旧手宮鉄道施設 擁壁

きゅうてみやてつどうしせつ ようへき

国指定重要文化財
明治45年(1912年)、竣工。



国の重要文化財に指定されている旧手宮鉄道施設は、そのほとんどが、小樽市総合博物館の敷地内に保存されている。

この擁壁だけが例外で、敷地の北を走る道道454号線をはさんで、敷地とは反対側にある。
博物館の北の端から撮った画像。
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昔はこの壁の上に、海まで続く線路があって、石炭を積んだ列車が走っていたということだが。
擁壁上部には線路の跡どころか、平らな部分は全く見られない。

これを見る限りでは、道路のための擁壁以外の何モノでもない039.gif
これが重要文化財だなんて、いったい誰が思うだろうか?026.gif

道路を渡って、近づいてみる。
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かなり古い。それは分かる。
たしかに、道路のための擁壁にレンガってのはあんまり見たことない気がする…

そして、やっぱりあった、それと分からせる看板。017.gif
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ちょっとみにくいけど、看板にある当時の写真から、高架桟橋の様子が分かる。
今、鉄道用のこんな桟橋、日本のどこかにあるのだろうか?



「石炭船積みのための、高架桟橋に至る線路の路盤を支えたレンガ積み(イギリス積み)の壁。
高架桟橋は昭和19年(1944年)に廃止されましたが、今でも当時の擁壁がおよそ85m残されており、石炭積出港の小樽を象徴する遺構です。」
~上に掲載した現地案内看板より



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旧手宮鉄道施設の重要文化財リスト
全国の近代文化遺産リスト
by h9w457y8i | 2011-03-30 11:03 | Comments(0)
だけでなく、世界各地の世界遺産見学のしかた、海外鉄道の乗り方、各地を訪れた時の街角スナップも。