福岡県 重要文化財(建造物)リスト 見学案内付き

#一覧 #文化財

サイトマップ > 福岡県 重要文化財





福岡県に国宝建造物はありません。2021.2

あ行
か行
さ行
た行
な行
は行
ま行
や行
ら行・わ



あ行

福岡県 重要文化財(建造物)リスト 見学案内付き_b0212342_16042011.jpg今村天主堂
いまむらてんしゅどう
大正2年(1913年)竣工の、レンガ造ロマネスク様式風の大型教会建築。田園地帯の真ん中にそびえ立っている。現役の宗教施設として使用。一般公開だが、一部制限あり。
33.37069, 130.59912


岩屋神社
いわやじんじゃ
本殿、境内社熊野神社本殿
福岡県東部、東峰村の山中にある小規模神社。本殿は江戸時代中期、1698年竣工。大岩の窪みに張り付くように建てられている。かやと杉皮の重ね葺き。幅五間。外観は間近で見学可能。境内社の熊野神社は崖の上に建てられた懸(かけ)造りで、遠くから見るだけ。拝観時間制限はないと思われる。JR・筑前岩屋駅から1km。駐車場あり。
33.43275, 130.87578


か行

香椎宮 本殿
かしいぐう ほんでん
福岡市内の住宅地にある、8世紀前半の創立と伝えられる大規模神社。本殿は、江戸時代後期、1801年の建立。三間社だが、その両側に一間の獅子間が翼状に張り出し、更にその端に車寄せを持つ。また檜皮葺の屋根も、入母屋造が基本だが両端が切妻となり複雑な屋根の形をしている。これら社殿の形式が特異であるところから、全国で唯一の「香椎造」とされる。周囲が塀で囲まれており、外観の全体を臨むことはできない。JR・香椎神宮駅から500m、駐車場あり。
33.65347, 130.45270

旧伊藤家住宅(旧伊藤伝右衛門邸)
きゅう いとうけ じゅうたく
主屋、表物置、道具蔵、骨董蔵、事務室、書生室、長屋門
伊藤家は、明治に入ってから筑豊地区の炭鉱経営で財を成した家。この住宅は明治39年(1906年)建築の大型和風住宅。内部を含め一般公開。
33.66164, 130.68642

旧志免鉱業所 竪坑櫓
きゅう しめこうぎょうしょ たてこうやぐら
昭和18年(1943年)竣工。地下の炭鉱で採れる石炭や坑夫を上げ下げするリフトの巻き上げ機が設置されていた。高さ47m、巨大な鉄筋コンクリート造の廃墟。周囲は公園として整備されている。老朽化に伴い、周辺は柵で囲まれており、半径10m以内は立ち入り禁止。西鉄バス「下志免」バス停から徒歩6分。
33.59042, 130.48627

旧数山家住宅
きゅう すやまけ じゅうたく
江戸時代末期、1843年建築の大型農家古民家。福岡県中部、山間の農村部にある。幅約21m。一般公開。リンクサイトでは「駐車場なし」となっているが、周辺の道路は駐車禁止ではないので、見学中に道路の広くなっているところに停めるのは問題ないだろう。
33.51385, 130.90778


福岡県 重要文化財(建造物)リスト 見学案内付き_b0212342_938734.jpg旧筑後川橋梁(筑後川昇開橋)
きゅう ちくごがわ きょうりょう(ちくごがわ しょうかいきょう)
昭和10年(1935年)に竣工した、全長507mの大規模な鉄道可動橋。一般公開。かつての線路跡は歩道となっており、徒歩で渡れる。福岡県側(東側)は公園になっている。
33.21487, 130.36203


福岡県 重要文化財(建造物)リスト 見学案内付き_b0212342_20095233.jpg旧日本生命保険株式会社九州支店
きゅう にほんせいめいほけん かぶしきがいしゃ きゅうしゅうしてん
福岡市街地にある赤レンガの小規模な建物。明治42年(1909年)竣工。設計は明治時代に日本の数多く設計した辰野金吾。現在は福岡市赤煉瓦文化館として一般公開。
33.59326, 130.40180


