【国宝|法界寺】 行き方、見学のしかた (京都府 京都市)
サイトマップ > 京都府 > 国宝・重要文化財 > 法界寺

法界寺(ほうかいじ)は真言宗の古刹で、日野薬師とも呼ばれます。平安時代に栄華を誇った藤原氏の一族、日野家の菩提寺で、創建は平安時代の1051年。日野家に伝わる小さな薬師如来像を、日野資業(ひのすけなり)が自ら作った薬師如来像の胎内に納め、薬師堂を建てて祀ったのが始まりとされます。
阿弥陀堂(あみだどう)は平等院鳳凰堂と同時期(鳳凰堂は1053年竣工)に建てられたもの(文化庁のサイトでは鎌倉時代前期建立となっている)で、当時流行していた極楽浄土への憧れの具現化として各地に建てられた典型的な阿弥陀堂建築の一つです。明治30年(1897年)に旧国宝に、昭和26年(1951年)に改めて国宝に指定されました。
←現地配布パンフレット
法界寺 Google Photo Album 16MP

一方、阿弥陀堂のすぐ隣にある薬師堂。実はこちらが法界寺の本堂です。創建当初の薬師堂は早くに焼失してしまい、現在のものは室町時代の1456年に奈良の伝燈寺本堂として建てられた薬師堂を、明治37年(1904年)に移築したものです。密教道場としてふさわしい重厚な造りとなっています。
←現地配布パンフレット
法界寺阿弥陀堂は、青マーカー6
スマートフォンで地図の右側が見にくい場合は、画面を横向きに
最寄りの駅から徒歩
京都市営地下鉄 東西線 石田駅から、徒歩約20分(1.2km)。
バス
京阪電鉄 宇治線 六地蔵駅前バス停、
JR六地蔵駅北口バス停(上の地図、青マーカー7)、
京都市営地下鉄 東西線 石田駅前バス停、
いずれかのバス停から、京阪バス 8系統 日野誕生院行きバスに乗車。
↓
京阪バスは中乗り、前降り。全国共通交通系ICカード利用可能。
時刻検索は、各種乗り換え案内サイト、アプリ、Google Map ルート案内機能が対応。
8系統は均一運賃 210円。1時間に1〜2本。石田駅から乗車時間6分。
↓
「日野薬師」バス停(青マーカー2)下車。現地まで徒歩1分。
駐車場
参拝者用無料駐車場あり。収容台数 2〜3台。
↓ 駐車場入り口は、青マーカー1

上の地図、青マーカー4の受付へ行き、玄関の横にあるチャイムを鳴らすと、お寺のご住職か関係者の方がいらっしゃるので、拝観したい旨を伝えます。
2018.8
拝観時間 4〜9月 9:00〜17:00、10〜3月 9:00〜16:00
拝観料 大人 500円
年中無休
最新の情報、団体での参拝、問い合わせなどは、京都市観光Navi公式サイトを参照。
拝観料を払うと、ご住職が阿弥陀堂内に案内してくださり、お寺の歴史や阿弥陀仏像の説明をしてくださいました。

阿弥陀堂は堂々とした大きさながら、建物をぐるりと囲む広い縁側、緩やかな勾配の檜皮葺の屋根が優雅な印象でした。
内部には国宝の阿弥陀如来坐像が安置され、また日本絵画史上でも重要な天人の壁画(国の重要文化財)が描かれています。屋根、内部の壁画などやや痛んでいる様子ではありましたが、ピカピカよりもむしろ趣があって好印象でした。

