【重要文化財】 旧磯野家住宅 表門

きゅういそのけじゅうたく おもてもん

大正2年(1913年)、竣工。
四脚門(よつあしもん)*1、切妻造(きりづまづくり)*1、南北屋根塀及び脇門附属、銅板葺
国指定重要文化財 平成17年(2005年)指定。





旧磯野家住宅は,実業家の磯野敬が建設した住宅である。東京に残る数少ない明治末期から大正初頭にかけての邸宅建築のひとつであり、材料・意匠・技法・構成において伝統的な木造建築の技術と明治以降の大工技術の創意とが融合した近代和風建築の作品として高い価値がある。
表門は、尾州檜の太い丸太材を柱に用いた四脚門である。*2
一方、同じく国の重要要文化財に指定されている主屋は、屋根や壁が銅板でできており、かつては「銅御殿(あかがねごてん)」と呼ばれていた。*3




地下鉄「茗荷谷」駅から徒歩約3分。深い木立が涼しげな敷地が現れる。旧磯野家住宅である。
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その敷地の最南端に位置するのが、表門。普段は閉ざされており、一般人は門をくぐることはできない。
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よく吟味された材料がふんだんに使われている。*3
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表札に「大谷」とあるのは、大谷さんがお住まいになっているわけではなく、特殊財団法人大谷美術館の管理下にあるから。 
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現地案内看板。
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見学メモ
アクセス
<鉄道>
東京メトロ丸ノ内線「茗荷谷(みょうがだに)」駅から、徒歩約3分。
<クルマ>
施設付属駐車場はない。付近にいくつか有料駐車場がある。s-parkのサイト参照。ただし都心部に近いこともあってか、平日昼間は満車のことが多いようだ。


google map

普段の見学
門の外観のみなら、一般道に面しているため自由に見学できる。ただし門の奥の敷地は、普段は非公開であり、門は閉ざされている。

特別公開
春と秋に、数日間一般公開される。大谷美術館に事前申し込みが必要。詳しくは、PORTAL TOKYOのサイトへ。
このうち秋の公開は、文化の日前後に催される「東京文化財ウィーク」期間中の公開スケジュールに組み込まれている。2010年の公開情報はこちら。一日20名のため抽選となることがある。入場500円。

問い合わせ
大谷美術館へ。上記PORTAL TOKYOへのリンクを参照。


*1 用語解説
*2 文化庁文化財等データベース
*3 現地案内看板
by h9w457y8i | 2011-07-20 10:34 | 東京 | Comments(0)
だけでなく、世界各地の世界遺産見学のしかた、海外鉄道の乗り方、各地を訪れた時の街角スナップも。