【世界遺産】 万里の長城(慕田峪長城)(中国 北京郊外) アクセス・見学のしかた

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見学のしかた

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アクセス



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万里の長城の長さは6,200kmあまりとされるが、一般的な観光客が訪れることができるところは限られている。
北京周辺で観光地化された長城では八達嶺(中国語読みは「ばだりん」)が有名だが、近年は観光客が押し寄せ、ビジターセンターも長城も芋洗い状態で、身動きを取るのも困難らしい。知り合いの中国人に聞くと、「八達嶺は人が多すぎるから私なら行かない」とのこと。そして、北京市街から約70kmの「慕田峪(むーてぃえんゆー)ならオススメだよ」と教えてくれたので、そこに行ってみた。

バス
北京地下鉄(乗り方はこちら)2号線・13号線・機場線 東直門駅(东直门站・Dongzhimen Station)のバスターミナルから、916系統バスに乗車。
「懐柔北大街」バス停下車。そこでH23かH24系統のバスに乗り換え。「慕田峪環島」で下車。慕田峪長城の観光案内所まで、徒歩5分。
東直門駅から現地まで、1時間30分〜2時間。
時刻表、料金は不明。

以上はその中国の方に聞いた行き方。慕田峪長城観光公式サイト(英語)でもその行き方が紹介されている。(あまり詳しくは書かれていない)

タクシー
交渉次第で、北京市街から往復500〜1,000元(8,000〜16,000円)。英語が通じるのは稀だが、筆談なら割とすんなり通じる。
現地で観光している間、運転手は待機してくれている。
管理人はタクシーを宿泊先ホテルのコンシェルジュで手配。ホテル側は1,000元と言っていたが、呼ばれたタクシーの運転手と個別交渉し、500元で行ってもらえることになった。






見学のしかた



長城の上辺は遊歩道のように整備されていて歩くことができるが、画像で見てもわかるようにかなり急で長い階段がいくつもあり、ハイヒールでは辛いだけで楽しめないと思う。
夏は酷暑、冬は極寒なので要注意。春か秋がベスト。
標高1,000mの長城に登ってからも、ところどころに売店があり、飲み物は手に入る。またお手洗いも意外と清潔なのが設置されている。中国ではトイレのブースに扉がなく丸見え、というのは昔の話。ちゃんとドアが設置されていた。


↓ バスにしてもタクシーにしても、最初はチケット・オフィス & 観光案内所に向かう。




開場時間、ロープウェイの運行時間、料金に関しては、慕田峪長城観光公式サイト(英語)を参照。

観光案内所をスタートしてから戻ってくるまでの標準的な見学時間は、1.5〜3時間。

2017.12
11月16日〜3月15日 8:00〜17:00
3月16日〜11月15日 平日 7:30〜18:00、土・日 7:30〜18:30
ロープウェイ運行時間 夏期 8:00〜17:00、冬期 8:30〜16:30

入場料 40元(670円)
シャトルバス往復(観光案内所 ⇄ ロープウェイ麓駅) 15元(250円)
ロープウェイ往復 120元(2000円)
リフト往復 120元

まずは入場料とシャトルバス往復代、55元を支払う。
ロープウェーかリフトの往復チケットは、チケット・オフィスでも買えるし、ロープウェーかリフトの麓駅でも買える。

↓ ここから下の説明に出てくる各スポットの位置関係は、こちらのマップ、あるいはこの画像を参照。ちょっと分かりにくいが、画像の赤い点線がロープウェー(地図上では「Cable Car」と書かれている)、青い点線がリフト。拡大画像はこちら


↓ チケット・オフィスを出たら、シャトルバス乗り場へ。途中には土産物店が並んでいる。




↓ 見慣れた飲み物も売っていた。10元(170円)前後。


↓ シャトルバス。10分に1本くらいの頻度で出発する。乗車時間は5分程度。


シャトルバスを降りたら、ロープウェーの麓駅へ。徒歩約10分。シャトルバスを降りて少し坂を登るとロープウェーが見えるので、そっちに登っていく。





↓ ロープウェー頂上駅周辺。


↓ ロープウェー頂上駅から徒歩数分で、この景色。人はまばら。


ロープウェー以外に、スキー場のリフトのような乗り物で頂上まで行くこともできる。リフトの頂上駅はロープウェー頂上駅からは800mほど離れており、長城経由で歩いて行き来できる。

↓ リフト麓駅




↓ リフトは地面から数10mの高いところを通る。高所恐怖症の人は絶対にムリ。


↓ リフト長城駅付近。


↓ リフト頂上駅からは、なが〜い滑り台で麓駅まで降りることもできる。






遺産の説明



万里の長城は、渤海湾沿岸からゴビ砂漠まで全長約6000kmといわれる長大な防壁として築かれた。その起源は春秋時代(紀元前8世紀~同5世紀)にさかのぼり、紀元前3世紀に秦の始皇帝が北方民族の侵入に備えて修築し、さらに西方に延ばした。現在残っている長城はほとんどが明代(14〜17世紀)のものである。
1987年、世界文化遺産に登録された。
←ユネスコ公式サイト/万里の長城ページ

慕田峪長城は北京市懐柔区にあり、長く燦然たる歴史の遺産である。文献によると、この長城は明の初代皇帝、朱元璋(しゅげんしょう)の将軍徐達が、北斉時代(6世紀半ば)に築かれた長城の上に建設したものだという。
慕田峪長城は1987年に「新北京十六景」の一つとされ、1992年には「北京旅遊世界之最(北京観光の世界一)」に選ばれ、2011年には中国政府によりAAAAA級の観光地に認定された。
慕田峪長城の構造は非常に特別である。この長城の見張り台は密集しており、関所は堅固で、城の両側にはともに狭間がある。南東には3つの見張り台と一つの正関台がそびえ立つが、これは他の長城にはあまり見られないものである。北西の長城は海抜1,000mの山稜にあって、刀で削ったような険しい山の峰の上に立っている。この地の長城は山の起伏に沿って連綿と続くので、巨大な龍が飛び立つがごとくである。
慕田峪長城は山に囲まれ、地面の96%が植物に覆われているので、非常に美しい景観を持っている。春には花が爛漫と咲き乱れ、夏には緑が満ち溢れて、水流が響き渡る。秋には一面の紅葉で覆われ、果実がたわわに実り、冬には雪が降り積もり、一面の銀世界となる。北国らしいその美しい景観は、中国のみならず世界中から「万里の長城は慕田峪が最高」との栄誉を得ている。
←現地案内看板








管理人のおすすめポイント



確かに、北京市街から電車1本でさっと行ける八達嶺に比べたら、アクセスは悪いです。でも、3人でタクシーに乗れば、一人あたり3,000円弱で楽々。そして何と言っても起伏に富んだ地形と長城のなす景観が素晴らしいです。慕田峪は人が圧倒的に少ないのもいいですね。記念写真を撮っても、人人人を撮ったのか長城を撮ったのか、どっちなの?となるよりもずっといい。行く価値はもちろんありです。
なお現在では、築かれた当時の石材は、慕田峪長城ではほとんど見ることができません。長城のごく一部にガラス張りの部分があり、そのガラス越しにかつての石材のごく一部がちらっと見える程度です。



フォトギャラリー

世界遺産分布マップ (ユネスコ公式サイト)

by h9w457y8i | 2018-01-06 09:00 | 中国 | Comments(0)
だけでなく、世界各地の世界遺産見学のしかた、海外鉄道の乗り方、各地を訪れた時の街角スナップも。