阿弥陀堂内での写真撮影は禁止。
本堂である薬師堂は、堂内での参拝はできません。外側から内部の写真撮影も遠慮してほしいということでした。
↓ 阿弥陀堂の正面。

↓ 勾配が緩やかな、美しい反りのある檜皮葺(ひわだぶき)の屋根。

↓ 薬師堂の正面。内部の撮影は禁止。

↓ 薬師堂は瓦葺き。

↓ 境内の池にはハスが群生していました。


法界寺 Google Photo Album 16MP
文化財分布マップ

国宝 阿弥陀堂
法界寺(ほうかいじ)は真言宗の古刹で、日野薬師とも呼ばれます。平安時代に栄華を誇った藤原氏の一族、日野家の菩提寺で、創建は平安時代の1051年。日野家に伝わる小さな薬師如来像を、日野資業(ひのすけなり)が自ら作った薬師如来像の胎内に納め、薬師堂を建てて祀ったのが始まりとされます。
阿弥陀堂(あみだどう)は平等院鳳凰堂と同時期(鳳凰堂は1053年竣工)に建てられたもの(文化庁のサイトでは鎌倉時代前期建立となっている)で、当時流行していた極楽浄土への憧れの具現化として各地に建てられた典型的な阿弥陀堂建築の一つです。明治30年(1897年)に旧国宝に、昭和26年(1951年)に改めて国宝に指定されました。
←現地配布パンフレット
法界寺 Google Photo Album 16MP

国指定重要文化財 薬師堂
一方、阿弥陀堂のすぐ隣にある薬師堂。実はこちらが法界寺の本堂です。創建当初の薬師堂は早くに焼失してしまい、現在のものは室町時代の1456年に奈良の伝燈寺本堂として建てられた薬師堂を、明治37年(1904年)に移築したものです。密教道場としてふさわしい重厚な造りとなっています。
←現地配布パンフレット
アクセス
法界寺阿弥陀堂は、青マーカー6
スマートフォンで地図の右側が見にくい場合は、画面を横向きに
最寄りの駅から徒歩
京都市営地下鉄 東西線 石田駅から、徒歩約20分(1.2km)。
バス
京阪電鉄 宇治線 六地蔵駅前バス停、
JR六地蔵駅北口バス停(上の地図、青マーカー7)、
京都市営地下鉄 東西線 石田駅前バス停、
いずれかのバス停から、京阪バス 8系統 日野誕生院行きバスに乗車。
↓
京阪バスは中乗り、前降り。全国共通交通系ICカード利用可能。
時刻検索は、各種乗り換え案内サイト、アプリ、Google Map ルート案内機能が対応。
8系統は均一運賃 210円。1時間に1〜2本。石田駅から乗車時間6分。
↓
「日野薬師」バス停(青マーカー2)下車。現地まで徒歩1分。
駐車場
参拝者用無料駐車場あり。収容台数 2〜3台。
↓ 駐車場入り口は、青マーカー1

拝観のしかた
上の地図、青マーカー4の受付へ行き、玄関の横にあるチャイムを鳴らすと、お寺のご住職か関係者の方がいらっしゃるので、拝観したい旨を伝えます。
2018.8
拝観時間 4〜9月 9:00〜17:00、10〜3月 9:00〜16:00
拝観料 大人 500円
年中無休
最新の情報、団体での参拝、問い合わせなどは、京都市観光Navi公式サイトを参照。
拝観料を払うと、ご住職が阿弥陀堂内に案内してくださり、お寺の歴史や阿弥陀仏像の説明をしてくださいました。

阿弥陀堂は堂々とした大きさながら、建物をぐるりと囲む広い縁側、緩やかな勾配の檜皮葺の屋根が優雅な印象でした。
内部には国宝の阿弥陀如来坐像が安置され、また日本絵画史上でも重要な天人の壁画(国の重要文化財)が描かれています。屋根、内部の壁画などやや痛んでいる様子ではありましたが、ピカピカよりもむしろ趣があって好印象でした。

阿弥陀堂内での写真撮影は禁止。
本堂である薬師堂は、堂内での参拝はできません。外側から内部の写真撮影も遠慮してほしいということでした。
↓ 阿弥陀堂の正面。

↓ 勾配が緩やかな、美しい反りのある檜皮葺(ひわだぶき)の屋根。

↓ 薬師堂の正面。内部の撮影は禁止。

↓ 薬師堂は瓦葺き。

↓ 境内の池にはハスが群生していました。


法界寺 Google Photo Album 16MP
文化財分布マップ
by h9w457y8i
| 2018-10-11 08:32
| 京都
|
Comments(0)