【国宝・重要文化財|観心寺】 建掛塔・訶梨帝母天堂・書院 (大阪府 河内長野市)
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建掛塔
観心寺(かんしんじ)は、飛鳥時代後期の701年、修験道(しゅげんどう。山岳信仰と仏教・道教などが合わさってできた信仰)の開祖、役行者(えんのぎょうじゃ)により開かれた真言宗のお寺です。真言密教の修行寺院、歴代天皇の祈願所、高野山と京都・奈良を結ぶ中宿として発展。楠木正成幼年時代の学問所でもあり、南朝ゆかりの寺としても有名です。
建掛塔(たてかけのとう)は、観心寺境内の中心部にあります。現在あるのは室町時代後期、1502年に再建されたもので、初代は南北朝時代(14世紀)に、観心寺と関係の深い楠木正成(くすのき まさしげ)の祈願により建設が開始されました。当初は三重塔として建設されていましたが、後に言う湊川の戦い(1336年)で正成が討死してしまったため、一層目だけを残してその上は建てられなかったとされています。建掛塔は観心寺の景観を特徴付ける貴重な遺構として、昭和47年(1972年)に国の重要文化財に指定されました。
観心寺 建掛塔・訶梨帝母天堂・書院 フォトギャラリー(40枚)
国宝 観心寺金堂のページ
アクセス
建掛塔は赤4、訶梨帝母天堂は赤3、書院は赤2
最寄駅からの徒歩、バス、駐車場など、観心寺への行き方についての詳細は観心寺 金堂のページを参照してください。
観心寺 山門(入口)
参拝のしかた
観心寺の参拝時間、入山料などの最新情報は、観心寺公式HPを参照してください。
2019.5
[拝観時間] 9:00〜17:00
(毎年 4/17, 4/18 本尊特別拝観時間 10:00〜16:00)
[入山料] 300円
(本尊特別拝観の際は700円)
年中無休。
拝観の際の注意事項は、特にありません。
建掛塔、訶梨帝母天堂の外観は、境内に入れればいつでも見学できます。
ただし、堂内に入ることはできません。
建掛塔(たてかけのとう)。
複雑な組物。なんだかこういうのをみるとワクワクします。
軒下には隙間があり、外から屋根裏が直接見える変わった構造になっています。
軒下、角。内側の茅(かや)はキレイな黄土色です。
正面。内部には入れません。特別公開の情報もありません。
木陰から。
訶梨帝母天堂。
正面の彫刻。
側面。
向拝。
木陰から。
境内から山門方向。
書院は外観も含め、普段は非公開です。
ただ、予約制の精進料理「KURI」で食事をすると、内部を見学できるそうです。
書院の屋根、破風。
訪れた時は菖蒲?があちこちに咲いていました。
木の橋
密教?の仏像。境内の所々にありました。不思議な雰囲気を醸し出しています。
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観心寺 金堂(国宝)のページ
近代文化遺産(重要文化財) 観心寺 恩賜講堂のページ
国指定史跡・観心寺境内のフォトギャラリー
文化財分布マップ
(全国の国宝、国指定重要文化財の詳細位置をプロットしています)
このページは、
観心寺 公式HP
河内長野市公式サイト
現地案内看板
現地配布パンフレット
などの記述を参照しています。
by h9w457y8i
| 2019-05-14 06:53
| 大阪
|
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