福岡県 重要文化財(建造物)リスト 見学案内付き_b0212342_20101903.jpg旧福岡県公会堂 貴賓館
きゅう ふくおかけんこうかいどう きひんかん
福岡市の中心部を流れる那珂川に面した公園に建っている。明治43年(1910年)竣工。九州沖縄八県連合共進会の会期中、皇族の宿泊所として建設された。木造二階建て、フレンチルネッサンス様式を基調とする。一般公開。
33.59169, 130.40442


旧松本家住宅
きゅう まつもとけ じゅうたく
洋館、日本館、壹號蔵(いちごうぐら)、貳號蔵(にごうぐら)
北九州市街地、木々に覆われた林の中にある。洋館は明治43年(1910年)竣工。木造二階建ての大型洋風住宅。普段は結婚式会場として使われており非公開。毎年春と秋に特別公開される。
33.88487, 130.83667

旧門司三井倶楽部
きゅう もじ みついくらぶ
北九州市、門司港内に建つ。大正10年(1921年)のハーフティンバー様式二階建て洋風建築。三井財閥の社交クラブとして使用された。現在は資料館、レストランとして一般公開。
33.94578, 130.96255


福岡県 重要文化財(建造物)リスト 見学案内付き_b0212342_06122598.jpg旧吉原家住宅
きゅう よしわらけ じゅうたく
福岡県南部の住宅地の中に敷地がある。江戸時代後期、1825年の竣工。漆喰壁、本瓦葺の大庄屋の家。一般公開。
33.20677, 130.36996


高良大社
こうらたいしゃ
本殿・幣殿・拝殿、大鳥居
久留米市街の外れ、山の中腹にある大規模神社。社殿は江戸時代前期、1661年建立。高良大社は古来から続く九州地方有数の名社で、本格的な権現造り。本殿・幣殿は幅三間、拝殿は幅五間。いずれもこけら葺き。拝殿は外観見学可能だが、幣殿、本殿部分は透塀に囲まれていると思われ、外観見学の可否は不明。
33.30159, 130.56591


さ行

櫻井神社
さくらいじんじゃ
本殿、拝殿、楼門
福岡県北部、日本海に面した農村にある小規模神社。江戸時代前期、1632年の建築。本殿は三間社。外観見学はいつでも可能と思われる。駐車場あり。
33.62832, 130.19204

七重塔(太宰府市)
しちじゅうのとう
鎌倉時代後期、1300年前後に建てられた石塔。太宰府市の閑静な住宅地の一角に建つ。公園の中にあり、常時見学可能。
33.50480, 130.52092


福岡県 重要文化財(建造物)リスト 見学案内付き_b0212342_06130505.jpg住吉神社 本殿
すみよしじんじゃ ほんでん
福岡市街地内、鎮守の森を伴う中規模神社。本殿は江戸時代初期、1623年の建築。住吉造、檜皮葺。透き塀に周囲を囲まれており、本殿はその隙間からチラリと見える程度。


善導寺
ぜんどうじ
本堂、大門、大庫裏、釜屋、広間、書院、役寮及び対面所、中蔵
久留米市内、田園地帯と住宅地に挟まれた場所にある、林を伴う大規模寺院。本堂は江戸時代後期、1786年の建築。幅七間、瓦葺き。庫裏や書院などの外観を含めた見学の可否は不明。本堂の外観は見学可能と思われる。
33.33005, 130.60380


た行

高祖神社 本殿
たかすじんじゃ ほんでん
福岡県北西部、農村近くの山中にある小規模神社。室町時代後期、1541年の建築。一間社?流造。外観はいつでも見学可能と思われる。駐車場あり。閉じられた環境であり、社務所に一言?
33.54479, 130.26051


