茨城県 国指定重要文化財(建造物) リスト 見学用解説付き
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あ行
石岡第一発電所施設
いしおか だいいち はつでんしょ しせつ
取水堰堤、沈砂池、第一号水路橋、第二号水路橋、水槽余水路、調圧水槽、本館発電機室、本館旧変圧器室、本館変電室
日立製作所設立の礎にもなった日立鉱山。そのための電力施設として、明治44年(1911年)に建造された。我が国最初の鉄筋コンクリート製発電所。現役の発電施設。近くの道路からであれば、外観を見るのは可能。敷地内に入っての見学は不明。問い合わせは東京発電へ。なお、上記以外に「水槽」が重要文化財に指定されていたが、東日本大震災により滅失したため、文化財指定を解除された。
36.77742, 140.67958
大塚家住宅
おおつかけ じゅうたく
江戸時代中期に建てられた大型農家。幅18m、茅葺き。門の外から外観のみ見学可能。特別公開の情報なし。
36.13097, 140.12067

おやまじ さんじゅうのとう
茨城県中部、桜川市の山中にある中規模寺院。奈良時代に開かれたと伝えられる古刹。通称「富谷観音」。三重塔は室町時代中期、1465年の建築。珍しいとち葺き。外観は9:00〜16:00の拝観時間内で自由に見学が可能。2024年秋は内部公開あり(10〜11月、各月5日程度、週末のみ)。実質的に利用可能な公共交通機関なし。無料駐車場あり。紅葉の季節は混雑が予想される。
36.38337, 140.09985
か行

かさま いなりじんじゃ ほんでん
茨城県中部、笠間市の住宅地にある大規模神社。本殿は江戸時代末期、1861年の建築。四方に精巧な彫刻が施されており、それらの彩色がないのがこの時代の特徴。本殿の外観は神社の境内に入れる場合はいつでも見学できるが、内部と正面は見ることができない。2025年まで保存修理工事のため、外観も見学不可。JR笠間駅から徒歩1.6km。駐車場あり。
36.38602, 140.25410

かしまじんぐう
本殿、拝殿、幣殿、石の間、仮殿、摂社奥宮本殿、楼門
鹿島神宮は神話時代、初代天皇・神武天皇元年に創建されたとされる。祀られているのは武道の神、武甕槌大神。重要文化財に指定されている建造物群は、江戸時代前期、元和5年(1619年)頃に建立されたもの。外観はいつでも見学可能。本殿と幣殿は側面のみ。拝殿には祈祷を申し込めば昇殿可能。
35.96901, 140.63123
旧茨城県立太田中学校 講堂
きゅう いばらぎけんりつ おおた ちゅうがっこう こうどう
明治37年(1904年)竣工の木造洋風建築。平屋建。現在は茨城県立太田高等学校資料館となっている。高等学校の敷地内にあり非公開。毎年秋に特別一般公開される。2019年は10/16〜10/20。公開日以外の見学も受け付けている。
36.54946, 140.5216
旧茨城県立土浦中学校 本館
きゅう いばらぎけんりつ つちうら ちゅうがっこう ほんかん
茨城県南部、土浦市街の土浦第一高等学校の敷地内にある。明治37年(1904年)竣工の、木造平屋建て、ゴシック様式建築。毎月第2土曜日、および6月上旬の学園祭に一般公開。2024年は7、8月は公開中止。土浦一高前バス停から徒歩1分。見学者用駐車場の有無は不明。
36.09741, 140.20262
旧弘道館
きゅう こうどうかん
至善堂、正庁、正門
水戸市中心部の大きな公園内にある。江戸末期に建てられた瓦葺きの大型和風建築。一般公開。
36.37537, 140.47744
旧飛田家住宅
きゅう とびたけ じゅうたく
茨城県南部、古河市内の大型公園の中にある。江戸中期、茅葺きの大型古民家。外観は一般公開。おそらく内部も見学が可能。開園時間制限あり。見学については、古河公方公園公式サイトを参照。原十字路バス停から徒歩1.4km。駐車場あり。
36.17644, 139.70170
旧矢中家住宅
きゅう やなかけ じゅうたく
本館、別館
茨城県南部、田園と住宅が混在する地域にある近代的な和風住宅。土曜日のみ一般公開。公道からは離れており、それ以外の曜日は外観も見ることができない。
36.17828, 140.09366
さ行

