【世界遺産】 歴史的共同租界、鼓浪嶼(コロンス島)(中国 厦門) 行き方

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鼓浪嶼(ころうしょ。コロンス島)は、廈門(アモイ)の西岸から500mほど沖に浮かぶ小さな島です。
19世紀半ばから20世紀初頭にかけ、欧米列強や日本はその強大な武力を後ろ盾に、清国(当時の中国)と不平等条約を結び、清国の半植民地化をもくろみました。そしてその足がかりとして、沿岸の港湾都市に外国人が行政権や警察権を持つ外国人居留地を設立させました。これが「租界」であり、上海がその代表として有名です。また租界のうち、複数の国が租界権を持った場所を「国際共同租界」と言います。コロンス島も1903年、国際共同租界の一つになりました。現代のコロンス島は中国の有名な観光地であり、伝統的な福建省南部の様式、新古典主義様式、そしてコロニアル様式などの異なった様式が混ざり合った建物を街並みの中に今でも見ることができます。特に、20世紀初頭にはモダニズムとアール・デコが融合した「アモイ・デコ・スタイル」と呼ばれる建築様式が生まれ、コロンス島独特のものとして貴重です。
鼓浪嶼(コロンス島)は、2017年に世界文化遺産に登録されました。
ユネスコ公式サイト


コロンス島 Google Photo Album



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日本では「コロンス島」の名で知られているこの島は、現地では「鼓浪嶼」と表記され、「グーランユー」と発音されます。地元の人に「コロンス・アイランド」と言っても、まず通じません。

コロンス島へのフェリーは、複数の港から複数のフェリー会社が運行しているみたいです。
ここでは、福建省観光開発局公式サイトのコロンス島のページに掲載されている、アモイフェリー(厦门轮渡有限公司、Xiamen Ferry)を使う場合を紹介します。

コロンス島が2017年に世界遺産に登録されてからというもの、島には中国人観光客がどっと押し寄せるようになりました。フェリーは座席の指定はないが定員制で、当日フェリーターミナルに行ってチケットを買おうとすると、特に週末はチケットオフィスが大混雑しており、管理人が泊まったホテルのコンシェルジュの話では、乗れるフェリーは数時間後、というのが普通らしいです。

↓ ターミナルには当日販売チケットの自動販売機もありますが、中国語のみで、英語や日本語の表記はありません。
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なので、フェリーのチケットはあらかじめネットで予約しておくのが良いでしょう。

なのですが、アモイフェリーの公式HPは中国語のみで、Google翻訳を使ってもイマイチよくわかりませんでした。
ネット予約するにはアカウントを作ってログインしなければならず、どうしたものかな、と滞在ホテルのコンシェルジュに相談したところ、ホテルのスタッフが自分のアカウントを使って予約してくれました。
(というか、コロンス島へ行きたいという観光客にはいつもそうしているのでしょう)

予約画面に予約可能な船の時間が表示されるので、その中から乗りたい時間を選びます。
7:10〜18:30(冬は17:30)の20分ごと。
時刻表はアモイフェリー公式サイトを参照。

乗船者はアカウントを持っている人である必要はなく、コンシェルジュのPC(かスマートフォン)に、自分の氏名(アルファベット)とパスポート番号を入力。
パスポートはフェリーターミナルでチケットを受け取る時のIDとなります。
料金はアカウントを持っている人がネット決済で支払う形になるので、コンシェルジュにその場で現金で払いました。往復35元 = 570円。(2018.10)

予約が完了したら、当日はパスポートを持ってフェリーターミナルに行きます。
それだけで不安なら、予約画面を写真に撮るか、印刷して持っていけばいいかも。

バスかタクシーで、アモイ側のフェリーターミナル「厦门邮轮中心厦鼓码头」へ。上の地図、青マーカー1。
管理人はタクシーを利用。6km、20分ほど走って、18人民元(約300円)でした。運転手に滞在ホテルでもらった地図でフェリーターミナルを指したら、一発でわかってくれました。

ちなみに、バスはアモイ市内ならどこへ行くにも1元のようでした。でもGoogle Map ルート案内機能を使って調べたら、ホテルから1時間以上かかるということだったので、今回は利用しませんでした。

↓ 「厦门邮轮中心厦鼓码头」=アモイ側のフェリーターミナル。
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↓ タクシーを下りたら建物に向かってずっと左(南方向)へ。建物の一番南の端っこに、チケットオフィスがあります。
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どの窓口でもいいので、とりあえず並びます。順番が来たら英語で「I have reservation for the ferry to グーランユー at xxxx(だいたいの出発時間)」と言うと、「Passport」と言われるので、パスポートを見せると、パスポート番号を確認されて往復分のチケットが発券されます。英語は普通に通じました。

