【史跡|仮粧坂】 行き方、歩き方 (鎌倉市)
#鎌倉七口 #神奈川 #ハイキング #ウォーキング
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仮粧坂(文化庁のサイトおよび現地案内看板では「けはいざか」。実際の呼称は「けわいざか」と思われます)は、鎌倉の北西から藤沢、武蔵方面(現在の神奈川県北部から埼玉県にかけて)に抜ける「鎌倉往還上ノ道(かみのみち)」、別名「武蔵路」の出入り口に当たります。海と山に囲まれた鎌倉に入るための峠道、「鎌倉七口」の一つで、鎌倉交通の要衝であり、南北朝時代の1333年、新田義貞(鎌倉幕府を滅ぼした武士の一人)の鎌倉攻めでは激戦地となりました。
鎌倉時代に書かれた歴史書「吾妻鏡」には、ここは鎌倉の中で小町屋および売買所を構えてもよい場所 = 商業地区の一つとして、「気和飛坂山上(仮粧坂の山上)と書かれています。坂の頂上部は葛原岡(くずはらおか)とも呼ばれ、1332年の後醍醐天皇の倒幕計画に関わった日野俊基(ひのとしもと)が斬首された刑場でもありました。坂の頂上付近にはこの日野俊基の墓が残されています。
仮粧坂は、昭和44年(1969年)に国の史跡に指定されました。指定地区の北部には、地蔵や五輪塔などの浮き彫りを持つ特徴的なやぐら群(瓜ヶ谷やぐら群。やぐらとは岩の壁を四角くくり抜いたもので、古い納骨施設)があります。また周辺の発掘調査では多数の火葬跡が発見されており、ここが交通の要衝であると同時に、鎌倉で亡くなった者たちをあの世に送り出す場所であったことが明らかになっています。
←現地案内看板、文化庁国指定文化財等データベース
JRおよび江ノ島電鉄 鎌倉駅 西口から、徒歩約22分(1.4km)。
スマートフォンで地図の右側が見にくい場合は、画面を横向きに
鎌倉駅 西口を出たら、海蔵寺(上の地図、マーカー4)方面へ。
2 上の地図、マーカー 1の案内看板。

3 マーカー 2の案内看板。

4 住宅地の中を進むと、やぐらの跡?

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7 入口。坂の北側に当たる。画像ではわかりにくいが、壁のような傾斜部にジグザグに道がついている。

8 車両は通れない。

9 他の切通(きりどおし)とは違い、道の表面が砂を固めたような感じになっている。滑りやすい。

10 坂というよりも、急な階段。

11
12 坂の下を振り返る。

13 頂上部から。

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15 頂上部。

16 坂の頂上部入口。マーカー3付近。

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文化財分布マップ
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仮粧坂(文化庁のサイトおよび現地案内看板では「けはいざか」。実際の呼称は「けわいざか」と思われます)は、鎌倉の北西から藤沢、武蔵方面(現在の神奈川県北部から埼玉県にかけて)に抜ける「鎌倉往還上ノ道(かみのみち)」、別名「武蔵路」の出入り口に当たります。海と山に囲まれた鎌倉に入るための峠道、「鎌倉七口」の一つで、鎌倉交通の要衝であり、南北朝時代の1333年、新田義貞(鎌倉幕府を滅ぼした武士の一人)の鎌倉攻めでは激戦地となりました。
鎌倉時代に書かれた歴史書「吾妻鏡」には、ここは鎌倉の中で小町屋および売買所を構えてもよい場所 = 商業地区の一つとして、「気和飛坂山上(仮粧坂の山上)と書かれています。坂の頂上部は葛原岡(くずはらおか)とも呼ばれ、1332年の後醍醐天皇の倒幕計画に関わった日野俊基(ひのとしもと)が斬首された刑場でもありました。坂の頂上付近にはこの日野俊基の墓が残されています。
仮粧坂は、昭和44年(1969年)に国の史跡に指定されました。指定地区の北部には、地蔵や五輪塔などの浮き彫りを持つ特徴的なやぐら群(瓜ヶ谷やぐら群。やぐらとは岩の壁を四角くくり抜いたもので、古い納骨施設)があります。また周辺の発掘調査では多数の火葬跡が発見されており、ここが交通の要衝であると同時に、鎌倉で亡くなった者たちをあの世に送り出す場所であったことが明らかになっています。
←現地案内看板、文化庁国指定文化財等データベース
JRおよび江ノ島電鉄 鎌倉駅 西口から、徒歩約22分(1.4km)。
スマートフォンで地図の右側が見にくい場合は、画面を横向きに
鎌倉駅 西口を出たら、海蔵寺(上の地図、マーカー4)方面へ。
2 上の地図、マーカー 1の案内看板。

3 マーカー 2の案内看板。

4 住宅地の中を進むと、やぐらの跡?

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7 入口。坂の北側に当たる。画像ではわかりにくいが、壁のような傾斜部にジグザグに道がついている。

8 車両は通れない。

9 他の切通(きりどおし)とは違い、道の表面が砂を固めたような感じになっている。滑りやすい。

10 坂というよりも、急な階段。

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12 坂の下を振り返る。

13 頂上部から。

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15 頂上部。

16 坂の頂上部入口。マーカー3付近。

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by h9w457y8i
| 2018-03-03 07:07
| 神奈川
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