里城公園の中にあります。造られたのは、15世紀後半。放生池(ほうじょういけ)の上に架けられた、琉球石灰岩の板を4枚並べただけのとても簡素な橋で、通行のためというよりは、宗教施設の色合いが濃いような雰囲気です。装飾性のある欄干(らんかん。橋の手すり)は中国で作成されたことがわかっており、当時中国など海外と盛んに交易をしていた琉球が、いかに栄えていたかを伺い知ることのできる貴重な建造物だと言われています。国の重要文化財に指定されており、ある程度の距離からになりますが、見学することができます。橋を渡ることはできません。
1 アクセス
1-1 アクセスマップ
1-2 ゆいレールの駅から徒歩
1-3 バス
1-4 駐車場
2 見学のしかた(開園時間・料金など)
3 訪れた時の様子(画像)
4 旧円覚寺放生橋の説明
5 問い合わせ
1【アクセス】
1-1 アクセスマップ
旧円覚寺放生橋は、赤マーカー3
スマートフォンで地図の右側が見にくい場合は、画面を横向きに
1-2 ゆいレールの駅から徒歩
ゆいレール 首里(しゅり)駅から、徒歩12分(900m)。
ゆいレールでは、全国共通交通系ICカードが使えます。
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1-3 バス
沖縄バス、那覇バスの 当蔵(とうのくら)バス停(上の地図・黒3)から、徒歩3分(約200m)。
これらのバス会社の時刻表、料金検索は、NAVITIMEなどの乗り換え案内アプリ、Google Map ルート案内機能が対応しています。
沖縄のバスでは、全国共通交通系ICカードは使えません。2021.7
1-4 駐車場
首里城公園の地下に、県営駐車場があります。上の地図・黒4
県営駐車場よりも近くに、いくつかの時間貸駐車場があります。
NAVITIME 駐車場検索ページで、 首里城公園 と検索してみてください。
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2【見学のしかた】
旧円覚寺放生橋は、首里城公園の無料区域にあり、いつでも自由に見学ができます。
入園時間や曜日に制限はありません。
一部のサイトでは、放生橋は非公開、と書かれていますが、外観を少し遠くから見ることはできます。
ただし、橋の周辺は2022年1月現在は立ち入り禁止で、橋を渡ることはできません。
3【訪れた時の様子】
首里城公園の入り口の一つ、上の地図・黒5から公園内に入ると、すぐに円覚寺跡が見えます。

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この門は「総門」です。
ここまでは歩いて近づけますが、門は常に閉じられており、通り抜けることはできません。

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4
上の地図、黒ポイント5 の位置から、総門の奥の敷地に繋がりそうな道があったので、進んでみます。

上の画像にある石門をくぐって、右を向いたところ。
総門の裏側の敷地がチラリと見えます。
総門の奥、画像では左側に、池にかかる小さな石の橋があります。これが放生橋です。

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敷地の南側からも橋を見られないかと思って、首里城に向かう歩道に戻ります。
よく見ると、上の地図、黒ポイント6辺りに、石の壁の切れ目が見えますので、そこに向かって歩いて行きます。
ハブがいないか、ちょっと怖かった...。
やはり、石壁の上から橋を見ることができました。

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4【旧円覚寺放生橋の説明】
国指定史跡 昭和47年(1972年)指定
円覚寺は琉球における臨済宗の総本山で、山号を天徳山と称した。第二尚氏王統の菩提寺であり、琉球随一の寺院であった。
尚真王が父王尚円を祀るため、1492年から3年がかりで建立したと伝えられる。開山往持は京都南禅寺の芥隠禅師である。建築の手法は、鎌倉の円覚寺にならった禅宗七堂伽藍の形式を備えており、寺域は約3,560平方メートルであった。伽藍は西面し、前面中央に総門を開き、その左右に掖門を備えていた。総門を入ると放生池があり、放生橋、山門、仏殿、龍淵殿が一線上に配置されていた。
昭和8年(1933年)に円覚寺伽藍として国宝に指定され、総門前庭の円鑑池やハンタン山の緑に映えて荘厳な寺院であったが、去る大戦でほとんど破壊された。
現在の総門(県指定有形文化財)と左右の掖門は、昭和43年(1968年)に復元されたものである。放生橋(国指定重要文化財)は昭和42年に修復された。橋の勾欄羽目の彫刻は精緻を極め、沖縄の石彫美術の最高傑作であるといわれている。
(現地案内看板より)
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5【問い合わせ】
文化財としての旧円覚寺放生橋についての問い合わせは、沖縄県教育庁文化財課へ。
電話番号 098-866-2731
旧円覚寺放生橋見学についての問い合わせは、首里城公園へ。
首里城公園管理センター 電話番号 098-886-2020
このページは、以下の記述などを参照しています。
那覇市観光資源データベース
文化庁国指定文化財等データベース
おきなわ物語(沖縄観光情報WEBサイト)
サイトマップ > 沖縄県 > 国宝・重要文化財 > 旧円覚寺放生橋