さいれんじ
相輪橖(そうりんとう)、仁王門(左画像)
相輪橖は鎌倉時代後期、弘安10年(1287年)に建てられた青銅の塔。仁王門は室町時代後期の天文12年(1543年)に建てられた。双方間近で見学可能。
36.07174, 140.43920

さたけじ ほんどう
茨城県中部、常陸太田市の住宅、農地、林が混在するエリアにある小規模寺院。平安時代に創建された真言宗の寺。本堂は室町時代後期、1546年の建築。茅葺きの仏堂としては異例の大きさ。外観は常時拝観可能。JR常陸太田駅から徒歩2.6km。駐車場あり。
36.52604, 140.50462
坂野家住宅
さかのけ じゅうたく
主屋、書院、文庫蔵
茨城県南部、広い田園に囲まれた農村部にある。江戸時代中期から後期。茅葺きの大型曲家住宅。一般公開。しばしばドラマや映画などの撮影に使われ、その際は見学可能場所がかなり限られるので、事前に要問い合わせ。駐車場あり。徒歩3km以内に公共交通機関なし。
36.06679, 139.95552

しいなけ じゅうたく
江戸時代中期、延宝2年(1674年)に建てられた、茅葺きの農家。竣工時期がはっきりしている東日本の古民家では最古。外観は一般公開。
36.07921, 140.29749

しゃとーかみや きゅう じょうぞうじょう しせつ
事務室、醗酵室、貯蔵庫
明治36年(1903年)竣工。かつてのワイン醸造施設。現在は醸造場の歴史などを紹介する施設として一般公開。
35.97783, 140.14732

ぜんこうじ ろうもん
善光寺は茨城県中部、石岡市の里山エリアある。室町時代後期の1501年、小田城(つくば市)の城主・小田成治の母が建立したとされる。楼門の建立時期は定かではないが、寺の創建時期とほぼ重なると考えられる。茅葺き。寺は廃寺で、かつて廃墟だった本堂は取り壊され、現在は楼門だけがポツンと建っている。公道に面しており、常時自由に見学可能。現地案内看板あり。周囲は公民館の敷地で、その駐車場が使えるだろう。無住。
36.30473, 140.19871
た行
大宝八幡神社 本殿(大宝八幡宮)
だいほうはちまんじんじゃ ほんでん
茨城県南部、下妻市の住宅と田園が混在するエリアの、森の中にある中規模神社。奈良時代の701年、藤原時忠が大分の宇佐神宮を勧請創建したのがはじまりと伝わる。本殿は桃山時代、天正5年(1577年)建立。茅葺き風の銅板葺き。本殿は透塀に囲まれているが、隙間が大きいので全周を見ることができる。茨城県指定文化財を収蔵する宝物館あり。境内は国の史跡に指定されている。関東鉄道 大宝駅から徒歩3分。参拝者用駐車場あり。
36.20483, 139.97137
な行

