2016 デリーメトロ(地下鉄)の乗り方

サイトマップ世界の鉄道 国別リストデリーメトロ


デリーメトロ(Delhi Metro)は、インドの首都デリー、およびその近郊を走る地下鉄。日本からの直行便があるインディラ・ガンディ国際空港へも直結している。ただ地下鉄と言っても、地上や高架線を走る部分も多い。

ちなみに、デリーとニューデリー(New Delhi)の違い。首都デリーの中にニューデリーという地区があり、ニューデリーは国の行政中心地区、的なイメージ。日本でいうと、デリーは東京、ニューデリーは千代田区、みたいな。


路線図
デリーメトロ公式サイトの地図。インタラクティブ・マップであり、PDFじゃない。
「まちごとパブリッシング」サイトに掲載されたPDFの地図は、観光施設も日本語で併記。スマホにダウンロードしたら乗車中とても役にたった。


運賃・所要時間をネットで調べる
デリーメトロ公式サイト、Journey Plannerへ。
出発駅と目的駅を、プルダウンメニューの中から選ぶ。
ただし、インディラ・ガンディ国際空港駅を含むAirport Line Express(Orange Line)の駅を選ぶと、運賃が表示されない。この路線だけは運賃が特別設定になっているため。Journey Planner下の「For Information about Airport Line Express Fares click here」をクリック。この路線の料金が出てくる。空港からNew Delhi駅まで60ルピー(およそ100円)。


トラベルカード(通称:メトロカード)
駅に着いたら、まずトラベルカード(駅員は「メトロカード」と言っていた)、あるいはツーリストカード(有効期間が1日、あるいは3日)というプリペイド式のICカードを買う。
1回の乗車ごとに買う、きっぷの代わりのトークン(Token)というコインもあるけど、どのトークン販売窓口もたいてい長蛇の列だし、トークンの自動販売機も駅や改札口によってあったりなかったりする。一方、「Ticket」と書かれたカードを買う窓口はガラガラ。
カードの料金は、50ルピーのディポジット + 最低100ルピーのチャージ。合計150ルピー(およそ260円)。市街地路線の運賃は8〜22ルピー(14〜40円)と激安で、「100ルピーも使わないからいらない」と思うかもしれないが、複数回乗車するなら、毎回トークン販売窓口に並ぶときに感じるストレス(後述)を考えると絶対カードのほうがオススメ。ディポジットはカードを駅窓口に返却すると返金される。
「Ticket」と表示のある窓口に行って、「メトロカード」と言って150とか200ルピーを渡せば通じるだろう。
......と言いつつ、実はカードを使ったことがない。駅員にはカードの購入をかなり強く勧められたが、トークンをあえて使ってみたかったから。次のデリー出張時にはカードを使ってみて、必要なら情報をアップデートします。


1回の乗車ごとにトークン(Token)を使う場合。
トークンはきっぷの代わりで、プラスチックの使い回しのコイン。中にICチップが入っている。
自動販売機でも買えるし、窓口で対面でも買える。
窓口では英語が普通に通じる。

トークンを駅の窓口で買うときは、長蛇の列に並ぶ覚悟が必要。
そして結構ストレスなのが、平気で横入りをしてくる人々。
10分くらい並んで、ようやくあと数人で自分の番、となったときに、スッと涼しい顔で自分の前に割り込んでくる。
「え?」と思って周りを見回すが、誰も何も言わない。
なにか事情があるのかも、と彼を通すと、途端に自分の前に数人が割り込もうとした。
こういうのが、ほぼ毎回。やれやれ......。というわけで、窓口でトークンを買う、というのはできるだけ避けたい。




トークンを自動販売機で買う場合。
コイン、お札が使える。クレジットカードは...どうだったか忘れた。
列車のイラストが描かれた初期画面にタッチし、言語を「English」にして、あとは指示に従う。
最後に「Do you continue?」が表示されたら、「Yes」を選択。トークンが出てくる。