福岡県 重要文化財(建造物)リスト 見学案内付き_b0212342_08512675.jpg太宰府天満宮
だざいふ てんまんぐう
本殿、末社志賀社本殿
福岡県中部にある有名な大規模神社。本殿は安土桃山時代、1591年ごろの建築。五間社流造、檜皮葺。拝殿と本殿が一体化した珍しい建築様式。外観見学可能。2026年まで修復工事中。
33.52148, 130.53486


多宝千仏石幢
たほう せんぶつ せきとう
平安時代、1084年の築造。現在は九州国立博物館内に所蔵されている。見学の可否は不明。博物館に要問い合わせ。
33.51848, 130.53818


な行

中島家住宅
なかじまけ じゅうたく
主屋、醤油蔵、酒蔵
福岡県東部、宿場風の街並みの中にある。江戸時代末期の土蔵造り建築。酒などの製造・販売を行なっていた商家。2021.12現在保存修理工事のため外観を含め非公開。工事終了時期については添田町文化財係に問い合わせ。
33.57540, 130.85832

永沼家住宅
ながぬまけ じゅうたく
大分県との県境の山間部、小さな集落の中にある家。江戸時代末期、1839年竣工、茅葺きの古民家。幅20m。日曜日のみ内部一般公開。
33.5212, 130.95206


は行

福岡県 重要文化財(建造物)リスト 見学案内付き_b0212342_18553091.jpg筥崎宮
はこざきぐう
本殿、拝殿、楼門(画像)、鳥居
福岡市北部の市街地にある大規模神社。本殿は室町時代後期、1545年の建築。九間社流造り、檜皮葺き。本殿の周囲は隙間のない立派な塀に囲まれており、外観は拝殿付近から一部が見える程度。それ以外の建物は見学可能。
33.61459, 130.42340


福岡県 重要文化財(建造物)リスト 見学案内付き_b0212342_06133852.jpg早鐘眼鏡橋
はやがねめがねばし
大牟田市の市街地の一角にある。江戸時代前期、1674年竣工。灌漑用の水路橋で、水路橋としては日本最古。長崎の石造眼鏡橋と類似している点も注目される。3mほど近くまでは遊歩道があり接近できるが、そこから先は柵がある。
33.01982, 130.46007


英彦山神社
ひこさんじんじゃ
奉幣殿、銅鳥居
奉幣殿は江戸時代前期、1616年竣工。こけら葺き、幅七間。外観は一般公開。奉幣殿内部の見学については不明。山の中腹にある奉幣殿まではスロープカーが運行している。
33.48557, 130.90212

平川家住宅
ひらかわけ じゅうたく
主屋、納屋
福岡県南部、大分県との県境、山深い小さな集落にある農家。江戸時代中期、18世紀後半ごろの建築。15x10m、「くど造り」という、この地方独特のコの字型に建物が配置されている。3つの寄棟造りの茅葺き古民家が接続したような作りになっている。「見学時は所有者に声をかけてください」という看板あり。内部見学は要事前連絡。
33.27298, 130.83991

風浪神社(風浪宮)
ふうろうじんじゃ
本殿、五重塔
福岡県南部、田園地帯と住宅地の境にある中規模神社。本殿は室町時代後期、1560年の建立。三間社流造り。檜皮葺き。本殿は透塀に囲まれており、屋根の一部が見える程度。五重塔は覆屋に入った石塔で常時見学が可能。社務所への挨拶は必要ではない?雰囲気。
33.21122, 130.38676


福岡県 重要文化財(建造物)リスト 見学案内付き_b0212342_18552787.jpg福岡城 南丸多聞櫓
ふくおかじょう みなみまる たもんやぐら
江戸時代末期、1854年の建築。福岡城跡で現在でも残る数少ない遺構。幅約54m。多聞櫓は防御や倉庫の役割を果たした。外観はいつでも見学が可能。内部は非公開。
33.58343, 130.38194


