検査人館

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検査人館 *1
けんさにんかん


国指定重要文化財  平成18年(2006年)指定

竣工 明治6年(1873年)
木骨煉瓦造(もっこつれんがぞう*2)、建築面積224㎡、二階建、東面及び南面ヴェランダ付、西面及び北面玄関・東面洗面所及び便所附属、桟瓦葺(さんかわらぶき*2)

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生糸や器械の検査を担当したフランス人男性技術者の住居として建築された住宅である。残念ながら2名の検査人は、無断欠勤等を繰り返したため解雇され、実際にこの建物に住んだ可能性は低いと伝えられている。
その後に改修され、現在は事務所として使用されている。2階には、皇族や明治政府の役人がここを訪れた際に使用したと言われている「貴賓室」が、大理石製のマントルピースを備えたかつての状態のまま残されている。また、首長館や女工館と同じようにコロニアル様式*2が用いられ、内部階段や菱組の天井も当時のものが残っている。
隣の女工館との連結部は当初のものではなく、後に付設されており、元々この2棟は独立して建てられていた。*3*4*5

この記事を掲載した時点では、内部は非公開。

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*1 文化財の名称について。このブログに掲載する名称は、文化財指定を公表した官報、および文化庁国指定文化財等データベースによる。現地案内看板には「3号館」とあった。
*2 用語解説参照
*3 現地案内看板より
*4 現地配布パンフレットより
*5 富岡製糸場公式サイト内、フラッシュコンテンツより
by h9w457y8i | 2013-10-27 08:49 | Comments(0)
だけでなく、世界各地の世界遺産見学のしかた、海外鉄道の乗り方、各地を訪れた時の街角スナップも。