【国宝・重要文化財】 園城寺(三井寺) 建物の説明、訪問記編
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園城寺(三井寺)の概要、アクセス、拝観・見学のしかたなどは、こちらのページを参照してください。
国宝建造物
金堂(こんどう。一般公開)
新羅善神堂(しんらぜんしんどう。外観のみ公開)
勧学院 客殿(かんがくいん きゃくでん。非公開。特別公開あり)
光浄院 客殿(こうじょういん きゃくでん。非公開。特別公開あり)
重要文化財建造物
大門(仁王門。一般公開)
閼伽井屋(あかいや。一般公開)
一切経蔵(経堂)(いっさいきょうぞう。またはきょうどう。一般公開)
塔婆(三重塔)(とうば。外観のみ公開)
食堂(釈迦堂)(じきどう、またはしゃかどう。一般公開)
毘沙門堂(びしゃもんどう。外観のみ公開)
唐院(四脚門は一般公開。灌頂堂は外観のみ公開。大師堂、唐門は非公開)
鐘楼(一般公開)
園城寺(三井寺) フォトギャラリー(16MP・142枚)
園城寺(三井寺)の文化財建造物は赤マーカー
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まずは、三井寺のメインの入口。大門(仁王門)です。室町時代、1452年の建築。上の地図・赤7
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大門をくぐった先に、拝観受付があります。
ここで入山料 600円を払って、境内に入ります。
↓ 大門のすぐ脇に、食堂(じきどう)(釈迦堂)があります。室町時代中期(15世紀前半)の建築。元々は御所の清涼殿だったものをここに移築したとも言われている建物で、かつては僧侶が食事をするところとして使われていましたが、現在では釈迦如来像が置かれ、釈迦堂とも呼ばれます。地図・赤11
向拝(入口)の屋根部分。唐破風となっています。
中に入って、お参りができます。
食堂 案内看板
ここで、一気に境内の南へ飛びます。
↓ 国宝、勧学院 客殿(かんがくいん きゃくでん)への入口。安土桃山時代、1600年の建築。地図・赤21
この門の中にあるのですが、予約がないと見ることができません。
門の中。ここから先には進めません。
塀の隙間から。どれが客殿なのかな?
勧学院客殿 案内看板
毘沙門堂に向かう階段。
↓ 毘沙門堂(びしゃもんどう)。重要文化財。江戸時代前期(17世紀前半)の建築。地図・赤18
外観のみの公開で、中は見られません。
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↓ 唐院(からいん)。平安時代に園城寺を再興した円珍(智証大師)の廟所(墓所)です。
奥に見えているのは、四脚門です。
四脚門 案内看板
↓ 唐院 灌頂堂(かんじょうどう)。江戸時代、1624年の建築。大師堂の拝殿の役割をしています。地図・赤15
四脚門と灌頂堂以外の大師堂と唐門は、外観すら見ることができません。
唐院の前。
奥に見えているのは、金堂です。
↓ 唐院の隣には、塔婆(とうば)(三重塔)が建っています。
奈良県の寺にあったものが、1601年に移築されました。
塔婆 案内看板
一切経蔵(いっさいきょうぞう)(経堂)。室町時代中期(15世紀前半)の建築。これも移築されたものです。
中にも入れます。
中には、巨大な八角形の回転書架が。この中には仏教の全経典の木版が納められています。
そしてこちらが、国宝、金堂。
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中に入ることができます。
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金堂は園城寺の本堂で、本尊の弥勒菩薩が納められています。本尊は秘仏で非公開です。
金堂 案内看板
↓ 金堂のすぐ西隣に、閼伽井屋(あかいや)があります。安土桃山時代、1600年の建築。「閼伽井」とは、仏様にお供えする水を汲む井戸のことです。
中をのぞいて見ましたが。
井戸があるのかないのかよくわかりません。そして、たくさんのカエルの鳴き声が、げこげこゲコゲコ......
↓ 閼伽井屋には、左甚五郎が彫ったと言われる龍の彫刻が。これが夜な夜な琵琶湖に抜け出して暴れるので、それを防ぐために五寸釘が目玉に打たれています......ということなのですが。五寸釘、どこ?
五寸釘云々の案内看板
閼伽井屋 案内看板
金堂のすぐ前には、鐘楼があります。安土桃山時代、1602年の建築。
鐘楼 案内看板1
気軽に、鐘をつくことができます。あ、気軽じゃダメなのかな。
鐘楼 案内看板2
国宝、新羅善神堂(しんらぜんしんどう)。これは一つだけポツンと離れたところにあるため、別のページでご案内します。
園城寺(三井寺) フォトギャラリー(16MP・142枚)
文化財分布マップ
(全国の国宝、重要文化財建造物の詳細位置をプロットしています)
このページは、
三井寺公式HP
文化庁国指定文化財等データベース
現地案内看板
現地配布パンフレット
などの記述を参照しています。
by h9w457y8i
| 2019-09-14 17:32
| 滋賀
|
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