ロンドン DLRの乗り方

DLRとは、ドックランズ・ライト・レイルウェイ(Docklands Light Railway) の略。
ロンドン東部を走る鉄道で、ロンドン市のロンドン交通局が管理している。特徴は以下の通り。

コンピューター制御による無人自動運転。
改札口のない信用乗車制度。下に詳述。
基本的に駅には駅員がいない。
全駅がバリアフリー化されている (地下鉄は逆にバリアフリー化されている駅のほうが少ない)。


DLRのシンボルマーク。DLRの駅に行くときは、このマークを追いかける。
ロンドン DLRの乗り方_b0212342_10182025.jpg

ロンドン DLRの乗り方_b0212342_9441143.jpg


路線図こちら。地下鉄の路線図と一体になったもの。図の右側、青の二重線の部分がDLRの路線。DLRだけの路線図もあるが、前者のほうが使い勝手がいいと思う。
図を見ると、地下鉄の駅と直結している、つまり乗り換えのときは地下鉄の改札口を出なくてもいいような描き方がされているが、実際は別の鉄道の駅が隣接しているだけ、というイメージで、一旦地下鉄の改札を出てから、DLRの乗り場に行く。


各駅の時刻表こちら。始発と最終列車の時刻が記載されている。4~10分に1本。



運賃はゾーン制。ロンドン地下鉄=UNDERGROUNDと共通の路線図を見ると、それぞれの駅がどのzoneに属しているかが描かれている。ロンドン市街地中心部がzone 1、そこから同心円状にzone 2, zone 3となり、一番外側がzone 9だが、DLRはzone 1~4を走る。
運賃表はこちら。たとえば、ロンドン塔近くの「Tower Gateway」駅から、グリニッジ天文台最寄り駅の「Cutty Sark for Maritime Greenwich」駅までの運賃は、zone 1からzone 2となるので、現金で切符を買った場合4.3ポンド、オイスターカードで乗った場合、off peak時間帯で2ポンド、peak時間帯で2.7ポンド。オイスターカードを使っての乗り方はのちに詳述。peak, off-peakについては、オイスターカードの記事を参照。



この自動販売機できっぷを買う。自分はいつもオイスター・カードを使うので、具体的な買い方は不明。でも、そんなに難しくはないと思う。
ロンドン DLRの乗り方_b0212342_1065450.jpg

自動販売機を使うときの注意点は、
紙幣=NOTE が使えない機械がある。使える場合も、20ポンド紙幣しか使えない機械がある。
クレジットカードでの支払いも可能。

DLRには改札口がないし、駅には基本的に駅員もいないので、買ったきっぷは機械に通したり係員に見せる必要は、基本的にはない。=信用乗車方式。 ただし、列車内での検札がしばしば行われており、そこで不正乗車が判明すると、80ポンドのペナルティー料金が科されたり、場合によっては起訴される可能性がある。*1





オイスターカード(Oyster Card)での乗り方。
ロンドン DLRの乗り方_b0212342_10161466.jpg

オイスターカードは、日本のSuica、PASMO、ICOCAと同様のタッチ式プリペイド・カード。オイスターカードの入手、チャージなどの使い方については、こちらの記事を参照。

駅のホームの周辺には、こういう一見小さなゴミ箱みたいな機械がいくつか立っている。この上面の黄色い丸い部分に、乗車する前と、降車した後にタッチする。そうすると、降車時のタッチのときに運賃が差し引かれる。
ロンドン DLRの乗り方_b0212342_1021582.jpg


改札口がないので、上の機械にタッチしなくても乗り降りはできなくはない。しかし車内検札がしばしば行われており、何度か当たったことがある。このときに不正乗車が明らかになると、80ポンドの罰金か、場合によっては起訴される可能性もある。*1
検札係員がテレビのリモコンのような機械を差し出してくるので、それにオイスターカードをかざす。

不正乗車をするつもりはなく、乗るときか降りるとき、どちらかうっかりタッチするのを忘れると、検札に引っかからなくても、次にタッチしたときに、8ポンドほど差し引かれたような記憶がある。





列車への乗り降りの際、ドアが開くのは自動ではなく、自分で行う。
ロンドン DLRの乗り方_b0212342_10512071.jpg

ドアの真ん中にこのようなボタンがあり、開けられるドアは、ボタンの周辺が白く光るので、ボタンを押すとドアが開く。
列車から降りるときも同じ。ドアの車内側にも同様のボタンがある。
開けたドアは、発車時に自動で閉まる。



記事中のリンク先はロンドン交通局(Transport for London)公式サイトのページ。もしもURLが変更になりリンク先にジャンプできないときは、ロンドン交通局ホームページへ。英語のみだが、それほど分かりにくくはない。



イギリスの鉄道 乗り方リスト



*1 ロンドン交通局公式サイト内、ペナルティーに関する案内ページより
by h9w457y8i | 2012-02-28 09:52 | イギリス | Comments(0)

日本の国宝、重要文化財を中心に、世界各地の世界遺産見学のしかた、海外鉄道の乗り方も。


by h9w457y8i

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