【重要文化財|大場家住宅】(世田谷代官屋敷) 行き方、見学のしかた (東京都)
サイトマップ > 東京都 国宝・重要文化財 > 大場家住宅
1 アクセス詳細情報
1-1 アクセスマップ
1-2 東急世田谷線利用
1-3 駐車場
2 見学のしかた(開館時間など)
3 訪れた時の様子(写真)
4 世田谷代官屋敷の説明
5 問い合わせ先
1 【アクセス詳細情報】
1-1 アクセスマップ
大場家住宅は、青マーカー3
大きな地図で見る
1-2 東急 世田谷線でのアクセス
東急世田谷線・上町(かみまち)駅から、徒歩約4分。
世田谷線は他の東急の路線と違い、いわゆる "ライトレール" と呼ばれる鉄道です。
乗り降りのしかたが、普通の鉄道とはちょっと異なります。
どちらかと言えば、路面電車や路線バスに近いです。
乗車は終点の駅以外では、一番前か一番後ろのドアから。
駅のホームに、大きく「入口」と書かれているので、その位置から乗車します。
きっぷはなく、終点以外の駅には改札機や券売機もない。
電車に乗車したらまず、先に現金で150円(世田谷線全線共通)を、運転席の横にある運賃箱に入れるか、全国共通交通系ICカードをリーダーにタッチ。
降車は、乗車口以外のどのドアから出てもOK。
駅から出るときには、ICカードのタッチは不要。
終点の駅では、ホームに入るときに自動改札機に現金を入れるか、カードリーダーにICカードをタッチします。
東急電鉄の公式サイトを散々探したのだが、世田谷線の乗り方を詳細解説しているページは見つけらませんでした。
ICカードでの乗り方は、こちらに記載されています。
▲ 目次へ
1-3 駐車場
代官屋敷、または郷土資料館付属の見学者用駐車場はありません。
半径200m以内に複数の時間貸駐車場があります。
NAVITIME 駐車場検索ページで、「世田谷代官屋敷」と検索してください。
▲ 目次へ
2 【見学のしかた】
大場家住宅は財団法人が管理しており、外観と室内の一部が一般公開されています。
開館時間、休館日などは、隣接する世田谷区立郷土資料館とリンクしています。
最新情報は、世田谷区立郷土資料館HPを参照してください。
工事や運営上の臨時休館日があります。
大場家住宅の公式HPは設置されていないので、
訪れる前に世田谷区立郷土資料館に問い合わせるのがオススメ。
2020.11
[開館時間] 9:00〜17:00(最終入館は16:30)
[入館料] 無料
[休館日] 月曜日、祝日(文化の日と勤労感謝の日は開館)、年末年始(12/29〜1/3)、臨時の工事日など
▲ 目次へ
3 【訪れた時の様子】
自宅から電車を乗り継いで、1時間強。
東京、世田谷の街中に、築270年になる代官屋敷があります。
最近、長期間続いていた補修工事が終わり、一般公開が再開されたというのを知って、今回出かけてみました。
世田谷線 上町(かみまち)駅を降りて、徒歩4分。
1 代官屋敷の前にやって来ました。
2
3 重要文化財に指定されている、表門。地図・青1

4

5

6 門のそばにあった案内看板。

7

代官屋敷は、世田谷区立郷土資料館の敷地内にあります。
8 門のすぐ左側、資料館入口から敷地内に入りました。

9 敷地内に入ると、すぐ目の前に、意外と大きな茅葺きの屋敷が現れました。

10 敷地が狭いせいか、この時は大きく見えました。

▲ 目次へ
11

12

13 表門を裏側から。

14

15 植栽の間から玄関へ。

16 かなり立派な式台(しきだい)玄関。身分の高い人を迎えるための、格式の高い玄関の形式です。

この玄関は、領主やそれに近いエリート官僚武士を迎えるためのもので、普段は使われなかったはず。
そして現在でも、見学者はここから上がることはできません。
17 見学者が通っていいのは、当時の家の者が使用していた、土間に通じる通用口。

日本各地に残っている江戸時代以前の屋敷の式台玄関は、文化財保護のため、どこもかしこも通行できないのが普通です。
18 土間。「だいどころ」と呼ばれました。

19

20

▲ 目次へ
21

22 土間の天井はなく、屋根までかなり高いです。

23

24 だいどころから、板の間。普通の古民家なら、ここが家族の生活の場となるところですが。

25 板の間には、槍が飾られています。

そして、式台玄関が板の間に面しています。つまり板の間は、それなりに格式の高い部屋だった、ということ?。
そんな部屋で、家族は寝食していたのでしょうか。
26 板の間から、式台玄関。

27 板の間の向こうには、畳敷きの、代官としての執務室や、客人を迎えるための格式の高い部屋が連なっています。

28

ちなみに、見学者は畳の部屋に上がることはできません。
部屋に上がれないので見ることはできませんでしたが、屋敷の最奥部には、「切腹の間」という、なんとも物騒な名で呼ばれたとされる部屋が。
これは、実際にそこで切腹が行われた、ということではなく、いざとなれば、そこでいつでも切腹する覚悟で執務に当たった、ということだそうです。
土間には、入ってきた北側の出入り口の他に、南側にもう一つの出入り口があったので、そこから外に出ました。
▲ 目次へ
29

30

31 軒下。最近改修工事が終わったので、茅葺き屋根が美しいです。きちんと切り揃えられてます。

32

33

34 庭は、手入れされた木々がたくさん植えられていました。

35 庭には、お白洲の跡も。

36 代官屋敷の隣には、区立郷土資料館があります。

▲ 目次へ
4 【大場家住宅(世田谷代官屋敷)の説明】
江戸時代初期の1633年、彦根藩(現在の滋賀県の一部)は、藩主井伊家の江戸屋敷で必要となる食料その他の調達のため、幕府から世田谷に領地を与えられました。大場家は、その際に世田谷領代官に任命され、それ以降明治維新まで、世襲で代官を務めた家柄です。
現在も残る主屋は1737年に建てられたもので、一見すると農家風の茅(かや)葺き古民家ですが、北側の式台玄関は幅2間もある立派なものであり、屋敷内には役所の間、切腹の間と名付けられた代官ならではの部屋があります。
<大場家住宅は、近世中期の代表的上層民家としてかつての姿をよく残している貴重な建造物であり、昭和53年(1978年)、主屋と表門が、国の重要文化財に指定されました。
大場家、大官職、建物についての詳細は、世田谷区公式サイトに掲載されています。
▲ 目次へ
5 【問い合わせ先】
世田谷デジタルミュージアムへ。
電話番号 03-3429-4264
このページは、以下の記述などを参照しています。
世田谷区立郷土資料館 公式サイト
文化庁国指定文化財等データベース
現地配布パンフレット
現地案内看板
広告なしのページ(Google Blogger)
201021
by h9w457y8i
| 2023-05-29 06:13
| 東京
|
Comments(0)