【重要文化財】 頭ヶ島天主堂  アクセス・見学のしかた

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かしらがじまてんしゅどう

附(つけたり)*1 司祭館
大正8年(1919年)竣工
単廊式教会堂、石造、建築面積131.6㎡、正面塔屋付、桟瓦葺(さんかわらぶき)*1
国指定重要文化財  平成13年(2001年)指定



頭ヶ島天主堂は,五島列島中通島の東方にある長径2km余の小島(頭ヶ島)にある。

鉄川与助の設計,施工により,明治43年に着工,大正8年に竣工した。

小規模ながら類例の少ない石造で,内外とも斬新な意匠をもち,長崎を中心に数多く残る離島,辺地の教会堂のなかでも傑出した遺構として,重要文化財に指定されている。

境内地は,島北の入り江に面した小集落の奥,緩やかに傾斜する山裾の一段高い位置にひらかれている。天主堂の周辺には,石造の門柱一対をはじめとして,同時期の石垣,石段などもよく残り,いずれも丁寧な仕事になる。

これらの工作物及び地勢を巧みに活かして造成された境内地は,周辺環境と一体となって良好な風致を形成しており,天主堂とともに保存を図る。*2

このほか、長崎県庁公式サイト内、頭ヶ島天主堂案内ページにて、詳細な解説あり。

天主堂外観、内部の写真が「写真紀行~風に吹かれて」というサイトにアップされていた。とても美しく撮影されている。(リンク禁止の記述が見当たらなかったので、貼らせていただきました。不都合がありましたらご連絡いただければ削除いたします)







見学準備メモ

アクセス
この教会が建っている「頭ヶ島(かしらがじま)」は、長崎県五島列島の最も東に位置している。この島には上五島空港があり、以前は定期便が就航していたが、2006年以降廃止となり、事実上旅客空港としては機能していない。(「上五島空港」で検索しても、ターミナルの公式サイトは見つけられなかった)
この島に行くには、橋で繋がっている中通島(なかどおりじま)から、ということになる。中通島は、定期航空便が就航する福江島とは橋ではつながっていないので、中通島へのフェリー、あるいは高速船のみとなる。
中通島へは、佐世保、長崎、福岡、福江のそれぞれの港からフェリー、あるいは高速船が出ている。

福岡空港/長崎空港→福江空港→福江港→中通島
福岡空港→福江空港はエアーニッポンが、長崎空港→福江空港はオリエンタル・エア・ブリッジ(旧長崎航空)が運航している。九州本島からの日帰りが可能かどうか。朝一番に福江空港に着くのはエアーニッポンの福岡発の便であり、午前9時30分着だが、中通島行きフェリー(九州商船野母商船、五島旅客船)の福江港出発時刻は、最も遅いものでも午前9時20分であり、それ以降は午後も含め、ない。よってこのルートでは不可能。

佐世保、長崎、福岡からのフェリー
いくつもの会社によって運行されている。長崎県庁公式サイト内、「ながさきのしま」アクセス案内ページで分かりやすくまとめられている。
九州本島からの日帰りが可能か。結論から言うと、不可能。ただし、福岡港を深夜11時30分に出て、船上で夜を明かし、翌日中に九州本島内に戻ることは可能。

中通島の各港から天主堂まで。
バス。西肥(さいひ)バスが運行している。「頭ヶ島教会」停留所から徒歩5分。ただし、青方港から1日1本、有川港から1日2本のみ。
レンタカー。佐世保、長崎からの船が着く有川、奈良尾の各港に、メジャーなところではトヨタレンタリースの営業所がある。


google map

普段の見学
天主堂、あるいは天主堂を管理する団体の公式サイトは見つけられなかった。
長崎観光連盟および長崎県庁が運営する「ながさき旅ネット」というポータルサイト内に、この天主堂の案内ページあり。それによると、教会が開いている9:00~17:00であれば内部の見学は基本的に可能。ただし、ミサ(第2,4日曜日の16:00~)や冠婚葬祭が行われているときは不可の場合もある。拝観無料。
堂内の写真撮影の可否について。このポータルサイトの「見学時マナー」ページによると、現役の宗教施設なので一般論として不可。

問い合わせ
長崎県庁公式サイト内、頭ヶ島天主堂案内ページに、「主任教会は鯛ノ浦教会 TEL 0959-42-0221」とある。
まっぷる観光ガイドによると、「問い合わせ先 TEL 0959-42-0964」となっているが、どこの番号なのかは明らかでない。
文化財保存の主管はたいてい地方自治体の教育委員会なので、新上五島町教育委員会 TEL 0959-54-1984 


*1 用語解説
*2 文化庁文化財等データベースより

by h9w457y8i | 2011-11-24 09:29 | 長崎 | Comments(0)
だけでなく、世界各地の世界遺産見学のしかた、海外鉄道の乗り方、各地を訪れた時の街角スナップも。