セキュリティ・チェック
改札口を通る前に、手荷物のX線検査と身体検査を受ける。空港にあるのと同じような感じ。
トークン・カード販売窓口に行ってからセキュリティを通過し、改札口に向かうのが普通だが、セキュリティを通ってから販売窓口に行く駅もある。



改札口を通る。カードかトークンを、自動改札機の水色の丸い部分にタッチ。扉が開く。特に違和感なし。



列車への乗り降り、車内の様子
各ホームへの案内は、終着駅名で表示されている。
ホームに向かい、列車に乗り、列車から降りるまでのやりかたは日本の鉄道と変わらない。
運行間隔は10〜15分程度。
公式サイトには始発と終電は載っていたが、時刻表は見つけられなかった。

デリーの街のカオスぶりに比べて、地下鉄の車内はびっくりするほどキレイ。日本の鉄道と遜色ない。ただし、座席はあんまりクリーニングしてないのかも、と思う部分もあった。

駅構内や車内の治安。構内にはセキュリティの人がそこかしこにいて不安なし。車内も、昼間の乗車では危険は感じなかった。駅の外のほうがむしろコワイ。外務省の海外安全情報によると、テロの恐れがあるので公共交通機関使用時には要注意、と書かれているが...。2016.3

利用時の注意点。駅構内、および列車内での飲食は禁止。←デリーメトロ公式パンフ



出口改札口を通る。トークンを自動改札機のスリットに入れるか、カードをタッチするとドアが開く。特に違和感なし。



Airport Line ExpressとYellow Line間の、New Delhi駅での乗り換え
Airport Lineの終点、New Delhi駅は、Yellow LineのNew Delhi駅と隣接している。Airport Lineから、デリー市内を縦横に走る他のLine(路線)に乗り換えるには、まずはYellow Lineに乗り込むことになる。
ここでめんどくさいのが、二つのNew Delhi駅はそれぞれが独立していること。つまり、Airport LineでNew Delhi駅に着いたら、一旦改札口の外に出る。そしてYellow LineのNew Delhi駅まで歩いて、そこでまたトークンを買い直さなくてはならない。(なので、Airport Lineの駅から乗るときにトークンを買う場合は、目的駅ではなくNew Delhi駅までしか買えない。)
こういうことからも、トラベルカードやツーリストカードを買ったほうが便利。

Airport Line → Yellow Line
Airport LineのNew Delhi駅とYellow LineのNew Delhi駅は別々なので、一旦改札口を出る。「Yellow Line」と書かれた看板か、床に描かれた黄色い足跡に沿って、地下を5分くらい歩く。

Yellow Line → Airport Line
上の逆。「Airport Line Express」と書かれた看板か、オレンジ色の足跡に沿って行く。
ただし、Yellow Line New Delhi駅のとある改札口で、これらの案内が一切ないところがあった。見えるのは1〜4番のEXIT表示のみ。このときは、EXIT 4から一旦地上に出て右方向へ。するとすぐに「Airport Line Express」と大書きされた看板と、近代的なガラス張りの駅舎が見える。



今のところ思いつくのはこんなかんじ。次回のデリー訪問でもまた地下鉄を利用するので、その際に必要なら情報をアップデートします。2016.3

最後にお詫びです。
デリーメトロでは、列車内に写真・ビデオ撮影禁止の看板があちこちに貼ってあります。また駅構内でカメラを取り出したところ、すぐにセキュリティのおじさんが飛んできて大声で「やめろ」的な注意をされました。ですのでこの記事には、列車やきっぷの自動販売機、自動改札口などの画像はありません。文章だけでわかりにくかったら申し訳ありません......。



by h9w457y8i | 2016-03-06 12:05 | インド | Comments(0)
だけでなく、世界各地の世界遺産見学のしかた、海外鉄道の乗り方、各地を訪れた時の街角スナップも。