重要文化財 【旧下野煉化製造会社煉瓦窯】 アクセス・見学のしかた

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アクセス(行き方)

見学のしかた

煉瓦窯(れんががま)ってなに? どんなしくみなの?

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アクセス 

見学用マーカー付き Google Map


徒歩の距離が最も短い行き方 =駅から徒歩
JR古河(こが)駅 西口から、徒歩約35分(2.7km)。
付近には路線バスの停留所がない。残念ながら。


駐車場
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施設付属駐車場あり。
収容台数40台くらい?
無料。
駐車場の入り口はこちらの地図を参照。





見学のしかた 

煉瓦窯周辺は公園のように整備されていて、一般公開されている。
煉瓦窯の内部も見学できる。

開園時間、休園日、見学料などについては、野木町公式サイトを参照。

ボランティアの方による煉瓦窯のガイドツアーもあり。毎時0分に開催。参加自由。詳細は野木町公式サイト内、煉瓦窯パンフレット参照。

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煉瓦窯に近づいたり内部を見学するには、煉瓦窯のすぐ隣にある野木ホフマン館の受付で見学料 100円 を払い、見学者用のヘルメットを借りる。

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野木ホフマン館の中にある受付。
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受付の向かいには、煉瓦窯の歴史やしくみを解説する資料室があった。

↓ 煉瓦窯の内部
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建物の説明 

明治20年代、明治政府の殖産興業策が功を奏して、全国各地で鉄道や紡績などで企業設立が相次ぎ、機械技術を取り入れる本格的な日本の「産業革命」が始まりました。その時流に乗り、近代的な機械設備を備えた大量生産が可能な煉瓦工場が各地に登場しました。中でも、いち早く煉瓦製造の機械化を果たしたのが下野煉化(しもつけれんが)製造会社でした。下野煉化製造会社の赤煉瓦生産は、新しい技術の導入や経営者・技術者の努力により産業としての形が整えられ、建築、土木事業の社会的ニーズに応じ近代的建築物の素材を提供し、各地のインフラ整備に大きく貢献しました。立教大学池袋キャンパス本館、東京都千代田区の三菱一号館美術館などにその煉瓦が使われています。
下野煉化製造会社が設立されたのは明治21年(1888年)。敷地は渡良瀬遊水地のそばで、煉瓦製造に最適な粘土と川砂が採れ、渡良瀬川の水運も利用できる絶好の地でした。翌明治22年(1889年)にホフマン窯が2基完成。現在残っているのはこのうち「東窯」と呼ばれた窯です。下野煉化製造会社はその後社名を変え、昭和46年(1971年)には株式会社シモレンとなり煉瓦製造を休止しました。その後もセメントなどの建材の総合商社として平成13年(2001年)まで営業を続けました。
ホフマン窯と呼ばれる煉瓦を焼く窯は、ドイツ人のフリードリヒ・ホフマンが19世紀半ばに開発し特許を得た赤煉瓦焼成用の輪窯です。この煉瓦窯の場合、16区画の窯を順番に循環移動しながら、窯詰め、予熱、焼成、冷却、窯出しを繰り返し、連続的に赤煉瓦を焼くことによって大量生産に対応したのです。わが国に導入されてから各地に造られ、昭和26年(1951年)には全国で50基あったとされていますが、現在ではわずかに4基が残るのみです。埼玉県深谷市には、下野煉瓦製造会社煉瓦窯よりも更に大きいホフマン窯、日本煉瓦製造株式会社旧煉瓦製造施設の6号輪窯が国の重要文化財に指定され、一般公開されています。(2017.3では週末のみ公開)
旧下野煉化製造会社煉瓦窯は、煉瓦造りの建造物として珍しく貴重であること、国や地域の発展に果たした役割、産業の近代化に関わっていた先人たちの努力を表すことなどが評価され、昭和54年(1979年)に国の重要文化財に指定されました。更に平成19年(2007年)には、近代化産業遺産群の一つに選定されています。 ←現地配布パンフレット、現地案内看板より

この窯での煉瓦生成過程の解説は、野木町公式サイト内、煉瓦窯解説パンフレットを参照。





管理人のおすすめポイント

2011から5年をかけて修復工事が行われ、昨年2016年には野木ホフマン館もリニューアル・オープンしました。全国に4基残る大規模煉瓦製造窯であるホフマン窯の中で、もっとも保存状態が良い近代化遺産として評価されています。またそれでいてところどころ壁の煉瓦が欠けていたり、窯の内部には焼け焦げた跡が残っていたりと、古い産業遺産の趣きも十分。ヘルメットをかぶって、大人一人が小さくかがんでやっとくぐり抜けられる窯の入り口を入り、薄暗い窯の内部を見るだけでも、なんだかワクワクしてきます。
更にガイドツアーに参加すれば、窯の内外を見ながら明治時代の煉瓦製造の過程を詳しく知ることができます。解説はとてもわかりやすく、オススメです。

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見学とは全然関係ありませんが、見学に訪れた際、野木ホフマン館の中にあるカフェ、「こびとカフェ」でランチをいただきました。

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窯焼きのマルゲリータピザにスープとサラダがついて、734円。

とても美味しくて、直径20cmくらいありましたが一人でペロリと平らげました。


文化財分布マップ


by h9w457y8i | 2017-05-13 06:18 | 栃木 | Comments(0)
だけでなく、世界各地の世界遺産見学のしかた、海外鉄道の乗り方、各地を訪れた時の街角スナップも。