【布引の滝ハイキング】 ついでに重要文化財・布引水源地水道施設を見学する。2 (神戸市)
神戸 布引の滝 五本松ダム ハイキング 観光
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五本松堰堤(えんてい)
新神戸駅から、布引渓谷沿いにハイキングコースを歩いて上流へ。ついでに重要文化財の水道施設見学。
今回は、砂子橋(いそごばし)から五本松堰堤までです。
前回の、新神戸駅〜砂子橋はこちら。
国指定重要文化財「布引水源地水道施設」の概要、各施設の開設や写真などは、こちらのページから。
砂子橋。かつては水路橋でした。上の地図、赤5


砂子橋のそばに立っていた、ハイキングコース案内図。

砂子橋を渡ってすぐのところ。道が三つに分かれていますが、布引の滝を見たいので、真ん中の道を行きます。


砂子橋から150mほど平坦な道を歩くと、雌滝(めだき)に着きました。地図・赤6
見えているダムは、重要文化財の雌滝取水堰堤(えんてい。ダムのこと)です。

雌滝から先は、上りの道になります。

鼓滝。いくつもの小さな滝が重なり合っています。


布引の滝の中で一番大きな、雄滝(おんたき)。地図・赤15。落差は43mもあるそうです。市街地のすぐそばにあるのに、すごいですね。

雄滝の滝壺のすぐ下流にある、夫婦滝。

雄滝からは、急な階段を上がります。
階段の先に、「おんたき茶屋」がありました。地図・赤4


おんたき茶屋から、さらに山の上に向かいます。
登り坂から、後ろを振り向くと、神戸の街がチラリと見えました。

見晴らし展望台。地図・赤16。トイレもあります。

展望台からの見晴らしは、こんな感じ。気持ちいいです。

ここからは、また平坦な道になります。

猿のかずら橋。

上を見ると、新神戸駅から布引ハーブ園に向かうロープウェイが。実はこのロープウェイに乗り、途中で降りてハイキングコースに合流することもできます。

谷川橋。地図・赤7。すごく地味なコンクリート製の橋ですが、造られたのは100年以上前。当時の最新技術を駆使して造られた橋で、国の重要文化財に指定されています。


昼間も薄暗い、生田川沿いの道。

すると、目の前に大きなダムが現れました。地図・赤8

これが、五本松堰堤です。120年前にできた高さ33mの上水道用ダムで、現在でも神戸市民の大切な水がめとなっています。国の重要文化財に指定されています。
ここから先は、次回に回すことにしますです。
文化財分布マップ
(全国の全ての国宝、重要文化財建造物の詳細位置をプロットしています)
このページは、
布引水源地水道施設に関する神戸市公式サイト
布引渓流に関する神戸市公式サイト
文化庁国指定文化財等データベース
現地案内看板
などの記述を参照しています。
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