【重要文化財・特別史跡|名古屋城】 江戸時代の櫓に登ってみる
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国指定重要文化財 名古屋城 西北隅櫓
名古屋城は、戦国時代の武将、今川氏親(いまがわ うじちか)が建てた那古野(なごや)城の跡に徳川家康が建て直した城です。江戸時代は尾張徳川家の居城であり、明治時代に入ってからも大小の天守閣は残っていましたが、1945年の空襲でほぼ消失してしまいました。その際に焼け残った3つの櫓(やぐら・城敷地の隅に防御と見張りの目的で造られた建造物)と3つの門が、国の重要文化財となっています。いずれも江戸時代初期の1612年頃の建築です。またその城跡は、近世城郭の代表的なものとして学術上の価値が非常に高いとされ、国の特別史跡にも指定されています。
東南隅櫓

西南隅櫓。
左奥に大天守の屋根が写っていますが、これは戦後に再建されたコンクリート製で、文化財ではありません。

西北隅櫓

表二の門

旧二之丸東二之門

二之丸大手二之門の画像はありません。
名古屋城 フォトギャラリー(158枚)
アクセス
名古屋城の重要文化財は、黄色マーカー5〜10
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名古屋城の敷地に入るには、二つの入口があります。
名古屋城の東側入口。上の地図、黄色マーカー2

こちらは西側の入口。上の地図、黄色マーカー1

駐車場
施設付属有料駐車場が二つあります。
入口は、上の地図、黄色マーカー3と4。
営業時間、料金などは名古屋城公式サイトを参照してください。
2019.3
[営業時間] 08:45〜21:30(二の丸東駐車場は22:30まで)
[料金] 30分ごとに180円
[休業日] 年末年始(12/30〜1/1)
見学のしかた
二之丸大手二之門以外の門と櫓は、名古屋城の有料区画にあります。
開園時間、入園料、休園日、イベントなどに関する情報は名古屋城公式HPへ。
2019.3
[開園時間] 9:00〜16:30
[入園料] 500円(各種割引あり)
[休園日] 年末年始(12/29〜1/1)
二之丸大手二之門(上の地図、黄色マーカー10)は公園の敷地内にあり、いつでも無料で見学できます。
3つの櫓のうち、南西隅櫓のみ内部が公開されています。


消防法の規定により、上の階には決まった人数しか登れません。
なので、入場制限がされていました。
訪れたのは平日で、5分くらい並んで上がれました。


南西隅櫓の屋根の一部。
明治以降、宮内庁が管理していた頃の改修で、瓦に菊の御紋が入りました。

表二の門と堀

表二の門の門扉。鉄板で覆われています。

表二の門の内側

旧二之丸東二之門の内側

立派な大天守。昭和34年(1959年)に竣工した鉄筋鉄骨コンクリート造です。
コンクリート造の天守にたまに見られる違和感がほとんどないのは、窓のサッシなどが巧みに隠されているからでしょうか。
2019.3現在は残念ながら耐震性の問題で閉館中です。

こちらは戦災で焼失し、再建されて2018年から公開となった本丸御殿。
ピカピカです。

内部は建造当初を忠実に再現したそうです。
また、戦災で焼け残った重要文化財の障壁画を多数保存・展示しています。
フラッシュを発光させなければ、内部の写真撮影は可能です。
現地案内看板地図

現地案内看板特別史跡

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by h9w457y8i
| 2019-03-29 07:19
| 愛知
|
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