気軽に入れる公園内、大正ロマンの館 【重要文化財】 旧渋沢家 飛鳥山邸 (東京都 北区)

サイトマップ > 東京都 近代文化遺産 > 旧渋沢家飛鳥山邸

b0212342_08461067.jpg
青淵文庫


渋沢栄一(しぶさわえいいち)は、日本の近代経済社会の基礎を築いた人物です。埼玉県の農家に生まれ、幕末の20代のころ武士となり、明治維新後は大蔵省の官僚、実業家として活躍しました。飛鳥山公園内にある旧渋沢家・飛鳥山邸(あすかやまてい)は、渋沢栄一の本邸です。戦災で主屋などは消失し、現在では二つの建物だけが残っています。

青淵文庫(せいえんぶんこ)は、渋沢栄一の80歳のお祝いと、男爵から子爵に昇格した祝いを兼ねて竜門社(渋沢栄一記念財団の前身)が寄贈した鉄筋コンクリートの建物です。大正14年(1925年)の竣工で、栄一の書庫として、また接客の場としても使用されました。渋沢家の家紋「丸に違い柏」に因んだ柏の葉や、「寿」、竜門社の「竜」の字をデザインしたステンドグラスやタイルが非常に美しい洋館です。当初収蔵されていた「論語」をはじめ、多くの漢籍は渋沢家から東京都立日比谷図書館に寄贈され、現在は東京都立中央図書館に所蔵されています。

青淵文庫 高画質フォトギャラリー

晩香廬(ばんこうろ)は、渋沢栄一の喜寿を祝って現在の清水建設が贈った洋風茶室です。大正6(1917年)の竣工で、丈夫な栗材を用いて丹念に作られ、暖炉・薪入れ・火鉢などの調度品、机・椅子などの家具にも、設計者の細やかな心遣いが見られます。内外の賓客を迎えるレセプション・ルームとして使用されました。「ばんこうろ」の名は、「バンガロー」をもじったとも言われます。

晩香廬 高画質フォトギャラリー

青淵文庫と晩香廬は、平成17年(2005年)に国の重要文化財に指定されました。

渋沢栄一記念財団公式サイト、現地案内看板



アクセス



青淵文庫は赤マーカー2、晩香廬は赤マーカー3。
スマートフォンはこちらのマップ


旧渋沢家飛鳥山邸は、日本最古の公園、飛鳥山公園の中にあります。

最寄りの駅から徒歩
東京メトロ 西ヶ原駅 出口2(上の地図、青マーカー9)から、徒歩約6分(400m)。
東京メトロ 王子駅 出口1(上の地図、青マーカー4)から、徒歩約10分(700m)。
JR王子駅 南口(上の地図、青マーカー7)から、徒歩約6分(400m)。
東京都電 荒川線 飛鳥山駅から、徒歩約5分(350m)。


駐車場
飛鳥山公園付属の有料駐車場あり。入口は上の地図、青マーカー8。
収容台数 21台。
料金、営業時間などは東京都北区公式サイトを参照。

2018.9
営業時間 8:30〜18:30
料金 30分150円

↓ 駐車場入口
b0212342_09430661.jpg

↓ 上の地図、青マーカー8付近にある公園、および文化財への入口。
b0212342_09442275.jpg

b0212342_09442773.jpg

上の画像の入口以外にも、王子駅近く、上の地図の青マーカー2、または7付近からも公園に入れます。






見学のしかた



開館時間、入館料、休館日などについては、渋沢栄一記念財団公式サイトを参照。

2018.9
開館時間 10:00〜15:45
入館料 青淵文庫、晩香廬、渋沢史料館の共通チケット 300円。
休館日 月曜日。ただし祝日の場合は翌日。年末年始。その他に臨時休館日あり。

館内での写真撮影。青淵文庫は資料が展示してある室内は不可。それ以外の場所は撮影可能。晩香廬は室内撮影不可。現地受付で確認済み。


↓ 青淵文庫
b0212342_10053295.jpg

b0212342_08520974.jpg

↓ 青淵文庫の室内。
b0212342_08503283.jpg

↓ 「寿」「竜」をあしらったステンドグラスがはめ込まれています。
b0212342_08542510.jpg

青淵文庫 高画質フォトギャラリー


↓ 晩香廬。玄関部分をよく見ると、壁がなく向こうの木々が見えます。一面嵌め殺しのガラス窓になっています。淡い光と緑をふんだんに採り入れる設計、いいですね。
b0212342_08525819.jpg

b0212342_14205048.jpg

b0212342_08574139.jpg

↓ 許可を取り、窓の外から室内を撮影しています。
b0212342_08532813.jpg


晩香廬 高画質フォトギャラリー

文化財分布マップ

by h9w457y8i | 2018-09-23 07:45 | 東京 | Comments(0)
だけでなく、世界各地の世界遺産見学のしかた、海外鉄道の乗り方、各地を訪れた時の街角スナップも。