勝連城跡

かつれんじょうあと

13~15世紀中頃、城としての機能あり。
世界文化遺産 2000年登録。
国指定史跡*1 昭和47年(1972年)指定。




首里を中心とする琉球王国に最後まで抵抗した有力者の住んでいた城。座喜味城を築いた護佐丸を倒し、首里に攻め入ったが敗れ、1458年に廃城となった。その後も何らかの形で16世紀まで使用されていた。*2

勝連城の歴史、関わりの深い人物などについての解説は、勝連城跡公式サイト、案内ページ参照。かなり詳細な記載がある。




勝連城前の駐車場より。
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勝連城跡_b0212342_14224222.jpg世界遺産に登録されたことを記念する
現地案内看板。

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三の曲輪(くるわ)への階段。雨で滑りやすかった。
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三の曲輪に到着。
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「肝高の御嶽(チムタカヌウタキ)」                  「ウシヌジガマ」 ウシヌジ=伝説では、
城が滅んでからは祭祀所として使われた。             敵に攻められたときに身を隠す洞穴。   
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勝連城跡_b0212342_1463391.jpgウシヌジガマ。

勝連城跡_b0212342_14111922.jpg眼下に広がる、うるま市・与那城地区。

勝連城跡_b0212342_1424493.jpg三の曲輪にある、「ウタミシガー」。ガーとは、井戸のこと。



そして、さらに一の曲輪に登る。
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雨が時折、横殴りに吹きつけていた。すでに安物のビニール傘は吹き飛び、非常に滑りやすい石の階段を、濡れながらゆっくりと登る。
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一の曲輪。
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一の曲輪から、三の曲輪と建物の基礎が残っている二の曲輪を見下ろす。
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見学メモ

アクセス
<バス>
沖縄本島内の鉄道は、那覇市内のごく一部を走るモノレール「ゆいレール」1本のみであり、それ以外の公共交通機関とはすなわち、路線バスとなる。沖縄本島ではバスの路線網が全島をカバーしており、那覇市街中心部に近い「那覇バスターミナル」から、乗り継ぎも含めるとほぼ全域に行くことができる。ただし遠方へは1時間以上かかる場合も珍しくない。路線バスは琉球バス交通,沖縄バス,東陽バス,那覇バスの4社が主に運行しており、路線の系統番号は全社共通となっている。運行会社公式サイトでは、自分が調べた範囲ではなぜか路線図、時刻表、料金の検索システムは充実していないが、こちらのサイトが非常に見やすく参考になる。ただし公式サイトではないので、最新の情報に関しては各運行会社に問い合わせるのがベターだろう。
最寄の停留所。52系統「勝連団地前」停留所から、徒歩約5分。27,180,227系統「西原」停留所から、徒歩約10分。
<クルマ>
沖縄は圧倒的に車社会であり、ハッキリ言って那覇市の市街地や首里地区以外を訪問するのなら、クルマのほうが断然便利である。レンタカー料金も、沖縄地方のみで営業するローカルな会社なら、タクシーの運転手さんが「あんなに安いと我々も商売上がったりです~」とこぼすほど格安な会社、プランがある。具体的な社名や料金の記述は差し控えるが、「沖縄 レンタカー」で検索すれば容易に見つかる。格安とはいえ、自分が今まで利用した会社のクルマ・サービスは十分満足のいくものだった。沖縄本島ドライブの注意点は、自分の実感としては、1、那覇市街での朝と夕方のラッシュがひどい。2、時刻によって道路の中心線が移動、つまり車線が増減する道がところどころにあり、初めてだと結構とまどう。というところか。いずれもレンタカー会社で説明してくれる。
記事掲載時期のgoogle map航空写真ではまだできていないように見えるが、実際はすぐ近くに数10台は留められる、見学者用無料駐車場がある。

google map

普段の見学
入場を制限するゲートなどはなく、いつでも無料で見学できる。ライトアップはない。*2 すぐそばの見学者用無料駐車場には休憩所があり、遺跡から出土した土器などの展示コーナー、遺跡のビデオ紹介コーナー、トイレなどがある。休憩所の開所時間、休館日などは、下記*2参照。

特別公開
特になし。

問い合わせ
勝連城跡休憩所へ。電話&FAX 098-978-7373


*1 用語解説
*2 勝連城跡公式サイト 
by h9w457y8i | 2011-06-17 14:55 | Comments(0)

日本だけでなく、世界各地の世界遺産見学のしかた、海外鉄道の乗り方、各地を訪れた時の街角スナップも。


by h9w457y8i

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