【登録有形文化財|鎌倉市 長谷子ども会館】 行き方、見学のしかた
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鎌倉市長谷(はせ)子ども会館は、横浜・戸塚出身の株仲買人、福島波蔵の別邸として明治41年(1908年)に建築されました。当時はこの洋館の他に和風の棟も建てられ、広大な敷地に立派な庭園があったようです。大正10年(1921年)に、三重県出身の富豪、諸戸静六の別邸となりました。大正12年(1923年)の関東大震災でも被害を免れ、震災の時には救療本部としても使われました。昭和51年(1976年)に敷地は宅地のために分譲が行われ、一部が昭和55年(1980年)に鎌倉市に寄贈されました。この時から、鎌倉市はこの洋館を子ども会館として使用しています。デザインとしては、ギリシャ風のバルコニーの柱、ドア枠や窓枠の手の込んだ装飾など、大正・昭和期の建物には見られない大変手の込んだクラシックなもので、この小さい建物にはやや過剰と思えるほどの密度と賑やかさです。また内装もとても古典的な雰囲気が感じられます。ただし、2018.2現在では、子ども会館として利用する以外の見学などは受け付けていません。この建物は、明治期住宅建築の貴重な遺構であり、華やかな洋風デザインの凝縮度合いで言えば、鎌倉のみならず、神奈川県内でも最高のものと言えるでしょう。
平成18年(2006年)、国の登録有形文化財となりました。
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アクセス
江ノ島電鉄 由比ヶ浜(ゆいがはま)駅から、徒歩約6分(400m)。
江ノ島電鉄 長谷駅から、徒歩約7分(500m)。
江ノ電バス、および京急バス 「海岸通り」バス停(下の地図、マーカー青1)から徒歩約3分(200m)。
施設付属駐車場はない。
半径400m以内に複数の民間有料駐車場あり。NAVITIME 駐車場案内ページにて、「鎌倉市役所長谷子ども会館」で検索。
見学のしかた
鎌倉市の子ども会館として利用する場合以外の、敷地内への立ち入り、入館は認められておらず、一般公開はしていない。
←現地案内看板 2018.2
なので、外観の見学は道路か隣の公園からのみ。
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文化財分布マップ
by h9w457y8i
| 2018-02-18 07:01
| 神奈川
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