【重要文化財|旧吉松家住宅】 行き方、見学のしかた (宮崎県 串間市)
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よしまつけ じゅうたく
吉松家は明治時代以降、商売で財をなし、宮崎県の政財界で活躍した家柄です。
吉松家住宅は大正時代に建てられた和風建築群で、国の重要文化財に指定されています。現在は資料館として一般公開されています。
1 アクセス
1-1 アクセスマップ
1-2 最寄りの駅から徒歩
1-3 駐車場
2 見学のしかた
2-1 開館情報、入館料など一般情報
2-2 ガイドツアー
2-3 飲食コーナー
2-4 トイレ、バリアフリー
3 訪れた時の様子(画像)
3-1 主屋
3-2 内蔵
3-3 外蔵
3-4 物置
3-5 外風呂
3-6 庭、案内看板
4 旧吉松家住宅の説明
5 問い合わせ
1-1【アクセスマップ】
吉松家住宅の重要文化財建造物は、赤マーカー
スマートフォンで地図が見にくい場合は、画面を横向きに
1-2【最寄りの駅から徒歩】
JR日南線 串間駅から、徒歩約4分(250m)。
ただし、宮崎市街地から2時間以上かかる上に、朝と夕方を除き、3時間に1本しかありません。
電車ではなく、ディーゼルで動く客車です。ローカル線の雰囲気たっぷりで、個人的にはそういうのは大好きですけれども。
1-3【駐車場】
施設付属の見学者用駐車場はありません。
ただ、すぐ隣にある串間市役所の付属駐車場を利用することができます。
(串間市役所に問い合わせ済み)
[利用時間] 24hr
[料金] 無料
[収容台数] 50台以上
駐車場の入口は、地図・青2
駐車場は、串間市役所の建物を取り囲むように配置されています。


駐車場は旧吉松家住宅の敷地と接していて、文化財の敷地から駐車場に抜ける通用口があります。下の画像。
ただし、見学者は東側の入口から入るように案内がありました。

2【見学のしかた】
旧吉松家住宅は、串間市の資料館、イベント用の建物として一般公開されています。
2-1 見学一般情報
開館時間、休館日などについての最新情報は、旧吉松家住宅 公式HPで確認してください。
2020.2
[開館時間] 9:00〜17:00
[入館料] 無料
[休館日] 火曜日、祝日の翌日、年末年始
敷地への入口は、地図・青1です。↓

2-2 ガイドツアー
吉松家や建物の解説をしていただけるガイドツアーをお願いすることができます。
とてもわかりやすくて、オススメです。
[所要時間] 1時間〜1時間半程度。
2-3 飲食コーナー
敷地内での飲食類の販売はなく、飲食コーナーもありません。
館内での飲食は禁止です。
2-4 トイレ、バリアフリー
お手洗いあり。新しくはありませんが、非常に清潔でした。
館内はバリアフリーではありません。
建物は会議室、宴会場としても利用されています。
館内での飲食については、旧吉松家住宅の事務所に相談してみてください。
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3【訪れた時の様子】
3-1 主屋
正門。上の地図・赤1。
石垣、階段、門も重要文化財の一部です。

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正門の横には立派な案内板がありますが、正門は見学者用の入口ではありません。

正面玄関。

正面玄関の上には、吉松家の家紋「輪違い」が飾られています。って、ちょっとこの画像ではわかりにくいですね...

主屋の北側の棟。こちらに建物への入り口があります。

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見学者用の入口。地図・青5

入口を入ってすぐ。

重要文化財指定書がありました。

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写っているのは、ガイドをしてくださった方です。

正面玄関。普段は閉じていますが、ガイドの方が開けてくださいました。

正面玄関。戸に描かれている絵は建築当時のままだそうです。

正面玄関の横には、洋風の応接室。

家族用の玄関。

懐かしい黒電話、発見!

主屋の中にある台所。かなり広いです。

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各所に使われている窓ガラスは、よく見ると小さなデコボコがあります。建築当時のものがそのまま残っているそうです。

床の間がいくつもあります。

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部屋の壁が黒いのは、砂鉄を練り込んでいるかららしいです。理由はわからないそうです。

欄間はどちらかというと地味ですが、いろいろな種類がありました。こちらは桐の葉。

こちらは菊、ですかね。

これは、野菜?

あちこちに襖(ふすま)があって、それぞれデザインが異なっています。取っ手部分、よく見ると、十字架? 隠れキリシタンと関係が?? ガイドの方曰く、よくわかっていないそうです。

主屋の二階に上がる階段。

二階の座敷。

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二階の座敷から。屋根瓦をよく見ると、上の段のものが下の段のものより大きくなっています。一階から屋根を見たときに、遠くの上の段と近くの下の段の瓦が同じ大きさに見えるようにしたのだそうです。

主屋の外観。

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3-2 内蔵
主屋内部に入口が造られた内蔵。

内蔵を外から見ると、こうです。

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3-3 外蔵
外蔵。上の地図・赤2

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外蔵の内部。がらーんとしています。

外蔵のそばに置いてあった、昔の農機具?

3-4 物置
物置(画像右の建物。非公開。上の地図・赤5)と主屋をつなぐ屋根部分。異様に立派です。物置はかつてダンスホールとして使われていたみたいです。

3-5 外風呂
外風呂。上級の訪問客専用だったようです。地図・赤4

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3-6 庭・現地案内看板
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現地案内看板

4【旧吉松家住宅の説明】
戦国時代、現在の福岡県を拠点としていた秋月氏が1586年の豊臣秀吉による九州征伐で敗れ、現在の宮崎県南部に配置換えになった際、それに従って吉松(よしまつ)家は串間(くしま)に入ったとされています。
江戸時代は秋月氏に仕える武士であり、江戸時代末期には庄屋も務めていました。そして明治期になると材木を扱った商売で財産を築き、県議会議員や国会議員として活躍し、地域の振興に貢献しました。
「旧吉松家住宅」は吉松家の最盛期、大正8年(1919年)に建てられた住宅です。当時の高級部材や優れた建築技術を集めて建てられた純和風の建物で、昭和60年(1985年)ごろまで住宅として使われ、その後空き家となっていましたが、平成15年(2003年)に串間市が取得し、資料館として一般公開しています。
平成20年(2008年)には、主屋、内蔵、物置、外風呂、外蔵の五棟と宅地・山林などが、国の重要文化財に指定されました。
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5【問い合わせ】
旧吉松家住宅 公式サイト 問い合わせフォーム
電話番号 0987-72-6511
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このページは、以下の記述などを参照しています。
旧吉松家住宅 公式HP
文化庁国指定文化財等データベース
現地案内看板
by h9w457y8i
| 2020-02-25 11:24
| 宮崎
|
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