【史跡|江戸城外堀跡】 虎ノ門エリアの石垣 行き方、見学のしかた
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江戸時代初めに築かれた江戸城の外堀。現在では、飯田橋駅近くの牛込見附跡(下の地図・赤6)から赤坂見附跡(地図・赤7)にかけての池と窪地が、当時の名残を残しており、国の史跡に指定されています。
そしてそれとは別に、外堀石垣の一部が、中央官庁街の南端、虎ノ門駅の周辺(地図・赤1〜4)に点在しています。それらの中には、明治時代以降、外堀の水質悪化や区画整理などで埋められてしまったものが、平成16年(2004年)の新庁舎建設工事の際に発掘されて、展示施設と共に保存されているものもあります。

文部科学省旧本館の裏にある展示スペース。
地図・赤1
というわけで、今回は官庁街の端っこでひっそりと保存されている、その石垣跡のご紹介です。
江戸城外堀跡 全体の解説編はこちら。
飯田橋駅から赤坂見附までの、水をたたえた外堀跡を歩いてみた編はこちら。
虎ノ門駅周辺の石垣は、赤マーカー1〜4
スマートフォンで地図の右側が見にくい場合は、画面を横向きに
虎ノ門エリアの拡大マップ
点在する4つの石垣跡をつなぐと直線になり、石垣が築かれた場所がわかります。
石垣 赤1 についての詳細
石垣 赤2
石垣 赤3
石垣 赤4

東京メトロ 虎ノ門駅 出口7から地上に出たところ。
地図・青1
文部科学省の旧本館です。国の登録有形文化財となっています。
この茶色い建物の裏に、石垣の一部が保存・展示されています。

同じ場所から、霞ヶ関ビル方向を見ます。
画像右に見えているでっかいビルが、霞ヶ関ビル。
この道路の左右にも、石垣の跡が残っています。
まずは、地図・赤1の石垣へ行ってみましょう。
石垣 1の展示場所入口は二つ。地図・青2、青3です。

こちらは青3の入口。
文部科学省旧本館の1階部分にあります。
門などはなく、守衛さんもいません。いつでも自由に出入りできます。
入口・青2も同じです。
上の画像の通路を通り抜けると中庭に出ますので、そこで右を見ると、こんな風になっています。

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こんな案内看板もありました。
(画像をクリックすると拡大表示されます)

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では次、地図・赤4の地下展示室に行きましょう。
ここはGoogle Mapでも、名所として登録されていました。

石垣 1への入口(地図・青3)から歩道を20mほど西方向に行くと、こんな建物が見えます。
地図・青4

建物の裏に回り込むと、階段があります。
ここが、地下展示室の入口です。

階段を降りると、こんな場所に出ます。

奥には、石垣が。
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石垣の前から展示室の入り口を振り返ると、こんな感じ。
この地下展示室にも、キレイな案内看板があります。元画像(27MB)

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展示室内には、石垣の石も置かれていました。
この展示室は、虎ノ門駅とも繋がっています。(というか、駅の構内にある、ということなのかもしれません)
石垣は、地上から見ることもできます。

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続いては、地図・赤2の石垣です。
これは歩道にあって、すぐに見つけられます。
30 地下展示室の入口から西に歩道を30mほど歩くと、こんな記念碑が見えます。
Google Mapにも案内のある、「工部大学校跡」です。

そのすぐ左隣、歩道の上に石垣が保存されています。
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33 よく見ると、石垣に「上」の字が刻んでありますね。

江戸城外堀は、幕府が諸大名に工事を分担して担当させました。石垣には担当した大名の名前が彫られているところがあるのですが。この石の場合は、「お上」の石垣、ということなんでしょうかね...
34 ここだけは案内看板がなく、普通の人は、これが江戸城外堀の石垣だとは、思いもよらないですよね。

35 道路の反対側から見た石垣。

最後に、地図・赤3の石垣です。
歩道のすぐ横に保存されていますが、ちょっとわかりにくいです。
地図・青5の歩道橋の上へ。
36 歩道橋を南に渡ったところの真下に、こんな薄暗い一角があります。

37 ここが、石垣の角に当たる部分です。

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39 案内看板。溜池櫓(ためいけやぐら)、という櫓が、ここにあったんですね。

外堀石垣の角が現在も残っているのはここだけで、とても貴重なのだそうです。
文化財分布マップ
(全国の国宝、重要文化財建造物の詳細位置をプロットしています)
このページは、
千代田区公式サイト
文化庁国指定文化財等データベース
現地案内看板
などの記述を参照しています。
by h9w457y8i
| 2020-08-18 06:55
| 東京
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