【重要文化財|布引水源地水道施設】 ハイキングコースに沿って見学してみよう! (神戸市)


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五本松堰堤(えんてい)

布引(ぬのびき)水源地水道施設は、明治時代に造られてから120年以上も神戸市民に水を送り続けてきた、現役の上水道施設です。幕末の開港以降、神戸は年々発展を遂げ、それに伴い人口も増えていきましたが、慢性的な水不足や不衛生な水による疫病発生の予防などが課題でした。明治18年(1885年)に横浜で日本初の近代上水道施設が計画されると、それに影響を受け、明治20年に神戸でも外国人により生田川(いくたがわ)沿いの水道施設が設計されます。その後一時は計画が滞りましたが、日本人技師により、水需要拡大に見合う設計のやり直しがなされ、明治33年(1900年)に、当時としては日本最大の五本松堰堤(えんてい。ダムのこと)が完成しました。世界のレベルと比べても遜色ない最新の土木技術が使われ、デザイン的にも優れているとされます。ダム以外の関連施設も、土木技術の歴史上極めて価値が高いとされています。布引水源地水道施設は、明治期を代表する水源地水道施設として重要、ということで、五本松堰堤をはじめ9つの施設が、平成18年(2006年)に国の重要文化財に指定されました。


重要文化財指定施設(下流から順)
布引水路橋(砂子橋)
雌滝取水堰堤
谷川橋
五本松堰堤
放水路隧道
締切堰堤
分水隧道
分水堰堤附属橋
分水堰堤


各施設の解説や写真は、上のリンクからジャンプしてください。



布引水源地水道施設は、赤5〜13



布引水源地水道施設は、新神戸駅 北側の山の中にあります。

急な斜面もありますが、周辺にはハイキング遊歩道が整備されていて、全ての施設を間近でいつでも見学できます。


新神戸駅からハイキング道を登る見学のしかた
急な上り階段多い。高低差約250m

布引ロープウェイを使ったお手軽な見学のしかた
比較的緩やかな坂道。徒歩高低差40m



新神戸駅近くにある、ハイキングコースの案内看板。
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元画像(5.1MB)


ハイキングコースの途中にある雌滝(めたき)取水堰堤。ダムの高さは約8m、幅は19mあります。
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雌滝のすぐ上流にある雄滝(おんたき)。落差は43mもあります。市街地のすぐ近くなのに、こんな滝があるなんて、驚きです。
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雄滝を見下ろす場所にある、おんたき茶屋。
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ハイキングコースからは、神戸の街が見下ろせます。ここまで登ると、かなりの充実感があります。
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五本松堰堤によって作られた、布引貯水池。
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次回は、
新神戸駅から始まるハイキングコースに沿って、下流から布引水路橋(砂子橋)、雌滝取水堰堤、谷川橋の3つを、写真を混えてご紹介します。





文化財分布マップ
(全国の全ての国宝、重要文化財建造物の詳細位置をプロットしています)

このページは、
布引水源地水道施設に関する神戸市公式サイト
布引渓流に関する神戸市公式サイト
文化庁国指定文化財等データベース
現地案内看板
などの記述を参照しています。

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by h9w457y8i | 2020-09-26 09:46 | 兵庫 | Comments(0)