【重要文化財】 旧崇元寺第一門及び石牆

きゅうそうげんじだいいちもん および せきしょう

附(つけたり)*1 :下馬碑×1、下馬日残欠×1
1527年以前、竣工。
石造三連アーチ門、左右石牆延長66.3m、各脇門一所を含む
国指定重要文化財 昭和47年(1972年)指定。




崇元寺は臨済宗(りんざいしゅう)の寺で山号を霊徳山(れいとくざん)と言った。王府時代の国廟で、天孫氏(てんそんし)をはじめとする歴代国王の神位が安置され、冊封使(さっぽうし)が来た時には新王冊封に先立って先王を祀る諭祭(ゆさい)が行われた。かつて崇元寺は国宝に指定されていたが、太平洋戦争で正廟をはじめとする木造建築物は全て消失した。
第一門および石牆(周囲の石垣)は、正面中央の切石積み三連のアーチ門とその左右に延びる両掖門を備えた琉球石灰岩のあいかた積みの石垣であり、沖縄の石造りアーチ門の代表的なものである。
石門の東に立つ石碑が「下馬碑」で、戦前は西にも同じものがあり、国の重要美術品に指定されていた。表はかな書き、裏は漢文で、この碑のところから下馬することを命じている。また、碑銘に「大明嘉靖六年丁亥七月二十五日」とあり、この年が西暦1527年にあたるので、崇元寺の創建はこの頃ではないかと考えられている。*2
…自分には難しい用語がちりばめられていてところどころ意味不明だが、「近代文化遺産」ではないので詳しく調べるのは別の機会に。





3つのアーチ門の両脇に、石垣=石牆が延びているのが分かる。クルマの往来が激しい県道29号線に面している。目の前には、バスの「崇元寺」停留所。
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門には木製の扉も再現されていた。
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石門の内側。公園となっており、立ち入りは自由。高校生のカップルがくつろいでいた。
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すぐそばにはガジュマル?の巨木。石門をくぐった敷地内は、このせいで昼間でも薄暗い。
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現地の案内看板。
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石門の東にある下馬碑、下馬日残欠が附に指定されているとはこのときは知らなかったので、それらの画像はない。






見学メモ
アクセス
<鉄道>
沖縄都市モノレール、通称「ゆいレール」の「牧志(まきし)」駅から、徒歩約6分(450m)。ゆいレールは、那覇市中心部の要所をグネグネ経由しながら那覇空港と首里地区を結ぶ、沖縄県で唯一の鉄道。那覇市街の道路は時間によっては渋滞が激しく、駐車場も多くはないため、沿線地区の移動にはもっとも便利だと思う。
<バス>
沖縄本島の路線バスは琉球バス交通沖縄バス東陽バス那覇バスの4社が主に運行しており、路線の系統番号は全社共通となっている。多くの系統の「崇元寺」停留所があり、そこから徒歩0分=目の前。系統はバスマップを参照。ただし、正確にはどの系統番号がこの停留所を通っているか、また運行会社、停留所の時刻表などの詳細は調べ切れなかった。系統によっては1時間に1本しかないものもある。詳細は、前記各運行会社に問い合わせるしかないと思う。
…個人的には、ゆいレールの沿線でないところから行く場合は、那覇バスターミナル(「那覇BT」と記載されることが多い)までバスで行き、そこから徒歩2分のゆいレール「旭橋」駅へ、そしてゆいレール利用、がわかりやすいと思う。那覇バスターミナルまでのバス系統番号は前記バスマップ参照。時刻表や料金は記載されていないこともあるので、前記各運行会社へ。
<クルマ>
施設付属の駐車場はない。周辺は市街中心部であり、駐車場も多くなく、オススメ度は最も低い。半径400m以内に、タイムズのコインパーキングが4箇所ある。

google map

普段の見学
公園の施設の一部として、常時開放されている。見学時間に制限なし。見学無料。

特別公開
特になし。この場所でなにかの特別な催しがある、という情報も見つけられなかった。

問い合わせ
那覇市教育委員会、でいいと思う。文化財の管理を行っているのは、たいてい現地自治体の教育委員会だから。


*1 用語解説
*2 沖縄県教育委員会、および那覇市教育委員会による現地案内看板
by h9w457y8i | 2011-07-03 13:32 | 沖縄 | Comments(0)
だけでなく、世界各地の世界遺産見学のしかた、海外鉄道の乗り方、各地を訪れた時の街角スナップも。