2016 - 2017 RER・Transilien(トランシリアン)の乗り方

路線図

時刻および料金検索

運賃の各種割引

自動販売機でのきっぷの買い方

乗車のしかた

治安

フランスの公共交通機関の乗り方


b0212342_819108.jpgRER(エル・ウー・エル)は、Réseau express régionalの略。日本語に直訳すると「地域急行鉄道網」となるが、「高速郊外鉄道」「高速郊外地下鉄」のように記述される場合もある。
パリ地下鉄「メトロ」に直通乗り入れもしている、フランス国鉄SNCFの鉄道網の一つである。AからEまでの5つの路線があり、パリと、パリ周辺を走る。
一方、Transilien(トランシリアン)はRERよりも少し遠方、パリとその周辺の8つの県を合わせたイル・ド・フランス(Île-de-France)という地域を走る。自動券売機できっぷを買うときは、「Île-de-France」の表示がある機械で。





 路線図


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(上の路線図はJPEG画像です。)
SNCF公式サイト内、各種路線図ページで、イル・ド・フランス路線図(PDF 1.76MB)をダウンロードできる。

路線図上で◯の中に「RER」の文字、◯の中にA〜Eのアルファベットが入っている線がRER。それ以外の□の中にアルファベットが書かれている線は、RER以外のSNCFの路線。

パリの玄関口、シャルル・ドゴール国際空港とパリ市内を結んでいるのも、RER(B線)である。




時刻・乗り換え・料金検索

RER、Transilienとも同じ。
フランス国鉄SNCF公式サイト、パリ近郊列車のホームページ(英語版)へ。
出発駅、到着駅の名前を頭から入れていくとプルダウンが出てくるので、その中から駅名を選択。日本語&英語のキーボードから入力できない文字がある場合は、Google Mapで駅名をクリックしてpop upした駅名をコピペ。
出発指定か到着指定か、時刻、日にちを入力。「Search」をクリック。

乗り換え案内が出る。料金を見たいときは、「See your journey details」をクリック。
料金が表示されるページに「1.8ユーロ」「Zone 1-1」とある場合は、メトロとの共通きっぷ、Ticket t+ や割引回数券のカルネ(後述)が使える。




運賃の各種割引

子供料金  4〜10歳の小児は半額(Zone 1内では割引なし)。4歳未満の乳幼児は無料。*1

b0212342_9413875.jpgTicket t+  

メトロと共通のきっぷ。路線図のzone 1内(パリ中心部の白抜きの部分)でのみ利用可。1.8ユーロ。メトロとRER、RERとRERの乗り換えは、最初に改札口を通ってから1時間30分以内なら何度でも1枚のきっぷで可能。小児割引なし。カルネ Carnetと呼ばれる10枚セットの割引回数券は14.1ユーロで、25%くらいお得。カルネには小児割引がある。買い方は自動販売機でのきっぷの買い方を参照。

一日乗り放題きっぷ  「Mobilis」。イル・ド・フランス内の一日乗り放題きっぷ。乗車する地域の範囲によって料金が異なる。路線図のzone 1内のみなら6.6ユーロ、zone 1〜5の全てのzoneなら15.65ユーロなど。路線図は同心円状に薄く色分けされており、中心の白抜きの所がzone 1、そこから外側にzone 2, zone 3となる。詳細はSNCF公式サイト、一日乗り放題きっぷ案内ページ(英語)参照。駅に設置されているきっぷの自動販売機で買える。

2,3,5日間乗り放題きっぷ  「Paris Visite(パリ・ヴィジット)」。イル・ド・フランス路線図、zone 1から3、あるいはzone 1から5までの範囲で、1,2,3,5日間のいずれかの期間、乗り放題となるきっぷ。メトロと共通。詳しくはRATP(パリ交通公団)公式サイト内案内ページ(日本語)参照。

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自動販売機でのきっぷの買い方

「RER」「Île-de-France」の表示がある自動券売機で。

以下は緑色の自動販売機の操作方法。画面構成がこれとは異なるものもあるが、そんなには変わらない。
支払いは硬貨、またはクレジットカード。自動販売機では紙幣は使えないのが一般的。

紙幣を使いたいときは駅の窓口へ。「Billet」と書かれているか、きっぷの絵が描かれた案内看板が駅構内のあちこちにあるはず。
窓口では行き先を言うだけでほぼ通じる。通じないときは、自分はスマートフォンやiPadに行き先を入力したり、あらかじめgoogle mapをダウンロードしておいて見せている。


左 駅に設置されている自動販売機。  右 操作部のアップ。
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b0212342_109279.jpg最初の画面はフランス語なので、英語に変える。

画面右上のイギリス国旗をタッチ。

b0212342_10112166.jpg右側の青い部分、「Touch this area」をタッチ。

b0212342_1013464.jpgきっぷの種類を選ぶ。

路線図のzone 1(路線図中心部の白抜きの部分)内のみの移動なら、画面左上の「Tichet T」
zone 1内のみの10枚セット回数券を買う場合は、その下の「1 book of tichets T」
出発地、到着地のどちらか、もしくは両方がzone 1以外の場合は、左下の「Ile de France(イル・ド・フランス)」
乗り放題きっぷは「Other option」
Ile de France(イル・ド・フランス)を選んだ場合は、次に目的地を入力。
フォンテーヌブローはイル・ド・フランスに入るので、「Ile de France」を選択後、「FONTAINEBLEAU」と入力。


b0212342_10221876.jpgきっぷの枚数を選ぶ。

b0212342_10245387.jpg料金を支払う。硬貨かクレジットカードで。

クレジットカードを使う場合、pin number(暗証番号)を聞いてくるので、10キーで入力して、10キー操作部右下の緑のボタンを押す。

紙幣は使えないのが一般的。

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乗車のしかた

b0212342_10295959.jpg改札口は、自分の知る限り、全て自動化されている。

自動改札機、右手前のスリットにきっぷを入れる。向き、裏表は関係なし。改札機の上からきっぷが出てくる。
目的地の駅では、メトロと異なり、日本と同じように自動改札機にきっぷを入れる。きっぷは回収される。

自分の知る限り、イル・ド・フランスでは列車の時刻は正確。遅れても数分程度。

列車の先頭車両には行き先表示がされていたと思うが、かなりわかりにくい。車両のあちこちに行き先の電光掲示がある日本の鉄道とは違い、入口ドア近くには表示がない。なので、どの列車が乗るべき列車なのかは、駅のコンコースやプラットフォームにある行き先と発車時刻の電光掲示を見て確かめる。

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治安

ときどき、RERはあまり安全ではないので乗らない方がいい、というようなことが書かれたサイトを見ることがある。だが、シャルル・ドゴールとパリ市内間の往復を含めて何度か利用した経験では、少なくとも昼間は、身の危険を感じたことはなかった。
ただ、自分の印象でしかないが、乗客が少ない早朝や夜は、一人での乗車は避けた方がいいかもしれない。

日本の外務省海外安全ホームページによれば、パリの鉄道について、テロ、強盗、スリなどの情報は、記事掲載時はない。(ルーブル美術館のスリ情報はあり)

また日本の鉄道と比べると、車内は薄汚れていて、あまり清潔感は感じられない。

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*1 SNCF公式サイト内、割引料金案内ページより。



フランスの公共交通機関の乗り方 > RER
by h9w457y8i | 2016-03-22 10:35 | フランス | Comments(0)
だけでなく、世界各地の世界遺産見学のしかた、海外鉄道の乗り方、各地を訪れた時の街角スナップも。