旧円覚寺放生橋(きゅう えんがくじ ほうじょうばし)は、沖縄県那覇市、首里城公園の中にあります。造られたのは、15世紀後半。放生池(ほうじょういけ)の上に架けられた、琉球石灰岩の板を4枚並べただけのとても簡素な橋で、通行のためというよりは、宗教施設の色合いが濃いような雰囲気です。装飾性のある欄干(らんかん。橋の手すり)は中国で作成されたことがわかっており、当時中国など海外と盛んに交易をしていた琉球が、いかに栄えていたかを伺い知ることのできる貴重な建造物だと言われています。国の重要文化財に指定されており、ある程度の距離からになりますが、見学することができます。橋を渡ることはできません。
1 アクセス
1-1 アクセスマップ
1-2 ゆいレールの駅から徒歩
1-3 バス
1-4 駐車場
2 見学のしかた(開園時間・料金など)
3 訪れた時の様子(画像)
4 旧円覚寺放生橋の説明
5 問い合わせ
1【アクセス】
1-1 アクセスマップ
旧円覚寺放生橋は、赤マーカー3
スマートフォンで地図の右側が見にくい場合は、画面を横向きに
1-2 ゆいレールの駅から徒歩
ゆいレール 首里(しゅり)駅から、徒歩12分(900m)。
ゆいレールでは、全国共通交通系ICカードが使えます。
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1-3 バス
沖縄バス、那覇バスの 当蔵(とうのくら)バス停(上の地図・黒3)から、徒歩3分(約200m)。
これらのバス会社の時刻表、料金検索は、NAVITIMEなどの乗り換え案内アプリ、Google Map ルート案内機能が対応しています。
沖縄のバスでは、全国共通交通系ICカードは使えません。2021.7
1-4 駐車場
首里城公園の地下に、県営駐車場があります。上の地図・黒4
県営駐車場よりも近くに、いくつかの時間貸駐車場があります。
NAVITIME 駐車場検索ページで、 首里城公園 と検索してみてください。
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2【見学のしかた】
旧円覚寺放生橋は、首里城公園の無料区域にあり、いつでも自由に見学ができます。
入園時間や曜日に制限はありません。
一部のサイトでは、放生橋は非公開、と書かれていますが、外観を少し遠くから見ることはできます。
ただし、橋の周辺は2022年1月現在は立ち入り禁止で、橋を渡ることはできません。
3【訪れた時の様子】
首里城公園の入り口の一つ、上の地図・黒5から公園内に入ると、すぐに円覚寺跡が見えます。

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この門は「総門」です。
ここまでは歩いて近づけますが、門は常に閉じられており、通り抜けることはできません。

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上の地図、黒ポイント5 の位置から、総門の奥の敷地に繋がりそうな道があったので、進んでみます。

上の画像にある石門をくぐって、右を向いたところ。
総門の裏側の敷地がチラリと見えます。
総門の奥、画像では左側に、池にかかる小さな石の橋があります。これが放生橋です。

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敷地の南側からも橋を見られないかと思って、首里城に向かう歩道に戻ります。
よく見ると、上の地図、黒ポイント6辺りに、石の壁の切れ目が見えますので、そこに向かって歩いて行きます。
ハブがいないか、ちょっと怖かった...。
やはり、石壁の上から橋を見ることができました。

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4【旧円覚寺放生橋の説明】
国指定史跡 昭和47年(1972年)指定
円覚寺は琉球における臨済宗の総本山で、山号を天徳山と称した。第二尚氏王統の菩提寺であり、琉球随一の寺院であった。
尚真王が父王尚円を祀るため、1492年から3年がかりで建立したと伝えられる。開山往持は京都南禅寺の芥隠禅師である。建築の手法は、鎌倉の円覚寺にならった禅宗七堂伽藍の形式を備えており、寺域は約3,560平方メートルであった。伽藍は西面し、前面中央に総門を開き、その左右に掖門を備えていた。総門を入ると放生池があり、放生橋、山門、仏殿、龍淵殿が一線上に配置されていた。
昭和8年(1933年)に円覚寺伽藍として国宝に指定され、総門前庭の円鑑池やハンタン山の緑に映えて荘厳な寺院であったが、去る大戦でほとんど破壊された。
現在の総門(県指定有形文化財)と左右の掖門は、昭和43年(1968年)に復元されたものである。放生橋(国指定重要文化財)は昭和42年に修復された。橋の勾欄羽目の彫刻は精緻を極め、沖縄の石彫美術の最高傑作であるといわれている。
(現地案内看板より)
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5【問い合わせ】
文化財としての旧円覚寺放生橋についての問い合わせは、沖縄県教育庁文化財課へ。
電話番号 098-866-2731
旧円覚寺放生橋見学についての問い合わせは、首里城公園へ。
首里城公園管理センター 電話番号 098-886-2020
このページは、以下の記述などを参照しています。
那覇市観光資源データベース
文化庁国指定文化財等データベース
おきなわ物語(沖縄観光情報WEBサイト)
No.210711
by h9w457y8i
| 2022-01-03 18:42
| 沖縄
|
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