普門院 本堂
ふもんいん ほんどう
福岡県中部、山里の外れにある小規模寺院。本堂は鎌倉時代後期、1300年前後の建築。幅三間、本瓦葺き。見学の際は要事前連絡。内部拝観は不明。
33.37325, 130.77139

部埼灯台
へさきとうだい
灯台、旧官舎、旧昼間潮流信号機
関門海峡の東端に位置する。明治5年(1872年)建造の現役灯台。石造。高さは約10mでどちらかと言えば低い灯台だが、灯台の歴史上重要な価値がある。周辺は公園として整備され、外観は常時見学可能。内部見学は不可と思われる。
33.95940, 131.02298


ま行

松延家住宅
まつのぶけ じゅうたく
土間部、座敷部
松延家は和紙などの交易を行なっていた商家。福岡県南部、田園地帯と山地の間の集落部にある。江戸時代末期の土蔵造り建築。公道に面しており外観は常時見学可能。道路に案内道標あり。内部は非公開。
33.20027, 130.59985


福岡県 重要文化財(建造物)リスト 見学案内付き_b0212342_942671.jpg三井石炭鉱業株式会社 三池炭鉱 宮原坑施設
みついせきたんこうぎょう かぶしきがいしゃ みいけたんこう みやはらこうしせつ
大牟田市の住宅地の丘の上にある。明治31年(1898年)建造。世界文化遺産「明治日本の産業革命遺産:製鉄・製鋼、造船、石炭産業」の構成要素の一つ。毎週月曜日を除き一般公開。
33.01383, 130.45598


南河内橋
みなみかわちばし
北九州市南部の山中、八幡製鉄所への給水確保のために造られた貯水池にかかる道路橋。大正15年(1926年)建造、鋼製二連トラス橋。長さ133m、幅4m。現在は歩行者専用の橋として渡ることができる。JR鹿児島本線八幡駅から、西鉄バス56番系統で終点「上重田(かみじゅうた)」バス停へ。所要時間22分、運行頻度1本/1時間。バス亭から現地まで徒歩3km。
33.82740, 130.80119

宗像神社 辺津宮
むなかたじんじゃ へつみや
本殿、拝殿
宗像神社は、伊勢神宮、出雲大社に並ぶ格式の高い大規模神社で、境内は辺津宮の他、中津宮、そして絶海の孤島で女人禁制の沖津宮からなる。辺津宮本殿は桃山時代、1578年の建立。五間社流造、こけら葺き。世界文化遺産「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群 の構成要素の一つ。拝殿は外観見学可能。本殿は瑞垣に囲まれており、上半分を見ることができる。双方自由に見学できる。
33.83121, 130.51422

門司港駅(旧門司駅)本屋
もじこうえき(きゅうもじえき)ほんや
大正3年(1914年)の建築。木造モルタル2階建ての洋風建築。JR九州の現役駅舎で、日本では珍しいターミナル駅舎。常時見学可能。二階部分内部の見学の可否は不明。
33.94516, 130.96155


や行

横大路家住宅(千年家)
よこおおじけ じゅうたく
福岡県北部、海の近くの平地、住宅地に囲まれた森の中にある。江戸時代中期、1700年前後の建築で、現存する九州地方の民家では最古と考えられる。曲り家形式。茅葺き。一般公開。
33.70808, 130.46086


ら行・わ

若戸大橋
わかとおおはし
北九州市の工業地帯、洞海湾入り口にかかる大型吊橋。昭和37年(1962年)の建築。長さは627mで、当時我が国で最大の吊り橋。現役の道路橋。歩いて渡ることはできない。見学は橋の下からのみ。
33.90252, 130.81728



by h9w457y8i | 2022-01-06 08:17 | 福岡 | Comments(0)

日本だけでなく、世界各地の世界遺産見学のしかた、海外鉄道の乗り方、各地を訪れた時の街角スナップも。


by h9w457y8i

S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31