【重要文化財・史跡|円教寺】 建造物解説と画像 (兵庫県)


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灯篭の奥に、食堂(じきどう)

円教寺(えんぎょうじ・圓教寺とも)への詳しい行き方、拝観のしかたは、前回の投稿ページを参照してください。



円教寺の文化財建造物は、赤マーカー 1〜8
スマートフォンで地図の右側が見にくい場合は、画面を横向きに



寿量院
十妙院
常行堂・食堂・大講堂
鐘楼・金剛堂
奥之院(御法堂、御法堂拝殿、開山堂)


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円教寺のある書写山(しょしゃざん)の上に上がる、書写山ロープウェイ、山頂駅。

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その近くに、境内への入口があります。
そこで、入山料500円を払います。

この入口(志納所)から本堂の摩尼殿(まにでん)まで、登りくだりが結構ある道を1kmくらい歩きます。
それがキツイかも、という方は、入山料と合わせて1,000円で、摩尼殿までのシャトルバスに乗ることができます。

自分は今回、歩いて境内を散策することにしました。

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境内を歩くときの地図は、入口でもらえるパンフレットのものがわかりやすいと思います。
クリックで拡大。

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志納所を出るとすぐに、ソコソコ急な登り坂となります。

運動不足なので、息が切れます...。

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坂の途中、道の両側には観音様が点々と立っていました。
あまり古さは感じられません。

坂の途中から、姫路市街。暑くもなく寒くもなく、とても気持ち良かったです。
訪れたのは3月で、菜の花畑が遠くに見えました。
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仁王門をくぐります。
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参道の両側には、寄進された方の石碑がズラッと並んでいました。


寿量院 じゅりょういん

円教寺の塔頭(たっちゅう)の一つです。地図・赤1
平安時代、円教寺の創建とほぼ同時期に建立されました。客殿、庫裏、棟門が国の重要文化財に指定されています。
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この寿量院、普段は非公開ですが、この中で精進料理をいただくことができます。

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なかなか評判は良いみたいですが、4〜11月のみ、5名以上、3日前までに要予約、などの制限があります。

予約など詳細は、食べログなどのグルメサイトを参照してください。


十妙院 じゅうみょういん

しばらく行くと、別の塔頭があります。地図・赤2
こちらは江戸時代前期、1691年の建立。客殿、庫裏、唐門が国指定重要文化財です。
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非公開ですが、秋のもみじまつりの時期、11月中旬の3日間のみ、特別公開されます。
もみじまつりについては円教寺公式サイトを参照してください。

そして急な坂を下ると、目の前に大きなお堂が見えてきます。
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摩尼殿(まにでん)。とても立派なお堂ですが、大正時代に焼けてしまい、現在のものは昭和に入ってから再建されました。国指定ではなく、姫路市の指定文化財になっています。

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摩尼殿から、さらに境内の奥に進みます。

たくさんのお地蔵様
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瑞光院。
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常行堂・食堂・大講堂

そして、三つの大きな建物に囲まれた広場に出ました。
円教寺、修行道場の中心部だった場所です。
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左手、南にあるのが常行堂(じょうぎょうどう)。地図・赤5。
室町時代前期の1453年の建立です。舞台が前面に突き出しているのが特徴です。国指定重要文化財です。
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常行堂の裏側。
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中央奥、広場の西にあるのが食堂(じきどう)です。地図・赤6。
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室町時代中期、1465年前後に再建されたものと言われています。かつては修行僧の寝食に使う寮でした。幅は40mもあり、江戸時代以前の総二階建て仏堂としては他に例がないそうです。国指定重要文化財です。
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食堂の中は資料館や写経ができる場所となっており、一般公開されています。
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食堂の二階。
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奥に見えるのは大講堂です。
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広場右手、北にあるのが大講堂(だいこうどう)です。地図・赤7
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。室町時代中期、1440年から1490年頃にかけて建造されました。修行道場としての中心的存在で、円教寺の本堂に当たります。こちらも国の重要文化財に指定されています。
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鐘楼・金剛堂

食堂の裏手を少し左に進むと、鐘楼があります。地図・赤3。鎌倉時代末期、1332年に再建されたものです。国指定重要文化財。
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鐘楼の更に奥には、金剛堂(こんごうどう)があります。地図・赤4。元は普賢院という塔頭のお堂でした。室町時代後期、1544年の建立。国指定重要文化財。
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奥之院

食堂の裏に戻って、急な坂を下っていくと。
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円教寺の最奥部、奥之院が見えてきます。地図・赤8〜11
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↓ 奥之院の左手にある、御法堂拝殿(ごほうどう はいでん)。地図・赤8。安土桃山時代、1589年の建立。国指定重要文化財。
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拝殿に対する本殿は広場を挟んで向かい側にある二つの御法堂で、通常の神社では本殿のすぐ近くに配置される拝殿が、本殿とこんなに離れて建っているのは珍しいそうです。弁慶が子供の頃、ここで修行したとされ、弁慶の学問所とも呼ばれます。その時の勉強机が食堂に展示されていました。

御法堂拝殿の裏手。
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奥之院中央の、開山堂。地図・赤9
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江戸時代前期の1671年に再建されたものです。国指定重要文化財。円教寺を開山した性空を祀ったお堂で、堂内にある等身大の木像内部に、上人の遺骨が納められています。

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開山堂の軒下の四隅には、左甚五郎が彫ったとされる力士の彫刻があります。
このうちの一つは、屋根の重さに耐えかねて逃げ出した、という伝説があります。

伝説にある北西隅がどうなっているかは、見ずに終わってしまいました。

そして奥之院の本殿である御法堂。広場の右手にあります。二つに分かれており、右が乙天社(地図・赤10)、左が若天社(地図・赤11)です。
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室町時代末期の建築。どちらも国指定重要文化財。円教寺を創建した性空上人がこの山で修行中、常にそばで仕えていた童子を祀ったもので、山の守護神とされています。

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国指定文化財建造物の更に詳しい解説などは、円教寺公式サイト、あるいはこちらのフォトギャラリー(141枚)にある現地案内看板を参照してください。

円教寺への行き方、参拝のしかたの詳細はこちらのページへ。

by h9w457y8i | 2019-07-03 06:13 | 兵庫 | Comments(0)

日本だけでなく、世界各地の世界遺産見学のしかた、海外鉄道の乗り方、各地を訪れた時の街角スナップも。


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