【重要文化財】 旧帝国奈良博物館本館 (奈良国立博物館 なら仏像館)

きゅうていこくならはくぶつかんほんかん

附(つけたり)*1 内匠寮奈良博物館建築工事図面(明治23~28年)、表昇降口雛形(どの部分をいうのか不明。よって画像はない)、棟札
明治27年(1894年)竣工
煉瓦造、建築面積1,663.5㎡、一階建、桟瓦葺(さんかわらぶき)*1、一部銅板葺
国指定重要文化財 昭和44年(1969年)指定






奈良市街の中心部、近鉄奈良駅周辺から、東大寺の方向に歩いてわずか徒歩5分ほど。
”野性”の鹿が、市街地なのにそこかしこを闊歩する奈良公園。
その中に、奈良国立博物館がある。
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博物館の建物の一つ。現在は「なら仏像館」として使われているのが、この旧帝国奈良博物館本館。
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建物自体の正面は、西に面している。
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設計は、当時宮内省内匠寮技師であった片山東熊(かたやまとうくま・1854-1917)によるもので、フレンチルネサンス高揚期の様式をとっている。*2
西側正面の門の上は、凝ったレリーフによって装飾されている。(画像クリックで拡大)
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建物南面。
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北面。
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博物館入口のある、東面。
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建物西面の脇、案内看板。画像クリックで拡大。
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ところで。ここでこの建物に対する感想だが。
この案内板には、「とくに西玄関まわりの装飾は意匠的にもすぐれ、明治中期の欧風建築として代表的なものである」と書かれているのだが。
西玄関にはコンクリートの真新しい階段が作られていたが、装飾性のかけらもない。窓風の装飾部も、コンクリートでベタっと塗りたくっただけ。これらは最近に補修された部分と見受けたが、建物の雰囲気に全く調和していない。仮にも国立の博物館であるというのに。入口上部の庇部分や柱頭部のレリーフが素晴らしいだけに、ちょっと残念だ。
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見学メモ

アクセス
奈良国立博物館の交通アクセス案内ページ参照。
<バス>
「市内循環バス」は奈良交通が運行している。1時間に6本以上。バスの路線図、バス亭時刻表、料金などの詳細は、奈良交通公式ホームページへ。


google map

普段の見学
外部の見学は自由。博物館内部も文化財として見学する価値があるようなつくりになっているのかどうかは不明。

特別公開
建物自体の特別公開についての情報は得られなかった。

問い合わせ
奈良国立博物館公式ホームページ参照。ブログ記事掲載時、「問い合わせ」という項目はなく、ハローダイヤルの電話番号と、「ご意見・ご感想」を送信するページへのリンクが掲載されている。



*1 用語解説
*2 奈良国立博物館公式サイトより
by h9w457y8i | 2011-11-16 22:39 | 奈良 | Comments(0)
だけでなく、世界各地の世界遺産見学のしかた、海外鉄道の乗り方、各地を訪れた時の街角スナップも。