ないげだいじんぐう
内宮本殿、外宮本殿、御遷殿(ごせんでん)
茨城県西部、筑西市の農村地区にある小規模神社。内宮・外宮本殿は江戸時代中期、1679年の建築。隙間のない高い塀で囲まれており、外観見学は本殿を囲む土手に登れば可能。御遷殿は遷宮(うつしのみや)とも言い、安土桃山時代の1574年建立。幅一間、茅葺きで、覆屋の中にある。間近で外観見学可能。現実的に利用可能な公共交通機関なし。駐車スペースあり。
36.37280, 140.01959
中崎家住宅
なかざきけ じゅうたく
茨城県中部、水戸市の田園と住宅が混在するエリアにある。江戸時代中期、元禄元年(1688年)竣工の茅葺き古民家。個人所有で現住のように見えるが、公道に敷地内に案内する看板がある(かなり古びており、走る車からの判別は不可能)ので、外観は公開している可能性が高い。内部見学については情報なし。落合橋バス停から100m。住宅の敷地に車を停めるスペースあり。
36.34957, 140.37229
は行
八幡宮 本殿(水戸八幡宮)
はちまんぐう ほんでん
茨城県中部、水戸市の住宅地にある小規模神社。本殿は桃山時代、慶長3年(1598年)建立。三間社、和様、唐様の折衷様式。随所に見られる手の込んだ建築の手法(軒下の組物や彫刻など)に、安土桃山時代から江戸時代初期の時代色と地方色が見られる。境内は鎮守の森に囲まれている。透塀に囲まれているが、隙間が大きく、また背が低いので、外観はいつでも自由に見学が可能。茨城高校入口バス停から徒歩300m。参拝者用駐車場あり。
36.38788, 140.45979
塙家住宅
はなわけ じゅうたく
主屋、土間
茨城県中部の農村地区にある。江戸時代後期竣工の、茅葺き古民家。詳細は不明だが、一部サイトでは入館料¥200とあるので公開されているようだ。公道と塙家への私道の接続部に文化財案内の小さな道標あり。近くに上安居バス停(36.295716, 140.331964)があるが、一日3本しかない。駐車場はないがすぐ近くの医王院前(36.28960, 140.33622)の道路が広くなっているのでそこに路上駐車できる。道路には駐車禁止の標識なし。
36.29121, 140.33501
平井家住宅
ひらいけ じゅうたく
茨城県南部、稲敷市の田園に囲まれた集落にある。江戸時代中期。茅葺きの大型古民家。丁寧な作りで保存状態もかなり良いらしい。一般公開。開館日は原則として火・水・木曜日のみ。内部の見学は要予約。竜ヶ崎駅からバス、新利根中学校前バス停から徒歩約16分。施設付属駐車場あり。
35.90257, 140.30061

ぶっしょうじ ほんどう
茨城県中部、水戸市、住宅と農地が混在するエリアにある天台宗の小規模寺院。本堂は桃山時代の天正13年(1585年)建立。八角堂。墓地の中に建っており、外観はいつでも自由に見学ができる。内部見学については情報なし。徒歩10分以内に複数のバス停あり。境内に駐車スペースあり。
36.34552, 140.51641
や行

やくおういん ほんどう
水戸市街地から1kmほど離れた住宅地にある大型寺院。本堂は室町時代後期、享禄2年(1529年)の建立。幅七間、茅葺形銅板葺き。外観は常時見学が可能。内部見学も要相談で可能。1週間以上前に予約。参拝者用無料駐車場あり。
36.35604, 140.47772

やまもとけ じゅうたく
江戸時代中期竣工の、茅葺き平屋建て、曲り家の漁師住宅。外観を含め見学は要予約。
35.88355, 140.68243

よことね こうもん
大正10年(1912年)竣工。現役の水運施設。屋外にあり、常に見学可能。周辺は公園として整備されている。ただし2017.8時点では雑草が生い茂り荒れ果てていた。施設付属無料駐車場あり。
35.91174, 140.49457
ら行

らいごういん たほうとう
室町時代後期、1556年建立。東日本最古の木造仏塔。また、東日本では多宝塔はここと千葉県の石堂寺にしかない。常時見学が可能。内部は非公開。
35.91765, 140.17154

りゅうぜんじ さんぶつどう
室町時代後期、16世紀中頃に建てられた。釈迦、弥勒、阿弥陀の三仏を祀る。外観は常時見学可能。内部は通常は非公開。寺に連絡すれば内部拝観も可能という非公式情報あり。
35.92251, 140.02347

りょうごんじ さんもん
茨城県北部、山間の小さな農村地区にある。室町時代中期(15世紀初めから15世紀半ば)に建てられた四脚門。茅葺き。田んぼの中に山門だけがぽつんと建っている。常時自由に見学可能。通り抜けはできない。駐車場あり。
36.40379, 140.20824
by h9w457y8i
| 2021-03-18 20:53
| 茨城
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