【世界遺産】 ヴェルサイユ宮殿と庭園  大トリアノン・小トリアノン

Château de Versailles
grand Trianon
Petit Trianon

世界文化遺産
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大トリアノン 1688年、竣工。
小トリアノン 1768年、竣工。



パリ市街の南西およそ20kmのところにある、バロック建築の代表的な建造物、ヴェルサイユ宮殿。
元々は、17世紀前半にフランス国王ルイ13世が建てた狩猟用の別荘だったが、”太陽王”ルイ14世により大幅に増改築され、その巨大さ、豪華絢爛さは、絶対主義王政の象徴となった。17世紀後半にはここに宮廷と政府が移され、宮殿はフランス王政の中心となった。*1

豪華絢爛な宮殿だけではなく、庭園も世界遺産に登録されており、大トリアノンと、”マリー・アントワネットの離宮”に属する小トリアノンも、庭園の一部として世界遺産に登録されている。

1687年から1688年にかけて、カッラーラ産大理石とラングドック産大理石を使い、イタリア建築様式を採用してジュール・アルドゥアン・マンサールが建造した大トリアノンは、ルイ14世とその家族の別荘になっていた。ル・ノートルが手がけた花壇には、ヴェルサイユ宮殿の場合と同様に、マンサールによって改造と整備が加えられた。1749年には、ルイ15世がお抱えの建築家アンジュ・ジャック・ガブリエルにあずま屋とフランス式庭園を作らせる。1763年から1768年には、これらの一連の建物に、新古典様式を取り入れた小トリアノンが加わる。
小トリアノンとその庭園は、ヴェルサイユ宮殿に個人の趣味を持ち込んだ唯一の王妃、マリー・アントワネットの想い出とは切ってもきれないものだ。小トリアノンは1774年に、ルイ16世からマリー・アントワネットに贈られた。*2




大トリアノン
宮殿から庭園内を歩くこと、約2.5km。大トリアノンが見えてくる。
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b0212342_121482.jpg入口は左手。ヴェルサイユ宮殿とは別料金。今回は18ユーロの共通パスを見せてスルー。


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大きな回廊風の部屋には、ヴェルサイユ宮殿を描いたたくさんの絵が掲げられていた。   床は、やっぱり普通。
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b0212342_12265296.jpg庭園の手入れは常時どこかで行われているそう。






小トリアノン
大トリアノンから東に300mほど離れたところには、マリー・アントワネット専用スペース”マリー・アントワネットの離宮”の一つである、小トリアノンとそれに付随する建造物がある。
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まるで地下牢のような一角。倉庫か。
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小トリアノンの裏手には、礼拝堂。
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礼拝堂の中は売店となっている。
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b0212342_1428222.jpg礼拝堂と小トリアノンの間の、中庭。


”王妃の村里”へと続く道の途中。
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野原の中にぽつんと建つ、”愛の殿堂”
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b0212342_1554670.jpg周辺は自然が豊かで、野鳥や動物たちの姿も。






見学メモ
アクセス
ヴェルサイユ宮殿までのアクセスは、ヴェルサイユ宮殿外観記事の見学メモ参照。
宮殿からは、大水路東端経由で約2.5km=徒歩約35分。あるいは、宮殿中央棟、大トリアノン、小トリアノンそれぞれを結ぶミニ・トレイン、もしくは庭園内を巡回しているゴルフ・カートのような電気自動車も利用可能。いずれも有料。チケットが必要らしい。公式サイトにも詳しい情報は見当たらなかった。もしかすると、電気自動車は個人で借りて自分で運転するのかも。もしくは、大水路東端付近にレンタサイクルのスタンドがある。
”大水路”とは、上記リンク地図で、大きな十字の形の水路。

普段の見学
大トリアノンは季節を問わずオープンしているが、小トリアノンの一部は冬季は閉鎖される。また、それぞれの内部はメインの宮殿とは別料金。ヴェルサイユ宮殿内部の見学とセットの18ユーロの共通見学パスを買えばスルー。詳細は公式サイト案内ページを参照。
周辺には芝生が植わった広い原っぱがあり、ポツリポツリとそこで寝そべっている人を見かけたが、一応芝生内への立ち入りは禁止。ピクニックは庭園のピクニックエリア(現地配布パンフレットに記載)で。また建物内での携帯電話の使用、ならびにフラッシュを使った撮影は禁止。*2

特別公開
特になし。 …と言うか、冬季は”マリー・アントワネットの離宮”(小トリアノン、王妃の村里、農場などを含むエリア)の、小トリアノンのメインの建物以外は立ち入りができないので注意。

問い合わせ
ヴェルサイユ宮殿美術館国有地公団へ。公式サイト参照。 …としたものの、日本語では通じないと思われる。日本のフランス大使館は観光に関する問い合わせには応じないとのこと。



*1 ヴェルサイユ宮殿公式サイト 宮殿解説ページ
*2 現地配布パンフレット



”ヴェルサイユ宮殿と庭園”の記事リスト
by h9w457y8i | 2011-05-10 15:12 | フランス | Comments(0)
だけでなく、世界各地の世界遺産見学のしかた、海外鉄道の乗り方、各地を訪れた時の街角スナップも。