↓ 往復分のチケット。印刷されたバーコードを乗船口にある機械にかざします。島からアモイに戻る時もこのチケットを使います。
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チケットを受け取ったら、右手のセキュリティーチェックへ。そこで手荷物と金属探知機の検査を受けます。
↓ 「安全検査 Security Check」の方へ。
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↓ セキュリティを通ると出発ロビーに出ます。ロビーには 1, 2, 3の乗船口がありますが、チケットに「登船口 1」と書いてあれば、1番へ。乗船口ゲートでチケットのバーコードをスキャンして通過。
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↓ 出発時刻の5分ほど前になると、乗船が開始されます。フェリーは2階建て。1Fはつり革が付いた立ち席、2Fには座席あり。自由席。
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↓ 20分ほどで、コロンス島の三丘田フェリー乗り場(「鼓浪屿三丘田码头」。上の地図、青マーカー2)に到着しました。
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↓ フェリーターミナルから出てすぐのところに、多くの屋台が並んでいました。売り子たちの元気な声が響きます。
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アモイへの戻りかた

帰りの便は予約なしで乗れます。並んだ早い者勝ち。
来るときに降りた三丘田フェリー乗り場で再びセキュリティチェックを受け、ゲートの機械にチケットのバーコードをかざします。
パスポートは見せなくてOK。
時刻表はアモイフェリー公式サイトを参照。7:20〜18:00ごろまで、20分おき。
ホテルのコンシェルジュによると、週末の午後は戻るフェリーでも乗船待ちが生じるとのことでした。

↓ 三丘田フェリー乗り場の目印は、赤い円錐形の構造物。
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↓ アモイ側のフェリーターミナル。
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アモイ側フェリーターミナルのタクシー乗り場は、到着階ではなく、出発階にありました。






見学のしかた


島には、19世紀から20世紀初頭にかけて建てられた古いレンガ造りの洋館がいたるところに残っていて、その多くが今でも住居や商店として使われています。キラキラに改装されていない洋館たちの間の細い路地をぶらぶら歩いたり、観光客で賑わう繁華街で日本では見られない変わったジャンク・フードを試したり。そんな散策を楽しめると思います。

注意! 中国でのインターネットについて。
中国では、政府によるネット規制やGoogleとのいざこざなどの影響で、ILNE, Googleの全コンテンツ(YouTubeを含む)、Yahoo検索などが使えません。URLをブラウザに入れても、制限がかかっている、または開けない、というメッセージが出ます。なので、もしアモイでGoogle Mapを使いたいのなら、あらかじめ日本でオフラインのマップをダウンロードしておく必要があります。または、あらかじめ日本のネット通販で香港のSIM(1ヶ月間で2G、1,500円など)を買い、SIMフリー端末に入れると、コロンス島を含めたアモイでもGoogleコンテンツやLINEが使えるらしいです。
一部のVPNを使うと問題ない、という話も聞きましたが、管理人は試しませんでした。

↓ ただしコロンス島に限って言えば、簡単な地図しか持っていなくても、こんな感じの詳しい道案内が島中あちこちに立っているので、不便は感じませんでした。
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オルガン博物館
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上の地図、赤マーカー1。
島でもっとも有名な、大きくて立派な石造りの洋館。個人が収集した古く珍しいオルガンがたくさん展示されています。
6/1〜9/30 8:15〜18:15
10/1〜5/31 8:15〜17:45
 入館料20元。
オルガン博物館のフォトギャラリー


日光岩
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上の地図、赤マーカー2。
島でもっとも高いところにある岩。高さは海面から100m弱といったところでしょうか。島を一望することができます。麓の日光岩寺というお寺から岩のてっぺんまで、10分ほどで登れます。ただし、健脚でないとちょっとキツイかもしれません。
7:30〜20:00 入場料60元。
日光岩のフォトギャラリー


旧日本領事館
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上の地図、赤マーカー6。内部は非公開? 管理人が平日13:00に訪れた時には門は閉じていました。


菽荘花園、皓月園
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6/1〜9/30 8:15〜18:15
10/1〜5/31 8:15〜17:45


観光インフォメーション・センター
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島の地図をもらえますが、日本語対応のものは置いてありませんでした。
オルガン博物館、日光岩、菽荘花園、皓月園などの共通入園チケットを販売。全部回るのなら20%くらい安くなり、お得です。
8:15〜17:45


電動トラム
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有料のトラムが島の外周をひっきりなしに走っています。乗るには、下のような「P」のマークの停留所か、停まっているときに運転手さんに直接お金を払って乗ります。料金、運行時間など詳しいことはわかりませんでしたが、通りすがりに気軽に利用できる雰囲気でした。


トイレ
無料公衆トイレが島のあちこちにあります。
トイレ内にはアンモニアの匂いが立ち込めてはいましたが、個室は用を足すのがためらわれるほど不潔ではありませんでした。
トイレットペーパーは、あったりなかったり。


飲食店
島の南東部、上の地図の赤マーカー1と赤マーカー6に挟まれた地域は島の繁華街で、食べ歩きできるような食べ物を売っている露天商、カフェ、ローカルなファストフード店などの飲食店が、所狭しと軒を並べていました。

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↓ 「今日有房」=本日営業の看板。島中で見かけました。
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台湾の真横にある、亜熱帯の島。歩いていると喉が乾きますが、飲み物のペットボトルは、あちこちにある小さな商店で売っていました。

コロンス島 Google Photo Album

文化財分布マップ(世界遺産は一部)

by h9w457y8i | 2018-11-16 07:16 | 中国 | Comments(0)
だけでなく、世界各地の世界遺産見学のしかた、海外鉄道の乗り方、各地を訪れた時の街角スナップも。
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