旧羅典神学校

きゅうらてんしんがっこう

明治8年(1875年)、竣工。
木骨煉瓦造(もっこつれんがぞう)*1、建築面積232.8㎡、地上3階・地下1階建、桟瓦葺(さんかわらぶき)*1
国指定重要文化財 昭和47年(1972年)、指定。




明治6年(1873)明治政府のキリスト教禁教令廃止を契機に、大浦天主堂のプティジャン神父(管理人注:プティジャンは大浦天主堂の建設を指導した)はラテン神学校設立を計画し、明治8年(1875)に完成した。大正15年(1926)浦上神学校ができるまでは、神学校の校舎兼宿舎として使用された。その後司祭館や集会所にも使用され、昭和になって1階の間仕切(まじきり)を撤去して広い部屋をつくり、更に3階を改造して学生の寝室とした。設計はド・ロ神父。構造は木骨煉瓦造で、骨組を木造にし壁に煉瓦を積む特殊なものであるが、ド・ロ神父は建築技術に造詣が深く、その設計監督した建物は極めて堅牢であるのが特徴である。大浦天主堂内司祭館・出津教会等、数多くの建物を遺している。*2,*5
1階は校長室と教室、2階は神父の個室と教室、3階は学生宿舎、地下は食堂として使用されたとみられる。*3
当時は、講義が全てラテン語で行われていたため、「羅典神学校」と呼ばれた。*4




北全面
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南全面
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左 北東角地下1階〜3階  右 北東角地下1階〜1階
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左 南面1階廊下  右 南面1,2階中央部
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南西角1階〜3階
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北西面
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建物地下1階。
地下と言っても周辺の土地が北に向かって大きく傾斜しているため、このようにほとんど地上に出ている。


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内部はキリシタン資料室として、一般公開されている。

左 廊下  右 階段
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床下の様子。


現地案内看板
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見学メモ

アクセス
旧羅典神学校は、国宝大浦天主堂のすぐ隣に建っている。アクセスに関しては、大浦天主堂の記事を参照。


google map

普段の見学
大浦天主堂のすぐ隣にあり、敷地内に入るには大浦天主堂と共通の入場料が必要。大人300円。
開館時間 8:00〜18:00(ただし、入場は閉館の15分前まで)
休館日 記載なし
以上、大浦天主堂公式サイトより。
見学所要時間 30分

特別公開
情報は特になし。

問い合わせ
大浦天主堂へ。電話 095-823-2628



*1 用語解説参照。
*2 長崎市公式サイトより。
*3 長崎新聞公式サイトより。
*4 長崎県公式サイトより。
*5 現地案内看板より
by h9w457y8i | 2013-02-13 08:30 | Comments(0)
だけでなく、世界各地の世界遺産見学のしかた、海外鉄道の乗り方、各地を訪れた時の街角スナップも。